サスペンスドラマ2:「35」

事件屋稼業2

深町丈太郎(寺尾聰)は探偵で歯科医・杉本麗子(佐藤江梨子)のビルの2階に事務所を開き、何でも屋で金欠状態で、教会で神父に会い神崎初音の浮気調査依頼で黒崎会の幹部・土門康夫が浮気相手で手がかりを求め訪れ、五島田警部(竹中直人)も別件で土門を追っていて、依頼人・芹沢利佳子(大塚寧々)から電話で調査を継続をうけた。
「セリザワH&R」で次期社長で専務・榊賢作(国広富之)と副社長・利佳子がもめ、榊は利佳子の娘・芹沢結希(岡本あずさ)が亡き社長の子供ではない噂を言った。
結希が男に襲われ、深町の事務所に利佳子が来て依頼主で旧姓は大場で利佳子が旧知で、利佳子に届いた告発文に、20年前の六甲山リゾート開発で榊専務を首謀者の重大な犯罪行為を述べ・武田亮一と書かれ、榊を疑う利佳子は次期社長を決める取締役会まで結希の警護を深町に頼み、利佳子は結希の本当の父親が深町と言った。
五島田が謹慎処分で深町に土門を追おうと誘い、結希の警護に行き、武田が放火犯人で死に、利佳子が消え大阪と思われ、結希は深町と五島田に大阪行きと父の捜査を頼んだ。
結希と深町と五島田は大阪で放火目撃者の串カツ屋・安田(ほっしゃん)から聞き、居酒屋・おかみ(馬場園梓)から情報を得、たこ焼き屋・大木(石田靖)から安田の事を聞いたのが2人目と知り、帽子屋店長(バッファロー吾郎A)は校舎は燃えたと言った。
深町は結希に20年前の利佳子と恋人の話をし、結希は古いお守りを見せたが、娘・川島カオリ(広瀬アリス)と麗子が来て、カオリと結希は深町の事で揉めた。
結希はヤクザに追われ深町もやられたが五島田と警官(小堀裕之・川谷修士)に助けられ、深町は利佳子から武田の事を聞くと結希が来て、地権者(内場勝則)の名が判り、安田は黒崎に脅され、地権者は場所が離れ変だった。
<以下、隠し字>
利佳子の恩師・村上住職(桂小枝)が武田の為に告発文を書き、五島田は黒崎は危険といい、深町は利佳子と麗子と六甲の地蔵で武田の手帳を見つけたが、ヤクザが見ていた。
安田が五島田を呼び出し襲わせたが、結希とカオリは買い物へ行き、深町は神崎初音の写真が男で、結希とカオリは深町の電話で安田が土門と知るが用心棒(高山善廣)らに捕まり駆けつけたが土門が手帳を持ち逃げた。
利佳子は結希に真実を話し結希は理解し、深町は結希から武田の遺品のお守りを借り、土門と榊が会うと初音から電話があり行くと深町と利佳子と麗子がいて証拠のフィルムを見せ、2人は逮捕された。


監督:酒井聖博
脚本:高橋悠也
原作:関川夏央・谷口ジロー「事件屋稼業 TROUBLE IS MY BUSINESS」 出演者:寺尾聰・佐藤江梨子・竹中直人・大塚寧々・国広富之・岡本あずさ・ほっしゃん・馬場園梓・石田靖・バッファロー吾郎A・小堀裕之・川谷修士・内場勝則・桂小枝・高山善廣・広瀬アリス・
制作年:2014年


感想: サスペンスではなく、ユーモアな探偵家業だ。
細部を言う話しでない。
それにはっきり終わらない部分もある。

外科医 鳩村周五郎12

捜査1課刑事・小室源介(内藤剛志)は、河川敷で唐木博之(重松隆志)の遺体が粗悪な覚せい剤のショック死らしく皮膚は妙だった。
外科医・鳩村周五郎(船越英一郎)は繁華街で石黒純一(大浦龍宇一)が倒れ、一緒の女性・鎌倉恭子(木内晶子)が手当てし、皮膚が異常で石黒を恭子は近くの病院でなく、豊田記念総合病院へ搬送させた。
後で病院へ行った鳩村は入院記録が無いと知り、唐木の変死が不審な小室は豊田病院で、恭子の電話で鳩村の名前を聞き、鳩村に電話した小室は誰かに襲われた。
小室が心配な鳩村は、翌日警察で小室の事を説明するが反応はなく、鳩村を捜査1課刑事・曽根原忠光(姜暢雄)が呼び止め、唐木を調べ不老不死の薬を豊田記念総合病院で研究し協力していたらしい。
鳩村は豊田病院で恭子に唐木を聞き、院長・豊田洋次(西岡徳馬)は鳩村に病人の教育評論家・平形万里江(多岐川裕美)を会わせ多重ガンで助力を頼まれた。
鳩村は恭子に絡むジャーナリスト・田所に殴られ指を怪我し、恭子は研究所の石黒に唐木の事を聞き、鳩村は万里江を3日後に手術予定だった。
田所が殺され、現場に鳩村のボタンが落ちていて、曽根原から隠れろと言われたが、奥多摩の研究所に行き、恭子と石黒を見かけ、小室の場所を知り行くと危篤だが手術用具があり執刀した。
<以下、隠し字>
石黒が殺され、現場を見た鳩村は疑われ逃げ、看護師に明日の手術の準備を頼み、恭子の電話で向かうが、恭子は橋から突き落とされ鳩村が来て小室の小屋に行き、小室が鳩村から盗聴器を見つけ、鳩村が手術を行った。
鳩村は気がついた恭子から薬の開発と、石黒から27年前から3人は間違っていたと聞き、小室の救助を頼まれ、被害者は院長に反対ばかりだった。
鳩村は病院に戻り、急変した万里江の手術を始めたが停電になり自家発電が壊されていたが鳩村は続け、小室は万里江の施設を調べ、鳩村は成功させた。
小室は、万里江と院長の関係を隠すのが変で27年前の園長の失踪からの関係で、施設を調べ虐待を聞き、石黒が万里江に忠誠で、小室は万里江のブログの記号が犯行指示と考え、鳩村は忠誠のネックレスから曽根原を見つけ・・・、全てを話し自殺した。
小室は鳩村に、3人目が不明だと言った。


監督:猪原達三
脚本:深沢正樹
出演者:船越英一郎・内藤剛志・多岐川裕美・西岡徳馬・姜暢雄・大浦龍宇一・木内晶子・重松隆志・
制作年:2014年


感想: サスペンスドラマは自由の筈だが、定番のキーワードが出来ている。
このドラマも、その幾つかの組み合わせだが、他の流行ジャンルの医療も含む。

生活保護課の殺人事件簿

息子・壮馬(根岸拓哉)と暮らす石坂登志男(石塚英彦)は係長に配属され、ケースワーカー・上原桃子(酒井美紀)は課長・梨田(嶋田久作)に不服を言い同僚・森山(牧田哲也)にも言うが石坂は現場を希望し桃子に指導を頼んだ。
桃子はのケースが暮らすあすなろ荘を案内し、病院院長の大家・野口(伊武雅刀)に会い、1号室住民・稲川(三田村周三)からねずみ小僧の手紙を見せられ、5号室・桐畑(ガンビーノ小林)に不正受給の疑いを指摘した。
西尾邸で現金盗難事件が発生し、3課・富永刑事(佐藤B作)と小林(山中聡)刑事は、手口と現場のねずみのシールから30年以上前に広島・横浜の窃盗犯「昭和のねずみ小僧」で、被害者態度で違法な金だと推測した。
石坂と桃子と森山は、駅のホームレス・福場(深水三章)をあすなろ荘に連れ、野口は部屋を貸したが、体調の悪い福場を診察しようとすると部屋から追い出され、弁護士・村木(永島敏行)は元ケースワーカーで保護課や福祉事務所を相手に訴訟を起こし勝ちまくっており、野口は嫌悪感を示した。
窃盗事件が昭和のねずみ小僧と判り、石坂はあすなろ荘で目片律子(杉田かおる)から福場が治療を受けずと聞き、庭で桐畑の死体を発見し1課・黒川刑事(工藤俊作)が事情聴取し、3課・富永と小林が偽造紙幣捜査で来て石坂の手帳が遺体横で見つかり目撃情報があり石坂が犯人と疑われた。
石坂は福場を訪れ現金を見つけ、帰宅すると石坂に千枚通しが届き、翌日福場が病死し「昭和のねずみ小僧」との告白文と金が発見され後継者を見つけたと書いてあった。
富永と小林は桐畑殺しは後継者を石坂を考え、石坂は恨まれているかと思い前の仕事で作った公園を見た、後継者が品物を配ると石坂は聞き、公園で不良に松井が殺されたと聞き妻の写真は目片で、謝り認めたが桐畑殺しを目撃し後継者で部屋に入ったのは4人と言った。
<以下、隠し字>
石坂は桃子が母子家庭で施設で佐々木真希子(東山明美)から母の遊びで生活保護が受けられ無かったが広島から支給者がいたと聞き、富永と小林は目片の推理を信じ村木と西尾との関係を疑うが、野口が老人を集め保険費を不正に集めていると聞かされた。
後継者から予告があり、石坂は桃子を訪ね後継者かと聞くとねずみ小僧も村木も偽善者と言い、富永が来たが、石坂は予告手紙を読み、ねずみ小僧が侵入出来なかったレアケースで犯人が判り、予告場所に行き野口を見つけ後継者はいなく4号室に現金を隠し、侵入を桐畑に見られたと言い・・・・・・。


監督:藤尾隆
脚本:福田卓郎
原作:大門剛明「レアケース」
出演者:石塚英彦・酒井美紀・伊武雅刀・永島敏行・佐藤B作・杉田かおる・嶋田久作・山中聡・牧田哲也・根岸拓哉・深水三章・工藤俊作・三田村周三・ガンビーノ小林・東山明美・
制作年:2014年


感想: ケースという言葉がやや迷わす。
偶然を無理に重ねる必要は無かった。

産科医和泉凜「生と死のカルテ」

妊婦・城戸恵理子(菊池麻衣子)が救急車で浜波市立医療センターに運ばれ、夫で代議士・修司(マギー)が怒鳴り散らし産科医・和泉凛(黒木瞳)が来て、研修医初日の里中(塚本高史)を手伝わせた。
恵理子は1000グラムもない赤ん坊を産み、凛はNICUは優秀だから心配ないと声をかけ医師・那須野(吉満涼太)に渡し、産科医長・太田(矢崎滋)が修司を落ち着かせ、凛の携帯にフランスの夫・恵太(羽場裕一)から連絡が入り、外来で妊婦に注意をした。
夜に凛と公介が新生児室とNICUを廻ると恵理子が走り去り、凛は注射器を見つけ中身は赤ちゃんに脳梗塞か狭心症を起こすもので、翌日城戸貴子(松阪隆子)と修司が来て、恵理子の血液型がA型で夫・修司の血液型はO型で赤ちゃんはB型とあり得なかった。
産科医・森口香苗(熊谷真美)が病院に来て、凛は香苗に恵理子の様子を聞き、恵太との将来を聞かれ、飛び込みで妊婦・玉木が来て胎内死で緊急オペを太田と里中と行うが死産で母体を優先させ子宮を取った、凛も手術中に子供を3年前に流産をして子宮を摘出し恵太は単身・パリで店を出し以来会ってなかった。
無断外出の恵理子が戻り、親子のDNA鑑定で赤ちゃんと夫・修司だけでなく、母親の恵理子との間にも親子関係がない結果が出、香苗から恵理子の事で連絡があり、凛は恵理子が不妊治療でアクシデントで体外受精のミスの可能性があった。
凛は恵太と会い女に子供が出来て離婚を言われ別れ、妊婦・沙穂が過剰塩分で悪化したが助けた。
<以下、隠し字>
恵理子は体外受精を否定したが、里中はネットで瀬尾クリニック病院に不妊治療で通っていたと知り、凛は恵理子に婦人科医師・瀬尾英明(黒田アーサー)を聞き、出産日に瀬尾を見たと知り、看護師から友人・池内聡子(遠野なぎこ)を聞き会い大量の体外受精が怖くなり止めたと言い、凛はミスがあると言い聡子は瀬尾に口止めされた。
恵理子の赤ん坊が狙われ、沙穂が居なくなり、瀬尾は終日治療中で市場刑事はアリバイがあると言い、玉木夫妻が金を要求し裁判を言うが市場が乳児殺害容疑で逮捕し頼まれたと言い、凛は瀬尾の別荘で会い金で解決を持ちかけられ断ると襲われたが、市場と里中が来て、船で沙穂を見つけ陣痛が始まりそこで出産させた。
恵理子は血縁に拘る夫と離婚して自分で育てると言い、凛は恵太に離婚届けを渡し・。


監督:阿部雄一
脚本:西井史子
原作:神咲命「産科医療・崩壊」
出演者:黒木瞳・塚本高史・菊池麻衣子・マギー・熊谷真美・黒田アーサー・吉満涼太・松阪隆子・羽場裕一・矢崎滋・
制作年:2014年


感想: テーマをサスペンスを含め描く。
複数の出産にはそれぞれトラブルもあり、結果も悲しい事もある。
体外受精も一つの視点で取りあげた。

このページの先頭へ