サスペンスドラマ2:「05」

ショカツの女7 新宿西署 刑事課強行犯係

新宿西署強行犯係キャップ・水沢礼子(片平なぎさ)と部下の萩尾康弘(南原清隆)・大神瑞希(佐藤仁美)・青野信吾(山崎裕太)・柳井一郎(岡本信人)は100番通報で現場に行くと通報者「あさくら宝飾」営業員・神田加奈子(中野若葉)は殺害されていて周囲にアタッシュケースと宝石が散乱し、萩尾たちは9歳の加奈子の娘・沙織(石井萌々果)を見つけるがショックで記憶喪失で「ホタル」と言った。
翌日、捜査本部の新宿西署に本庁管理官・西島亜佐美(筒井真理子)が来て、畠山課長(石丸謙二郎)の心配通り、「あさくら宝飾」で3日前に2億円のダイヤ紛失を社長・朝倉(湯江健幸)は被害届を出していない事を西島無視して対立した。
礼子は命令に背きダイヤの捜査を始め、朝倉・経理の北川美保(大路恵美)・商品管理の遠野梓(木口亜矢)・殺された加奈子だけが知り、ダイヤに保険がなかった。
沙織の入院先で病室に何者かが侵入し、父の友人を名乗る男が知らせるが、西島はダイヤ捜索不要と言い、チームの責任を感じる礼子だが萩尾は礼子と捜査を続けたがマスコミに沙織が記憶喪失がリークした。
沙織の亡き父の友人と言った男が偽名で武藤新一(柳沢慎吾)は宝石詐欺で、本庁が沙織の部屋の捜査を行っており、礼子は北川美保が妊娠していると知った。
礼子と萩尾は朝倉にトリックを仕掛け、西島と朝倉の繋がりを暴き、武藤の繋がりも知るが容疑者にアリバイが有り、武藤と神田加奈子との子供が沙織だった。
沙織が武藤に連れ出された時に母から預かったお守りを思い出し、中の鍵からダイヤとUSBメモリが見つかるがダイヤは偽で偽造鑑定書があり、輸出偽装での還付金詐欺が判り、元警察官僚が関わっていた。
朝倉が刺され重傷になり、遠野は朝倉と北川が長い付き合いと言い、礼子らは武藤を探した。
<以下、隠し字>
現場を調べた礼子はホタルの正体を知り時間が合わなく死亡時刻の偽装に気づいた。
武藤が沙織を人質にUSBメモリを要求するが、それは神田加奈子の意志を継ぐもので、100番通報の偽装アリバイとその電話内容解析から、真犯人を指摘した。


監督:児玉宜久
脚本:谷口純一郎
出演者:片平なぎさ・南原清隆・佐藤仁美・山崎裕太・岡本信人・石丸謙二郎・冨士眞奈美・筒井真理子・柳沢慎吾・大路恵美・湯江建幸・中野若葉・石井萌々果・木口亜矢
制作年:2013年


感想: 本部事件だが、隠蔽があり、所轄捜査になるので科学捜査から離れた内容になる。
現場捜査が不十分だったり、記憶喪失目撃者の持ち物捜査が不十分だったり、100番通報が解析が遅かったり疑問はある。

ショカツの女8

新宿西署で柳井一郎(岡本信人)刑事がメールを打ち、水沢礼子(片平なぎさ)刑事や萩尾康弘(南原清隆)刑事や大神瑞希(佐藤仁美)刑事や青野信吾(山崎裕太)刑事が見ていると殺人事件を容疑者・竹元麻衣子(とよた真帆)が警察に通報し、強行犯が着くと麻衣子は姿を消していた。
3時間後に麻衣子が出頭し、17年前に別れた元夫・中村国明(柳憂怜)に復縁を迫られ殺したと言うが、細部が曖昧で手掛りはチョコで507と書いたクッキーで、拘留期限で礼子の違和感はあったが、課長・畠山義信(石丸謙二郎)は麻衣子の送検を決めた。
検察庁へ送検後3カ月、麻衣子の初公判前日に麻衣子の娘・恵美(新井みゆり)がタクシー会社から届いた忘れ物を持参し、麻衣子のアリバイがあるが担当検事・岩村(青島健介)は止めず、礼子は裁判中事件の再捜査を警察を辞める覚悟で始め麻衣子は否定した。
礼子と萩尾は、麻衣子の忘れ物のショップカードで渋谷のカフェを訪ね、店主・瀬川雪絵(松本明子)は数字入りクッキーは、ピアニストの息子・健吾(竹内寿)の演奏を聴いた客に渡し、数字は日付で時間は空白の3時間と一致した。
礼子らは中村を調べ超特ダネを編集者に話し部屋にパソコンがなく、麻衣子の現夫で中村の部下だった竹元裕二(デビット伊東)に会い、柳井の知り合いの警備員から事件前中村と竹元が言い争っていたと聞いた。
捜査は極秘で、礼子は自宅に特別捜査本部を設置し中村が追っていた詐欺事件を調べ、水沢公子(冨士眞奈美)や娘が見守り、詐欺事件が危険なスクープと考え、礼子らは竹元を調べると監視する男・矢島明(モロ師岡)がいた。
青野は礼子らを尾行していた矢島を捕らえると2課刑事で、青野は本庁同期に土下座で捜査内容を聞くとリゾート詐欺で黒幕はIT社長・高倉宗介で健吾は雪絵との間の隠し子で雪絵は借金に追われていた。
<以下、隠し字>
高倉は礼子らを消す指示を出し礼子は狙われ、矢島は畠山に会い礼子に高倉が危険と忠告し捜査室に警告の荷物が届き、礼子と萩尾は高倉を訪れると竹元が来て友人と答えた。
礼子は娘の誕生日を忘れていたが、部下がケーキを買って集まり、公子はいつも悩んでいると話し、麻衣子の通話記録からあきる野で麻衣子が昔子供を亡くし毎月7日に行き、事件の3月前から止めて渋谷に出かけていた。
矢島は竹元が高倉に脅されていると伝え、3月前に健吾がコンクールに入賞しており、雪絵の母からあきる野にいたと聞き店を見つけると半年前に中村が来て雪絵が流産と話し、麻衣子の息子の遺体は見つかっていないと知った。
礼子は全て法廷で明らかにすると言い、萩尾は雪絵と健吾を裁判所に呼び、礼子は判決前に弁護人証人になり、17年前の事件が流産した雪絵が川で子供を見つけそのまま連れ去り、3月前に竹元と麻衣子が知り、雪絵を脅した中村を殺したと健吾が自供した。


監督:児玉宜久
脚本:谷口純一郎
出演者:片平なぎさ・佐藤仁美・山崎裕太・岡本信人・とよた真帆・松本明子・デビット伊東・石丸謙二郎・モロ師岡・南原清隆・柳憂怜・新井みゆり・青島健介・竹内寿・冨士眞奈美・・
制作年:2013年


感想: 自分の捜査事件の再捜査は前の捜査はいい加減になる。
自分の捜査の再捜査は無能な筈だ。
出てくるのは警察の失敗ばかりだ。
詐欺事件はどうなったのか。

ショカツの女9 新宿西署 刑事課強行犯係

新宿西署強行犯キャップ・水沢礼子(片平なぎさ)は母・水沢公子(冨士眞奈美)と娘と話し、母からの再婚話しを断った。
礼子は萩尾(南原清隆)と病院で都知事候補・草間美和子(床嶋佳子)の夫で私設秘書・和弘(勝村政信)が切り付けられた事情を聞き、礼子は畠山(石丸謙二郎)に被害者・和弘と妻・美和子の周辺を調べる事を言った。
美和子への15年前の事の怪文書と、新聞記者・藤原慶子(早瀬英里奈)を和弘は追い返し警察発表前に慶子が事件を知っていたか疑問で捜査を開始し、美和子と和弘は結婚13年で政治家の父の跡を継ぎ、礼子も大神瑞希刑事(佐藤仁美)も理想的夫婦と感じ、青野刑事(山崎裕太)は記者・慶子と会い、慶子は護身用にナイフを持ち歩き青野は恋愛感情を持ち、萩尾が注意した。
慶子が自宅で殺害され柳井(岡本信人)ら水沢班が来て、慶子の遺体は床暖房上で死亡推定時刻は難しいが、青野が慶子と夜11時半にメールをし絞り込め、兄・幸雄(松本実)が来てテレビで過激発言し、礼子は美和子・和弘夫妻のアリバイを調査し屋上カフェにいたと言い、慶子の勤め先情報を集め同僚から怪文書で都知事選で美和子の対抗・岩渕綾子(秋本奈緒美)から取材に抗議を受け、礼子らは岩渕事務所で秘書・坂本(新井康弘)は内容を隠し、アリバイは夫と自宅にいたと言い、スタッフから美和子と同じ内容の怪文書が届けられていたと知った。
萩尾と青野が便利屋・黒田と会い坂本に頼まれ脅迫状で慶子を追い詰めたと言い、慶子のパソコンから怪文書が見つかり双方の日付が異なり岩渕から草間に移っていた。
<以下、隠し字>
幸雄がテレビで殺害予告し身柄拘束指示が出て、青野は慶子が小麦アレルギーの店を言い草間幸造の子供で坂本が購入し父の事件の犯人を知ったと考えるが疑問があった。
坂本は元草間幸造の秘書で和弘が事故で幸造を引き隠したと自供し、坂本は怪文書で慶子に真実を伝え、和弘に変わり慶子に斬られ殺害を自供した、乱入した幸雄を止めた。
礼子は美和子の出馬会見で、メールでアリバイが崩れたと伝え、美和子は不出馬を言い殺人を自供し、犯行内容を美和子は夫を助けるため慶子と揉み合い殺害し、メールでアリバイを作ったと述べた。


監督:児玉宜久
脚本:谷口純一郎
出演者:片平なぎさ・南原清隆・佐藤仁美・山崎裕太・岡本信人・秋本奈緒美・新井康弘・松本実・早瀬英里奈・勝村政信・床嶋佳子・石丸謙二郎・冨士眞奈美
制作年:2014年


感想: 過去の事件ともに物証が少ない。
便利屋や鞄の発見も唐突だ。
テーマは、夫婦の事情がパターンと逆か。

ショカツの女10 新宿西署 刑事課強行犯係

西新宿のアパートで倉田(山中聡)の他殺体が発見され、倉田は15年前に1億円強奪し逃走中に親子をひき逃げし出所は3週間前で、萩尾刑事(南原清隆)と柳井刑事(岡本信人)と大神瑞希刑事(佐藤仁美)と青野刑事(山崎裕太)らの所轄に水沢礼子刑事(片平なぎさ)が居て、帰り家で水沢公子(冨士眞奈美)と会い、事件で現場で倉田を見た。
畠山課長(石丸謙二郎)が捜査会議に集め、礼子は倉田を捕らえた高柳管理官(植草克秀)が出席し、倉田と揉めたアパート家主・遠藤(和田聰宏)の捜査を水沢班に任せ、礼子と萩尾は遠藤から匿名電話で倉田の前科を知り別のアパートを紹介して口論と聞き、倉田宛荷物からスコップと軍手を見つけ、解剖で倉田の体内から鍵が発見され、カード使用は寺西真澄名義だった。
礼子は15年前の事件の再捜査要望するが高柳は却下し本庁刑事に礼子らの動きを監視させ、礼子は管理官命令に従おうとするが萩尾ら水沢班メンバーは反発し、15年前の捜査の1人の立見(本田博太郎)を訪ね、15年前事件に共犯者がいてひき逃げ親子の母親は即死だが当時10歳の息子は生きたと聞き、礼子は関根夕子(高橋かおり)のパン店で成長した河合洋介(長谷川純)から犯人は男2人と警察官に証言したがもみ消され、幼い少年は警察官が誰か記憶ないと聞いた。
礼子と立見は高柳に再捜査を伝えるが無駄と言われ萩尾らは反発し、瑞希や青野らが真澄から別れた夫・遠藤と倉田は幼なじみと聞き、15年前の事件後に遠藤の借金完済を掴むがアリバイが成立し、萩尾は高柳のストーリーテラーの異名を聞き、事件起訴に都合のいい物語を描く意味で、礼子は高柳から管理官の苦労を聞いた。
立見が襲われ怪我し礼子と柳井は警告と考え、萩尾らは遠藤のプレハブ小屋を見つけ鍵で開け土地を掘ると白骨化した人間の骨が見つかり、遠藤が意識不明で見つかり礼子は高柳に15年前に真実を見つけられず無視した警察官だと指摘し、水沢班は捜査を始めた。
<以下、隠し字>
立見は夕子から洋介の不在を聞き、礼子と瑞希は夕子から話しを聞き、洋介が柳井を人質に礼子らに3人目の共犯者を連れろと要求し、白骨が植村と判り夕子の夫で家出と聞き込み、礼子は夕子に遠藤の土地から植村の白骨発見を告げるとDVを話し倉田が救い植村を殺し埋め、3人目の共犯者は自分と言った。
礼子らは夕子を洋介が要求としり、萩尾がゴミ箱で薬を見つけ、礼子は高柳に洋介は被害者と狙撃中止を求め、礼子は夕子を連れると償いの為に洋介に近づいたと言い、礼子は洋介に殺人者にしたくないと復讐を止め、高柳が現場に行き証言を聞かなかったと謝り、礼子が犯人でないと言うと、立見が来て自分が犯人と自首した。


監督:児玉宜久
脚本:谷口純一郎
出演者:片平なぎさ・佐藤仁美・山崎裕太・岡本信人・植草克秀・高橋かおり・長谷川純・山中聡・和田聰宏・本田博太郎・石丸謙二郎・冨士眞奈美・南原清隆
製作年:2015年


感想: 中途から突然に事件が動き出す。
展開が消化不良だが、なんとか着地した。
刑事ものと言うより、人情物に近い。

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