サスペンスドラマ2:「04」

温泉(秘)大作戦(17)

温泉宿の仕掛け人の城ノ内コンサルティングの星野さつき(森口瑤子)と料理人・島慎之介(東幹久)ともてなし担当・森田梢(高樹マリア)と温泉リサーチャー・岩田幸平(村田雄浩)は香川県琴平の「ことひら温泉・琴参閣」で新支配人・大迫(石橋保)に会い、仲居・北浦ちひろ(東風万智子)が塩田原明彦(平賀雅臣)と郷田(中島久之)にフィアンセの借金で絡まれ、ちひろの兄・雅弘(佐野圭亮)が塩田原と言い合った。
大迫は宿泊名簿が判らず、人気旅行雑誌取材班・古賀(細山田隆人)が「琴参閣」で香川特集の撮影を開始しカメラマン・崎本(高橋和也)がモデル・アユ(伊藤花菜)を撮影し、島は板長・玉城(赤塚真人)と話し、さつきは何が問題かと聞くと大迫が急遽で何も判らず従業員が疲れ、大迫が教育を頼んだ、島は地元の名産を調べちひろの母・すゞ子(根岸季衣)に会い「いただきさん」の行商で魚を売り母の味に感心しすゞ子を手伝い勉強し、さつきは崎本に会い美意識に魅せら手伝い、崎本が塩田原からちひろを助け、翌日にさつきは観光地を探し崎本と話し地元出身と知り待ち合わせた。
梢が大迫を教育し、島はすゞ子が雅弘に会いポケットにナイフを見て、すゞ子は本島は昔家族3人で遊びに行ったと言い、ちひろと雑誌取材班も行き、塩田原は平田(不破万作)に立ち退きを迫り、翌日に本島で明彦の刺殺体が発見され古賀の目撃証言でちひろが警察署へ任意同行され男も目撃されすゞ子は雅弘を疑い、岩田は塩田原が本島の漁業権を牛耳ると言い、ちひろの誹謗文書がホテルに撒かれ客が去った。
城ノ内愛子(野際陽子)が来て塩田原が金融業と言い、さつきと島と岩田は本島を調べ郷田はちひろと会わず、白骨が岸に流れ郷田は先代・肇と考え平田は22年前の娘・郁美と言い、ちひろが署から戻り客が戻り、さつきらは平安時代の歴史の拠点を甦らすと考え大迫に従業員に指導を料理長に仲居を指導を告げ、「いただきさん」を呼び料理長に料理させ、岩田が白骨が肇で最近掘り起こされたと告げ、夜にさつきは崎本が古賀を連れ帰り、翌日に栗林公園で雅弘の遺体が見つかり絵を持ち、ちひろに容疑が掛かった。
<以下、隠し字>
ちひろはフィアンセ・勇人とオリーブ園で会うと郷田が会社を引き継ぎ借金の返済を求められ、ホテルで大迫と料理長が講義し、島は家庭料理を探し、岩田は死亡時刻からアリバイを考え、梢はアユが誹謗文を撒くのを見つけ古賀が謝罪し大迫は許し、島とさつきはすゞ子の料理を食べに行き金曜のみの電鉄時刻表を知り、時間撮影装置を見て崎本のアリバイに気づき告げると妹とちひろの境遇が似ていて、妹が自害し肇を殺害し埋め、開発で掘り返し雅弘に見られ金を脅され揉み合い事故死しさせ酔った古賀と帰り、時間撮影装置でアリバイを作り塩田原を殺害したと自白し、さつきは嘆くすゞ子を見て誰も幸せでないと答えた。


監督:合月勇
脚本:岡本貴也
出演者:森口瑤子・東幹久・高樹マリア・根岸季衣・東風万智子・佐野圭亮・石橋保・赤塚真人・平賀雅臣・中島久之・不破万作・細山田隆人・伊藤花菜・高橋和也・村田雄浩・野際陽子
制作年:2016年


感想: 各地のホテルと観光地と名産を紹介するシリーズ。
そこに客と、地元と出身者が絡み事件が起きる。
仕事のコンサルタントと事件解決を行う。

温泉(秘)大作戦(18)

星野さつき(森口瑤子)はネイチャーガイド・高橋陽子(いしのようこ)の指導で森田梢(高樹マリア)と知床を案内するガイドの練習を行い、島慎之介(東幹久)は羅臼漁港で料理人・広瀬(斉藤陽一郎)と商材を探し広瀬は幼なじみの田中(河相我聞)から声を掛けられ蟹料理を作り、『知床グランドホテル 北こぶし』で社長・北村奈美(笛木優子)がさつきらを迎え、さつきはホテルのブログを開設更新し、奈美がさつきと島と梢をコンサルタントだと従業員に紹介した。
さつきは従業員による独自のネイチャーガイドを提案し、島が新しい創作料理を提案すると料理長・横井(河西健司)が奈美が広瀬を雇った事を含め納得しないが頼み、田中が奈美に広瀬を雇ったと言いがかり客・蓮見冴子(大島さと子)と揉め、田中は奈美に再婚を求め、翌日さつきは奈美と梢と自然を見てまわり冴子の死体を見つけた。
警察の岡林刑事(金山一彦)らが調べると、温泉リサーチャーで元警視庁刑事・岩田幸平(村田雄浩)がさつきの電話で来て遺留品はなく携帯電話に繋がるが切られ、岩田はさつきと梢に冴子は1級建築士でブログにアクセスと判り、島はオホーツク塩と羅臼塩のむすびを作り、冴子の携帯の電波がホテル内から発信され警察は従業員と宿泊客への捜査を開始し田中と前科者・広瀬を調べ、ホテルはキャンセルが相次ぎ、田中が広瀬に冴子の赤いバッグを預けた。
島は広瀬から田中に頭が上がらない理由を聞き、さつきらは冴子はホテルのブログのネイチャーツアーへのアクセスが多いが一度も参加せず、スーツにハイヒールで滞在目的が不明で、岩田は東京で冴子の身辺調査を行い、水島翔子(瑠衣夏)がホテルにチェックインしソノダという従業員を奈美に尋ね居ないと聞き、さつきに冴子を尋ねた。
岩田は東京での調査を報告し、冴子は独立し人材を引き抜きし最近鎌倉に行き、さつきは翔子が鎌倉育ちで冴子の関係を気にし、翔子は田中と陽子のネイチャーツアーに参加し、島は冷凍庫に赤いバッグを見つけ広瀬に事情を聞き警察に届け嘘の供述をし、奈美は翔子にソノダシノブを聞かれ調べ、翔子は採取したハハコグサを押し花にすると言いさつきはホテルに届く押し花の手紙を思い出した。
さつきは城ノ内愛子(野際陽子)と翔子と冴子の仲を話し、岩田に陽子の身辺調査を依頼し、警察が田中を探し、さつきは翔子に尋ね陽子が似ていると聞き家に行き、岩田から陽子は偽名と聞きソノダで調べさせ、翌日に田中の死体が見つかり奈美が確認し毒草の中毒死だった。
<以下、隠し字>
さつきと岩田と奈美は、警察に田中が持つ写真を見せられ、さつきは陽子に向かい翔子と会い書き置きを見て追い15年前に冴子が横領しその愛人に狙われ殺し、冴子に会い翔子の写真を見せられ他人の子の為に逃げたと言われ揉めて殺し、田中に脅され恐喝され毒殺したと自白し、さつきは翔子を見守れと言い翔子に母が遠くで見守っていたと告げた、島が創作料理を完成させプロジェクトを成功させた。


監督:雨宮望
脚本:清本由紀
出演者:森口瑤子・東幹久・高樹マリア・いしのようこ・笛木優子・河相我聞・斉藤陽一郎・大島さと子・金山一彦・瑠衣夏・村田雄浩・野際陽子
制作年:2016年


感想: 盛んにでてくる「カッコウ」等の子育て・・・・。
動機が難しいテーマとなり、結果的に捜査が無い???
知床の自然の紹介は綺麗に嵌まる。

嘘の証明2・犯罪心理分析官 梶原圭子

外食チェーン社長・富永勝(大橋てつじ)が男に刺殺され、副社長の妻・弥生(菊池麻衣子)も怪我を負い、男は2千万円を奪い、犯行は防犯カメラに記録され警視庁捜査一課・湯島恭太郎刑事(内藤剛志)は犯罪心理分析官・梶原圭子(片平なぎさ)に捜査協力を求め、監視カメラの映像を見た圭子は目的が強盗か疑問を抱いた。
犯人は勝殺害が目的に見え、弥生を刺す動作はためらいがあり、被害者夫婦と顔見知りと圭子は推測し、弥生の表情に恐怖とは別の表情があった。
湯島は勝の2億円の保険金から交友関係調査指示を出し、圭子は部下の野寺弘樹(鈴木一真)と弥生の病室を訪ね、秘書の平野璃子(末永遥)の取り次ぎで弥生と面会し圭子たちの前で涙を流すが、圭子は病室を出る際に弥生が一瞬見せた微表情に「喜び」を見た。
弥生の見舞いに来ていた主婦仲間に圭子が話を聞くと中の1人・増田公恵(濱田万葉)の微表情に「嫌悪感」が浮かび夫・増田隆一(池内万作)が迎えに来た。
山村加奈刑事(東風万智子)・梓川清(笠原秀幸)・小山田郁夫(水橋研二)・田所幸作(吉満涼太)の捜査で事件の1月前に会社をクビになった五十嵐章造(相島一之)が捜査線上に浮かぶが、圭子は湯島に弥生の過去調査を頼むと、過去15年間に弥生と交際関係の男性3人が不審死だった。
弥生が早く退院するとマスコミに紛れて辻和昭(蛍雪次朗)が襲い息子の死の警察の捜査に不満があった。
圭子は雑誌に掲載された富永の部屋と現場写真から五十嵐が絵を盗んだと知り、五十嵐の部屋での表情変化から見つけたが弥生が隠していた事が不審で、弥生が絵の返却を要求する表情から絵を鑑識の調査に依頼した。
弥生が青酸カリで毒死し、湯島は捜査の指示を出し、圭子は鑑識から絵から粉飾帳簿のデータのメモリーカードが見つかったと連絡を受けその会社が増田隆一の所と知った。
野寺は増田隆一の行動を隠し撮りし、圭子は増田公恵に弥生への本当の気持ちと姿を聞き、弥生と夫・隆一が不倫関係と知った。
<以下、隠し字>
増田隆一は粉飾決算と不倫と富永勝を弥生に脅されて行ったと自供したが、弥生殺しはアリバイがあった。
圭子の夫・梶原隆俊(田口浩正)は現場写真から弥生毒死のワインが甲州のレア物と言い、圭子は山梨で生産者・安藤俊夫を知るが14年前に娘を残し青酸カリ毒死しており、当時東京に女がいたと聞き、娘の写真も見た。
湯島は証拠不十分と言い、圭子は安藤の娘・平野璃子に会い事情と復讐を聞き、・・。


監督:鈴木浩介
脚本:徳永友一
出演者:片平なぎさ・鈴木一真・内藤剛志・東風万智子・笠原秀幸・菊池麻衣子・末永遥・濱田万葉・池内万作・相島一之・蛍雪次朗・田口浩正・水橋研二・吉満涼太
制作年:2013年


感想: 犯罪心理分析官は、表情や動作に現れる心理を読み嘘を見抜く。
それ自体は物証にならないので、補助的な役目になるが物語としては十分に展開する。
冤罪と証拠不十分との差を埋める事は難しい。

嘘の証明3・犯罪心理分析官 梶原圭子

警視庁捜査支援課犯罪心理分析担当・梶原圭子(片平なぎさ)は、早朝に夫・梶原隆俊(田口浩正)と走り男女が自転車泥棒で揉めていたが嘘を見抜いた。
梶原と野寺弘樹(鈴木一真)が捜査1課へ行くと梓川清(笠原秀幸)刑事・山村加奈(東風万智子)刑事・田所幸作(吉満涼太)刑事らがいて、班長・湯島恭太郎(内藤剛志)が10年前に日光の友達に会いに行き伊豆海岸で転落死した妻・麻子(中島ひろ子)の法事のため休み、麻子は事故か自殺で処理されたが湯島は納得せず人を信じなくなり、法事で麻子の友人・紺野恵理子(秋本奈緒美)と夜に会う約束をした。
恵理子は喫茶店に来ず、変死体発見の知らせで行くと所轄刑事で大学同級生・葉月良太(布施博)と会い遺体は恵理子で強盗の可能性があるが、圭子は遺体の表情からわずかに悲しみが残っていると判断し顔見知りの犯行の可能性を述べた。
恵理子は麻子の日光の友で、恵理子の夫・紺野重男(春海四方)の事情聴取を見た圭子は紺野に隠し事があると言い、湯島は強盗の線は葉月ら所轄に任せ、捜査1課は紺野の周辺を調べる事にしたが恵理子を殺害したと思われる男が遺体で見つかり、暴力団元構成員・小宮山で階段で酔い足を滑らせ頭を打ち死亡したようだった。
小宮山の部屋から恵理子の財布やバッグや凶器も発見され、紺野と恵理子の仲は悪いと判るが、遺体の表情に納得出来ない圭子は湯島から恵理子が重度の乳がんを患っており、麻子の死の前日の同窓会の写真を見せられ表情が不自然と判り、圭子と野寺は写真の人物を調べ未解決の死亡事件の白川博明(大西武志)の屋敷を見つけ、聴取人物は大物が多く紺野重男もいた。
<以下、隠し字>
担当刑事は白川がゴシップ写真の恐喝者で、圭子は湯島らに麻子が白川殺害犯と遭遇し紺野が犯人の可能性があり、同窓会の写真に不安の表情が出て確かめる為に日光に出かけたと話した。
紺野は連絡が取れなく、クラブで紺野の愛人から紺野の覚醒剤が見つかり、湯島と葉月が一晩家を張るが帰らず、紺野が青酸カリの服毒死で見つかり遺書が見つかった。
圭子は覚醒剤入手ルートが不明と気になり紺野の愛人の覚醒剤成分から横流しが見つかり、葉月の表情に後悔と懺悔を見たと言いアリバイが無くても可能と言った。
圭子は葉月を呼び出し紺野殺害が自宅近くで後で移動させたと言い・・・。


監督:鈴木浩介
脚本:林誠人
出演者:片平なぎさ・内藤剛志・鈴木一真・田口浩正・布施博・秋本奈緒美・中島ひろ子・春海四方・東風万智子・吉満涼太・笠原秀幸・大西武志・
制作年:2013年


感想: 複数犯はサスペンスドラマの常套となった。
過去の事件も同様だ。
現在の2時間サスペンスの作り方を示す。

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