サスペンスドラマ2:「90」

弁護士二重丸承子

弁護士・二重丸承子(野際陽子)は自動車教習所に通い教官・高倉(モロ師岡)に無理と言われた、弁護士の娘・烏丸玲子(森口博子)とその夫・烏丸俊樹(沢村一樹)から水村早苗(原沙知絵)からの弁護依頼を聞いた。
3日前に刑事らが不動産会社社長・大谷卓治(不破万作)殺しの捜査で大谷文彦(宮川一朗太)と大谷卓巳(斉藤陽一郎)を聴取し、長嶋幾(石井トミコ)の目撃証言で早苗を逮捕した、接見した承子に早苗は「卓治殺害時のアリバイはあるが言いたくなく、15年前に殺人犯を無罪にした承子に無罪にしろ」と言った。
承子は早苗の無実は信じる信頼しないなら弁護は断ると、早苗は「犯行時刻に別の人を殺していて、無実になれば自首する」と言った。
承子は文彦から聞き現場を再現して調べ、門前大五郎(火野正平)を呼び長嶋から聞いた、承子は亡き夫・二重丸孝之(竜雷太)のキャンピングカーに戻った、承子は15年前に殺人容疑者・岩間を無罪にしたが同じ様な殺人で現行犯逮捕され、被害者女性の娘・早苗に恨まれたが孝之に説得されて弁護士を続けていた。
承子は施設員・高梨みず江(松金よね子)に再会し早苗が看護師になり患者の投薬を間違い死なせ医師・福田亮(前田耕陽)が弁護し執行猶予になり竹内進と付き合いホステスになったと聞いた、承子は福田に会い玲子が「早苗の他を殺したアリバイ」を話した。
承子は門前と俊樹から文彦の不審と長嶋の金廻りが良いと疑い、長嶋から卓巳に目撃を話したと聞いた、承子は門前と俊樹と福田と卓巳を尾行し廃ビルで卓巳が転落死した、文彦は卓巳は自殺と考え、承子は通報者が誰か疑うが俊樹は文彦のアリバイを言った。
承子と俊樹は文彦のアリバイを調べ写真があった、文彦に相続の動機があった、俊樹は文彦がボートで川を渡る方法を考えたが当日は増水で無理だった、承子は写真撮影場所の偽造を見つけ場所を探した。
<以下、隠し字>
文彦は承子に空室と見せたが門前と俊樹らが写真の部屋を作り、文彦が俊樹を襲うが門前が取り押さえた、承子は釈放された早苗から殺害は嘘と言われ、早苗は高梨から「謝りに来た承子に会うのを止め」「孝之がキャンピングカーで毎年遊びに連れた」と聞いた。
早苗は承子に電話すると襲われ、承子と俊樹と玲子は、竹内殺害を目撃した早苗の殺害を謀る福田に自首を説得した。


演出:井坂聡
脚本:今井詔二
出演者:野際陽子・沢村一樹・原沙知絵・不破万作・宮川一朗太・斉藤陽一郎・松金よね子・モロ師岡・前田耕陽・竜雷太・火野正平・森口博子・沢村一樹・不破万作・石井トミコ
製作年:2005年


感想: 意見の違う母娘弁護士が登場する。
過去と、現在の3つの事件が絡まる。
不思議な依頼内容を調べる。

はぐれ署長の殺人急行2 秩父SL迷宮ダイヤ

警察庁エリートだがはぐれ署長の秩父東署署長・北斗鉄太郎(恵俊彰)は左遷だが秩父鉄道を見て喜んだ、秩父東署刑事・市毛明日香(中山忍)は非番に鉄太郎の相手役をさせられた。
鉄太郎と明日香は殺人現場に向かい、刑事課長・黒部満彦(五代高之)から被害者の不動産会社・早海義男(児玉貴志)が携帯電話で119番通報して救急隊員が発見したが、秩父東署刑事・大和公三(勝村政信)は違うと考えた、埼玉県警管理官・霧島勇作(原田龍二)は本人通報と断定するが大和は反対し鉄太郎も疑問を持った。
現場に弁護士・真壁武史(瀧川英次)の弁護士バッジが見つかった、結城静香(中村綾)が大和に娘・茜(遠藤璃菜)行方不明と告げた、明日香と鉄太郎は東京で真壁から「殺害時刻に秩父鉄道のSLパレオエクスプレスに乗ったアリバイ」を聞いた、大和と静香は公園を捜して早海の血痕付着した茜のキーホルダーが見つけた。
公開捜査を望む鉄太郎と明日香は霧島と対立した、鉄太郎は帰宅して姉・赤城あずさ(藤真利子)が迎えた、翌日に「早海が詐欺行為を働き」抗議する看護施設員・石倉加奈子(大路恵美)が容疑者と浮かび、明日香らは「担当看護老人が被害に会い抗議し、SLに乗った」と聞き、証拠写真に真壁が写っていた。
鉄太郎は静香から「夫は県警刑事だが殉死し同僚の大和が気遣う」と聞き、明日香は元夫の霧島に茜の捜査を求め、霧島は早海の上司・笠原(大高洋一)を取調べSL乗車を聞き、大和は違法捜査が見つかり霧島に謹慎を命じられ、鉄太郎は大和から真壁と早海は知合と聞いた。
鉄太郎は加奈子が早海から送られた金を返金し、夫・石倉翔太の失踪と死を聞き、茜の監禁場所が見つかるが不明で鉄太郎は記者に目撃情報を求め謹慎になり、鉄太郎は大和と119番通報が犯人と考え、山崎京一の脅迫状と投資詐欺グループを知り、犯人から茜の写真が送られ、鉄太郎は真壁と会い茜を話し、霧島に張り込みを緩める事を提案した。
<以下、隠し字>
大和と鉄太郎らは投資詐欺を調べ山崎京一が早海と同一人物で石倉翔太も被害者で加奈子の復讐動機を考え、茜が解放され、鉄太郎は石倉翔太が真壁の弟と知り、茜の証言で笠原を調べると死んでいた。
鉄太郎と明日香は真壁と加奈子と同じ時刻のSLパレオエクスプレスに乗り鉄太郎は停車駅・寄居で乗り遅れ、大和は茜から真実を聞き出し、殺害時刻が過ぎて秩父駅で鉄太郎が列車に戻り「後続の各駅停車がSLを追い越し22分の余裕に犯行を行った」「写真は上りでアリバイにならない」と言うと、加奈子が自供した。


監督:児玉宜久
脚本:谷口純一郎
出演者:恵俊彰・中山忍・大路恵美・瀧川英次・五代高之・中村綾・原田龍二・藤真利子・勝村政信・児玉貴志・遠藤璃菜・大高洋一
製作年:2017年


感想: 鉄道トリックとはぐれ署長のキャラクタードラマ。
突然の展開は慣れる。

法医学教室の事件ファイル(43)

港南医大法医学教室准教授・二宮早紀(名取裕子)は横浜東署警部の夫・二宮一馬(宅麻伸)の叔母・望月七海(由紀さおり)と、新聞記者息子・愛介(佐野和真)を話した。
愛介はビル管理会社社長・柳田不二子(藤吉久美子)と長男・裕也(斉藤祥太)と秘書・石川妙子(南野陽子)を取材し外で倒れた女性を見つけ、一馬に昨日の女性とトラブルを話した、早紀は助教・伊吹南(中村静香)と来て妙子を思いだし、助教・桑田(石橋篤史)と検視して「女は監禁され後頭部を鈍器で殴られ現場まで歩き死に」「有害なヒ素化合物を継続的に飲まされていた」と知った。
被害者の監禁場所が元ボクシングジムと判明し、家具取りのリサイクルショップオーナー・滝沢登(山崎樹範)と店員・鈴木花絵(美保純)が被害者はジム元経営者の娘・国枝(旧姓)祥子(かでなれおん)でレストランオーナーの夫・国枝慎太郎(本宮泰風)と離婚協議真中だと聞いた。
早紀は滝沢登の爪にミーズ線を見つけ祥子から健康ドリンクを貰ったと聞き、助手・永岡(本村健太郎)が毛髪から砒素を見つけ、一馬らは国枝を家宅捜査して砒素化合物を見つけたが谷村刑事(田中幸太朗)と有田刑事(及川いぞう)と大石刑事(浜博文)は京都でにアリバイを確認した。
警察は裕也を祥子と知り合いと判り聴取したが野崎弁護士が連れて帰った、一馬は早紀から「3年前に妙子の息子・光(永嶋柊吾)が住居侵入で現行犯逮捕され、妙子から所轄署への再捜査依頼を早紀が断り、光は留置場で自殺した」と聞き、資料で滝沢祥子が光事件の通報者と知った。
一馬らは妙子が祥子を光に罠に掛けたと疑い「祥子と裕也とつきあっていた」と聞いた、早紀は妙子に責められて無実を証明すると答え、花絵が妙子と同じストラップを持ちと知り、妙子から電話で呼び出され妙子を襲った人物を追うと裕也の墜落死体を見つけた、検屍で死後硬直が早すぎた。
早紀は「犯人が裕也の血液を抜き薬品で凝固させず、転落死後に血を頭に撒いた」と考え、一馬に花絵と妙子の関係を伝え、警察は花絵を調べて取調べた、その夜に花絵の死体が見つかり妙子が目撃され、早紀は花絵を解剖して死体移動の擦過傷かを調べ、妙子から匿名の協力者が存在して利用されて罪を着せられていると聞いた。
<以下、隠し字>
早紀はリサイクルショップに行き調べ捕らわれた妙子を助けるが、滝沢登が「祥子に騙されて、花絵と妙子の復讐計画を知り利用して罪を被せ、祥子を殺害した」「裕也に罪を着せ、気づかれた花絵を殺害した」と言い争うと、一馬らが来て登を逮捕した。


監督:山本邦彦
脚本:今井詔二
出演者:名取裕子・宅麻伸・由紀さおり・南野陽子・美保純・山崎樹範・藤吉久美子・斉藤祥太・本宮泰風・かでなれおん・佐野和真・中村静香・本村健太郎・田中幸太朗・及川いぞう・浜博文・石橋篤史
製作年:2017年


感想: 不死身の主人公が暴走する。
暴走に合うように、真犯人が見つかる。

赤い博物館2 犯罪資料館緋色冴子シリーズ

犯罪資料館(赤い博物館)守衛・大塚慶次郎(竜雷太)は東邦新聞社会部記者・藤野純子(矢田亜希子)を案内役のスタッフ・寺田聡(山崎裕太)に連れ、館長・緋色冴子(松下由樹)が純子の息子を言い当てた。
数日後み河川敷で大学院生・渡辺亮(石黒光)の殺害死体が発見され、捜査1課長・山崎杜夫(杉本哲太)が刑事らと来て類似する26年前の福田富男殺人事件の捜査資料を要請し同一犯と考えた、翌日に純子は社会部記者・秋田恭平(松田悟志)と事件を話し、首席監察官・兵藤英輔(皆川猿時)が博物館に来て「事件と26年前の事件が酷似し当時の捜査関係者の模倣」を疑い独自捜査を依頼した。
被害者・渡辺亮の父・周作(渡辺哲)が冴子の父の代議士・緋色賢二(長谷川初範)の後援会会長で、賢二と秘書・磯村宏司(田中幸太朗)に助けを求めた、冴子と寺田は2つの事件を検討し、山崎と係長・今尾正行(津田寛治)は亮の彼女を調べ、寺田は冴子に血痕の付着場所の記述はないと調べ部外者犯行を考えた。
翌日に記者会見で純子と秋田に寺田は会い冴子に中継し秋田が血痕を質問し、捜査1課・香坂伸也(増田修一朗)らは磯村綾香(永尾まりや)と兄・宏司を事情聴取し「亮が綾香に暴力を振った」と聞いた、冴子は山崎から母の事件の目撃者と賢二が捜査を終わらせたと聞いた。
冴子と寺田は宏司の部屋を調べ駐車場で純子親子に会い、冴子は綾香に会うと賢二と宏司が来た、寺田は調べ、冴子は寺田と大塚に血痕場所以外は再現して同一犯で模倣犯で、被害者と加害者以外の考えた。
<以下、隠し字>
冴子と寺田は純子に「綾香から亮の暴力を聞き殺害した」「純子は26年前の事件を忠実に再現して母の死で父を疑い暴力を振った福田を殴るが父は警察に届けなかった」「純子は息子に暴力を振い、父の遺伝か本当の子か26年前の証拠の血痕を調べようとした」「亮に息子の血痕を付けた」「2つの血痕に血縁関係は無かった」と告げた。
冴子は山崎から母の事件の証拠の保管を頼まれた。


演出:金子与志一
脚本:金谷祐子
原作:大山誠一郎「赤い博物館」
出演者:松下由樹・山崎裕太・矢田亜希子・皆川猿時・田中幸太朗・永尾まりや・松田悟志・増田修一朗・石黒光・杉本哲太・津田寛治・渡辺哲・長谷川初範・竜雷太
製作年:2017年


感想: 動機捜しの捜査ドラマだが、現実は証拠が少ない。
同一犯で模倣犯の判断も、根拠が弱い。

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