サスペンスドラマ2:「36」

刑事

捜査1課刑事・秋庭実(高橋克典)は田辺(加藤雅也)の逆恨みで妻・由紀江(宮本真希)を殺され田辺を射殺した過去があり、今は娘・宮子(新川優愛)と暮らした。
交番巡査・村沢(内田朝陽)が刺殺され拳銃が奪われ、秋庭の部下で村沢と当直の中山(小澤亮太)がホームレスの仲裁中に独りで出て事件に会ったらしい。
捜査本部が大森警視正(大和田伸也)で開かれ、秋庭は所轄・寺崎刑事(大地康雄)とコンビになり、家で宮子からパン屋オーナーで娘を殺された川原紗江(草刈民代)の犯罪被害者遺族の会に誘われたが、秋庭は拒み自分は犯人を殺したと言い、秋庭は寺崎から田辺の事件を聞かれ、公式発表では犯人の暴走を止める発砲とされたが、我を忘れ犯人を打ち殺したと尋ねられた。
秋庭らは村沢の妻・雅美(滝沢沙織)から、村沢は川に犬らしき動物の投げ捨てを目撃し、非番の日は採取動物の毛を調べていたと聞き、犬の種類はゴールデン・レトリバーで、殺害当日中山は前回の当直日に巡回中に橋で川に何かを投げ白いベンツで去った男を思い出した。
同日夜、大田区で犬の散歩中に山之内(伊藤洋三郎)が殺害され、愛犬のゴールデン・レトリバーが戻っていないと秋庭が知り、当直明けの村沢が事件を独自調査と予想し山之内家から採取毛と村沢の採取毛が一致し、鳥田刑事(木下ようか)が山之内は3月前に取込詐欺会社に専務で入社し詐欺の片棒を担ぎ告発を考えた可能性があり、口封じで殺され何かを知った村沢も殺害された見解が出た。
秋庭と寺崎は白いベンツを調べ該当者・永井(風間俊介)のマンションで隣人から以前警察官が犬のことで訪ねて来て後で永井が知り、永井が犬をはねて川に捨てたといい、永井が帰ってきたがアリバイが無く、秋庭と寺崎は永井を尾行しおかしな行動だが何も出ず、意見が割れ結城刑事(西村和彦)と寺崎がぶつかった。
秋庭は山之内が職を探した場所を聞き、携帯電話は持ち去られ詐欺会社社長・岩本(本田博太郎)が捕まり名前を貸し、山之内が誰かの指示で動いていたと言い、寺崎は永井を尾行し、酒気帯び運転と公務執行妨害で同行したが永井は無駄と言った。
<以下、隠し字>
秋庭は永井のネット配信違反で携帯電話を取りあげ、寺崎に田辺殺しの記憶が無いと言い、酔って帰りに左利きの男に絡まれ、関係者の利き腕を考え寺崎に調査を依頼した。
永井の通話記録から会社買収の話があり、ハローワークの隠し撮りがあり永井を取り調べ、秋庭は永井に本名か聞き、寺崎は中学で左利きの永井を見つけたが行方不明だった。
中山が永井に銃を突きつけ脅し、秋庭が説得すると永井が中山の銃を奪い、妻の時の記憶の中で永井の腕を撃ち、村沢の銃が見つかり逮捕され三上と判った。
病院で三上は秋庭に、三上と永井の関わりを話し、名は隠れ蓑でやりたいようにやったと言い、秋庭は奪った命を考えろと答え・・・、三上は自白した。


監督:水谷俊之
脚本:坂上かつえ
原案:早坂暁
出演者:高橋克典・大地康雄・加藤雅也・宮本真希・新川優愛・内田朝陽・草刈民代・滝沢沙織・小澤亮太・伊藤洋三郎・風間俊介・大和田伸也・木下ようか・西村和彦・本田博太郎・柴俊夫・
制作年:2014年


感想: 色々な刑事が登場する。
行動の線引きが何かが問われる。
証拠がない状況を破れるかどうかの捜査だ。

鑑識特捜班・九条礼子3

鑑識特捜班班長・九条礼子(渡辺えり)と霧島まどか(安達祐実)は白骨遺体発見河川敷で、骨から男性で死後1年以上経過し肋骨に刃物傷跡があり、鑑識特捜班は警視庁内に新設の捜査チームで、医師免許を持つ礼子、FBI留学経験のまどか、医師・韮沢晃一(石原良純)がいた。
消費者金融・ライフマネー店舗で爆弾強盗事件が起き爆弾を巻きつけた犯人が金を要求し、溝口刑事(松澤一之)らが来て犯人が飛び出し爆弾が爆発し死亡し、まどかは誤爆を疑い爆弾は無線操作で犯人は被害者で無理矢理強盗をやらされたと考えた。
礼子は白骨遺体がインク工場経営者・笹川実(藤田宗久)と知り、礼子とまどかは副総監・和泉(蛭子能収)が組対・有働(村田雄浩)と重盛(萩野崇)を礼子の若松組からの護衛につけた。
まどかと重盛はライフマネーを訪問し溝口と社長・角倉(春海四方)からトラブルが無いと言われ、礼子は有働と笹川の妻・美奈子(仁科亜季子)に会い、主人の殺害を告げると美奈子は夫は恨まれなく工場従業員を家族同然だが工場は借金で閉鎖し、礼子は美奈子が何かを隠すが夫の死を悲しむと感じ、笹川インキはライフマネーで借金が判明した。
爆弾強盗犯が若松組の殺し屋・菊田(加藤マサキ)と判り、礼子は有働は笹川インキのコンサル会社で西岡(佐藤一平)から大口注文が笹川失踪で無くなったと聞き、菊田の靴の微粒子が笹川の靴付着と一致し、菊田の着衣に笹川インキのインクが付着していた。不審覗き魔が見つかり、まどかは周波数が誤爆原因と考え、礼子とまどかは工場で新聞が切り抜かれ書いた記者・真嶋あすかが殺害されライフマネーを取材し、家で母・里子(山下容莉枝)は部屋を整理し父も死んでいた。
<以下、隠し字>
あすか殺害の車が菊田と同一種で塗料が一致し、礼子は美奈子に遺骨を届け写真の元従業員・内田を知り、溝口が角倉と若松組幹部の一緒の写真を見つけ、礼子は有働は角倉が裏情報を西岡に流し若松組関連裏金を使わせたと知った。
美奈子が礼子に内田を助ける依頼し、内田が若松(倉石功)を狙い礼子らが阻止したが、若松が刺され、礼子と有働は美奈子の遺体と遺書を見つけ、内田は美奈子に共犯者がいると言い、美奈子の通話記録から捜査情報が漏れ、韮沢が証拠を見つけ、礼子はあすかが笹川に取材情報を連絡し、里子の彼氏が警察官であすかの相手が前科者で、真犯人が有働だった。


監督:鶴巻日出雄
脚本:岩村匡子
出演者:渡辺えり・安達祐実・石原良純・村田雄浩・仁科亜季子・松澤一之・蛭子能収・山下容莉枝・倉石功・佐藤一平・萩野崇・藤田宗久・加藤マサキ・春海四方・
制作年:2014年


感想: 込み入った3事件がやや整理不足。
犯人誤認誘導は良いとして、不自然出来事が目立つ。
1事件を省いてどうか・・。

逆転報道の女3

東京スカイツリー近くで細貝志保(諷加)の火だるま死亡事件が起き、坂口警部(渡辺哲)や鰐渕警部補(中原丈雄)とABX「ハートニュース」の西野沙織(高島礼子)とディレクター・石田(原田龍二)とカメラマン・梅崎(朝倉伸二)が行き、夫・大輔(牧田哲也)の態度に違和感で、デスク・大倉(益岡徹)は取材をまかせた。
沙織は、志保が浮気で不倫は2度目と知り、2日後河川敷でホームレス・真木(柚原旬)が焼き殺され元妻は浮気で5年前に別れ、第3の犯行の進学塾・今井田(箕輪達昭)は5年前は中学の教師で、志保は5年前五日市で真木と浮気し、今井田が5年前五日市で中学に勤め工場放火殺人を通報せず、放火事件目撃者に志保と真木もあり証言を拒否していた。
現場工場経営・浅野(春海四方)が犯行を自供し無期懲役刑で刑務所で病死し、沙織らは放火事件生存者の娘・美咲(伊倉愛美)と北川翔太(若葉竜也)と会い、事件担当の鰐渕は浅野は無実と今も当時も思い、北川の証言の所在不明の目撃者に番組で呼びかけを沙織に頼み、当時担当の御厨刑事は語らず、佐々木と言う前科のある目撃者も証言しなく、圧力が政治家から番組にかけられた。
沙織は北川を探し、母・西野雅子(水野久美)と娘・未来(佳音)と暮らす自宅に連れ、佐々木を番組で呼びかけ、美咲を訪ね母は暴力を受け別居と聞き、佐々木の居場所が判り鰐渕が確認するが何も言わず、浅野がカウンセリングを受けていた内容を聞いた。
<以下、隠し字>
佐々木の車が炎上し重体で、沙織は北川を見つけ生き方を相談され、北川は本当の事を番組で話すと言い鰐渕と出演し、北川は浅野が美咲に暴力をふるい北川が止めるためにガソリンを投げ浅野から口止めされ、浅野は自分の暴力を嫌い、北川と美咲を愛し庇った。
沙織は鰐渕に焼かれた目撃者を一番恨んでいると言い、無責任な人間は生きている資格がないと答え・・・・。


監督:新村良二
脚本:友澤晃一
出演者:高島礼子・原田龍二・益岡徹・近江谷太朗・秋本祐希・朝倉伸二・水野久美・若葉竜也・渡辺哲・中原丈雄・諷加・牧田哲也・柚原旬・箕輪達昭・春海四方・伊倉愛美・佳音
制作年:2014年


感想: 殺人が次々起きる前半は忙しく、裁判での自供を甘く扱いすぎ。
展開も捜査なのか、思いつきか微妙だ。
殺人が多すぎると、主張が軽くなってしまう。

新・示談交渉人 裏ファイル3

父・生方政行(梅野泰靖)に会いに向かった弁護士・生方沙百合(東風万智子)の車に一時停止無視のバイクが突込み、バイクを避けた沙百合の車は歩道の歩行者をはねた。
よつば保険損害調査員・羽島一平(加藤シゲアキ)が働く特殊調査室は、保険金詐欺等の調査専門「マル特」でメンバーは調査員・四方田(的場浩司)と二村(小林千晴)と嘱託弁護士・阿木(綿引勝彦)と主査・大賀三根子(高畑淳子)だった。
部長・岩城から沙百合案件の極秘調査依頼で、バイクの高校生・尾沢翔太(岡山智樹)は骨折、歩行者・秋山耕介(大川慶吾)は死亡し沙百合は三根子にバイクが悪く自分も被害者と主張した。
秋山家で三根子と一平は耕介の母・弓子(岡まゆみ)と祖父・克治(高橋元太郎)と会い、辰乃(金子昇)は賠償金窓口と主張し耕介の仕事は不明で、翔太は入院し無保険で父・尾沢康文(小野了)は警官・金川(金山一彦)に賠償無理と言った。
四方田と阿木は車とバイクに過失があり、四方田は辰乃に不審で事故が保険金詐欺の可能性を考え、沙百合は過失はないと言い張り、3年前に接触事故で保険金請求詐欺があり主犯が辰乃で耕介もグループで、バイクの翔太も一味の可能性があった。
「マル特」は事故は保険金詐欺の失敗と仮説し、三根子は耕介が何故事故現場にいたか調べ始め克治が翔太に帽子職人・鎌田を紹介し事故の日に訪問し、秋山家が立ち退きを言われ辰乃が関わっており、一平が翔太の病院を見張った。
<以下、隠し字>
三根子は屋台の小原(小林稔侍)に防犯カメラの設置を教えられ、関係者の映像を調べるが捜査権はなく頼み廻ったが成果は出なかった。
三根子は新聞販売・曽根崎(庄司照枝)から耕介の目撃情報を得て連れがおり、バスに乗ると事故現場を通り、バス停付近で映像を見つけた。
翔太が消え自殺を謀り一平が止め、生方政行の施設に三根子が沙百合を呼び出し、政行がバスで終点に行き耕介に会い施設に送られ耕介が駅に戻る途中で事故にあい、カメラ映像に映っていた・・・・。


監督:伊藤寿浩
脚本:金谷祐子
出演者:高畑淳子・加藤シゲアキ・的場浩司・小林千晴・綿引勝彦・梅野泰靖・東風万智子・小野了・大川慶吾・岡まゆみ・高橋元太郎・岡山智樹・金山一彦・庄司照枝・金子昇・小林稔侍・
制作年:2014年


感想: 必然と偶然の重なりを偶然を頼りに調べる。
警察の捜査が不明だ。

このページの先頭へ