サスペンスドラマ2:「98」

検事・悪玉(2018)

元戦隊ヒーローのタレント・葛西修平(金子昇)は参議院議員候補が演説中に爆発が起き葛西や聴衆に硫酸が降り注ぎ、警視庁捜査一課警部・宮原哲司(山崎一)と刑事・善田まなみ(真野恵里菜)と白岩雄一(渡辺穣)らは『苦しみを知れ』の札を犯行声明とみて無差別テロと考え、現場で戦隊ヒーローファンの東京地検事務官・木暮省吾(六角精児)も救急隊の診察を受け東京地検検事・阿久田正紀(橋爪功)が来て差別テロを否定した。
シニガミ様こと警視庁捜査一課管理官・志神恭司(木下ほうか)は宮原に「無差別テロを装い葛西を狙った」と推理し、阿久田と善田は病院の葛西を訪ねに聴取し、議員秘書・村上祐一は勇名党議員・井原常夫の秘書で選挙中は葛西をサポートと聞いた。
阿久田は旧知の志神と会い互いに挑発した、志神が傷害罪で逮捕した「界王様」を名乗る最上信子(床嶋佳子)は天野安恵(西尾まり)に幸福叶界に後を任し、幸福叶界は意見が対立する勇名党に対し抗議デモを行っていた、疑わしい人物の別件逮捕が志神の常套手段だった。
勇名党議員・佐山高志は記者らにテロ行為を非難し、秘書・岡崎英也は夜の公園で佐山の刺殺体を発見し、解剖医・桑村良雄(佐戸井けん太)は胸の杭が致命傷で杭に発光バクテリア付着と推察し、杭に巻き付けた和紙に『苦しみを知れ』と記され葛西事件と同一犯の可能性が推測された。
阿久田は佐山が殺害前に秘書にメールを送っいことに不審を抱き、志神は拘留中の最上を取調べるたが釈放し、阿久田と善田は幸福叶界本部で最上を聴取し洗脳と疑い、最上は着替えて界王様がパワーを見せたがトリックは困難の分割だと明かした。
阿久田は襲われたが木暮が防ぎ犯人・天野は黙秘し、阿久田は事件と無関係と考え、木暮は志神から阿久田の監視を命じられ、阿久田と善田は類似団体を探し博愛の杖代表・沖田和美(渡辺梓)に会い後援団体の儲けを疑い否定された。
善田は志神から阿久田を批判され言い返し、勇名党議員・井原は村上と葛西から立候補を確認し、井原が杭で似た状況で殺害され、阿久田は佐山の秘書・岡崎と村上を聴取し、葛西から身の上と母の思い出を聞いた。
阿久田と善田は幸福叶界の過去の事件を調べ山梨で重盛正俊(不破万作)から30年前の集団自殺事件発見と逃げた少女のパニックを聞き洗脳の言葉を知り、最上は未だに同じ言葉に反応していた、志神は人海戦術で証拠を集め木暮から阿久田の様子を聞き出した。
<以下、隠し字>
志神と宮原は最上に信者が大量の鉛蓄電池を購入し硫酸を作ったと告げ、阿久田と善田は最上は葛西を襲いが佐山と井原は便乗犯で、30年前の少女は安心を求めてカルト集団を作り勇名党のスローガンが許せないと告げ、阿久田は葛西もカルト集団から洗脳途中で一緒に逃げた弟同然だと告げた。
阿久田と善田は病室で葛西を殺害しようとした村上を逮捕した、村上は自身の立候補を邪魔した葛西を狙った、阿久田は「メールを偽造し、井原に防御が無かった」と告げた、


監督:本田隆一
脚本:山岡潤平
出演者:橋爪功・真野恵里菜・六角精児・山崎一・佐戸井けん太・金子昇・西尾まり・渡辺穣・不破万作・床嶋佳子・木下ほうか・渡辺梓・赤堀二英・今里真・中平良夫・川井つと・龍坐・坂井俊介・河本千明・久留飛雄巳
制作年:2018年


感想:

嫌われ監察官 音無一六スペシャル(2018)

監察官・音無一六(小日向文世)はホールで被疑者(遠藤憲一)の逃走を見て、監察中の警部補・有村俊樹(大友康平)の死体を発見した、警視庁捜査1課巡査部長・三条渚(中越典子)らが調べ、警視庁刑事部長・七尾政和(石丸謙二郎)らに警視庁警務部長・千住遼子(田中美佐子)は暴力団との癒着疑惑で捜査中と告げた。
音無は「昨日、有村から呼び出されホールに行った」と告げ七尾に批判され、音無は千住に逃走犯は鬼だったと告げ、合同捜査本部で三条は有明署強行犯刑事・溝呂木三花(堀内敬子)に会い、音無は捜査1課管理官・川谷宗輔(小木茂光)と組対四課長・飯田正臣(大河内浩)らに監察を行うと告げた。
有村から血液中のトリカブト毒とおがくず炭が見つかり、捜査1課巡査長・奥泉栄一郎(鈴之助)は溝呂木とコンビを組み音無は監察で同行し有村の部屋でネクタイピンを探した。
音無は溝呂木と居酒屋で店主で元世田谷西署長・二宮満(小野武彦)に会い、溝呂木は酔い絡み、有村が張っていたビルで被疑者が女性(青山倫子)に絡み音無と溝呂木と奥泉から逃走し、溝呂木は女性・阿部志津香を聴取し、音無と溝呂木は女性の勤務先の室岡不動産に行き社長・室岡徹(宮川一朗太)に地上げするヤクザだと問い、仁科修平とのアリバイを聞いた。
溝呂木は三条から電話で有村の親友・万丈二六を聞き、溝呂木は音無に現れた万丈二六(遠藤憲一)を確保して取調べ、音無は弟の名だと知り、音無は千住に被疑者は弟で容疑否認すると告げた。
音無はアリバイが成立したタクシー運転手の万丈から当日の有村の足取りを聞き、おが炭を聞き、音無と万丈と溝呂木は有村の部屋でネクタイピンを探しヤクザ・室岡の愛人・阿部から貰ったもので、有村の手帳を見つけ仁科修平の名が有った。
室岡不動産と仁科の癒着を疑い、音無は万丈から有村は毒を犯行時間に飲んでいないと聞き時間を疑い、二宮はフグの卵巣を出し長時間かけ毒を抜いたと告げた。
仁科修平が毒殺され血液中のトリカブト毒とおがくず炭が見つかり阿部が目撃され、万丈は逃亡した阿部から助けを求められたが室岡一味に捕らわれた、音無と溝呂木ら警察が来て室岡一味を逮捕した。
<以下、隠し字>
音無と溝呂木は川谷と飯田に有村と仁科殺害犯が判ったと告げ、おがくず炭がレア品で車で見つかりそこに有村のネクタイピンが有り、飯田の車で、音無は「トリカブト毒とフグ毒が見つかり拮抗作用で無害になるがフグ毒が先に消えるとトリカブト毒が遅れて有毒になった」と告げた。
音無は「有村はネクタイピンにバーコードで写真を残し、暴力団との癒着証拠だ」、「飯田は仁科の業績を上げて競合の株価を下げようとし、告発文で監察を有村に向けさせた」と告げた、千住と三条は音無と万丈に兄弟と信じられないと言うと溝呂木はDNA鑑定したが兄弟だったと告げた。


監督:倉貫健二郎
脚本:山岡潤平・倉貫健二郎
原案:酒井直行
出演者:小日向文世・遠藤憲一・堀内敬子・大友康平・宮川一朗太・青山倫子・鈴之助・・中越典子・大河内浩・小木茂光・石丸謙二郎・小野武彦・田中美佐子
制作年:2018年


感想: 91m

税務調査官 窓際太郎の事件簿34

国税庁長官・緑川弘樹(矢島健一)は民自党の大物代議士・藤岡正直(伊武雅刀)の宴席でゴシップ週刊誌の収賄疑惑の記事を見せ対応を命じた、大津びわ湖税務署でスクープ原稿を送信した記者が拉致殺害された。
世田谷南税務署・窓辺太郎(小林稔侍)は雑貨店・妻(清水ミチコ)と夫(古澤巌)に父の形見のバイオリンの相続を相談され、税務署員・北島冬美(小林千晴)らは苦情電話に追われ、統括官・島崎春男(渡辺いっけい)は講演依頼に浮かれ、国税庁秘書官・椿薫(麻生祐未)は太郎に連絡した。
太郎は元の上司・森村真一郎(北村総一朗)から民自党代議士・藤岡の琵琶湖湖岸開発に絡む収賄で、高い志を持つ緑川が悪事は思えないが藤岡に抱き込まれる可能性を考え調査を頼まれ、藤岡の不正を探ったジャーナリストが行方不明と聞いた。
太郎は自宅で母・窓辺トメ(野村昭子)といとこ・矢田秋男(出川哲朗)に記事を謝り、太郎は大津びわ湖税務署に研修に行き、署長・樋口直美(南野陽子)と18年ぶりに再会し、太郎が影の査察官だと知る直美は目的を見抜き、かつての上司・緑川が不正をしないと告げた。
太郎は税務署で統括官・西脇俊哉(樋渡真司)から職員・寺本満(篠田光亮)を紹介されたが、直美は若手職員・徳永香苗(久田莉子)の補佐を命じた、薫は局長・酒井初男(近藤芳正)から問い詰められ、太郎は香苗と疑惑の開発現場を訪れ環境汚染の疑いを指摘され、畿内建設常務・橋詰孝仁を見かけた。
香苗は税金滞納ホテルで帳簿を調べ太郎の行動でバリアフリーを知り控除を説明し、太郎は橋詰が京都国税局総務部長・谷口重信との密談を見かけ、太郎は直美と食事し息子・樋口哲也(菅原健)を話し、直美は週刊誌編集長・塩谷から行方不明の記者のスクープの続報が掲載と聞き、藤岡は否定する記事を捏造させた。
直美は西脇の証言を調べ、太郎は京都の会議で緑川と谷口を見かけ、直美は緑川に2年前の不審を問い、哲也は島崎らに太郎の居場所を尋ね、西脇の水死体が見つかり警察は自殺と考え不正の記事が出た、太郎は直美と哲也と3人で話し、直美は緑川の電話で態度が急変し、太郎は薫に調査を依頼した。
<以下、隠し字>
香苗は薫から太郎の正体を知り、薫は「藤岡は関係者の周囲を絡め取り人質を取る」と告げ、太郎は直美が緑川に脅されていると知り証拠を調べ、太郎と薫と香苗と哲也は直美から西脇らがボートを使たと聞き、太郎は橋詰のボートと賄賂を受け渡したと知り、薫は人質リストを見せ、太郎は盗聴されると知った。
緑川は太郎が陰の調査官と知り藤岡に連絡し橋詰に太郎殺害を命じ、太郎は車に襲われ川に落ち、直美は狙われるが緑川に会い咎め狙われたが警察が緑川を逮捕した、香苗は盗聴犯・寺本に太郎の罠で全員が逮捕されたと告げた。
太郎は薫から令状を受け取り、藤岡の事務所を査察した。


監督:山﨑康生
脚本:深沢正樹
出演者:小林稔侍・麻生祐未・渡辺いっけい・出川哲朗・小林千晴・野村昭子・近藤芳正・北村総一朗・南野陽子・久田莉子・樋渡真司・篠田光亮・菅原健・古澤巌・清水ミチコ・矢島健一・伊武雅刀
制作年:2018年


感想:

あにいもうと(2018)

東京下町の工務店の赤座家は、大工棟梁の父・赤座忍(笹野高史)の下で兄・赤座伊之助(大泉洋)が働き、母・赤座きく子(波乃久里子)に昨夜に伊之助と大喧嘩した姉・赤座桃子(宮﨑あおい)は家を出て暮らすと告げ、伊之助と桃子はいつも喧嘩ばかりした
半年後に妹・赤座佐知(瀧本美織)は「伊之助は桃子を愛し過ぎて自立出来ない」と思い、大工・伊之助はデザインナー・パティ(シャーロット・ケイト・フォックス)に大工道具を説明し、桃子は大型トラックを運転手し、忍と伊之助は現場で食事し伝統習慣だとパティに告げ、佐知は桃子に電話で伊之助と皆が会いたがっていると告げた。
伊之助は三四郎(七五三掛龍也)に仕事で説教し忍をぼやき、三四郎は佐知が気になり一緒にいると落ち着かず、佐知と忍は伊之助に結婚を勧めた、桃子は食堂でシマ(一路真輝)から小畑裕樹(太賀)が来て「桃子が小畑との間に出来た子を流産した」ことを話したと打ち明けた。
忍の古希の祝いは休日で地鎮祭と重なり、パティは伊之助と三四郎に質問し、桃子は仕方なく帰宅を決めて佐知に電話し、佐知は花屋で岡村咲江(西原亜希)に伊之助と桃子が仲が良いと言われた。
佐知はきく子と忍に桃子が来ると告げ、忍は伊之助に継がす事を考えた、小畑が赤座家に来て忍に知らなかった桃子の死産を聞き、桃子に会いたいと告げきく子に謝罪した、伊之助は小畑を見かけ尾行し、「何も知らず捨てられたと思った」といわれ、如何に自分が桃子を愛するか告げ殴った。
桃子は咲江から伊之助の事を話し「夫とは別れた」と聞き、帰宅し佐知からカウンセラーになりたいと聞き、きく子は桃子に小畑が来て忍が追い返したと告げ、伊之助が帰り桃子と言い合い、伊之助は桃子に謝れ「小畑に会い乱暴した」と告げ、桃子が伊之助に殴りかかり弱い者虐めしたと告げ、忍は伊之助を殴り止めた。
忍はきく子と伊之助は不器用だと話し、翌日に桃子は自分が邪魔だと告げ、忍はその頃から体調を崩し、パティが伊之助に帰国すると告げ抱きつき、桃子は佐知から忍の病気を聞き帰り、咲江が見舞い、忍は伊之助に後を継がせた。
<以下、隠し字>
きく子は伊之助の嫁取りを考え、佐知は桃子と反対のタイプと考え、桃子は咲江が嫁に良く離婚していると告げ、伊之助は興味を示し皆が賛成した、佐知は咲江に頼んだ。
食堂でシマは小畑から桃子に詫びたいと聞くと桃子が来た、小畑は桃子に「会いたかった」「伊之助から殴られたが桃子への愛情が感じうれしかった」と告げ、桃子は伊之助をアパートに呼び話した。
1年後にきく子と伊之助と咲江と佐知と共に、桃子は忍の仏壇に小畑への嫁入りを報告し、伊之助は式が地味だと不満で、桃子は伊之助が父の代わりに挨拶して欲しかったと告げた。


演出:清弘誠
脚本:山田洋次
原作:室生犀星「あにいもうと」より
出演者:大泉洋・宮﨑あおい・瀧本美織・太賀・西原亜希・七五三掛龍也・一路真輝・シャーロットケイトフォックス・笹野高史・波乃久里子
制作年:2018年


感想: 93m

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