サスペンスドラマ2:「68」

このミステリーがすごい(2015)・1:ポセイドンの罠

捜査一課の刑事・母神響子(財前直見)は、若手刑事・鏑木(桐山漣)と東京湾周回中のクルーザー・ポセイドン号で行われた大手不動産会社の懇親会での社長・工藤良市(中野裕太)刺殺現場に行き、容疑者は同乗の工藤の会社の社員・高瀬美波(瀧本美織)と三峰遥子(中越典子)と成田光樹(東根作寿英)で、船は一度も停まらず船上の密室で、容疑者は睡眠薬で眠らされ目覚めると事件が起きた後と一様に述べた。
響子と鏑木は捜査でイベントは人事部・斎藤久志(光石研)が行い、警部・村雨(津田寛治)から工藤の学生時代の悪事を聞き、成田を聴取し会社の違法投棄事件時の関連を疑うと前任者の移動を聞き、遥子から工藤との付き合いを否定しなく、美波から工藤との会話履歴が多いが隠し1年前で遥子との関係を知り別れたと聞いた。
響子と鏑木は社員や斎藤に、工藤が遥子と美波との関係を聞くと、美波が妊娠し階段で突き落とされ流産し工藤が犯人と疑うが証拠不十分と言い美波が自害し、響子は斎藤から遥子の実家の蜜柑を見て、成田から前任者・平田を聞き訪ねた。
<以下、隠し字>
響子は遥子と成田に工藤殺害は美波を含めた3人の共犯と告げ、傷が3つで工藤を眠らせ順に殺害し、証拠不十分が狙いで、遥子の両親と工藤が揉め、違法投棄事件の実行犯が成田と工藤から脅されていたと平田から聞き、殺人計画は斎藤の設定と聞いた。
響子は斎藤に工藤の好みを知りつくし計画し、3人にポセイドンの話しで殺害を誘導したと告げ、工藤の学生時代の被害者の父だと言うと証拠不十分だと答えられた。


監督:石井康晴
脚本:大北はるか
原作:中山七里「ポセイドンの罰」
出演者:財前直見・桐山漣・瀧本美織・中越典子・東根作寿英・中野裕太・津田寛治・光石研 製作年:2015年


感想:

2:リケジョ探偵の謎解きラボ

iPS細胞の第一人者の若い天才科学者・鷹野隆三(斉藤佑介)が自宅で死に、同じiPS細胞の研究者の年上の妻・鷹野美鈴(清水美沙)は外にいて、iPS細胞の研究者・友永久里子(上野樹里)に夫の保険調査員・誠彦(浜野健太)が来るが室員・馬場綾子(馬場園梓)と花塚優(猪塚健太)と学生(蒼山真人・柴浩二・井阪郁巳)らがいじると、隆三の死の保険金担当で疑問の相談された。
誠彦は死因は心臓発作だが痣が有り、現場は完全密室だが多額の保険金がかけられ美鈴が隆三の遺品扱いが乱暴で協力を求めるが応援され、誠彦は隆三の助手の女性との関係を知り共犯を捜すが監視カメラに何も写らず、久里子は目に見えないものを考えた。
久里子は誠彦と美鈴に会い、美鈴の「絶望から人を救う」言葉に感動したとウィルスを使う研究内容を聞き論文等を借り出し、1週間研究に没頭し誠彦に美鈴の思考をトレースし殺人にウィルスを使い、風邪の隆三を感染させ発病までに美鈴が外出し、久里子は誠彦に感染方法が不明で、殺害現場を調べ窓際の鉢植えを見つけ貰って帰った。
<以下、隠し字>
久里子は誠彦と美鈴に会い、隆三の死因がウィルス感染で、共犯者は蚊で証拠が無いが刺すのは雌だが、遺伝子改良された蚊を示し解放した時の危険性を言い解放させかけると美鈴が止め「化学者失格」と言った。


監督:大谷健太郎
脚本:大谷健太郎・土田英生
原作:喜多喜久「リケジョ探偵の謎解きラボ」
出演者:上野樹里・浜野謙太・馬場園梓・猪塚健太・蒼山真人・柴浩二・井阪郁巳・斉藤佑介・清水美沙
製作年:2015年


感想:

3:冬、来たる

昭和61年に母が死に、三女・生駒智秋(檀れい)・長女・春菜(キムラ緑子)・次女・夏依(渡辺真起子)生家に集まるがそれぞれ忙しいが、三女の智秋は母親・京子(中村ゆり)の棺に入れられたぬいぐるみを見て、少女の頃に終戦後に父・博(眞島秀和)が連れて帰った血の繋がらない末の弟・冬留(とおる)を思い出した。
戦時中に祖父(山田明郷)が両親に男子を望み、戦後に父が戦友の子・冬留を連れ帰りぬいぐるみを持ち、智秋らは母の気持を考え冬留を憎んだ、智秋は冬留を誰の子か疑うと青年(中島歩)が突然来て3姉妹に話しかけた。
3姉妹は、冬留は突然姿を消し「神隠し」と考えていたが、遺産相続から3姉妹は記憶の断片を繋げ、智秋は父の死後に母に渡された薬をサイダーと冬留に飲ませ母が連れ出し翌日に警察に死んでいたと伝え智秋は誰も来なかったと答え、智秋は春菜と夏依に母が嘘を言い苦しんでいたと話し、気持が判ると言い自分が頼まれたか悩んだと言い自分にも似た事があり判ると言った。
<以下、隠し字>
高木操江(大方斐紗子)がぬいぐるみを持ち3姉妹を訪ね、夫が父・博の戦友で助けられ2年で引き取ったと語り、親戚が養子を望みそれを交わす為に母・京子が芝居したと言い、息子と京子と3人の学生時代の写真を見せ、その後に亡くなったと言った。


監督:小林義則
脚本:浅野妙子
原作:降田天「冬、来たる」
出演者:檀れい・キムラ緑子・渡辺真起子・中村ゆり・中島歩・眞島秀和・大方斐紗子
製作年:2015年


感想: 短編ならではのシンプル化だが、映像にした時に遊びが出来るか?。
一幕にした、3話と、夫婦が遊ぶ2話が余裕があるが、簡潔性は弱い。
1話はミステリらしいが、長編の梗概に近い。。

銭の捜査官 西カネ子

詐欺グループ主犯・岡崎(山崎樹範)らが蒲団を売りつけ、翌朝にタイムセールで西加音子(真矢ミキ)が大量の野菜を買い警視庁に出勤し捜査2課・大蔵(片岡信和)が磯村(堀部圭亮)に起こされ入力作業内容を保秘と言われ小金井(小倉一郎)が来て新人女性が来ると言うと加音子が初出勤し、大蔵から2課は第1知能犯係は庶務で第2は選挙違反で第4,5は贈賄等汚職事件で第3は横領、不正融資、不正献金、背任等企業犯罪でライバルと言われた。
捜査2課管理官・柴田(田中健)が会議で振り込め詐欺グループの岡崎を行確させ、加音子がはぐれ岡崎と会い親しくなり、銀行支店長・堂島晋一郎(陣内孝則)を見かけ、岡崎のアジトの場所を聞き事務所に乗り込むが岡崎に逃げられ、加音子は夫・武雄(村田雄浩)と暮らす節約主婦で、翌日に岡崎が刺殺死体で発見され捜査1課刑事・熊里(宮川一朗太)が鈴木たまき警部(内藤理沙)が担当で、3係は岡崎の死を知り、加音子はラーメン店が融資詐欺で閉店と知り、妻から仲倉コーポレーション・伊藤が物件を勧め資金をひかり銀行小岩支店を勧められ振り込んだが伊藤が居らず、返済で父が自殺したと聞いた。
加音子は支店長・堂島を訪ね高級クラブで会い、伊藤は知らず被害者と言われ、帳簿は問題なく高級クラブに同行しホステス・麗華と高木有美(齋藤めぐみ)から源氏名が本名と聞き加音子は有美が堂島の愛人と知り、捜査2課会議でひかり銀行の詐欺が報告され、加音子は堂島を疑い調べ、妻・薫(横山めぐみ)と知り合い、大蔵からラーメン店の土地が最終は2億円で転売で複合施設建設予定で共民党・大友が絡むと聞き、若光不動産を調べるが証拠がなく捜査は行き詰まった。
加音子は有美を訪ね堂島と大友と若光を聞き、3係は高級クラブを張り堂島と大友と若光が会い捜査したが何も見つからず、加音子は有美から翌日に呼ばれ、地検特捜部・野々宮美鈴(高岡早紀)が大友の抗議を伝え汚職事件捜査を引取り、加音子が有美のマンションに行くと刺殺で発見し熊里とたまきらが調べ、加音子は岡崎と有美が同一犯の可能性を知り、3係は伊藤を探し浅尾真司を調べるが決め手がなく、数ヶ月後に加音子は美鈴から証拠で堂島らを逮捕すると言い堂島の聴取を任された。
<以下、隠し字>
加音子は薫を訪ね、堂島に自首を勧めたが否定され同行し、加音子は薫の治療に必要と1日の猶予を求められ、翌朝に堂島は逃げ薫は堂島の犯行を認めず、加音子は堂島らの出国を調べ空港に行き堂島を団体で見つけ荷物調査するが無くホステスらが体に貼り付け持つと見つけた。


監督:村松弘之
脚本:関えり香
原作:萩生田勝「警視庁捜査二課」
出演者:真矢ミキ・堀部圭亮・田中健・小倉一郎・片岡信和・宮川一朗太・内藤理沙・村田雄浩・高岡早紀・横山めぐみ・齋藤めぐみ・山崎樹範・陣内孝則
製作年:2016年


感想: 緩く個人感情の捜査で、物証がなく、状況証拠で犯人と決めつける。
単独捜査が度々で、家宅捜査時に玄関にだれも残らず逃亡を許す。
違法捜査ばかりで、がっかりさせる、あまりに無理な話だ。

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