サスペンスドラマ2:「57」

伝説の監察医 オニグマの事件簿2

熊井診療所医師・熊井吾郎(市村正親)は娘・真美(緑友利恵)の制止にも患者に厳しく接し、檜垣殺害事件を品川西署刑事・春日正輝(田中圭)と桜井(矢柴俊博)らが調べ、課長・寺原(渡辺いっけい)が「伝説の監察医・オニグマ」に相談を言い、熊井が事件と春日を気にし真美が熊井の悪口で春日が来ないと言った。
大田東署生活安全課係長・広瀬(螢雪次朗)と刑事・花田(塚地武雅)が捜査し、横山美奈子(高橋ひとみ)の街頭活動を見て、春日は石野(RIKIYA)の妻・めぐみ(鈴木麻衣花)から夫のDVの相談を受け、数日後に春日が真美の誕生日に熊井を訪れるとめぐみから電話があり、寺原から事件連絡で熊井と行くとスナックマスター・石野が殺されめぐみは居ず、自宅で花田と会いめぐみからDVの相談されていて、寺原は監督不届きと言い、解剖結果で熊井は力が強い犯行と言った。
春日と花田はめぐみを探し、峰村(阿南健治)はDVの相談を受けめぐみが高校教え子で今は美奈子の秘書と言い、花田は石野が金に困っていたが既に返済と聞き、めぐみの死体が原因不明の突然死で見つかり春日の希望で解剖され、熊井は春日と花田から解剖結果を見せられ他殺の可能性もあると言い、花田は石野の部屋で峰村と美奈子の名のデータを見つけ春日が読み出かけ、熊井は寺原からの電話で春日の死亡現場に行き突然死が疑問で自分で解剖し手の凍傷と指先の塗料を見つけ、花田が石野の部屋で見つけた峰村と美奈子のデータを春日に渡したと言った。
寺原が春日の足取り調査を言い、熊井は川辺の羽虫が見つかったと告げ、花田と桜井は峰村に石野との関係を聞き美奈子は不在中に春日が来たと言い、熊井は羽虫の駆除を見て女子校生に声をかけていた春日を聞き美奈子の娘・愛華を探し、花田はガールズバーで見たと思いだし店長・若林に会い、愛華を見つけるが車にはねられ熊井が治療した。
<以下、隠し字>
熊井は檜垣の腕の歯形が愛華と気づくが愛華が行方不明になり、花田はガールズバーで女子校生から違法営業を聞き檜垣と愛華の関係を知り、花田と熊井は美奈子と峰村に愛華の檜垣殺害と目撃した石野が峰村を脅したと言うが、美奈子は推測で突然死と言った。
熊井はドライアイスの気化で酸素欠乏殺害方法と気づき、熊井と花田は係長・広瀬が愛華を殺そうとしめぐみと春日殺害を告げると、売春の元締めで情報を流し、病死偽装方法を告げ逮捕した。


監督:麻生学
脚本:深沢正樹
出演者:市村正親・田中圭・塚地武雅・緑友利恵・矢柴俊博・高橋ひとみ・螢雪次朗・阿南健治・渡辺いっけい・RIKIYA・鈴木麻衣花
製作年:2015年


感想: 2つの事件と双方の刑事が捜査する。
殺害方法と、動機が謎となる。
伝説の監察医と、生活安全課が突き止める。

火災調査官・紅蓮次郎(15)

紅蓮次郎(船越英一郎)は久慈(新井康弘)と白井(河相我聞)と池田(梶原善)らとOBのラグビー試合後に店に集まり、後妻・楓(若村麻由美)に教師・菅井(原田龍二)が娘・深雪(松浦雅)を連れ、新倉(長江英和)が捜索中の娘・亜美の事を言った。
紅が鴇田早苗(山下容莉枝)と話すと電話連絡で久慈弁当店から出火と聞き、久慈と消防隊員・山中(石川雅宗)が命を落とし放火Gメン・原田千秋(白石美帆)が山中との約束で来ていて、捜査で黒崎刑事(平泉成)は久慈の死因は後頭部の脳挫傷と言い、灰田警部(マギー)は楓を疑い、15年前に楓が前夫からDVを受け、前夫が焼死し証拠不十分だが楓を疑い続け、楓と前妻の娘・深雪との不仲も言われ、火災調査を紅らが行うとガスレンジが弱火で開栓され、排水溝の近くで黄麟の破片を発見した。
紅は早苗と息子・俊介(遠藤雄弥)との会話から黄麟を包んだ氷を用いた発火トリックを暴き犯人が楓とは言い切れないと証明し灰田は楓を釈放するが、楓が紅を訪ね犯人に心当たりがあり夫の仇を討つと告げ協力者を募集し、紅はメンバーと黄麟の紛失工場を探し、化学工場・村山昇(布施博)と息子・明を紅が調べて紛失はなく、紅は倉庫のゴミの発火事件を調べ黄麟の入ったガラス瓶が割れたと知った。
灰田は菅井を訪ね黄麟が無くなり深雪の担任で、池田が紅を訪ね明が倉庫にいたと言い、紅は明から菅井が深雪に明との付き合いを止めたので菅井を困らせたと言い、菅井は明に深雪でなく周囲の不良全部の意味と言い、黒崎刑事は遺体のポケットの捜索願いポスターを調べ、1年前に深雪の友人の女子高生が行方不明の時に作成され裏に死の直前に久慈が書いたメモがあり、「天」と「ソ」の文字が読み取れ、紅は楓から深雪が消えた連絡で探し見つけると、楓がオートバイに襲われ、紅は楓が囮になり犯人を呼び寄せようとし、楓は久慈と会い家族を持とうとしたが大事なものを失ったと言った。
紅は灰田に楓に警護を付けさせ池田がバイクを持つと疑い、楓が池田に呼ばれ襲われ気がつくと火事が起こり、消防隊が消火し楓は重病で運ばれ、池田が遺体で発見され灰田が楓が犯人と疑い、紅らは現場を調べ鯨模様を見つけ、気づいた楓が薬で気を失い気づくとクリスマスツリーが消え電気を付けると音がして爆発したと言った。
<以下、隠し字>
紅はトリックに気づき現場で証拠を見つけ、黒崎が文字の意味が判り、千秋が鯨の模様が判り、紅は関係者を集め実験しコードに打ったホッチキスがショートし、鯨模様の焼き付きが千秋が鯨模様のホッチキスと言い、菅井の写真にホッチキスが写り、黒崎が新倉亜美が殺害死体で発見され文字が天丼とソースと言い、久慈が亜美が同じ物を買いに来て恋人関係と知った。


監督:岡本弘
脚本:今井詔二
出演者:船越英一郎・白石美帆・河相我聞・梶原善・マギー・平泉成・若村麻由美・原田龍二・布施博・山下容莉枝・新井康弘・遠藤雄弥・石川雅宗・松浦雅・長江英和
製作年:2015年


感想: 発火トリックと消防隊の任務がテーマ。
殺人目撃で連続殺人して最後に証拠を残す。
家族の和もテーマだ。

居酒屋・もへじ4 恋という字

米本平次(水谷豊)が居酒屋「もへじ」で校長(角野卓造)とジミー坂田(井上順)と川田まゆみ(岸本加世子)とお品書きと価格を決め、明(高田翔)と「一見客お断り」を止め暖簾とチョウチンを掲げ新しい客を待つが、居候の三郎(桂文珍)が来ても他の客はなく常連と社長(六平直政)らが居たが、着付け教室の・木原しの(若尾文子)がきて平次や常連らと再会を喜び、そこにしのの教え子・市川ゆかり(高島礼子)がきて常連らは歓迎し、ゆかりは美容師で山口出身で、平次は亡き妻と行った金子みすゞの故郷と話しがはずみ、社長が結婚指輪に気づくが夫は2年前に病死したが指輪をはずせないと言った。
平次の様子がウワの空で出すものを間違え、まゆみが来てしのとゆかりと挨拶し、夜遅く平次はしのとゆかりを送り店を閉め、さやか(諸星すみれ)と実(土師野隆之介)が独りで酒をあおる平次を気にし、三郎がゆかりに一目惚れと言うと平次は連絡先を聞けなかったと言った。
姉・由亀(奈良岡朋子)が自分の珈琲店で平次に話しかけるが変で、しのが来ても会話がちぐはぐで、数日後にゆかりが「もへじ」に来て平次は貸し切りと客を帰し、まゆみが来て妬き、常連が押しかけ噂し社長がやっと認められたと泣いて喜び、帰るゆかりから平次は名刺を渡され、翌日平次は三郎とデートの相談をし、公園の池で会うと平次のボートは危なくゆかりが漕ぎ、大衆食堂が落ち着くと言い、ゆかりの主人が画家で死後忘れる為に東京に来たが帰ると言うと、平次は帰らないで欲しいと答えた。
三郎に常連が平次の行方を聞き、ゆかりに会いに行きまゆみに知られたくないと言うと、まゆみが来て平次を待ち、平次が帰るとゆかりと平次を邪魔したくないと言い、さやかが平次が結婚に反対し、実と明が賛成し、平次に校長と坂田が本心を聞くと恋とも言えないと答えた。
<以下、隠し字>
平次はゆかりと会い伊豆に誘うと亡き夫が忘れられずに田舎に帰ると聞き、平次はつかのまでも会えて良かったと答え、ゆかりが由亀の珈琲店でしのに田舎に帰ると告げ平次を傷つけたくないと言うと、由亀は平次の方が辛く主人を恋している心で他人を好きになってはいけないと言い、平次は常連に振られたと話し、さやかと池でボートに乗るとまゆみが来て逃げた。


演出:清弘誠
脚本:黒土三男
出演者:水谷豊・高島礼子・岸本加世子・角野卓造・井上順・六平直政・高田翔・諸星すみれ・土師野隆之介・桂文珍・奈良岡朋子・若尾文子
製作年:2015年


感想: いつもながらと言えない「もへじ」周辺。
平次の一目惚れ、明とさやかと実の成長が微妙に変えて行く。
平次とまゆみは依然微妙。

激突!アラフィフ熟女刑事の事件簿

同窓会で西田(森岡豊)が倒れ主治医・斎藤(西村和彦)が手当てするが死亡し、長年の交番勤務から復帰の係長・桃山美以子(渡辺えり)が来ると本庁から異動のキャリア組管理官・櫻井啓子(キムラ緑子)も来て安藤刑事(佐戸井けん太)に桃山に任せられないと言い、桃山はキャリアが現場に出るのは迷惑と言った。
腎臓病の西田からタブーのリウマチ用薬剤が検出され警察は他殺と断定し、管理官・梅谷(相島一之)が本部の指揮を取り、桃山は櫻井とコンビを組まされ、幹事の議員・賀上(東根作寿英)を聞き込み、上野早苗(宮本裕子)から牧村まど香(三浦理恵子)が欠席と聞き、そば店主・鹿間(斉藤陽一郎)を聞き込んだ。
西田の携帯電話から斎藤に金を要求するメールが見つかり、桃山は署の前でまど香を見かけ、まるさん(深沢敦)の店で飲むと櫻井が来て梅谷と誤認逮捕で所轄に来たと言い、斎藤を任意同行するが完全黙秘し、桃山は聞き込みや聴取から斎藤は犯人でないと考え、櫻井も証拠や動機が揃いすぎと疑問を抱いた。
町金融社長の供述で、西田が斎藤に要求した100万円に対し町金融から3,000万円借り、西田が鹿間と会社を立ち上げに半年前に金を借り、桃山と櫻井が店へ行き鹿間の遺体を発見し、パソコンから斎藤から金を取る計画のメールが見つかり斎藤の容疑は強まり、桃山と櫻井は斎藤犯人説に疑問で、西田のパソコンがなく、そこに斎藤の自白を聞いた。
桃山と櫻井は1日の猶予を貰い捜査し、桃山はまど香の家で介護中の母・佳子がリウマチ用薬剤使用を知り、櫻井は西田の部屋を調べ隣人から訪問女性・早苗を聞き、2課・鶴田(大谷亮介)と話し、同窓会場にまど香が居たが否定し、賀上がまど香と斎藤の付き合いを言い、斎藤がまど香を庇うと考えた。
桃山と櫻井は斎藤を取り調べまど香の容疑を言うと、最近に西田からまど香が斎藤の為に身を引き子を中絶と聞き脅されその話しをまど香に聞かれ庇ったと言い、早苗が絞殺されまど香のネックレスが有り容疑がかかった。 <以下、隠し字>
桃山は遺留品に貸し金庫の鍵を見つけ西田のパソコンが有りファイルにパスワードが設定され野球の写真の背番号で開き盗撮画像があり、賀上と早苗をまど香が尾行し早苗殺害を見て捕らわれ、賀上が西田から選挙資金の裏金授受を盗聴されてまど香の母から薬を取り殺害し、まど香を殺そうとすると桃山と櫻井が来て裏金を話し、賀上が西田と鹿間と早苗殺しを自供し・・・。


監督:鈴木浩介
脚本:小林昌
出演者:渡辺えり・キムラ緑子・相島一之・佐戸井けん太・大谷亮介・三浦理恵子・西村和彦・東根作寿英・森岡豊・宮本裕子・斉藤陽一郎・深沢敦
製作年:2015年


感想: 性格が似ているのか、違うのか、熟女刑事コンビが捜査する。
やや機動性にかけ、思い込みが強いが多少は補い合う。
意外と記憶が良い。

このページの先頭へ