サスペンスドラマ2:「24」

警視庁機動捜査隊216・2危険な女たち

機動捜査隊・通称「機捜」の警視庁第2機動捜査隊警部補・沢村舞子(沢口靖子)は巡査長・富田康介(松尾諭)と巡査部長・金子洋平(赤井英和)と巡査・佐藤守(斉藤祥太)とコンビで、機捜は覆面パトカーで巡行し事件現場に真先に行き初動捜査を行い交代制24時間勤務で拳銃の所持を義務付けられた、舞子は金子とペアを組みパトロールに出てタクシー強盗現場で被害運転手(加瀬尊朗)から調書を取り救急隊員に預け、爆発音で雑居ビルから白煙が上がり、ビル内で負傷事務員(小川奈那)を救出し、舞子と金子は富田・佐藤と被害状況確認の初動捜査を行った。
舞子は捜査1課に爆破が弁護士・三室(松澤一之)の部屋だが、三室は出勤せず連絡が取れず所在不明と伝え、舞子は少年・吉岡翔平を見かけた、今田昭一郎(西興一朗)と伊藤真治(森廉)と大学院生・山園夏彦(窪塚俊介)が行動し、タクシー運転手・永田智也(尾美としのり)が強盗に遇い富田・佐藤が聞き込み同一犯の可能性が高いと判った。
舞子と金子はマンションで刺殺男性遺体が発見され、爆破事件の起きた三室と知り、違う手口に同一犯か戸惑い、世田谷中央署・篠原弓絵(井上和香)と三上(溝呂木賢)らが来て弓絵は金子が刑事課での新人で、弓絵に捜査を引き渡した舞子は新聞記者・土居(西村雅彦)から三室の情報を聞いた。
2機捜分駐所に戻った舞子らは上司・堀田(石倉三郎)から三室事件の捜査会議参加を命じられ、山園が部屋に戻りキャバクラ嬢・吉岡真里菜(磯山さやか)が迎え、事務員が弓絵らの聴取で三室が身元引受人の出所した伊藤真治を告げ、会議で伊藤が最有力容疑者と報告され、管理官・真壁(羽場裕一)が緊急手配した、弓絵と舞子は爆破事件と刺殺事件の時差と手口に矛盾を抱き、弓絵は被害者を調べ、真里菜といた山園が伊藤の電話に出ず、伊藤が警官に追跡されビルから転落死した、舞子らは伊藤の所持品に大金を見つけ、翔平を見かけるが逃げられ、捜査本部で真壁は被疑者死亡で伊藤を書類送検した。
舞子は弓絵に疑問があるが1人の捜査に限界を言い、今田はタクシーに載り、真里菜は山園と別れ、舞子と金子は伊藤が見付かった山園吾一議員事務所で土居に会い伊藤犯人説は5年前と同じで警察官の自殺を聞き、タクシー強盗を聞き駆けつけ富田らが今田を現行犯逮捕したが目白だけは否認し、弓絵は監視カメラを調べ山園を見つけ、舞子と金子は分駐所で5年前の調書を読み永田の息子の死を知り富田が方法に疑問を持った。
舞子と弓絵は報告を無視され情報を交換し、土居から捜査本部は筋を作り合わすと言われ舞子は山園を疑う捜査員がいると言うと5年前に山園と伊藤が車に乗っていた可能性を聞き、弓絵は山園の部屋を調べ逮捕状を請求し、舞子は翔平を見かけ母が家に居なく探し山園と母が居たと聞き生安課に連れマンションを聞き別の男と会ったと聞いた。
弓絵は真壁と意見が対立し、真里菜が翔平に来て舞子と金子は山園との詳細を聞き、舞子と金子は弓絵に永田の可能性と5年前の事件での動機を話し、真壁から山園の犯行と言われ弓絵に裏に何かあると言い、舞子は永田の不在を知り手配を行い、舞子は山園の部屋で見付かった凶器は偽と知り真壁に伝えた。
<以下、隠し字>
舞子は土居に電話しダイバーサークルを聞き、永田が山園を拘束し身代わりで逃れたと言い殺害を謀ると弓絵が来て山園を狙い、舞子と金子は永田と弓絵の犯罪と知り三室と伊藤を殺害したが凶器の隠し場所を間違ったと言い、弓絵を制止するが山園殺害を狙い、金子が止め撃たれ舞子が弓絵を止め、永田が弓絵が計画し自分が実行したと自白し、舞子は弓絵に山園が殺されて自然な場所を見つけたと言うと、舞子は5年前に自殺した刑事の彼氏の事を話し逮捕された。


監督:児玉宜久
脚本:安井国穂
出演者:沢口靖子・赤井英和・松尾諭・斉藤祥太・石倉三郎・羽場裕一・松澤一之・尾美としのり・井上和香・森廉・窪塚俊介・磯山さやか・小川奈那・加瀬尊朗・西興一朗・溝呂木賢・西村雅彦
制作年:2011年


感想: 機動捜査隊の24時間勤務を時系列に描く。
次々事件が起きるが、次第に相互に繋がる。
そして、動機が判り決定的な矛盾と証拠を掴む。
腐り始めた組織の問題点を描く。

警視庁機動捜査隊216 3:命の値段

機動捜査隊は覆面パトカーで巡行し初動捜査にあたる部隊で犯人遭遇率が高く拳銃を所持し、沢村舞子(沢口靖子)は警視庁第二機動捜査隊所属警部補で島崎昇警部(梅沢富美男)の元で、部下の金子洋平巡査部長(赤井英和)・富田康介巡査長(松尾諭)・佐藤守巡査(斉藤祥太)と班を組んでいた。
ペアの金子と管轄内パトロール中に舞子は、管内の倉庫裏で中年男性の遺体発見連絡で現場へ行き、遺体は扼殺され金品や身元のわかる所持品はなく、近隣の捜索を行い路上で発見したバックチャームと死亡時刻帯の若いカップル・笹原(小柳心)と吉村(紗綾)の目撃情報とを専従捜査班に任せた。
管内のパトロールを始めた舞子と金子は、ボストンバッグを抱えた男がバイクの男にひったくりを偶然目撃し、バックを取り戻すがひったくり男は逃がした。
捜査一課特殊犯捜査係・神保警部(小木茂光)らが現れて、男のバックの中身は誘拐事件の身代金で、誘拐犯の一味だと知らされたが事前連絡はなかった。
誘拐されたのは城島重機社長・城島剛三(寺田農)の孫・奨太で、誘拐犯から1億円の身代金を要求されていた。
朝に倉庫の他殺体の捜査会議で舞子は被害者の身元が城島重機元社員・木村貢(市川勇)と知り誘拐事件との関連を疑い、東亜新聞社会部記者・土居健作(西村雅彦)から城島重機の派遣切り問題を取材中に誘拐を知り、城島社長と子供の父で専務・城島篤志(萬雅之)夫妻と社長秘書・根本公彦(本宮泰風)らの間で意見が別れ通報が遅れた事を聞いた。舞子は孫が病院で何故知っていたか疑問だった、ひったくりのバイクが見つかり元派遣工長谷川徹(志村東吾)の首吊り死体と3人分の食事跡が見つかった。
カップル笹原と吉村が質屋にネクタイピンを持ちこみセット品の1品を怪しむ連絡で、舞子らが笹原を逮捕したが吉村は胎児を流産し、死んでいた木村から盗んだだけと言い、持っていた木村の誘拐連絡用携帯電話履歴から実行犯3人と裏のボスの存在が判った。
女から城島社長に自ら金を持って出かける指示があり、特殊犯捜査係が追跡するが次々と追跡方法が無くなった。
<以下、隠し字>
舞子は食事跡の弁当にシールが無い事から城島重機から切られ倒産した下請け一家の母で弁当屋・吉崎道子(岡本麗)を突き止め、職場の変わった施盤工・田丸光男(おかやはじめ)から息子の社長の自殺を知った。
舞子は吉崎道子の息子の自殺場所を聞き、道子が城島社長に孫を助ける為に飛び降り自殺を要求している場所に駆けつけ息子が田丸に送った手紙を見せて孫・奨太の居場所を聞き出した。
舞子は病院で子供・奨太を迎える両親と会い、夫のカフスが盗品のネクタイピンとセットと気づき、そして・・・・・・。


監督:児玉宜久
脚本:安井国穂
出演者:沢口靖子・赤井英和・岡本麗・松尾諭・斉藤祥太・萬雅之・本宮泰風・志村東吾・小柳心・紗綾・おかやはじめ・市川勇・梅沢富美男・小木茂光・寺田農・西村雅彦
制作年:2012年


感想: 機動捜査隊は、担当内で全て事件の初動捜査に関わる為に複数の事件が関連する時には一番判る位置にいる事になる。
それを追求する形の話だ。
担当内で全てが起きて、担当外は場所が判るという設定には限界があるがあまり拘らずに見る話だろう。
伏線がかなり生きており、推理は無理だがサスペンスとしての必然性はある。

警視庁機動捜査隊216IV 孤独の叫び

警視庁第2機動捜査隊警部補・沢村舞子(沢口靖子)が出勤し矢島警部(モト冬樹)や富田巡査部長(松尾諭)や佐藤巡査長(斉藤祥太)や金子巡査部長(赤井英和)と話し、金子と共に受け持ち管内へパトロールに就き、城西銀行渋谷西支店でナイフ所持・荒井(植田靖比呂)が警備員・大林(斉藤暁)に声をかけられ夫・望月(小林健)と来た妊婦妻・富美子(高樹マリア)を人質にし、2人は急行し居合わせた東洋テレビ・菊池綾子(小沢真珠)が映像を映し、大林が怪我をしたが機動捜査隊が逮捕した。
荒井は振込め詐欺グループの出し子で担当に引き渡し、機動捜査隊はマンションの室内確認要請で騒ぎのあった渋谷西支店長・早瀬(国枝量平)が無断欠勤で刺殺体で発見し、捜査1課・川崎警部(佐久間哲)に引き継ぎ、渋谷西支店派遣社員・井原愛美(三倉茉奈)が大林に望月が同じ病院にいると言った。
城西銀行渋谷西支店の2つも事件は偶然か、舞子らは人質事件の不審車両を発見し振込め詐欺グループのアジトで数名を現行犯逮捕したが幹部・桑野(兼松若人)を逃し、人材派遣会社社長・鯉沼(渡辺大)が東亜新聞記者・土居健作(西村雅彦)の取材を断り、舞子と金子は捜査本部で熊谷管理官(春田純一)は無愛想で鯉沼の名が上がり、愛美は鯉沼の電話を受け、舞子は綾子のインタビューを固辞し綾子は7年前の事件を持ちだした。
捜査1課で鯉沼を調べ、愛美が支店長に契約社員に誘われ関係を疑われたと証言し、綾子の撮影画像がテレビで流れ、舞子と金子は愛美に会い支店長に契約社員に誘われた事を聞き同じ派遣の大林を気遣い、土居から鯉沼の会社設立資金が問題で静岡の擁護施設出身と聞き、舞子は愛美が同じ出身と言った。
舞子はテレビの綾子の撮影画像が気になり、綾子は土居から人を傷つける覚悟がないと言われ、捜査本部は愛美を逮捕で動くが誰かに拉致され機動捜査隊は通報を受け捜索し、桑野が鯉沼に電話した。
<以下、隠し字>
桑野は拉致した愛美に鯉沼の事を尋ね、舞子と金子は捜査本部で愛美が殺害犯と凶器を見せられ、土居に鯉沼の住所を聞き会うが愛美の居場所は言わず、富田らが桑野が拉致者と知り、舞子と金子は桑野を緊急手配し元勤め先の工場で見つけ愛美を助け出し、愛美は早瀬殺害を自供した。
舞子と金子は綾子から大林が落とた鉛筆を拾い保有を聞き、舞子と金子は引き取り大林を病院に訪ね、鉛筆の先がナイフで削られ愛美の部屋で見つかり自供したと言うと、愛美を困らせていた早瀬を自分が刺したと自供した。
恨まれた男の1人に鯉沼が刺され、舞子は土居から死んだと聞き・・人には誰も名前があると言い・・。


監督:児玉宜久
脚本:安井国穂・西澤悟
出演者:沢口靖子・赤井英和・三倉茉奈・渡辺大・松尾諭・斉藤祥太・小林健・国枝量平・兼松若人・植田靖比呂・佐久間哲・草野康太・西村雅彦・高樹マリア・モト冬樹・小沢真珠・斉藤暁
制作年:2014年


感想: 1日の2つの事件を描く。
他人を利用する方は名も顔も憶えないが、利用される方は憶えている。
最前線の機動捜査隊は、特殊な事件の描き方になる。

警視庁機動捜査隊216Ⅴ まだ見ぬ夜明け

第2機動捜査隊警部補・沢村舞子(沢口靖子)は早朝に新聞配達少年と遇い目黑中央署に出勤し、警部・矢島(モト冬樹)から怪我の富田(松尾諭)の代わりの松岡(池内万作)を紹介され巡査部長・金子洋平(赤井英和)と佐藤(斉藤祥太)と申し送りを行い、機動捜査隊は覆面パトカーで巡行し事件が発生で現場に真っ先に駆けつけ初動捜査に当たり交代制の24時間勤務で犯人と遭遇率が高く拳銃の所持を義務付けられる過酷な任務で舞子は金子とコンビを組んでいた。
舞子と金子は管内パトロールし、トラック運転手・古沢佳代(芳本美代子)が金を数え、溝口(佐藤B作)がケースワーカー・加藤(河相我聞)を見てナイフを取り出し、田辺紗絵(岡本玲)が息子と歩き、家政婦・竹山和子(角替和枝)が交叉点にいた。
舞子らは変死体発見の無線連絡で現場へ急行し通報者・竹山和子に会い、1人暮らしの家主・宮本千恵(大方斐紗子)が撲殺され室内も荒らされ、和子を聴取し所轄の専従捜査班に引き継ぐが舞子は宅配便トラックが気になるがパトロールに戻った。
福祉センターで傷害事件が入電し、舞子らは職員・加藤が怪我治療中で犯人は逃走し生活保護を相談に来た溝口で、住所不定では生活保護の申請が出来ず切りつけたと聞き、加藤から溝口が生活保護費で借金返済と聞き、スタッフから闇金業者の1人と宮本千恵を聞き、記者・土居健作(西村雅彦)から貧困ビジネスが多く千恵の夫も有名と聞いた。
舞子らは捜査本部で和子から千恵の金執着を聞き、管理官・丸内(三浦浩一)らの会議で200万円が未発見と聞き舞子が非合法の闇金と言うとパトロール遂行と言われ、ホステス・紗絵が支配人に普通の仕事に代わる事を引き止められ、舞子らは宅配便ドライバー・佳代がトラックを配達中に盗まれ不審者を聞き手配し、舞子は千恵の家にトラックが止まっていた事を問うと配達と返答された。
舞子らは佳代のトラックを発見したが荷物が無く窃盗グループの仕業と判断し、舞子は運転席のダッシュボードから200万円の札束が入った血痕付着銀行封筒を発見し専従捜査班に渡し佳代が聴取され、和子が帰宅し夫・文雄(伏見哲夫)が迎え、溝口は紗絵の息子に会い連れ、紗絵は託児所で息子が居ないと聞き警察に届け、舞子らは息子・勇と聞き紗絵のシャープペンを見てボールペンは無くしたと聞き千恵の現場遺留品と同じで、勇が溝口らしき男との目撃を得た。
和子が督促状を見て困り、舞子らは捜査本部の丸内に呼ばれ佳代のトラックの封筒から千恵の指紋発見を聞き、紗絵は男から勇連れ出しと無関係と聞き揉め舞子の電話に助けを求め、舞子らは出動し追跡し夫の暴力と判り、佳代が千恵の死亡現場から金を盗んだと自供し、舞子らは窃盗事件現場で風邪薬とお菓子が盗まれたと聞き、佳代の不在通知書を見つけ死亡推定時刻で、溝口を逮捕し勇を病院に運び風邪薬窃盗犯と知り、舞子は勇を迎えた紗絵からボールペンを福祉センターで忘れたと聞き、捜査本部で不在通知書とシャープペンを丸内に告げ、ボールペンの付着指紋が千恵と和子と紗絵ともう1つと確認された。
<以下、隠し字>
舞子らは新聞配達少年らと会い古沢で佳代の子らでバイオリンで金がかかると聞き、土居から千恵の夫の被害者・加藤を聞き紗絵の担当で、加藤に会うと父の自殺原因を語るが殺害は否定しアリバイと訪問時間を聞き、和子が文雄を殺害しようとすると舞子らが止めボールペンを和子が触る機会がなく犯人と言うと保険詐欺を求められ殺害を自供した。


監督:児玉宜久
脚本:安井国穂・村川康敏
出演者:沢口靖子・赤井英和・芳本美代子・岡本玲・松尾諭・斉藤祥太・河相我聞・池内万作・大方斐紗子・西村雅彦・モト冬樹・三浦浩一・角替和枝・佐藤B作・伏見哲夫
制作年:2015年


感想: 機動捜査隊のある1日を描く。
殺人事件で始まり、次々と事件が舞い込みそれが繋がる。
1日の最後に全てが解決するが、個々の生活の問題は残る。

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