サスペンスドラマ2:「84」

赤かぶ検事奮戦記6

京都地方裁判所で西陣署・早坂警部(小木茂光)が傍聴し検事・柊茂(中村梅雀)と柊の娘で弁護士・葉子(武田梨奈)が暴力団員・及川鉄三(波岡一喜)の脅迫事件で警察の囮捜査を主張し鉄三が腹を押さえ倒れ病院に運ばれた、3月後に癌で病死し京都伊根町で葉子と早坂らが鉄三を弔い、柊の妻・春子(宮崎美子)は裁判が控訴棄却で終わると聞き、早坂の妻・千寿(川上麻衣子)が柊が名古屋地検時代に親しい元婦人警官と言った。
1週後に早坂が刺殺死体で発見され警部・行天燎子(高橋かおり)と警部補・白井(河相我聞)らが調べ、柊は白井から聞き千寿から家庭内別居と聞き息子・武夫に会い、早坂は家族に内緒で借金を抱え公金建替えを聞き、柊は事務官・桜田梅子(久保田磨希)と白井から公金横領は否定され早坂の捜査内容は不明だが、祇園のクラブ「なかこ」ママ・小野奈加子(川村ゆきえ)との写真を見せられた。
柊と白井はクラブへ行き鉄三と付き合い前は覚醒剤の売買で勢力拡大の暴力団会長・明神(成瀬正孝)の店で早坂が探り常連と聞き、柊は千寿から奈加子は知ると聞き千寿と娘が男・佐藤と会い、燎子と白井は早坂の保険金が高額で千寿親子を疑い、柊は鉄三の死が疑問で葉子と早坂が遺体を見ず死亡診断書は担当医・松岡(伊藤えん魔)が書き行方不明で裏社会と繋がり、葉子に死亡診断書偽造を告げた。
柊と葉子は伊根町で船長から松岡が遺骨を持って来たと聞き、舞鶴署・遠藤から23年前に及川の母が殺され父が容疑者で遠藤と早坂が取調べ息子・鉄三(前田旺志郎)の証言を取りあげず送検し父が留置所で自害し、半年後に真犯人が見付かり鉄三が復讐を言いぐれたと聞いた。
柊は燎子から松岡の死体発見を聞き及川が生きていると言い、春子は千寿の家で佐藤と会い、白井から松岡の遺体の暴行跡が早坂と似て同一犯と聞き、燎子と白井と奈加子に会い鉄三と喧嘩し1人暮らしと聞くが引越を疑い調べ、千寿に早坂の舞鶴時代の池上(鶴田忍)を聞き訪ね早坂が鉄三を気に掛け最近に鉄三が早坂の手紙を読んだと聞いた。
<以下、隠し字>
千寿と佐藤が同じ職場で話し、柊は西陣署・工藤から早坂が暴力団捜査後に人が変わったと聞き、燎子と白井は奈加子のマンションの防犯カメラに暴力団員・黒岩(三好大貴)と奈加子を見つけ、柊が奈加子に鉄三が生きていて命を狙われていて鉄三が早坂に暴力団の情報を流したと言い、柊の指示で燎子と白井らが明神を逮捕し鉄三の裏切りを知ったと聞き、柊と春子に葉子が鉄三のくせを話すと葉子が佐藤と思い出し、黒岩が千寿と佐藤を見つけ千寿を人質にしたが柊と葉子が助け黒岩を捕らえた。
柊は法廷で黒岩から松岡から偽の診断書と早坂の手配を聞き出し、奈加子から早坂を呼び出し早坂と明神が鉄三を聞こうとし殺害したと聞き出し、鉄三から早坂が計画し生きていて再会した早坂から覚醒剤の怖さを聞き情報を流し、早坂が偽の裁判を行い、逃亡後に早坂と連絡が取れなくなり千寿ら家族を助け様としたと聞いた。


監督:石原興
脚本:岡崎由紀子
原作:和久峻三「残酷な高原の朝」(「呪いの紙草履」所収)
出演者:中村梅雀・武田梨奈・高橋かおり・河相我聞・久保田磨希・宮崎美子・小木茂光・川上麻衣子・波岡一喜・成瀬正孝・鶴田忍・川村ゆきえ・前田旺志郎・三好大貴・伊藤えん魔
制作年:2016年


感想: わざとだと思うが、変装を映像で表現は微妙だ。
偽の詰め重ねも、いつかはばれる。
そして別の事件になる。

はぐれ署長の殺人急行 九十九里浜迷宮ダイヤ

警察庁官房長・谷川が北斗鉄太郎(恵俊彰)を千葉県警いすみ西署に新署長で異動させ実質左遷と言い、鉄太郎は鉄道オタクでいすみ鉄道が通る赴任に喜び妻・ひかり(三田寛子)や子・ひたちとときわらを置き単身赴任し、いすみ西署で姫上のぞみ(平山あや)に刑事課班長・大隅東吾(西村和彦)が誘い断られ定峰洋行(鈴之助)が新著長を噂し、鉄太郎は大原で酒店・岩井信人(鈴木裕樹)と揉め警察に連れられ居酒屋店主・佐竹圭造(渡部豪太)が目撃証言し助かり署長と言った。
のぞみと大隅と定峰が居酒屋で飲むと、地元の有力者の息子で徳田リカーの営業部長・徳田健夫(樽沢勇紀)が部下に暴言を吐くのを見た、鉄太郎が佐竹に来て3人に会い外で岩井と徳田が言い合い、駅で写真を撮り佐竹に会い、帰り姉・赤城あずさ(藤真利子)と会い、夜遅くに徳田の遺体が発見されのぞみと大隅と定峰が行くと鉄太郎が社章を探していた、捜査本部に県警・朝霧管理官(長谷川朝晴)や刑事・富士川(石井正則)らが来て、所轄捜査を批判し、鉄太郎は徳田が信人と揉めていたと報告した、岩井に話を聞きに行く大隅と姫上と定峰に鉄太郎は連れて欲しいと頼んだ。
大隅らは信人と母・岩井絹江(角替和枝)と妹・岩井穂乃香(森脇英理子)に会うと信人を富士川が連行し、鉄太郎らは絹江から上総中野で徳田目撃を聞くが、朝霧は現場と離れていて列車が無いと信じず、鉄太郎は大隅らに捜査を命じ徳田リカーで社員・三條瞳から徳田のノルマのせいで社員・町村が自殺し遺書を徳田が揉み消したと聞いた。
朝霧は10年前に信人が徳田を殴った事があり犯人と決めつけ、議員の圧力を疑う鉄太郎らの捜査を妨害した、大隅らは鉄太郎から家に呼ばれ、鉄太郎とあずさは買い物中に徳田の目撃情報を得た、鉄太郎は大隅らと家で捜査会議し10年前の事件を確かめ、絹江の証言を信じて調べると言い徳田と穂乃香が会う目撃を告げた。
穂乃香は鉄太郎らに徳田から佐竹に酒を卸すなと言われたと聞き信人の黙秘理由を尋ね、佐竹に徳田の上総中野での目撃を聞くと否定され、朝霧が穂乃香を匂わすと信人が自供し鉄太郎が送検時間までに捜査を命じ、鉄太郎は町村の墓で母・孝子と会い町村と穂乃香の婚約を聞いた。
穂乃香が自殺を図り病院に運ばれた、鉄太郎らは上総中野で徳田の目撃を探すが見付からず、鉄太郎はあずさからやらない証明が難しいと言われ、鉄太郎は絹江に信人が穂乃香を庇うと言うと穂乃香が10年前に徳田にレイプされ信人が怒ったと打ち明けた。
<以下、隠し字>
鉄太郎らは富士川から兇器がテニスのガットと言い家宅捜査に鉄太郎らが同行し、町村と穂乃香と佐竹も同級生と知り動機があるが上総中野に居て、鉄太郎は上総中野で徳田の死亡現場と社章を探し見つけ大原に運んだと考え回送列車を見つけ、朝霧と富士川に回送列車で運び関係者と言い、鉄太郎らは佐竹に駅弁を回送列車で運び徳田の遺体も運んだと言うと町村と穂乃香に為に徳田を許せ無かく復讐と言った。


監督:伊藤寿浩
脚本:ひかわかよ
出演者:恵俊彰・平山あや・石井正則・鈴之助・鈴木裕樹・渡部豪太・森脇英理子・角替和枝・樽沢勇紀・長谷川朝晴・三田寛子・藤真利子・西村和彦
制作年:2016年


感想: 初心者向きミステリードラマで、判り易さは良い。
左遷の裏は匂わす程度で良さそうだ。

所轄刑事10

御茶ノ水署・梢田威(的場浩司)は5年前に殺害された元杉並東署安全課刑事・香坂努(山中聡)の父・香坂正二(竜雷太)が失踪した正二の娘と名乗る女(森脇英理子)から直接捜索を頼まれ、御茶ノ水署生活安全課・斉木斉(船越英一郎)は中園蝶子(友近)と来た梢田から聞き、元刑事で中央セキュリテイ取締役・飯島正明(阪田マサノブ)が殺害され刑事課・門脇(宇梶剛士)と会い課長・仙道有紀子(安蘭けい)が関わるなと言い被害者の横に謎の6桁の数字「851129」が有った。
斉木は数字は犯人が書いたと考え、蝶子が動画サイトで「代議士・小森要三(佐戸井けん太)を5日後に処刑する」殺害予告映像を見せ投稿者が「851129」で、斉木は5日後に御茶ノ水で小森の講演会があると知り小森を訪れて5日後の講演会場に爆破予告があったと秘密を尋ねた、御茶ノ水署署長・銀林(大和田伸也)は小森から電話を受け、斉木と梢田に注意した。
斉木は情報屋(菅田俊)から小森と飯島の繋がりと5年前の事件を聞き、情報屋は梢田に数字が警官職員番号と教え、蝶子が調べると香坂努で容疑者・市村茂(蟹江一平)は逃走中で、梢田は正二の家を調べ復讐を知り、斉木は有紀子からクビと写真を見せられ注意され努の刺殺事件を告げた、梢田は見つけた正二に警察の捜査がデタラメと言われた、斉木と有紀子は正二の部屋で努のノートを見つけ「「K」が犯人」と「真実を追う」と書かれていた、そこに正二の娘・香坂五月(小松美咲)が来て梢田は騙されていたと知った。
斉木らは五月から正二が末期癌で復讐を止めて欲しいと頼まれ、有紀子らは市村の目撃情報を聞き、斉木と梢田は情報屋から市村が施設育ちで女・西岡真由美(中原果南)がいて闇金と聞き、斉木と梢田は真由美に聞き込み5年前から連絡なしと言われた、生活安全課は全員が銀林に謹慎にさせられ有紀子に梢田を捜査に加えると頼んだ。
梢田は飯島と香坂の部屋で同じ「A」のブローチと飯島の部屋で小森と偽五月の写真を見つけ、斉木は梢田から聞き箱根湯本に連れ努の殺害現場に行きそこが市村の生まれた家で両親が事故死と聞きそばの墓に行った、斉木は情報屋から「A」のブローチが「青山エース」だと聞き小森の関与を知り、梢田は真由美に来た市村を逮捕しようとして刺され病院に運ばれた。
<以下、隠し字>
斉木は真由美に話しを聞き、斉木は有紀子らに講演時間を遅らせ警備をしないと言い、会田マミ(森脇英理子)が潜入し、正二が小森を襲い舞台に追い、斉木は正二が努のノートで小森の事実隠避を知り、小森が売春クラブ「青山エース」の会員で努が追ったが真実でないと言い、真実(マミ)に努が探したと言うと、市村が来て小森を刺そうとし斉木は制止し市村とマミが兄妹だと言った。
「墓参りに箱根に行ったマミを努が売春で捕らえようとし、尾行していた市村が勘違いして努を止めマミが刺し、市村が罪を被り逃げ、マミは正二に話しに行くが居なく小森に行くと隠蔽を言われ、直後に飯島に呼び出され命を狙われそばのナイフで刺したが正二が復讐を止めず、終わらせる為に小森を狙った」と自白し、マミを正二が狙うと梢田が制止しマミと市村が謝り、斉木は正二に謝り続けるしかないと言い止めた。


監督:長谷川康
脚本:ワタナベリョウスケ
原作:逢坂剛
出演者:船越英一郎・的場浩司・安蘭けい・宇梶剛士・友近・蟹江一平・森脇英理子・中原果南・小松美咲・山中聡・阪田マサノブ・佐戸井けん太・大和田伸也・竜雷太・菅田俊
制作年:2016年


感想: 船越英一郎、2時間サスペンス主役100作目記念。
5年前の事件と現代の事件の謎。
逃亡する容疑者、復讐を狙う男、謎の捜索依頼者。
過去の事件のノートの記載内容と、現在の事件のメッセージの謎を解く。

広域警察(8)

広域捜査課・東圭太(高橋克典)と課長・高村順一郎(大杉漣)と中西みどり(小川菜摘)は高村の娘・美咲(石川理咲子)が講師のバレエ教室発表会を訪れ同僚・大内幸太郎(片岡信和)と会い、生徒・沢村百合(本田望結)の母・加奈子(今野麻美)は東が10年前に付き合い去った恋人だった。
翌朝に百合が自宅で加奈子の刺殺死体をを発見し、神奈川県警管理官・岡林良一(鶴見辰吾)ら調べ、東は百合から発表会で加奈子と岡林を見たと聞き、出身の河口湖町へ百合を連れて行き、資産家の加奈子の養父・沢村健人(伊吹吾郎)が経営のホテルで秘書・寺坂和夫(松澤一之)から沢村美沙(中山忍)と沢村美雪(北川弘美)が遺産問題で相続する加奈子殺害の疑いを聞いた。
東は互いが母の不遇を言い加奈子を殺害犯人と貶し合い、百合は健人を訪れ松井節子から土肥温泉に居ると聞き、高村が百合と東に合流し加奈子の父・水戸浩司が前科者で加奈子が消えたと考え、翌日に東と百合と高村は沢村邸で刺された美沙から美雪が犯人と聞き土肥温泉に行き、岡林が来て東は関係者で不審だった。
東と百合は土肥温泉のホテルで美沙と会い、健人に会い重度の鬱病で美雪を探しに東と美沙が行き、百合が加奈子の娘と話しバレエを踊ると健人が動き白封筒を渡し加奈子への懺悔を言った、東は百合と封筒の中身の地図の印の場所に行き床下からトランクを発見し中に人間の白骨遺体があった。
東は百合が美雪と揉め車で去ったと聞き追い、美雪と百合が揉み合い転落し病院に運ばれたが助かるが百合が足を怪我した、広域捜査課は美沙と美雪と岡林を疑い加奈子が1月前から河口湖町で目撃され、男の20年前の目撃を探し白骨遺体が水戸と判り、東と大内は湘南で元同棲者(山下容莉枝)を聴取し最近加奈子が来て行方を探すと聞き遺品を調べ20年前に河口湖町に行ったと知った。
東と大内は寺坂から健人の指示で死体を埋めたが殺害は別人と聞き、東と高村は岡林を調べ陶芸が趣味で父の暴行を受け引き取られ恩人で、節子が水戸を目撃し、みどりから聞いた百合が抜けだし沢村邸で写真を見つけた、東は名誉市民式典を思い出し百合とみどりから式典の写真を受取った。
<以下、隠し字>
岡林が消え手紙に「水戸を殺害し、20年後に加奈子が調べ殺害した」と書かれ岡林が自殺し、東と高村は自殺理由を疑い岡林宅を家宅捜査し加奈子殺害のアリバイを見つけた、東と大内は美雪から岡林が美沙が好きだと聞き、美沙が健人と自殺を図り東が止めると「水戸と揉めて殺害し岡林が始末し健人が罪にさいなまれ」加奈子殺害し、美沙が式典写真が見つかった事を岡林に知らせたと言った。


監督:吉川一義
脚本:谷口純一郎
出演者:高橋克典・中山忍・本田望結・北川弘美・小川菜摘・今野麻美・松澤一之・伊吹吾郎・鶴見辰吾・大杉漣・石川理咲子・片岡信和・山下容莉枝
製作年:2017年


感想: 20年前と現在の殺人事件を追う。
ざっくりしたアリバイを追う、容疑者が限られる事が条件だ。
神奈川警察の動きは異様だ。

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