サスペンスドラマ2:「54」

容疑者は8人の人気芸人

バラエティでバナナマン・日村が受け、マネージャー・南(木南晴夏)にも内緒で秘密基地から配信のインターネット動画「日村ちゃんねる」に行き「大脱出シリーズ」の第3弾に臨み南に配信ボタンを頼むが、日村が誰かと話し連絡が取れなく警察に連絡した。
黒田刑事(カンニング竹山)と二階堂刑事(和田正人)がテレビ局で南と会い容疑者は宮迫博之と博多大吉と設楽統とバカリズムと伊達みきおと徳井義実といとうあさこと若林正恭の8人の人気芸人と聞き、黒田は大吉を聴取しネット配信は教えたが自身は詳しくなく事件時は公園でネタ作りと答え、巡査(柳沢慎吾)から日村の車からリボンが見つかり、ネタに使ういとうに行き徳井との番組収録で昨日返される筈が来なく、宮迫はアリバイがなく、若林は否定しバカリズムが台本で恨んでいると言い、バカリズムは恨んでいるが忙しいと言い、伊達が芸人と揉めていると言った。
伊達は撮影以外は会わず、最近まで日村はいとうと付き合い、いとうは自分が捨てられたと答え、二階堂は編集作業で日村の楽屋に入る伊達を見つけると日村からスタジオ制作用の金を借りたいと言われたと答え、若林にガールズバーに行ったと聞いた。
設楽が伊達に金を返し、南が二階堂に皆が一生懸命と言い「日村ちゃんねる」の動画を渡し、二階堂に宮迫が朝帰りと伝え大吉が一緒と言い、犯人から黒田に電話があり、上司(名高達郎・津田寛治)が批判し黒田が謝り、バカリズムは原稿の参考にしたと言い、黒田は電話が徳井と判り、徳井はいとうが帰って来なかったと言い、黒田らはいとうを捜すと日村と捕らえられ、伊達から設楽が借金で保険金殺人の可能性言うが設楽は否定した。
<以下、隠し字>
黒田は「日村ちゃんねる」を見て映る風呂から、若林にラーメン屋オーナーを聞き南が来て、大吉に犯人で大吉が東京好きで東京ラーメン店を開いたが日村に見つかりアリバイも崩れたと言い、日村が勝手にラーメン店の機器を使い放送を止めに行き足を滑らせた日村を縛ると大脱出用の水が出て放置した。
大吉は本当の自分を隠す必要を言うと、南が自分も愛想笑いが苦手で自分を隠していて誰もあると言い、二階堂が大吉を逮捕しようとすると宮迫と日村が来て斬新などっきりと言い、黒田は少しもどっきりしていないと言い去った。


演出:前川善郎
脚本:政池洋佑・相澤昇
出演者:カンニング竹山・和田正人・木南晴夏・宮迫博之・博多大吉・設楽統・バカリズム・伊達みきお・徳井義実・いとうあさこ・若林正恭・日村勇紀・柳沢慎吾・名高達郎・津田寛治
製作年:2015年


感想: テレビ局ならではのドラマで虚構と現実が混ざる。
どこまで真面目に見るかが悩みだ。
たぶん二重の虚像だろう。

ハガネの警察医

石ノ森龍之介(高橋英樹)は諏訪市の警察医で解剖ができず外表所見で死因を判断するために犯罪を見逃しやすいが石ノ森は死因を追求して事件性を見抜き、臨床医の石ノ森は娘で医師・楓(すみれ)と看護師・小橋洋子(高橋ひとみ)と患者の診察・診療を行い、野々村(戸塚純貴)を恋人・成瀬美由紀(折井あゆみ)が連れて救急搬送されるが死亡し、急性心不全と思うが石ノ森は警察へ連絡し諏訪中央署の星野(石黒賢)と柏木(篠田光亮)が来て石ノ森は事件性ありと言い、長野医科大教授・副島(笹野高史)の行政解剖で除草剤メチルビオロゲンが検出され皮膚炎はトウダイグサに触れたものだった。
県警・立石(冨家規政)が殺人事件捜査を指示し、野々村は3年前の傷害事件犯人で半年前に出所し、被害者・小嶋佐織(山口あゆみ)は現在も意識が戻らず母・久美子(原日出子)と父・靖史(石倉三郎)と恋人・松井(杉浦タカオ)と3年前の事件共犯者・葛西(小橋川建)と野々村の恋人・美由紀などを容疑者と捜査した。
石ノ森は洋子とそば屋の小嶋宅で佐織を診断し、星野と柏木が調べに来て靖史は犯人に感謝すると言い、そば屋で教頭・尾形(徳井優)に皮膚炎治療を指示し、石ノ森はトウダイグサを廃校舎で見つけ、警察捜査で薬品と野々村と男が体育館に入った目撃情報が見つかり、靖史が行方不明になり、葛西が遺体で発見され自殺と思われると星野が石ノ森を呼び、目の異常と付着物と圧着痕を見つけ解剖を主張した。
解剖で睡眠薬が見つかり、靖史が衰弱して見つかり誰かに呼び出され遺書を書かされ殴られ気がつき縄を解いて逃げたと言い、葛西の髪が見つかり星野はアリバイ偽装を知り援助交際で野々村と揉めていたと判り、葛西犯行が疑われ被疑者死亡と立石は判断した。
石ノ森は副島が新しい仕事を勧めるが断り、妻・美津江(山本みどり)が20年前に原因不明の死亡後に石ノ森は諏訪で警察医を始め、石ノ森は星野に犯人が葛西をゆっくり吊り上げたと他殺の可能性を伝え、靖史と久美子を調べアリバイが有り、石ノ森は葛西の付着物が軟膏と知った。
<以下、隠し字>
星野と柏木が葛西の自宅の写真で強請った男の中に尾形を見つけ、石ノ森は処方軟膏と考え、尾形は会った時には死んでいたと証言し光った物を見たと言い、松井のアクセサリーが圧着痕と光った物と一致し、星野と柏木が時計を調べ、石ノ森は靖史を診察した。
星野と石ノ森は靖史と久美子に、アクセサリーが4つ有り久美子が時計を買ったと言うと靖史は自分だと言うと倒れ石ノ森医院で脳梗塞と判り前兆があり握力不足で犯人でないと言うと、久美子が葛西に野々村を殺させ復讐したと自供し、石ノ森は靖史を庇ったが脳梗塞に気がつかなかったと言った。


監督:児玉宜久
脚本:田中孝治
出演者:高橋英樹・石黒賢・原日出子・笹野高史・すみれ・高橋真麻・石倉三郎・高橋ひとみ・山本みどり・篠田光亮・冨家規政・杉浦タカオ・徳井優・戸塚純貴・小橋川建・山口あゆみ・折井あゆみ
製作年:2015年


感想: 我が道を行く、警察医と刑事が主人公だ。
どちらも過去がそうさせる。
偽装に疑いを持つ、2人が真相に辿りつく。

縁側刑事・弐~銃の重さ~

元刑事・今西一徹(藤竜也)は1人暮らしで孫娘は家に寄り付かない頑固爺で、近所の総菜屋・野々村千恵(石野真子)が恩から慕い、孫娘・吉村あさひ(本仮屋ユイカ)が西蒲田署地域課穴守稲荷交番に配属され2年半で慣れたと聞いた。
あさひは駄菓子屋・亀有治子(吉行和子)が中学生のいじめで佐久間良(中島来星)が万引きを強要されていると知り、隣の洗足署内で強盗殺人事件が発生し交番長・土橋(田中要次)はあさひに危険な行為を注意し、西蒲田署でも類似事件が起きあさひは鑑識課・水原(山崎樹範)に誘われたが犯人を捜し良に出会い友達になり携帯の番号を交換した。
良と治子を男(石黒賢)が見て昔を思い出し、あさひは夜勤中に指名手配犯らしき2人組と遭遇し威嚇の為に発砲し1人を捕らえ1人は逃がした、後日あさひは発砲で監察官・白瀬(山下容莉枝)から取調べを受け、一徹は拳銃は凶器で冷静だったかと諭し剣道の稽古で冷静さを教えた。
良が中学生と三島(望月章男)に襲われ電話してもあさひは気づかず良は殴られ、土橋から家庭の事情を聞き良から嘘つきと言われ落ち込み、あさひはナイフで刺され怪我し拳銃を盗まれ病院で手術で助かるが、犯人を見ておらず拳銃が盗まれ謹慎を命令され、一徹はあさひに経験を語り水原が外国人の捜査状況を言うが一徹は疑問を持った。
あさひは退院し一徹と現場で外国人の復讐は疑問で犯人は土地勘があり、襲われた時間にあさひは記憶から金谷(石黒賢)と思い出し、課長・秋山(中村育二)は土地勘がないと言い疑い、金谷は会社から邪魔だと退職を迫ら、土橋が一徹とあさひに良が行方不明と伝え金谷の事を治子から聞いたと言い、一徹とあさひは治子から客の1人だが犯人とは思えないと言われた。
<以下、隠し字>
治子はある家に入りあさひは良がいると思い踏み込むと治子は良が拳銃を奪い金谷が見つけたと言い、拳銃を返しに交番に向かった良を中学生と三島が襲うと良が銃を向け脅し、あさひは連絡したが電話に出なくあさひも拳銃に頼ったと言われ、あさひは自分の事ばかり考えていたと謝り止め、あさひは6月間停職を言われ退職かと聞くと、白瀬は多くの嘆願書を読み自分で考えると言い、一徹は警官でしか償えない事があると良の手紙を見せ、良の犯罪を防いだと言った。


監督:錦信次
脚本:篠原髙志
出演者:藤竜也・本仮屋ユイカ・石野真子・吉行和子・石黒賢・田中要次・山崎樹範 ・中村育二・中島来星・山下容莉枝・望月章男
製作年:2015年


感想: 交番巡査の仕事と悩みとが事件と繋がる。
拳銃盗難と、少年のいじめと、連続強盗事件が絡む。
冷静さを失うと、記憶が混乱し思い込む。

検事・朝日奈耀子(16)

12年前に18歳の田代いづみ(石川梨華)は高校帰宅中に平沢明代(山下容莉枝)の息子・直樹(小野寺拓海)に襲われ、父・健太郎(井上高志)が投げ直樹は多数の傷で死亡し、3年後出所した健太郎を明代が刺殺し、桑原いづみでラジオ番組出演のいづみは懲役9年の刑で出所した明代から中傷ハガキを送られ、記者・横井武(小林正寛)が取材した。
東京地検・朝日奈耀子(眞野あずさ)は医師免許を持つ検事で事務官・大山(内藤剛志)と宮崎礼子(大島さと子)の店で食事し、明代が殺害されいづみが状況証拠で逮捕され、耀子に放火殺人容疑で送致されるがいづみは否認し、いづみが左手首をかばう仕草を耀子は違和感を抱き、耀子は凶器はスカーフと聞き実験を考え、耀子と大山は咳き込む横井を見つけた。
耀子はディレクター・宮下(天宮良)から話を聞き、放送は早乙女永美(秋本奈緒美)で再開しテレビは苦手と言い、放送作家・鎌田(松本実)はいづみが半年前に左手首を痛めたと証言し、いづみは大山の手首をスカーフで縛るが力が入らず、古い怪我と考えた耀子は精密検査を指示し、神奈川・三崎漁港で食堂を営む母・喜美江(山本陽子)を訪ねいづみの左手首の怪我は否定した。
耀子は礼子の店で、大山から細菌性の肺炎が流行ると聞き、いづみの左手首が傷放置原因の交換神経系の病気で、明代殺害は不起訴になるが他は答えず、横井の記事が週刊誌に載り、いづみは喜美江を訪ね父の事を話すと横井が写真を撮り刑事をまいて逃げた。
横井が肺炎で死に耀子は枕等の窒息死と考え、カメラやノートやパソコンが無く通帳に田代いづみ名義の振り込みがあり、振り込み人画像では特定出来ず、いづみから横井の脅迫を聞き、永美は宮下に脅迫状を見せ、耀子はいづみに父の供述と直樹の傷の差を言うといづみは自分の犯行と父の身代わりと左手首怪我を言い、耀子は直樹の死亡原因は未定と考え、宮下がいづみから自身の関与を聞き、宮下が死体で発見された。 <以下、隠し字>
耀子は自首した喜美江に12年前の事件を聞き、宮下が持つ永美宛て脅迫状に前科者・永島美和こと永美の指紋があり自分で書き横井への振り込み人と判るがアリバイがあり、宮下殺害時に風邪で早退した鎌田を疑い、横井が撮った明代殺害の写真が見つかりマスクと枕から同じDNAが見つかり鎌田は自供した。
明代から直樹が鎌田の替え玉受験で脅され殺し、渋滞道路を鎌田が折りたたみ自転車で追い抜き宮下を殺害し、同じタイヤ痕が12年前の直樹殺害現場で見つかり替え玉受験の直樹に致命傷を加え、金持ちの父が弁護団を付け助けると考え自供したが、耀子は全ての罪で起訴し、いづみはラジオで全てを話すと言った。


監督:津崎敏喜
脚本:小木曽豊斗
出演者:眞野あずさ・内藤剛志・石川梨華・山本陽子・秋本奈緒美・山下容莉枝・天宮良・大島さと子・松本実・小林正寛・小野寺拓海・井上高志
製作年:2015年


感想: いきなり飛び出す、12年前の犯罪動機と犯人は苦しい。
その後の3殺人は、最初の動機が判ると連鎖的に繋がる。
骨折と肺炎がポイントで医師の検事の事件らしい。

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