サスペンスドラマ2:「65」

お助け司法書士!会津若松「後妻業」殺人

古賀あかり(片平なぎさ)は依頼者・今井と相手に行き、妹・ひかり(釈由美子)も司法書士でテレビ出演し社交的で、あかりらが金融会社で几帳面・潔癖症で今井が過払金返還を求めあかりは利息制限法違反と言うが人見知りで顔を見れず、来たひかりは姉は苦手が多いと言い強く要求し、ブラックリストに載せると脅すと過払い金請求は対象外と法的処置を言った。
事務所でひかりは大雑把に依頼を受け、あかりは夫の弁護士・江木勇三(吉田鋼太郎)からも勧められ、会津で建設会社会長・町田辰哉(梅沢富美男)が長女・成美(馬渕英俚可)と次女・千草(さとう珠緒)と妻・嘉奈子(高岡早紀)と食事し、あかりとひかりは会社で辰哉から遺言書作製依頼を聞き、公正証書遺言書を勧めるあかりの意見を抑え、ひかりは辰哉が希望の自筆遺言書を作った。
2人に成美と千草が遺言内容を聞き断ると半年前に再婚の嘉奈子が全て継ぐと考え、実際は3等分で、2人は温泉ホテルに泊まり、翌日に辰哉が会長室で遺体で発見され注射で高濃度のモルヒネを打たれたらしく、2人は現場に連れられ刑事・近藤(梅垣義明)と斉藤から強盗が全て持ち去り遺言書も持ち去られたと聞き、相続トラブルを疑った。
2人は発見者・嘉奈子から聞き、捜査本部で2人の容疑者が浮上し1人はリストラを恨みネットに殺害予告を書いた元社員・石川(植木祥平)で1人は6年前に地上げで工場を潰された奈良で、西原多恵(川村ゆきえ)が成美に話しかけ、あかりと勇三は相続争いを疑い、2人は斉藤と町田家で書斎を調べるが遺言書はなく、千草が嘉奈子に前の夫を殺したと罵り嘉奈子は否定し、あかりとひかりは嘉奈子の前夫の事件を斉藤に頼み調べ夫・志賀が階段から落ち事故死し当時看護師の嘉奈子を疑い、辰哉の葬儀に参列し「お父さん」と呼ぶ女性が辰哉の約束と言い、2人は事情を聞き市役所で辰哉の戸籍を見ると成美と千草とも6年前に養女になり、元妻・明日香(山下容莉枝)の死後すぐに嘉奈子と結婚していた。
ひかりが調べ明日香と嘉奈子に施設で接点があり、あかりは嘉奈子から相続放棄を相談され志賀は手紙が届き自殺で、相談した明日香に辰哉を頼まれたと言い、あかりは成美から辰哉の末期癌の看病の寄与分を聞かれ否定し、近藤と斉藤が石川が殺されたと伝え、千草が銃で死に2人も現場へ行き見て斉藤が聴取し嘉奈子が成美に言われ警察に連絡し、近藤が千草の遺言書を見つけ辰哉と石川殺害が書かれていた。
<以下、隠し字>
嘉奈子の相続放棄で全て成美と考え、辰哉の対応が疑問で2人は斉藤と会長室を調べもう一通の遺言書を見つけ、斉藤が千草の死が他殺の可能性を告げ、2人は勇三の勧めで高遠蕎麦を食べにゆきネギを箸に使うと知り、あかりは銃声の謎を解きひかりと斉藤とで嘉奈子と成美を呼び出し銃声のトリックを見せ、現場に残った成美が自殺状況を作ったと告げ、近藤が家宅捜査で証拠を見つけ来て、あかりは2通目の遺言書を見せ全て嘉奈子相続で、辰哉は自殺で子を試し死体を見つけた成美が遺言書を見つけたと言い、3等分でまとまれば2通分は破棄と書かれていたと告げた。
成美が嘉奈子に騙したと言い、あかりは嘉奈子から明日香が望んだ結末で、辰哉に頼まれ自殺を見届け、皆が勝手に破滅したと聞いた。帰る前に2人は近藤と斉藤から嘉奈子の自首を聞いた。


監督:塚本連平
脚本:山岡潤平
出演者:片平なぎさ・釈由美子・高岡早紀・梅沢富美男・山下容莉枝・馬渕英俚可・川村ゆきえ・さとう珠緒・吉田鋼太郎・梅垣義明・植木祥平
製作年:2015年


感想: ドラマでは専門用語や話題を避けた時期もあった。
最近は、逆に専門用語や知識を意識的に加えて、プラスを狙う傾向が増えた。
本作はその、会計士編で遺言書を扱う。

刑事バレリーナ

医学界最高賞受賞心臓外科・片桐(内田紳一郎)が殺害され、臼鳥くるみ(中島裕翔)は東雲北署に配属され課長・小曽根(杉本哲太)が教育係・鷲尾(髙嶋政宏)を指名し、刑事・鬼山(カンニング竹山)と羽賀(長谷川純)らに紹介し、容疑者・尾澤を逮捕し、くるみは鷲尾と生まれ変わりの番組を見て、白鳥の生まれ変わりと信じバレエ教室の母の英才教育でバレリーノになり優勝したが、火事現場で華麗な刑事を見て影響で刑事になったと男を鷲尾と言うが否定され、鬼山はパチンコ場でセラピスト・深平あずさ(永作博美)に台と話すと教えられた。
捜査会議で、小曽根は尾澤と片桐の間に接点が見つからず洗い直しを指示し、くるみと鷲尾は目撃者・古森杏子(松井玲奈)から尾澤が片桐殺害前に「オモチャ買ってくれないの?」と話しかけたと聞き、片桐の共同研究者・大崎(大和田伸也)と金城(綾田俊樹)に面会したが無趣味で人工心臓を子供にも使用可能にしたと聞いた。
金城が高級クラブのロシア人ホステス・マカロワに刺殺され、マカロワは直前に「オモチャ買ってくれないの?」と言ったが覚えていなく、小曽根は被害者が別の可能性があり黒幕を考え、鷲尾は杏子にスマホの美女ゲームのチャンピオンと関心され会った気がすると言われ、くるみと鷲尾は小曽根の紹介であずさにマカロワを連れて行った。
セラピスト・あずさはくるみに社交ダンスを勧め、マカロワに退行催眠と前世療法で前世の記憶を呼び戻し1975年に鰹で、くるみは証言から40年前にある児童養護施設から2人の兄妹・奥菜勝男とみどり失踪事件を突き止め、くるみはあずさに前世の記憶が牛と言われ落ち込みあずさから鷲尾の過去を聞き、みどりが見つかった電話で大学保養所へ行きあずさがマカロワから古井戸を聞き出し近くの神社の古井戸から白骨死体を見つけ、鷲尾は女を見つけ残り、くるみは白骨が3人と聞き大崎を心配し、鷲尾を探し大崎の受賞会場に行き大崎に近づく鷲尾を止め不祥事となり、鷲尾があずさの診察を受け40年前に大崎らが子を誘拐し実験に使うと聞き看護師と逃げたと思い出し4人目の子だった。
<以下、隠し字>
看護師・小高和恵(多岐川裕美)を訪ねると現場にいた女で人体実験で会った子と逃げたが人骨発見で死を知りもう1人は紀華で見殺しと悔やみ、捜査会議で大崎らの人体実験は時効だが、小曽根は尾澤とマカロワの黒幕が大崎と考え、戸波紀華を見つけスマホゲームの名前で、大崎を狙う杏子をくるみと鷲尾が見つけ防ぎ大崎を逮捕し、杏子は尾澤に先を越されていた。


監督:堤幸彦
脚本:金子茂樹
出演:中島裕翔・高嶋政宏・松井玲奈・長谷川純・大和田伸也・綾田俊樹・内田紳一郎・カンニング竹山・杉本哲太・永作博美・多岐川裕美
製作年:2016年


感想: 刑事ドラマから始まり、前世がテーマになる。
生まれ変わりと、幼少の思い出から過去の事件が判る。
生まれ変わりが現実となるが、説明されていない事があるようだ。

ドクターハート2 薮田公介の事件カルテ

元マジシャンで天才外科医の薮田総合病院院長・薮田公介(中村梅雀)は横浜の港で鳥山食品社長・鳥山巌(堀内正美)に会うと女が見つめ、その夜に鳥山が階段から落下し乾万紀子(菊池麻衣子)の通報で薮田病院に運ばれ看護師・姫川未知(秋月三佳)と婦長・桧山利津子(安藤玉恵)が対応し警察に通報した。
元捜査1課長・霜山(里見浩太朗)が薮田を訪ね、薮田は急患で咳き込む万紀子と会うが逃げ去り残したスカーフに匂いがあり、患者が鳥山と知り清水と緊急の脳挫傷の手術を行い、秘書・服部みゆき(内田慈)が来て、みなとみらい署警部・姉崎(西村和彦)と刑事・根岸(小松和重)らがみゆきを聴取し、薮田の緊急手術は成功するが姉崎と意見が合わなかった。
鳥山の妻・絹恵(藤真利子)と専務の息子・祐介(佐藤銀平)が来て、絹恵とみゆきが対立し、万紀子はマルオフーズ部長・大沼(藤重政孝)と殺さないと2人は終わりと話し、訪問ドクター・鳴海涼子(浅田美代子)と看護師・谷川里香が老人を診断すると薮田と未知も来て診察を手伝い、休憩中に未知がみゆきが鳥山の愛人と噂すると利津子から電話で鳥山の意識が戻らない連絡が有り戻った。
薮田は脳挫傷以外の感染症を疑い、みゆきは医療ミスと絹恵が延命治療は不要と言い、涼子は肝機能悪化だが原因不明で感染症は特定出来ず、薮田は万紀子の咳を思い出し感染症を考え、絹恵と祐介に常務・浅井(江藤潤)が来て様子を聞き、夜に大沼は病室に忍び鳥山を狙うが未知に見つかり逃げ、薮田は姉崎に万紀子探し出しを頼み霜山にも頼んだ。
姉崎は絹恵の個人経営ブティックの負債の穴埋めに鳥山食品の金の流用を知り、鳥山がみゆきのマンションの資金を出し愛人の疑いを知り、大沼は万紀子から薮田が名医と聞き命を狙う事を考え、薮田が涼子と霜山の食事に行き絹恵は再婚で祐介は先妻の子と聞き、男が病院に侵入し鳥山を狙い未知が気づき止めた。
薮田が涼子と相談しマレーシア渡航も疑い霜山からスカーフの捜査を聞き、大沼が海外逃亡と誰かを脅しと刺され、薮田が姉崎と万紀子を探し追い倒れた大沼を見つけ、清水と未知が万紀子を検査したが風邪で警察に連行され、薮田が大沼を手術し助け、姉崎は万紀子の嘘を疑い、薮田は鳥山が知り合いと会ったと思い出し、涼子と霜山に行きマルオフーズと鳥山食品との架空取引と会計士と絹恵の関与を聞いた。
<以下、隠し字>
絹恵は服部和代(萩尾みどり)の領収書を見つけ、薮田が警察で強引に万紀子から鳥山を尾行し古い家に行ったと聞き、涼子から患者の和代と聞き行きみゆきの母でそこに絹恵が来て夫との関係を聞くと「難病に罹り治療費を鳥山に借りた」と聞き、薮田は和代から鳥山が鼠に触ったと聞き原因が判り、みゆきから母の昔愛した人が素晴らしいと聞いた。
薮田は絹恵から自分が解決する事と聞き、絹恵が祐介を疑い浅井が罪を被せると薮田と涼子が鳥山を殺そうとしたと説得し、姉崎が来て浅井が祐介に刺され薮田と涼子が治療した、鳥山の意識が回復し絹恵が祐介の事を謝罪し全部話して欲しいと言った。


監督:中野昌宏
脚本:石原武龍・中村由加里
出演者:中村梅雀・浅田美代子・藤真利子・西村和彦・萩尾みどり・菊池麻衣子・藤重政孝・堀内正美・内田慈・江藤潤・安藤玉恵・小松和重・秋月三佳・佐藤銀平・里見浩太朗
製作年:2016年


感想: 医師としての原因追求をする。
その過程で情報を知り、事件の謎を解く。
死と近い話しだが、ユーモアが多く和やかに進む。

おんな風来マジシャン・マリコの殺人事件簿

マジシャンのオードリー・マリコ(若村麻由美)は、師匠・デビッド花岡(左とん平)と社長の妻(角替和枝)が待つとギリギリ着き前座をし、マリコの熱心なファン・平岡俊太郎(コロッケ)が見てプロポーズするが逃げられ、マリコは信州から仕事を頼まれ旅に出た、マリコは幼い頃生き別れた母親がいて信州で暮らすと聞き旅をしながら「君」と付く名の母を探したいと考えていた。
マリコが信州阿南長で岩野(寺田農)から説明を受け、施設「こもれび学園」で少年・タカシ(真鍋光)と母(寺田千穂)を見かけ園長・風間美佐江(五十嵐めぐみ)が挨拶し、ステージでタカシ消すマジックを行うと行方不明になり探すと近くの雑木林で男の死体を発見し、側で怯えていた。
警察が来てタカシに聞くが答えず、マリコがマジックを説明し、岩野と美佐江が事情を話し黒田敏子(水野久美)が来て、マリコに平岡が来てホテルに泊まり、所轄・河島刑事(堤大二郎)らが被害者はフリーライター・久保(桐生康詩)でゆすりのゴロ屋で、マリコは幼稚園でマジックをし掃除婦・黒田敏子に会い美佐江の本名が君代と聞き、本宮君江(辻沢響江)も聞いた。
君江に会うが母ではなく、娘・聡美(飛鳥凛)が家出と知り、マリコは美佐江からタカシを頼まれネクタイピンを見つけ犯人の遺留物と考え警察に渡し倉田(草見潤平)の指紋が見つかり、刑事は飯山で倉田を調べ久保は同級生と判り、マリコは社長からデビッド花岡と岐阜で慰問を指示され、マリコは美佐江を訪ね敏子と君江から聡美の電話を聞き、マリコは風俗店で働かされかけた聡美を救出し、来た河島刑事は久保と倉田が風俗店の常連と突き止めた。
倉田は警察でアリバイを言い帰り、マリコらは早稲田人形浄瑠璃を見て母を思い出し美佐江が倉田の様子を知りたがり、マリコは翌日デビッド花岡と岐阜刑務所に行き所長から滝沢喜美子を聞き、美佐江と会い滝沢喜美子か尋ねると否定され、デビッドから風間君代が居たと聞き平岡に新聞記事調べを頼んだ。
<以下、隠し字>
倉田が死体で発見され、マリコは新聞で風間君代と倉田の父の心中事件と知り、マリコはタカシから犯人を見たと聞き、超能力で犯人を見つけると関係者を集め、久保が阿波の鳴門と言い残し神殿に隠したと言うと敏子が急かし河島刑事が止めさせ、マリコは神殿に張り込み岩野が来て美佐江と河島刑事が来て、岩野が久保と倉田が美佐江を金を要求し殺したと自供した。
マリコは美佐江から母が滝沢喜美子と聞き、夫の遺産で信州の養護施設を作ったと聞いた。


監督:杉村六郎
脚本:宮川一郎・横山一真
原案:高橋正樹「風来マジシャン阿南町の旅」
出演者:若村麻由美・コロッケ・五十嵐めぐみ・水野久美・寺田農・寺田千穂・真鍋光・堤大二郎・角替和枝・左とん平・桐生康詩・辻沢響江・飛鳥凛・草見潤平
製作年:2010年


感想: 修行中で子供向けのマジックが得意の主人公が活躍する。
自身も母を探し、それが事件解決に繋がる。
子供とのふれあいが真相に近づく。

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