サスペンスドラマ2:「41」

監察官・氷室透子 氷の女

氷室透子(浅野温子)は警察庁特別監察官で警察官や内部犯罪を取締り、上司・結城新一郎(風間トオル)と処分で話し中に電話で女性が北国署に慢性的な不正があると言い、透子は関係者しか知り得ない番号で北国署へ向かった。
透子は北国署の幹部が署長は吉武亨(窪塚俊介)で妻・雪絵(黒坂真美)の父は元警視総監で現総務大臣で、透子を吉武と副署長・古屋(きたろう)と警務課・江川香織(賀来千香子)が迎え、透子は女性警察官のリストを1年間で転職・退職した女性まで求め聞き込み、透子は江川と寺に行き公衆電話を調べ、刑事課長・蜷川(金田明夫)と沢辺刑事(芹沢礼多)が来たが映像を隠されリストも告発のタイミングも疑問だった。
透子は管轄内で大学生・望月が3人を殺し、自ら脱法ドラッグの錯乱でクレーンから転落死した事件を知り、東京の義父・氷室銀之助(寺田農)に望月が東京でもドラッグ使用の調査を依頼し、透子は植田誠(西興一朗)の小出加代への嫌がらせを見つけ通報するが対応に不審を持った。
北国署管轄のダムで地域課・森野夏美巡査(鯉迫ちほ)の遺体が発見されリストに名前がなく、河野課長(久保田磨希)に事情を聞き江川の夫と不倫関係を疑われていたと知り、銀之助は柏木みのり(菜葉菜)から透子の事を聞かれ面倒に巻き込まれると答えた。
透子は美月文太(上杉祥三)から遺書の筆跡は本人と聞き、森野の自宅で怪しい車を聞きダムで靴の方向が風向きと不一致で自殺を疑い、江川は車は自分だが森野殺害の殺害は否定し、透子は逮捕された植田が釈放され態度が大きく、江川の息子・秀雄(御厨響一)が加代を襲った事で植田を襲い植田が吉武雪絵と親しいと知り、秀雄が江川を非難し外へ出た透子は車に襲われ江川は植田専務だと言った。
江川は透子に植田グループが力を持ち警察も腐敗し、森野との関係を言い、声を聞き告発電話で透子は森野の辞職理由に疑問を持ち殺されたと考え、森野の実家に行き許可を得て、柏木に遺体解剖を依頼し、森野の部屋は荒らされ、銀之助から通り魔の被害者・海老原が覚醒剤取引と教えられた。
透子は江川から通り魔事件の疑問を聞き、吉武に遺体の行方を聞かれたが森野が他殺と答え、秀雄から美月のファックスを受け河野に事情を聞き古屋が動揺していたと聞いた。
<以下、隠し字>
柏木が来て透子と江川に低い墜落で殺人現場は異なると言い、美月が来て殺人現場を特定し植田専務の車の目撃者がいて、秀雄から望月の植田建設の内定通知書を見せられ、江川は植田専務に当たるべきと言い、植田専務に任意出頭を言うと蜷川が来て植田専務に殺人を聞き、吉武と古屋に車を処分させていたが間に合い証拠が見つかり・・・。
透子と江川は森野が如何に事実を知ったか疑問で、古屋は買収や隠匿を白状したが、森野殺害は吉武の独走と言い、江川は森野は真相を知らず通り魔事件で植田の名前に一瞬たじろいだ事を悔やんだと言い・・・・。


監督:合月勇
脚本:篠原高志
出演者:浅野温子・賀来千香子・寺田農・菜葉菜・上杉祥三・風間トオル・きたろう・窪塚俊介・金田明夫・黒坂真美・鯉迫ちほ・久保田磨希・西興一朗・芹沢礼多・御厨響一
制作年:2014年


感想: 協力仲間を残して乗り込んだ敵地での監察捜査。
キャリアの署長と妻の暴走が綻びを見せた。
巡査殺害から徐々に協力が増えて行く。

深川東署特命人情捜査班 朝田真平

深川東署刑事課・朝田真平(中村梅雀)は課長代理・佐川(冨家規政)から鑑識課・本宮源太郎(石倉三郎)や刑事課・中村圭一(高田純次)と若者の意見を聞けと言われ、真平は小料理屋「河じん」女将・春川さくら(萩尾みどり)で源太郎と圭一が来た。
独居老人・小宮山(長谷川哲夫)が浴室で溺死で発見され、真平と源太郎は睡眠導入剤をみつけ、佐川が事故死と判断したが小宮山の妹・上川ますみ(和泉ちぬ)が殺されたと訴え、真平は小宮山の口座から300万が下ろされ再調査で争うと本田刑事課長(比留間由哲)と警視庁・木本管理官(近江谷太朗)が事件性ありと捜査本部を設置し、木本が捜査範囲を区割りするが区割り捜査の弊害を真平が説くと捜査から外され有給を指示され、真平は独自の推理を展開し、薬袋の切られ方の違いに注目し第3者の可能性を言い源太郎と圭一を巻き込み「河じん」を本部に独自捜査を続けた。
真平は手帳の内容が不審で、佐川は坂崎刑事(山口翔悟)に圭一の監視を指示し、真平は健康ジムと「散歩の会」寄合所で聴取し工藤(鶴田忍)から小宮山が健康ジムの結城和子(山口果林)と親しいと聞き圭一が体験入学し指紋が一致し、坂崎が真平に入門し真平は和子を尾行し、佐川から情報を求められ推理を語るが任意同行は早いと言い、謹慎を言われた。
真平は和子の男が詐欺師・関島(新田純一)と知り、和子から森岡貴代(音無美紀子)を聞くが貴代は健康ジムを止め住民票がなく散歩の会で仙台出身と聞き、真平は圭一と仙台に行き4年前の情報では水沼聡子で3年前に川辺と死に別れと判るが偽名で、川辺の死因は小宮山と似ていてマダム・沢村(大島蓉子)から八戸出身と聞き川辺のボトルを入手した。
<以下、隠し字>
真平は八戸で聡子を探すと父が殺されたという息子・神村(秋山真太郎)に雪絵と聞き帰り、佐川と本田に連続殺人の可能性と本名は高梨喜久子だと言い、神村からの情報で八戸へ行き、島川(福島勝美)に喜久子が結婚を切り出し、坂崎が条件にあう島川を横浜で見つけ源太郎が喜久子の指紋を採取し誘い「河じん」に連れ、真平が会い指紋を示し八戸のマダム・ミツ子(松乃薫)から聞いた男性の事を言い、喜久子は幼少の事を話し・・。


監督:富田勝典
脚本:樫田正剛
出演者:中村梅雀・石倉三郎・高田純次・山口翔悟・冨家規政・比留間由哲・近江谷太朗・大島蓉子・松乃薫・萩尾みどり・新田純一・長谷川哲夫・鶴田忍・和泉ちぬ・福島勝美・秋山真太郎・山口果林・音無美紀子
制作年:2014年


感想: 捜査ミスばかりの警察捜査は酷い。
それが歪んだ女性と犯罪を産んだ。
主人公との落差は作り過ぎに見える。

具志堅陽子の殺人推理2

沖縄のホテルコンシェルジュ・具志堅陽子(浅野温子)は支配人・宮田(古谷一行)の依頼で「ホテルGメン」のチーフとなった。
真栄田岬の砂浜でダイビング中に死んだ今宮慎一(翁長大輔)の1周年法要が、勤め先旅行代理店社長・郷田守(三上市朗)と妻・美奈子(瀬戸カトリーヌ)や医師・中嶋由美(井上晴美)ら列席で行われ、慎一の母・佐代子(新井晴み)は息子の死は殺人で仇を討つと言った。
陽子は非アレルギーケーキを作るパティシエ・新垣真紀子(井上和香)が佐代子に罵られ、ドルフィンラグーンで村上(葛山信吾)が佐代子に娘・ゆかり(帆花)と息子・弘夢の前でイルカが息子を殺したと言い佐代子は聞き違いと言った。
早乙女(上杉祥三)は冗談と宮田は慎重にと言い、ホテル従業員に化けた窃盗事件が有り、客室係・片山葉月(藤森麻由)は見覚えのない客室係を目撃し、陽子は島袋麻奈(Sharo)らと部屋で宿泊客・吉田(山崎潤)から被害はなく、ゆかりと弘夢はホテル内で写真を撮り村上が真紀子と来て、ゆかりは真紀子を嫌っていた。
客室係らしき服装の佐代子の遺体を発見し、刑事・大城(宅麻伸)が立石(柏原収史)課長と来て頭部を叩かれ殺害で現場で男女が目撃され、陽子は真紀子から佐代子の亡き息子・慎一と以前結婚していたが慎一に暴力を振るわれ故郷の沖縄に逃げ、イルカと泳ぐツアーの下見中の慎一が沖縄の海で命を落としたと言った。
真紀子は警察に男を訊かれるが否定し警察に連れられ、佐代子の部屋に工具ケースがあり、佐代子の主治医・由美がホテルに来て佐代子の死を知り驚き、大城は石嶺刑事(増澤ノゾム)から郷田夫婦が慎一が亡くなり多額の生命保険を手にしたと聞いた。
<以下、隠し字>
陽子は1月前に佐代子が盗聴器を仕掛け吉田を泊め、吉田は慎一のダイビング相方で、大城は遺体から魚の毒を検出し、真紀子が釈放され、陽子はゆかりと観光に出かけ、ゆかりが真紀子を犯人に見せかけたと言い、郷田夫婦が見ていてバイクがゆかりを襲った。
吉田が殺害され魚の毒が検出され、陽子は偽客室係が美奈子で佐代子に着せ替えたと推理し、郷田は佐代子が吉田を犯人と思い尾行したが殺していなく、真紀子は陽子に村上との事を話し、ゆかりがいなくなり陽子は弘夢の写真を見てゆかりが偽客室係を見たと考え、陽子はキジムナー探しのゆかりから写真を見て偽客室係が由美と知った。
由美は陽子を襲い連れるが、ゆかりと真紀子が追い、由美は慎一に医療過誤で脅され聞いた吉田に声をかけられ・・・。


監督:楠田泰之
脚本:待田多香美
出演者:浅野温子・宅麻伸・古谷一行・井上和香・葛山信吾・井上晴美・柏原収史・新井晴み・上杉祥三・瀬戸カトリーヌ・Sharo・三上市朗・山崎潤・藤森麻由・翁長大輔・帆花・増澤ノゾム・
制作年:2014年


感想: 誰でも犯人に出来る展開でサスペンス性は薄い。
ホテルと沖縄をじっくり描いている。
当然に嫌われ役も登場する。

捜し屋・諸星光介が走る!7

諸星光介(船越英一郎)は諸星彩子(香坂みゆき)と話し、両親の死後に東京下町・谷中でペットや人の捜し屋を始め、姪・直子(八子遥菜)を助手に寺や公園を捜し廻りペットを探し、アパートに倒れた女性・徳永房江(左時枝)を発見し病院に運び、自治会長・青木(キートン山田)が来て、房江は病気で息子と縁が切れ治療を拒否した。
光介と青木は新築高層マンションのちらしを片岡沙織(北川弘美)から受け取り、ミカミ・コーポレーションで光介は幼馴染の弁護士・支倉珠希(床嶋佳子)から社長の息子の専務・三上剛志(宍戸開)と知り合いと聞いた。
青木が光介に房江の息子・和之(仁科貴)捜しを依頼し、建築事務所から和之は独立したが借金を作り、和之は連れ子と理容店・鈴木(仲本工事)から聞き、建築事務所に最近訪門者・田中がいた。
片岡沙織が殺害され、和之を探し光介はミカミに辿り付き事件を知り、今岡刑事(渡部大輔)から沙織がホステスもしていると聞き、光介は珠希のコネで専務・三上剛志と会ったがいなかく、光介は尾行男を見つけたが逃げられ、今岡刑事は沙織と三上と関係があるがアリバイがあり、同僚社員から2人の口論と和之と沙織の関係を聞いた。
光介は田中のモンタージュを作り、光介は房江を尾行し家を調べ大手建築事務所と関係し、房江が田中を見かけ住田(永倉大輔)という探偵で調べると殴られ、珠希から和之は大手建築事務所の契約社員でトラブルで入札出来ず疑われ辞めさせられと聞き、住田が殺害され高原刑事(松永博史)らが住田事務所に来て光介は事情を知り、光介は三上が住田を使い和之を探していたと思った。
光介は珠希からキャバクラの江藤アスカ(内田もも香)と聞き部屋で和之を見るが逃げ、和之が大手建築事務所から逃げて元彼女からやばい事を頼まれたと聞き、高原刑事に和之が三上にとり危険な存在と伝え、光介は房江から青木の洋食店が再開発地区にあったと聞いた。
<以下、隠し字>
青木が調査取りやめ、離婚し息子と離れ、刑事らと和之を張り三上と会いデータ消去依頼で金を要求したが、光介が止め刑事が来て三上を連れ、光介は和之を房江に会わせ誤解を解き、自首し・・・。
珠希と光介は房江から青木の引越を知り靴を見つけアルバムから真実を知り、自殺する青木を助け息子のトラブルを見て沙織を殺害し、住田が目撃し脅迫され殺し・・・・。
光介は珠希と三上剛志に犯人が父・青木と知らせ・・・・。


監督:山田大樹
脚本:外村朋子
出演者:船越英一郎・床嶋佳子・香坂みゆき・八子遥菜・キートン山田・左時枝・宍戸開・仁科貴・北川弘美・永倉大輔・仲本工事・松永博史・渡部大輔・内田もも香
制作年:2014年


感想: 中高年探偵団の雰囲気。
親子がテーマだが、似たパターンが多い。
警察は捜査能力にまたも欠ける。

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