サスペンスドラマ2:「19」

人類学者・岬久美子の殺人鑑定1

発掘現場で遠藤亜由美(朝倉えりか)と葉山梨香(和季明日香)が犬の骨を見つけ城徳大学准教授・岬久美子(大塚寧々)に警視庁現場資料班刑事・加治川法雄(渡辺いっけい)と刑事・守屋直樹(渋江譲二)を連れ白骨鑑定依頼で来て、久美子は死後20年くらいの20-30才の女性で出産経験があり転落死だが腕に骨折が無く疑問で砂地に埋まられ男性の骨が混ざると言った、清水刑事(大高洋夫)と生田(猪狩賢二)刑事がフリージャーナリスト・仲里(湯江健幸)の殺害事件を追いい、久美子は男性の骨は30-40才で骨盤に付着物を見つけた。
白金署で係長・松浪(西田健)は被害者が恐喝者でターゲットが評論家・夏目麻紀(原久美子)と聞き、清水と生田は履歴詐称で仲里に脅されたが拒否と言われ他の恐喝相手を調査し、久美子は加治川と守屋と失踪者データベースを検索し顔骨と整合を調べ、久美子は娘・真琴(鍋本凪々美)に電話し義姉・織田康恵(峯村リエ)と兄・省吾(山口粧太)に遅くなると連絡した。
久美子は該当女性が1888年失踪の鷹取照美(寺田千穂)で洋食店シェフ・鷹取行夫(石丸謙二郎)の妻で、3人は洋食店を訪ね行夫の娘で妊娠中の清香(木内晶子)と常連客の絵本作家・野路直子(あめくみちこ)に会い、行夫や清香の夫・優也(蟹江一平)にDNA鑑定を求めると清香は断り、久美子らは照美の親類・石戸千恵子(大島蓉子)にDNA鑑定の協力を頼み年賀状を見せられ、帰途に直子の母校が同じ高校と知り、直子に照美の事を尋ねたが知らなく夫・由武(斉藤陽一郎)が病死と聞き、久美子と加治川は行夫に結果を知らせるが興味を示さず、清香から照美が男と逃げたと聞いた。
清水と生田は仲里殺害事件で行夫を聴取し否定され、松浪が久美子らに照美の骨に混ざった骨が失踪者・磯部か調べを頼み、久美子は見込み捜査を批判し鑑定を進め、加治川の掘り出した人物が骨と気づかない可能性で砂を調べ砂鉄とツバキ花粉を見つけ、3人は九十九里浜の砂と知り現地で調べ不審車があり久美子は椿と側の海岸に荒れ小屋を見つけ中の砂地に骨と死体を見つけた、清水と生田らが来て麻紀の死体と凶器を見つけ仲里殺害と同一犯と考え、秘書・小宮史織(大家由祐子)を聴取し最近薬物使用を知り仲里の脅迫と誰かの秘密を告げたと聞き、久美子らは骨を集め調べた。
久美子は骨盤の付着物が結石と知り、加治川が磯部が生きていて別荘のパフレットから椿が25年前から有ると判り久美子は椿は埋葬に使ったと考え、男の右手の骨が細すぎ疑問で、久美子は優也から清香に母の事を教えて欲しいと頼まれ、久美子と加治川と守屋は清香に男性の骨にも同じ手術痕を告げ、行夫が妊娠した清香を雇い結婚したと言い、久美子は照美が連れ出されたと告げ行夫から見慣れない毛布以外は普段どうりと聞き、久美子は直子の絵本を読み猿が転落し子を抱き守る絵を見て真実が判った。
<以下、隠し字>
久美子は直子に会い夫・由武がスペインで死に墓がなく代表作が椿と聞き、絵本を見せ照美の骨折場所から子を抱き転落と告げ、由武が結石を患い22年前は由武のリハビリで九十九里浜の別荘に居て光景を見たと告げ、行夫と清香が来て直子に22年前の真実を尋ねると、直子は「絵画展で照美と由武が会いスペインの夢の為に照美が身を引き、由武がスペインで事故に遇い帰国しリハビリしたが照美に結婚を迫り拒否され清香を連れ出し追って別荘に来た照美が清香を抱き由武と墜落死し、直子が照美と由武を埋め、清香を行夫に戻したが麻紀に目撃され、麻紀に聞いた仲里に脅迫され殺し、麻紀に呼び出され襲われ揉めて殺害した」と自白し、清香に言えない事情を絵本に描いたと言い、清香は照美が自分を守ってくれたと知った。


監督:藤岡浩二郎
脚本:真部千晶
出演者:大塚寧々・朝倉えりか・和季明日香・渡辺いっけい・渋江譲二・大高洋夫・猪狩賢二・西田健・峯村リエ・山口粧太・鍋本凪々美・柬理晴哉・藤岡太郎・あめくみちこ・木内晶子・蟹江一平・寺田千穂・原久美子・斉藤陽一郎・湯江健幸・大島蓉子・大家由祐子・石丸謙二郎
制作年:2010年


感想: シリーズ第1作。
骨は遺留品ではなく、死体と同じと扱うヒロインが謎に迫る。
骨の矛盾と疑問が判ると、真実に近づく。

人類学者・岬久美子の殺人鑑定4

人骨研究の准教授・岬久美子(大塚寧々)は軽井沢に恩師・天野郷子(草笛光子)を警視庁現場資料班刑事・守屋直樹(渋江譲二)と訪ね、郷子は今も研究と鑑定人を務め、菓子店で社長の晴代(高橋ひとみ)と会うと山中で白骨死体発見の知らせが入り、郷子と現場に行った久美子は、抱き合った2体の白骨死体を見た。
警視庁・加治川法雄(渡辺いっけい)は、鑑定した久美子が男性が20代後半から30代前半で右手甲の骨折と、右胸の刺し傷を見つけたと知り、女性の白骨も同年代で同時期に死亡し、頭蓋骨が原型がなく歯も残っていなく身元確定は困難で、発掘現場が山火事で女性は落雷による頭部損傷と思うが右足の親指の骨が消失していた。
男性は刺し傷で殺人事件と思えたが後追い自殺とも推測され、長野・小布施の和菓子店「久泉堂」の次男・小泉宣也(山口翔悟)とわかり、社長の晴代は人違いと言い宣也に妻・理恵(青山倫子)と子・智伸がいたと言った。
女性の身元の鑑定を続ける久美子に久泉堂の社員・川越柾(村杉蝉之介)が鑑定結果の書き換え脅しをかけ、姉夫妻と息子・誠は心配したが、その夜川越は刺殺され所轄刑事・高村新平(佐戸井けん太)は久美子に事情を聞き、凶器の鑿は2年前に宣也の凶器だった。
久美子は理恵を訪ね、和菓子の作り方を見て、尋ねた宣也の事はあまり知らず晴代から智伸の引き取りの話が有ったと言い、息子が跡を継ぎ妻・小泉万里亜(かでなれおん)が行方不明で郷子は白骨の露出している親不知の比較で万里亜と鑑定した。
<以下、隠し字>
久美子は未熟と思うが加治川は信じて鑑定を依頼と言い、万里亜の歩行映像が死者と異なり歯医者を調べ事務員・万里亜と出会い、晴代は息子より店が大事と言い、久美子は万里亜から「2年前と違う」という電話を受け、万里亜が殺された。
久美子は女性白骨の再鑑定で扁平足と気づき、宣也関係で手術女性を探し、宣也は和菓子の型作りの職人に弟子入りしていたが2年前に亡くなっていた。
優子の父から娘は音信不通で息子の写真から理恵と優子の入れ替わりを知り、死体移動の調査から真の現場と不足の骨を見つけた。
久美子は白骨の偽装は専門家しか出来ず、郷子と優子の関係と昔の事件から公表出来ない事情を明らかにし・・・・。


監督:藤岡浩二郎
脚本:真部千晶
出演者:大塚寧々・渡辺いっけい・草笛光子・高橋ひとみ・青山倫子・かでなれおん・渋江譲二・・村杉蝉之介・山口翔悟・
製作年:2013年


感想: 偶然要素と知る知らないが多い。
ただ、偽装可能な人物特定という実証で成り立つ。
動機は後付だがよくある構成だろう。

人類学者・岬久美子の殺人鑑定6

人類学者・岬久美子(大塚寧々)は刑事・守屋(渋江譲二)と有名オーガニックレストランで食事し泉(逢沢りな)が来て、泉はオーナーシェフ・永田賢二(勝野洋)の娘で、永田は久美子に骨の鑑定を尋ね、鈴木多香子(国生さゆり)に挨拶した。
5日後に永田が刺殺され、捜査1課・佐藤(宮川一朗太)ら捜査を開始し、泉が身元確認し、車のトランクに人骨の入ったボストンバッグが残され、資料班・加治川法雄(渡辺いっけい)と守屋刑事から依頼された久美子は鑑定を始め、死後15年以上の20代半ばの男性の骨で状態から陸上選手の可能性を考え失踪者から該当者を探した、共同経営者・稲葉(五代高之)がスタッフを集め相談し、久美子と守屋が泉を訪ね恋人・宮村涼平(武田航平)に会い永田は18年前に妻と離婚と聞き、稲葉が永田と多香子の噂があり永田が宮村と泉を反対と言い、久美子の研究室に涼平が侵入しバイクで逃走し、涼平に永田殺害の容疑がかかり佐藤刑事は泉との交際を反対され凶器の包丁は涼平のものと言った。
久美子と守屋と泉は故郷の三浦半島に行き、彩浜農園で東忠弘(刈谷俊介)が泉に声を掛け妻・千春(小柳友貴美)と涼平の母・明代(立石涼子)を紹介し久美子は明代の表情に疑問を抱き、東は明代は夫の死後に農園で働くと言い、元は永田の農園と聞き、涼平が逃走した山林で久美子は多香子を見かけ、涼平に陸上選手の長男・哲平(馬場良馬)がいると知り行方不明で、18年前に哲平と永田の妻で泉の母・清美(白羽ゆり)が不倫で駆け落ちしたと聞いた。
久美子が写真と骨を照合すると永田の殺害現場の骨は哲平と判明し明代と守屋と佐藤に伝え、山狩りで放置車から白骨が見つかり久美子が調べ手が2人分で30代女性で指に指輪が有りネームから清美と考え、哲平の服が見つかり骨も同じ場所に有ったと考え銅メダルが見つかり、涼平は多香子に匿われ、久美子は研究室で加治川と守屋と佐藤に人物を確認したが死因を特定出来る損傷が無いと言い、佐藤は一酸化中毒を疑い永田の犯行と考え、泉が来て哲平を疑い、哲平が泉を呼び出すと突き落とされ重傷で佐藤らは泉を疑い、久美子は病院で多香子を見て問うが答えず去った。
守屋は加治川から放置車から見つかった紙片の文字が蓮美屋と聞き、久美子は不倫時に指輪を外すと考え骨を再度調べ圧迫骨折を見つけ、守屋は加治川と清美が通っていた美容院の側の蓮美屋を訪ねたが美容院はなくペインクリニックを見つけ病院との聞き間違いと考えた。 久美子は泉の記憶が変と考え、守屋と加治川は東夫妻から稲葉が取引を止めると聞き多香子が泉の世話をしたと聞き、久美子と加治川は多香子と泉を会わせ、清美に泉の世話を頼まれ、ある日清美が帰らず探し清美と哲平の死体を見つけ永田と東夫妻を呼び放置車に隠し永田は東京に戻り、最近永田から泉と涼平の仲を相談され、土砂調査で永田が骨を分け様としたと言った。
<以下、隠し字>
佐藤と加治川は気づいた涼平の証言を話し、泉は稲葉から店の方針変更を聞き、加治川は涼平から話しを聞き、久美子は指輪が疑問で心中を疑い、加治川は銅メダルの変色が少なく疑問で青酸で化学変化を考え、久美子は歯の断面を調べ見つけ関係者を集めた。
清美が背骨を痛め東京の病院に通い哲平も痛みに苦しみ通い陸上を止め通院し直そうとし不倫ではなく、心中状態は偽装で歯に青酸中毒の痕跡が残り、東が青酸ガス購入し永田の約束を稲葉に否定され哲平と清美を殺害し心中に見せかけ、18年後に永田に証拠を見つけられ殺したと言い逮捕され、泉と涼平は多香子から永田が哲平と清美の供養と結婚を考え哲平に厳しくしたと聞き、久美子から哲平と清美の骨に強い思いを感じたと聞き、結婚を約束した。


監督:藤岡浩二郎
脚本:真部千晶
出演者:大塚寧々・渡辺いっけい・渋江譲二・宮川一朗太・国生さゆり・逢沢りな・武田航平・白羽ゆり・五代高之・勝野洋・立石涼子・馬場良馬・刈谷俊介・峯村リエ・小柳友貴美
制作年:2016年


感想: 18年前の2つの骨から真実を見つける。
噂と中傷を利用する者がいる。
悪意の第三者には罪が及ばない。

人類学者・岬久美子の殺人鑑定7

廃倉庫で白骨死体が見つかり、警視庁捜査1課班長・加治川法雄(渡辺いっけい)は守屋直樹(渋江譲二)と二階堂達也(戸次重幸)と飯塚刑事(寿大聡)と住吉刑事に人類学者の城徳大・岬久美子(大塚寧々)への鑑定を命じた。
久美子と助手・遠藤亜由美(朝倉えりか)は骨が「1年前に死亡し舌骨が折れ頭蓋骨陥没骨折で窒息死と頭部を殴打の可能性」が有ると調べ、失踪したガラス工房・高倉徹郎(寺泉憲)と判明した、守屋と飯塚は妻・豊美子(市毛良枝)に知らせた、久美子は二階堂が幼馴染みと思いだし、高倉はロゼッタ硝子の下請けで1年前にロゼッタ社長・龍野祥一(団時朗)殺害被疑者で追われていた。
刑事らは高倉が龍野を殺害し自殺と考えるが、高倉の首の骨の変形で久美子は頸椎症で力は出せないと考え、加治川と守屋は龍野の妹・龍野彩乃(毬谷友子)から高倉からの遺書らしき手紙を見せられ、後を継いだ祥一の息子・龍野聖(青木伸輔)と秘書・新藤由美(大村彩子)に会った。
久美子の実家の理容店の兄・織田省吾(山口粧太)が妻に逃げられ実家に戻った二階堂の息子を散髪し、久美子は兄嫁・泰恵(峯村リエ)から料理を貰った、久美子は豊美子から高倉がしびれに悩んだと聞き、豊美子から彩乃と高倉が恋人同士だが彩乃が渡欧して、残った高倉と豊美子が結婚したと聞いた。
加治川らは聖と由美を聴取し「彩乃は30年前に祥一が高倉を襲わせた」と聞き、二階堂と守屋は家政婦・浜野千絵子(岩橋道子)から「由美は妊娠したが祥一に反対されて堕ろした」と聞き、久美子は高倉の頭がい骨が暗所で光り科捜研・日暮奈津(阿南敦子)から「畜光ガラス」付着と聞き、兇器の破片が陥没骨折部に付着していたと考えた。
加治川は彩乃の作品を思いだし、彩乃は高倉に作品に追加加工を頼み渡したと言い、久美子は殴打され死亡した彩乃の側で豊美子を見つけ、遺留品のガラス破片を奈津は畜光ガラスで高倉の血が付着と調べた、久美子は破片からガラス細工を復元してガラス細工以外の破片を見つけ、破片に祥一と親子関係の皮膚片が付着すると知った。
<以下、隠し字>
久美子は「高倉は手の障害で祥一を殺せず自殺でなく、眼鏡用ガラスに祥一の娘の皮膚が付着し従業員と祥一との子・千絵子で、千絵子は祥一を襲い止めた高倉をガラス細工で撲殺し、兇器をバラバラに割るの見つけた彩乃を殺害した。


監督:藤岡浩二郎
脚本:真部千晶
出演者:大塚寧々・渡辺いっけい・戸次重幸・渋江譲二・市毛良枝・毬谷友子・団時朗・峯村リエ・寺泉憲・岩橋道子・山口粧太・寿大聡・朝倉えりか・青木伸輔・大村彩子・阿南敦子
製作年:2017年


感想: 骨の鑑定で死亡原因と、過去の病気を見つける。
骨に特殊物付着を見つけ、ガラス細工の復元を行う。

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