サスペンスドラマ2:「39」

Dr.検事モロハシ2

検事・諸橋正志(稲垣吾郎)と森下椿(吹石一恵)は大宅島に向かい、同船した佐川珠代(三倉佳奈)と会い珠代の実父・佐川(大河内浩)が急病で、医師免許を持つ諸橋が船内の救護室で椿の助けで手術を成功させ、大宅島診療所で医師・岩田紀子(野波麻帆)に会い元は有名産婦人科・愛聖病院にいて看護師・伊藤恵(入山法子)と移っていた。
諸橋と椿は愛聖病院で1月前の医師・麻生(石黒賢)が伊坂ゆり子の帝王切開手術で患者と胎児が亡くなり夫は医療ミスを疑うがカルテ上に問題はなく真相を探りに来たが、恵は愛聖病院に医療格差があり紀子はそれが疑問で止めたと言い、特捜部長・奈良徳和(松方弘樹)と諸橋は、紀子は評判が良いと話した。
厚労省・佐久間(丸山智己)が検察庁に愛聖病院に医療ミスがないと見解を言うが、潜入捜査を始め医長と事務局長・小坂が清稜医科大学病院・池谷(山田親太朗)に問い合わせて確認し、諸橋は池谷から沖田涼子(木村佳乃)に鍛えられていると答えた。
諸橋は病院が2つに別れ、上階はIDカードが必要で情報が不明で、不妊治療担当医師・麻生友樹が諸橋に涼子と知り合いで下層の医師の力を見ていると言い、中島医師に椿が近づきIDカードを盗み諸橋が調べたが伊坂のカルテは別になっていて、侵入は小坂に連絡され部屋は閉鎖され暗証番号が必要で椿が中島から聞いたヒントで開いた。
諸橋と椿はカルテに異常はないが、夫が不妊患者ばかりで正常に生まれたのは1人だけで、諸橋と椿は患者を訪ねたが病院の対応に感謝し、成功の平井は行方不明だった。
内閣府医療統括官・青木(岩城滉一)は佐久間から検察の継続調査を聞き、大宅島の紀子は体調不良で倒れ恵や珠代から働き過ぎと言われ、諸橋は担当の落合の急病を勝手に受け入れ手術を始めると麻生がサポートに来て成功させた。
大宅島で紀子の死体が見つかり、諸橋と椿は行き幼馴染み・北島(黄川田将也)と会い、諸橋は解剖を指示し恵と珠代らに身分を明かすと珠代は昨日恐ろしい事から逃げて来たと聞き、紀子の解剖で顆粒の存在と妊娠が判った。
<以下、隠し字>
諸橋は特別室に潜入するが見つかり、佐久間が医療特捜の解散を求め次席検事(団時朗)は認め捜査資料を要求し奈良は諸橋と椿に短期で結論を出せと言い、諸橋は北島医師を訪ね愛聖病院の写真で畑違いの川村を見つけ麻生と繋がりがあり、椿は温泉偽証を見つけ紀子の死亡現場だった。
奈良は青木に海外投資ファンドを話し、諸橋は涼子から麻生の妻と胎児の死で妻に会いたいと考え、クローン技術でゆり子を妊娠させ川村と麻生が実験を行っていた。
川村が大宅島に度々訪れ、恵が自供し、山荘で平井に会い子供を見て・・・。
諸橋ら検察は愛聖病院の強制捜査を行い、クローンの研究所を見つけ・・・。
珠代の緊急手術を諸橋と椿が始め、北島が加わり成功し、・・・大宅島診療所に北島が後を継ぎ・・・。


監督:七高剛
脚本:大石哲也
原案:能田茂「Dr.検事モロハシ」
出演者:稲垣吾郎・吹石一恵・石黒賢・野波麻帆・入山法子・三倉佳奈・大河内浩・山田親太朗・岩城滉一・松方弘樹・黄川田将也・丸山智己・団時朗
制作年:2014年


感想: 近未来なのか現実なのか不明が怖い。
研究者と医療者の目的は何か。
行政と海外ファンドも実は??。

外科医鳩村周五郎13

中学教師・寺沢と児童教育評論家・塚田が体に爆弾をつけられ爆破され、鳩村周五郎(船越英一郎)が国会議員・笹村(森喜行)の爆弾に気付くと人気キャスター・吉岡みのり(櫻井淳子)が現れスポーツジムのランニングマシンに誘導し爆弾除去手術を行い、鳩村は負傷し入院した。
小室源介(内藤剛志)がきて、爆死被害者は体罰行為で停職の中学教員と、児童買春の噂の教育評論家で笹村は児童生活保護法に反対で、犯人は枚方毬枝(多岐川裕美)の最後の仲間・希望の星と言い、捜査1課・兵藤係長(冨家規政)が小室を現場に連れだした。
鳩村は無理に退院し小室は笹村と対立する議員・芝崎直美(小沢真珠)が怪しいと話し、鳩村は張り込むが報道陣で近づけなく、直美の取材に来ていたみのりと会った。
みのりは直美を鳩村が疑っていると知り、直美がゲストの生討論番組に鳩村を出演させ、マネージャー・甲田邦彦(野間口徹)は無理と言い、みのりに会いに中学生・堀口菜月がきたがみのりらは追い返し、討論番組で直美は鳩村が自作自演で犯人と言い鳩村は逃げだし菜月と会った。
エスカの福音・教祖・袴田和子(佐伯日菜子)に会った信者・星野真由(緑友利恵)は倒れ、鳩村は小室から被害者はエスカの福音と関係と聞き和子は霊能力を公言し、鳩村は警察に見つかり逃亡し、エスカの福音の活動を調べ星野を診察し脾腫瘍と知り、近くの看護師(田代さやか)だけの山田眼科で手術を始め摘出手術をした。
<以下、隠し字>
星野はエスカの福音で爆弾装着手術を見ており、看護師と星野を小室に送り、鳩村は和子の元に連行されると和子は拳銃自殺し信者に疑われた鳩村はみのりを見たが、みのりは偽りの報道をし、甲田が殺害され鳩村は菜月から直美を見たと聞き、みのりのブログを見てそこに和子との言葉と同じ文を見た。
小室が鳩村と菜月を見つけ信者らが山梨に向かい星野から場所を聞き、みのりは直美に鳩村と小室が来るが信者が逃がさないと言うが、直美はみのりについて行けなくみのりは殺害しようとし、鳩村と小室が来て止め真相を語り支配する事を憶えたと言い・・みのりが飛び降り重傷だが鳩村が手術を行い・・・。


監督:猪原達三
脚本:深沢正樹
出演者:船越英一郎・内藤剛志・櫻井淳子・小沢真珠・佐伯日菜子・野間口徹・冨家規政・緑友利恵・田代さやか・森喜行・多岐川裕美
制作年:2014年


感想: 革命を目指すには誰が相応しいか。
あっさり冤罪にはまるのも、簡単に逃げるのもそういうドラマか。
地味とは縁がないドラマだ。

弁護士高見沢響子12

弁護士・高見沢響子(市原悦子)の事務所で島野(岸端正浩)と助手・久松啓子(あめくみちこ)が電話の脚本家・古浦信一(石橋蓮司)の依頼メッセージを聞き、事件を見直した。
8年前に古浦の娘・山岡愛子(富岡英里子)は3人の強盗に殺害され、犯人の鬼頭登(加藤啓)は自首し極刑を望む古浦と意に反し、職を失い傷を負った古浦と元妻・山岡久子(萩尾みどり)を支えたのが響子で古浦を遊園地の観覧車に乗せて励ました。
数年後に久子は病で死に、古浦は湯河原の資産家の娘・古浦秋子(筒井真理子)と再婚し、秋子が自殺し古浦は響子に連絡し、響子は湯河原で通夜に参列し、不動産業者・園田(近藤芳正)と秋子の財産管理弁護士・滝本(秋本奈緒美)と会い、帰れと言われた。
響子は久松を呼び、園田が古浦の希望で通夜出席を言い、久松に園田の調査を頼み、車椅子の古浦と再会し、佐藤刑事(佐戸井けん太)は事件性もあると響子に低い木で首つりを語り、滝本は遺産は全て古浦への遺書があるが古浦が被害者救済に寄附するのは問題と言い、古浦は秋子と再婚したきっかけを話し娘の悲劇を隠し結婚していた。
響子は久松から園田は詐欺・横領の前科があり女もいたと聞き、佐藤刑事から呼び出され自殺かどうかは疑問と言い秋子に交際男性がいると思い、滝本は響子に秋子の遺産と一覧を説明し、古浦が打ち明けなかった詐欺師と責め、響子の考えに対立した。
<以下、隠し字>
久松は園田の女が秋子だと言い、園田は古浦に対し罪を持ちたいと誘われ一度だけ関係を持ったと言った、滝本は財産管理人を辞めると言い、久松が古浦の主治医から努力で歩ける可能性の情報を聞き、久松をある人物へ行く依頼をした。
響子は古浦の足の状態を調べ、響子は秋子が久子に会ったと考え東京事務所をしらべ愛子が贈った時計と手紙を見つけ、久松は鬼頭から歩いたと聞き、古浦は鬼頭への復讐の為に歩ける様になり、秋子が久子に会い時計と手紙を渡されたが捨てたと言われ歩いて秋子を襲ったがそこで記憶がないと言った。
佐藤刑事が中島春子(わかばかなめ)と中島繁行(井上康)が古浦が逃げた後で遺産目当てで、秋子を首つりで殺したと言った。


監督:堀川とんこう
脚本:竹山洋
出演者:市原悦子・あめくみちこ・筒井真理子・秋本奈緒美・近藤芳正・佐戸井けん太・萩尾みどり・富岡英里子・岸端正浩・わかばかなめ・井上康・石橋蓮司・加藤啓
制作年:2014年


感想: 物証より感情で推移する。
感情が揺らぎ、何が謎か混乱している。
娘の死への復讐が一番大きいといいたいのだろうか。

キャビンアテンダント刑事

国際線キャビンアテンダント・斉藤美穂(深田恭子)は企画・遠藤(国広富之)からニューヨーク路線限定で乗客に提供するワインを次のフライトで決める様に言われ、酒に強くない美穂は条件を出し、ソムリエ資格を持つ先輩・速水朋子(吹石一恵)を同じ便に乗務を頼み、初めて海外乗務の渡部結(瀧本美織)と、チーフ・杉野えり子(西山繭子)の打合せの後に出発した。
操縦士・芦屋(鈴木亮平)は美穂に興味を持ち、操縦士・上田(鈴木一真)から美穂のワイン選びを聞き、機内で急病が起き医師・広田誠二(要潤)が対応し藤澤めぐみ(すみれ)がしつこく話し接近した。
ニューヨークに到着し、美穂・朋子・結・めぐみは結の映画ロケ地を巡りに付き合い、めぐみはボストン便に行き、ブルックリンのハドソン・バレーでワインを探し美穂はリサ アンダーソン(ホラン千秋)と会い相談したが、リサは母のワイナリー維持で悩み畑で大竹ヒロト(水橋研二)に買収を迫られた。
訪れたワイナリーで会った老紳士・中野茂利(宝田明)に紹介された所でリサに会い朋子らが試飲し美穂も飲み、結は動画撮影に熱中し、中野はホテルでの地元ワイン試飲に招き、美穂達が中野の昔の失恋話しで勇気がなかったと聞いた。
翌朝に美穂達は中野の死体を発見し、朋子が事情聴取に行き、ワインに毒があったと連絡が美穂にあり、結と美穂は逃げ調べリサに会うと中野がワイナリーを乗っ取ろうとしていると言い、届けたワインと年代が異なり卸先はニューヨークの1店舗だけと答えた。
<以下、隠し字>
店舗付近の動画に広田が映り、めぐみに広田のブログを聞くと同乗便だが乗っておらず、真野はるか(佐々木希)や木元亜佳里(水原希子)は中野がベンナールワイナリーに資金援助の予定で息子の医者が向かっていると言い広田だった。
結がリサに会い中野の生前の言葉を見せ、美穂は広田に会い乗った便がコードシェア便でボストン便では機内ブログ投稿は出来なくニューヨークでベンナールワインを買いホテルですり替えたと言った。
生前の言葉を聞いたリサは中野が父で財産贈与でベンナールワイナリーを続けて欲しい考えと知り、美穂に広田は待てなかったと言い自首した、中野の死因がワインを飲んでいなく自然死で、思いを伝えるのは難しいと言う中野に結が映像を勧めていた。


監督:長瀬国博
脚本:宇田学・金沢達也
出演者:深田恭子・吹石一恵・瀧本美織・すみれ・水原希子・佐々木希・西山繭子・国広富之・鈴木亮平・鈴木一真・要潤・ホラン千秋・宝田明・水橋研二
制作年:2014年


感想: 無理に探偵ドラマにしたがテーマは別。
思いを如何に伝えるか・・・。
浮いた新人の映画好きが推理のポイント。

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