サスペンスドラマ2:「80」

検事 沢木正夫4自首

東京地検検事・沢木正夫(寺脇康文)は事務官・国松敏夫(嶋田久作)から岡林のぞみ(久保陽香)殺害犯の自首を聞き、事件発生から15年後に上野駅でビラを配る両親に梶川(宅間孝行)が犯人だと名乗り出たと聞き、沢木は捜査1課・室田警部(工藤俊作)と現場で被害者は昨日刑務所出所の佐倉(清水伸)で絞殺後に車で運び遺棄され遺留物は見付からず、佐倉は強盗致死で服役し看守がワゴン車に乗るのを目撃し友人・ヒラマが迎えに来ると手紙に書かれ捜索を始めた。
西上野署・筒井警部補(阪田マサノブ)が梶川を護送し、沢木は梶川を取調べのぞみ殺害を認め自首の動機を尋ね、沢木は父・岡林孝夫(山本學)と母・文子(岩本多代)から思いを聞き刑事・津村(津嘉山正種)と現場の部屋に行き当時のままに残され絞殺で侵入手段は不明で発見者は大学同級生2人で、梶川は出会い高級車に乗る交際相手を見て後日に誤解軽蔑されたと殺害理由を聞いた。
弁護士・徳大寺(相島一之)が梶川に接見しのぞみの同級生・広川美津子(須藤理彩)の依頼で本当の事を知りたいと理由を言い事務員・木本兼子(大島蓉子)と美津子が待つ事務所に戻り、沢木は筒井から梶川の私設弁護士が評判の悪い徳大寺と聞き美津子と梶川の行動が疑問で、室田は梶川の前歴を調べ平間(井坂俊哉)が浮かび消息不明で、沢木は美津子に徳大寺依頼理由を南亜矢(高岡早紀)の夫・浩一郎(西村和彦)紹介と聞いた。
沢木は浩一郎に徳大寺の関係を聞き、亜矢が弁護は反対し浩一郎は昔から頭が上がらないと聞き、徳大寺が梶川に当時の人物を聞きバー「ポパイ」オーナー・草薙(ビートきよし)に刺青のある人物を尋ね従業員と聞き、沢木は徳大寺から梶川の頼み事を聞き梶川に浩一郎と田代亜矢を尋ね室田から佐倉宛ての手紙を見せられた。
徳大寺が事務所で撲殺され、木本から「ポパイ」と鍵を聞き草薙から平間を聞きスナック「オリーブ」の住所を使ったと知り、梶川事件と佐倉事件の繋がりを感じ、「オリーブ」のママ(長野里美)が男と高崎に前に移ったと聞き込み、行き平間が消え戻らず友人・山下も同時に居なくなったと聞き、アパートで大家から山下が梶川と聞いた。
沢木は梶川に平間を尋ね否定され、のぞみ殺害犯が合鍵を使ったと聞くが窓からと聞き、室田が平間が亜矢の従兄妹と調べ、沢木は美津子から弁護依頼は亜矢と聞き浩一郎がのぞみを誘ったと聞くが亜矢は誤魔化し、沢木は検事部長・久川(大河内浩)に梶川の処分保留を伝え、梶川に亜矢と平間を尋ねると亜矢に言づてを頼まれ意味不明だった。
<以下、隠し字>
沢木は平間の白骨死体発見を聞き、亜矢に平間の死と梶川の言づてを伝え、亜矢は梶川にのぞみのマンションに呼び出され、待ち伏せる梶川に沢木は亜矢は来ないと告げ、検察事務所で梶川に犯人・平間と佐倉を目撃し復讐を考え捜し平間を見つけ殺害し埋め平間の部屋でのぞみの部屋の鍵を見つけ、佐倉と平間の名で手紙をやり取りし出所した佐倉に鍵を問うと平間が女から貰ったと聞き殺したと自供し、沢木は梶川から女を探す為に自首し平間の従兄妹の亜矢を知り伝言したと聞き、沢木は亜矢から鍵を渡した告白を聞きのぞみは偽善者で他人を見下し否定したいと考えたと自首したと告げ、梶川に他人も自分も殺してはいけないと言った。


監督:渡邊孝好
脚本:川島澄乃
原作:小杉健治「自首」
出演者:寺脇康文・嶋田久作・須藤理彩・西村和彦・相島一之・ビートきよし・津嘉山正種・山本學・高岡早紀・宅間孝行・久保陽香・清水伸・大島蓉子・井坂俊哉・大河内浩・阪田マサノブ・岩本多代・工藤俊作・長野里美
制作年:2016年


感想: 15年前の事件と自首した理由は何か。
出所者が殺され、悪徳弁護士が殺され、そして・・・。
事件は解決しても、細部には不明点は残る。

法月綸太郎 一の悲劇

現場に警察と誘拐事件被害者家族の会社常務・山倉史朗(伊原剛志)と隣人・冨沢路子(矢田亜希子)が来て路子の息子・富沢茂(須田琉雅)と確認され、合同捜査本部で捜査1課・久能警部(モロ師岡)と課長・法月貞雄警視(奥田瑛二)らが被害者・茂と父の富沢耕一(神尾祐)と妻・路子と、友人・山倉隆史(小美野来希)とその父の門脇リゾート常務・山倉史朗(伊原剛志)と妻・和美(富田靖子)を告げ、茂を隆史と誤認と考え5000万円要求電話で山倉が指示に従うが接触出来ず茂の遺体が発見された。
久能は所轄警部補・竹内(半海一晃)と山倉家で和美を聴取し、路子は山倉の行動を疑い、捜査員は付近で青い不審車を聞き、久能と竹内は山倉の会社で和美の父の社長・門脇(中尾彬)と山倉に聴取し、山倉は「和美から誘拐電話で呼ばれ帰り路子から茂がいないと聞き警察に知らせ、犯人の要求で山倉が指定の自分の車で向かうと犯人が行き場所を変え警察の尾行と追跡装置破棄を命じられ、車から降り指定地点に行き指示で車に戻る途中で階段から落ち気を失しない、犯人の電話で茂が遺体で見付かった」と言った。
久能と竹内は帰り、山倉は門脇から調査報告書でフリーテレビディレクターの隆史の実父で和美の義弟・三浦(波岡一喜)を聞き、久能と竹内は山倉を追跡し青い車を見つけ、山倉が殺害犯と責めた三浦を同行聴取し、茂は窒息死で死亡時刻は身の代金受け渡し前と判り、三浦は推理作家・法月綸太郎(長谷川博己)といたアリバイを述べた。
法月警視と久能は警視の自宅で家政婦・小笠原花代(渡辺えり)が迎え綸太郎に三浦のアリバイを尋ねると花代が三浦が綸太郎を12時間密着取材し20時に帰ったと証言し、綸太郎は計画的に利用されたと言われ、茂の葬儀に行き路子が山倉を責めるのを見て違和感を感じ、綸太郎は三浦を訪ね久能と竹内と会うと三浦が刺殺され警察が来て調べベランダの窓が空き、綸太郎は応募小説で三浦に会い利用されたと知り三浦の作品が誤認誘拐と思い出し、和美から知り合いの看護師の路子が近くに来たと聞き、久能と竹内は山倉から和美に呼び出させ茂に近づかせない積もりだが三浦に殴られ気を失い気がつくと三浦が刺殺されていて密室状態と聞いた。
法月警視と久能と綸太郎と花代が密室を考え、綸太郎は共犯者に別の動機を考え捜査本部で電話の録音を聞き、綸太郎は久能と竹内と門脇と山倉を会社に訪ね三浦が録音した音声でスマホで山倉を脅迫したと実演し、茂を朝誘拐し夜に殺害し誘拐目的隠蔽と三浦のアリバイから決められた時間と言い、路子が和美を訪れ隆史殺害を謀り誘拐し、警察が駆けつけ路子が山倉に茂の父で殺害したと言い山倉が隆史を助け刺され、「8年前に看護師・路子の病院で和美が死産し山倉が路子と付き合い別れたが近くに引越来て茂が子と迫られたと」山倉が和美に明かし謝罪した。
<以下、隠し字>
門脇が三浦殺害で出頭し、綸太郎は密室は山倉自身が作り犯人を庇ったと考え、和美が朝に茂を眠らせ監禁し三浦の電話は内容がなく、水を取りに席を外しガレージに監禁した茂を殺害し、三浦を山倉の隠し子で仲間に入れ、三浦は綸太郎取材後に階段に細工し山倉を気絶させ山倉の車のトランクに乗せられた茂の死体を発見現場に移動した、三浦は山倉を部屋で殴り来た和美が三浦を殺害し三浦が鍵を掛け密室にしたと言った、和美は茂が山倉とそっくりで路子の子と知り殺したと言い自殺した。


監督:永山耕三
脚本:関えり香
原作:法月綸太郎「一の悲劇」
出演者:長谷川博己・伊原剛志・富田靖子・矢田亜希子・モロ師岡・渡辺えり・奥田瑛二・中尾彬・神尾祐・半海一晃・小美野来希・須田琉雅・吉岡扶敏・寺井文孝
制作年:2016年


感想: 現代版にすると情報機器で内容が変わる。
トリックも判り難く、伝わらないと思う。
やや厳しいドラマ化だった。

刑事 犬養隼人2

公園のベンチで刺殺遺体が発見され、警視庁・犬養隼人(沢村一樹)と古手川和也(瀬戸康史)と麻生警部(渡辺いっけい)らが調べ被害者はロックバンドボーカル・篠島(吉川純広)で、昨年に処女小説が文学賞受賞で話題で、御厨検視官(温水洋一)が調べ、捜査会議で鶴崎管理官(堀部圭亮)が注目し、篠島受賞小説の評判は悪く出来レースの噂でバッシングを受けていた。
犬養は血の少なさが気になり、小説家自称の嵐馬(遠藤雄弥)が出頭し出来レースで文学賞を逃したと自供し、犬養と古手川は信用しなく篠島の妻・桜庭香澄を訪ねマネージャー・沼田(山中崇)とに聴取し酒浸りと聞き、出版編集長・日下から嵐馬の考えは妄想で昨年の最終選考作は全て酷いと聞き、レコード会社長・高森(加藤雅也)に出版で自社のタレントの応援と聞いた。
犬養は古手川を御厨に行かせ、犬養の娘・豊崎沙耶香(桜田ひより)は重い腎臓病を患い3月前に移植手術を受け退院し通うスポーツジムでアイドル・志倉楓(福原遙)と知り合い、楓が篠島と同じプロダクション所属と知り犬養を刑事と紹介し、犬養と古手川は死因は凍死でアルコール濃度が高いと聞き、嵐馬は篠島を刺したと言いと犬養は死体損壊罪と答え、香澄と沼田に篠島は凍死と言い、香澄が篠島に大量のアルコールを飲ませ放置したと述べ復元した原稿で香澄の未必の故意と言うと裏切られたと言われた。
沙耶香と楓は互いを羨ましがり、関東中央テレビ・兵頭晋一(水橋研二)に「志倉楓を誘拐」の犯行声明が届き縛られた楓の写真と携帯電話があり、全国放送のニュース番組で人質交渉を要求し交渉相手に指名された犬養が出演し携帯電話で3億円を48時間以内に要求され、犬養は沙耶香の電話を受け、沼田が高森に宣伝効果を言い、犬養と古手川と沼田は楓のマンションを調べ過密スケジュールを知り、犯人は金を犬養に運ばせ携帯電話で指示し金を入れた袋を男が燃やし、男は雇われたと言い、犬養は沙耶香に情報がネットで流れると注意すると楓が不明と非難された。
古手川は犯人の目的を犬養への恨みと考え、犬養は麻生から嵐馬の連載がアイドル誘拐から始まると聞き嵐馬に会い詳細過ぎると言い、沼田と高森に楓が引退を考えていると言い理由を尋ねると疲れと言われ幼時の両親の死を聞き、沙耶香が覆面組に襲われ犬養は助けの電話を受け行くが大勢で苦戦し、古手川と応援が来て助かった。
襲ったのが楓のファンで沙耶香を狙ったと判り、古手川は沙耶香と話し犬養を信じろと言い、犬養はスタジオに呼ばれ高森の謝罪を求められ、高森は否定し犬養は楓に関する不正と考えると政治家の隠し子で、それを楓が知り出来レースだと知り、犬養は知る人物を知り嵐馬を接見し接触を知り小説も犯人の指示と考え雑誌回収を言い、日下を通じ連絡が有ったと聞いた。
<以下、隠し字>
高森はスタジオで犯人にオーディションで楓を輝き、その中で出生の秘密を知ったが本人に罪はないと謝罪し、犬養はプリンタの同一鑑定を聞き、古手川から応募者・宮野みずほの兄が沼田と知り誘拐犯でみずほは自殺し、犬養は高森に保管倉庫を聞き調べ高森が沼田に会い犬養と古手川が来て嘘を1人で被るかと呼ぶと楓が現れ自害を図り、みずほと楓が親友で沙耶香と会い後悔と言うと、犬養は自分を信じられないと他人を信じられなくみずほは疲れの事故で周囲を信じろと言った。


監督:本田隆一
脚本:山岡潤平
原作:中山千里「白い原稿」
出演者:沢村一樹・瀬戸康史・渡辺いっけい・桜田ひより・水橋研二・遠藤雄弥・温水洋一・堀部圭亮・山中崇・加藤雅也・福原遙
制作年:2016年


感想: どこか絵空事に見える事件だ、かなりコメディの部分が入る。
ただ内容も似た所があり、必要なのかと思う。
劇場型の犯罪計画の理由は弱い。

天下御免トラック野郎 銀ちゃんの事件街道

トラック野郎・竜崎銀之助(舘ひろし)が交通法通りに運転するとヤクザ者が言いがかり、トラック仲間の島村美咲(友近)や田所哲夫(星田英利)らが来て、後を任せ時間厳守で出発し、竜崎が美咲にイークローズの荷物を仙台まで運ぶと告げ出発すると谷村琴乃(中村静香)に頼まれ仙台に乗せ田所が目撃し、ジャーナリスト・土田(ミスターちん)殺害現場で1課係長・近藤(高杉亘)らが調べ香川(金児憲史)が防犯カメラで女を見つけ探し、竜崎らは仙台物流センターで荷物を渡し琴乃を送ると朝倉(中野剛)と揉めた。
田所は香川に琴乃の写真を見せられ、竜崎に連絡し琴乃の殺害容疑を告げ、竜崎は仙台西署に同行され刑事・木戸と須田(川野太郎)に聴取され、近藤と香川はイークローズ生産管理部長・奥原邦久(矢野浩二)からドラバーは委託と聞き琴乃の写真でデザイン部係長で無断欠勤で、社長・宮園弥生(未唯)が協力を言い仙台に向かった。
竜崎は須田らに朝倉を言うが信用されず、身元が判り釈放され鮫島広一(田中健)から電話を受け財閥令嬢に頼まれたと言われると蓮堂路まどか(齋藤めぐみ)が来て、琴乃が竜崎のトラックを待ち乗り尾行したと聞き関係会社の旅館に誘い、旅館に近藤と香川と弥生と奥原が来て聴取し、竜崎が朝倉を言うと奥原が元社員と答えた。
竜崎は琴乃が7年前を問うたと言い、弥生と奥原が曽根原が横領し失踪したが公にせず琴乃は婚約者で事件後雇い、翌朝に竜崎は美咲と話し弥生を見かけ「女が苦手な女好き」と言われ、須田らが被害者の闇金・大河内を調べ死亡時刻は土田とほぼ同じでイークローズの繊維が付着し、近藤は東京から移動と考えイークローズの荷物を調べた。
竜崎は琴乃が見付からず香川に遺体を運んだと聴取され、釈放された竜崎は弥生と奥原に7年前を尋ね琴乃が孤児で曽根原の横領は信じらないと聞き、美咲とまどかから弥生が過去が不明と聞き、竜崎は目撃情報で琴乃を探し松島へ行き鮫島と会い元公安の鬼と言われ、琴乃が朝倉の刺殺死体を見つけ竜崎は弥生と奥原に会い警察から遺体発見を聞いた。
竜崎は真犯人が琴乃を殺す可能性を考え、まどかと美咲と田所が仲間に協力を頼み琴乃を探し、竜崎は琴乃を見つけ事情を聞き土田に朝倉から大河内ともう1人と聞き、呼び出され死体で発見し朝倉に会いに行ったと聞き、琴乃が姿を消し竜崎は警察に連行され倉庫に本社の人間がいたと伝え香川が調べた。
<以下、隠し字>
竜崎は弥生に琴乃が危険と伝えると守ると聞き、美咲にケース16を伝えクラクションで電話の場所を探し廃工場と知り、香川が該当者を伝え、琴乃は奥原を呼び出し目撃し犯人と言うと弥生が来て真実を話せと言うと奥原は大河内から借金し横領し曽根原殺しを自供し、土田を大河内に殺させ奥原が大河内と脅した朝倉を殺したと自供し、弥生と琴乃を親子心中で殺すと言い弥生を刺すと竜崎ら仲間が来て奥原を捕らえ、竜崎は弥生を病院に鮫島の超法規処置で病院に運んだ。


監督:村田忍
脚本:深沢正樹
出演者:舘ひろし・友近・中村静香・齋藤めぐみ・田中健・高杉亘・川野太郎・金児憲史・矢野浩二・星田英利・未唯・ミスターちん・中野剛
制作年:2016年


感想: 元公安刑事で財閥娘につきまとわれ、トラック仲間を持つ主人公。
事件に巻き込まれ、周囲の助けで解決する。
刑事の対応は、立場が謎で個々に異なる。

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