サスペンスドラマ2:「12」

100の資格を持つ女(11)

西郷美千花(渡辺えり)はリストラの備えで資格の取得に励む渋谷中央署事務職員で課長・栗林(笹野高史)や野口らと話し、刑事・関根(山崎樹範)が轢き逃げ犯を取調べ殺人未遂で逮捕し美千花にシャツマニア情報を感謝し、小山田刑事(草刈正雄)は2年前の轢き逃げ死亡婦警・徳永昌江の犯人を追い、徳永は振り込め詐欺調査中で狙われた可能性があり、容疑者・川端(吉川純広)を追い三浦半島に行き小山田は刺殺の川端を見つけたが自分も刺された。
神奈川県警の管轄で、入院した小山田は割烹料理屋「磯のや」を疑うが手が出せず、美千花は素性を隠し住み込み仲居で働き始め、女将・吾妻可南子(藤吉久美子)と息子の支配人・了祐(石田卓也)と仲居頭・みどりと仲居・鈴木弘美(藤田朋子)と板長・笹岡(中西良太)と仲居・笹岡安江(河合美智子)と会った。
神奈川県警・永嶋刑事(尾美としのり)と所轄・古沢(永江智明)が来て可南子を同行し、安江が川端に可南子が脅されていたと言い、美千花は同部屋の弘美から板長を頼りにしたが了祐に継がすと聞き弘美の亡き息子・正人を知り、新経理担当・辻村里奈(ちすん)が入社した、翌日了祐が窯元に出かけ安江から経営が悪化し倒産寸前の時期に可南子は高額の送迎車を購入し功を奏して「磯のや」は立て直したが金の出所は不明と聞いた。
永嶋らが板場の包丁を調べ、美千花は里奈の仕事を見て疑問に感じ小山田に報告し、翌日に里奈が川端と繋がると聞きマンションへの途中で里奈の遺体を発見し、美千花は永嶋刑事に素性がバレ3日余裕を貰うが駄目なら処分と言われ、永嶋らが弘美を署に同行し美千花は正人が川端と同じサークルで、関根から正人が里奈への痴漢容疑で逮捕され飛び降り自殺と聞き、永嶋は川端が詐欺仲間の正人を落とし入れ弘美が川端と里奈を殺したと考えるが否定され、美千花は弘美から正人の自殺の否定を聞き永嶋に正人の自殺の再捜査を頼み事件の情報を聞いた。
美千花は板長がまぐろをフグ用の包丁で調理するのを見て疑問で永嶋に知らせ、翌朝に美千花と弘美が出勤し、可南子が置き手紙で出頭し永嶋に川端の詐欺を知っていたが借金で脅され刺身包丁で殺害し里奈からも脅迫され殺害したと話し、美千花は聞いたが信じられず、弘美が警察に行き、板長と安江が言い争い、美千花は了祐に辞めると伝えた。
<以下、隠し字>
美千花は東京に戻り、息子から陶芸資格でまぐろの骨の粉を三崎焼きに使うと聞き里奈の現場にあったと思い出し、「磯のや」に戻り了祐と弘美が居らず永嶋に了祐が黒幕と連絡し小山田に伝え、灯台で弘美が了祐を呼び出し問い詰め揉めると美千花が来て止めて、了祐は正人と徳永殺害と川端と里奈殺害も自供し、永嶋らが可南子を連れて来て、了祐を小山田と永嶋が逮捕した。


監督:吉川一義
脚本:松本美弥子
出演者:渡辺えり・藤田朋子・藤吉久美子・石田卓也・河合美智子・ちすん・尾美としのり・山崎樹範・笹野高史・草刈正雄・吉川純広・中西良太・永江智明
制作年:2016年


感想: 資格の知識を如何に利用するかがテーマ。
写真だけが証拠では寂しい。
警察ドラマと言うよりもコメディ的だ。

100の資格を持つ女(12)

渋谷中央署刑事・小山田雄策(草刈正雄)と課長・栗林中道(笹野高史)と刑事・関根恒夫(山崎樹範)と事務職員・西郷美千花(渡辺えり)らは3年前の沖縄出身アイドル・新里香奈(大平夏実)のストーカー殺人事件犯人・高木の自殺と情報を流すが罪に問われなかった探偵・江藤隆史(中村靖日)を思い出した。
小山田は沖縄の香奈の墓参りで母・新里梓(床嶋佳子)に会いその勤務先ホテルでマネージャー・上原吾郎(市川勇)とフラワーデザイナー・中村優希(黒川芽以)と会い江藤を見かけ、江藤が殺害され小山田は沖縄の事件を捜査出来ず美千花を沖縄に行かせた。
美千花は梓が勤務するホテルでコンシェルジュ見習いで働き始め、長期宿泊客・小柳遼子(菊池麻衣子)をイベントに案内し、梓からイベント会社社長・望月克哉(羽場裕一)を紹介され、優希が結婚式を行うレストラン社長・菅野と早瀬静香(瀬戸早妃)を連れ、沖縄居酒屋で美千花の歓迎会が開かれ土地の青年とも盛り上がると沖縄の警察官が梓を連れた。
翌日梓は欠勤し、美千花は静香から元店の常連・吉岡から脅迫状が届いていたと聞き東京の小山田に江藤が教えた疑いを伝え、小山田は休暇を取り沖縄に行き、翌日に美千花は土地の青年が吉岡(西川俊介)と聞き結婚式場で梓と小山田が暴行を阻止したが殺害は否定した。
梓が優希と望月らに香奈の事件を話し、美千花は小山田から江藤が他の金蔓が居て、優希の態度が不審と聞き、美千花は小柳からルポライターで江藤を追いストーカーを探し裏が有ると聞いた。
翌日に美千花は小柳を遺体で発見し、小山田が遺留メモと関根に仲間を調べさせ、美千花は物産店用のミンサー織で優希の代わりに受取に行き全て八重山ミンサーだが上原がイメージが違うと言い、優希から竹富島出身で香奈と路上ライブを行うが香奈がプロになり江藤の事務所でバイトして騙されて住所を知らせたと聞いた。
<以下、隠し字>
美千花は小山田から江藤が優希恐喝の考えを聞き、関根が遺留メモから江藤の融資者・天羽薫を知り、美千花は梓に知らせ、染色品の染みを聞き望月納品で小柳が飲んでいたもろみ酢の為で望月が犯人と知り小山田に知らせ、望月が梓に天羽と知られ江藤と小柳殺害を話し殺害を謀るが優希と美千花と小山田と警察が阻止した。


監督:吉川一義
脚本:松本美弥子
出演者:渡辺えり・草刈正雄・床嶋佳子・羽場裕一・黒川芽以・菊池麻衣子・中村靖日・市川勇・山崎樹範・笹野高史・大平夏実・瀬戸早妃・西川俊介
製作年:2017年


感想: 東京警察が沖縄を調べる。
開いた事件で、後半で犯人情報が加わる。
沖縄民芸品を多く登場させる。

血痕4・警科研湯川愛子の鑑定ファイル

湯川愛子(竹下景子)と朋美(三船美佳)母娘は群馬県高崎市の亡夫の墓を訪れ、夫の同級生・宇田川源治(内藤剛志)の写真館の前を通った。
翌日、宇田川写真館で家族写真を撮った森島幹夫(谷川昭一朗)がハンマーのような鈍器で殺され、妻・静江(古村比呂)と長男・洋一(加藤良輔)と長女・香織(秋月三佳)の家族で暴君の幹夫は嫌われ、群馬県警・須藤刑事(篠塚勝)と藤永刑事(佐渡稔)は家族の犯行を疑った。
引きこもりで父親に反発していた洋一はアリバイがあり静江と香織はアリバイが不明で、血痕以外に物証は無く、県警は中央警察科学研究所に鑑定を依頼し杉山晴彦室長(ベンガル)は愛子と助手の佐野利行(吉川裕朋)を派遣した。
愛子は三日月形の1つの血痕等を見つけ、宇田川写真店を訪問し写真展開催を知ると宇田川が傷みを訴えた。
血痕の形状とDNA鑑定を行い型が1種類で、直径9ミリのボタンのような物が現場に落ちていたと指摘し、現場に犬の毛があった事も見つけた。
須藤刑事は静江と香織が宇田川写真館に出入りした情報を得、宇田川が頼まれて幹夫殺害した疑惑を持ちシャツのボタンも疑わしく、犬の毛は同日に写真を撮った長峰の犬の毛と一致した。
戦場カメラマンの宇田川作品展に愛子は朋美と行き亡き娘・薫の写真があるが、宇田川が倒れ入院し看護士の朋美が担当で、須藤刑事が病室を訪れ宇田川に静江と香織との事を聞くと自分の犯行と自供し凶器が発見された。
<以下、隠し字>
香織はニュースに驚き愛子を訪ね、兄が犯人と思い自分がハンマーを捨て、宇田川が見ていたと警察に出頭したが香織のボタンのサイズが一致し警察は母娘を疑い、愛子は宇田川を見舞い手術を薦め香織に薦めるように頼みその手紙を読み手術を受けた。
愛子は、三日月形血痕が気になり他の飛散りのない血痕も気になり実験と検証を続け、床から5センチの場合で何かを探していたと考えハードコンタクトレンズと推定し警察に伝え、警察は眼科の記録から長峰の夫が浮かび昔香織に迫った男で、衣服から森島幹夫の血液が見つかり、幹夫から昔の香織の事で呼び出されもみ合っている内に・・・・。


監督:堀川とんこう
脚本:小木曽豊斗
原案:坂田義和
原作:坂井活子「血痕は語る」
出演者:竹下景子・三船美佳・内藤剛志・谷川昭一朗・古村比呂・加藤良輔・秋月三佳・篠塚勝・佐渡稔・ベンガル・吉川裕朋
製作年:2013年


感想: 科学捜査でも血痕鑑定が中心の主人公の話です。
完全に第3者ではなく、ドラマ的には複数の絡みとなる。
肝心の血痕鑑定が意外と遅いのが悩ましい。

浅草下町通交番

佐武純平(山口智充)は浅草・下町通交番の巡査長で娘・はな(久家心)と亡き妻に参り水口食堂・水口晴子(藤田弓子)に送られ部下の加地拓(米原幸佑)と交番勤務した。
北見麻里子(三津谷葉子)がファミレス「あさくま」への道を尋ね純平が戸惑うと、はながあさってオープンと答え、下着泥棒調査で小林弘美(中山忍)と会い、人形職人で警備のアルバイトの峰岸一男(小野武彦)と水口食堂で純平とはなは食事をした。
麻里子が遺体で発見され「A.F」の刻印ネックレスがあり、東浅草署刑事課長・柳田英俊(内藤剛志)や警視庁捜査1課・等々力里奈(田中美里)と水野克洋(少路勇介)らが現場検証し、純平が麻里子が近畿からの旅行者と報告し被害者と接触がある警察官として純平も捜査に加わり、麻里子が5年前に大西征郁(吉満涼太)殺害前科があり「あさくま」へ急いで行く必要があった。
純平は、友人・辰巳雄輔(東根作寿英)から従業員・弘美を紹介され、下着泥棒事件で会った弘美と辰巳から結婚を告白されていた。
「あさくま」で純平は里奈と水野の捜査に協力するが何も得れなく、麻里子はクラブの開店資金調達で東京に来て、自宅パソコンの検索ページに「あさくま」の専務・森崎智矢(内田健介)の画像があった。
純平は喫茶店のマスターから麻里子が森崎と殺害前日に会い、里奈が森崎に尋ねたが5年前のホステスと客でその日も偶然会ったとし資金援助は否定し麻里子は同じ店の「藤代亜希」を探していて、里奈は「A.F」が「藤代亜希」と気付き麻里子が森崎に近づいたと考え遺留品が練り白粉と判り、里奈が純平を店に訪ね雄輔と弘美が来た。
森崎が屋上から転落死し遺書が発見され自殺の可能性だが足取りは疑問だった。
下町住民は下着泥棒を捕え、純平は盗品に「フジシロアキ」名義のキャッシュカードを発見し、雄輔は弘美から別れを言われ、純平は弘美に盗品と住民登録しない事を聞き、京都から藤代亜希は舞妓だった情報が入るが、里奈から森崎犯人で終わりと聞き純平は身元不明の弘美の存在を話した。
<以下、隠し字>
里奈は京都で休暇で来た純平に捜査協力を依頼し、女将・遠藤美由紀(久世星佳)から5年前の大西殺しの疑問と藤代亜希が小林弘美で娘は死んだと聞き、東京からの電話で森崎殺人の疑いでて里奈は東京へ戻り純平は1日京都で調べると言い、病気で倒れたはなを弘美が助けた。
里奈と水野は弘美を任意同行し、5年前の犯行と東京の殺人を聞くが否定し、森崎殺しの水口食堂でのアリバイがあり釈放になり、純平は峰岸に弘美との関係を聞き5年前に娘を亡くした後で人形が似ていたと言い過去を知っていた雄輔が弘美を受け入れていた。
里奈と純平とが森崎の腕時計のガラス片を見つけ犯行時間に疑問を持ち、タクシーのカメラから森崎の生存時間が変わり、はなの病院で純平は臓器移植のポスターを見、弘美が姿を消したと聞き純平は探し橋で見つけた。
弘美は麻里子と森崎と殺害し、大西に関わり金があれば娘が助かると思い5年前の真相を述べ2人から脅されたと言うが純平はかばっていると言い、里奈は真犯人は判っていると言い・・・・・・。
純平はシアトルの臓器移植の峰岸美咲のポスターを見て、5千万円を出した人がいる事を知り、それがどの金か知った事で、・・・・・・。


監督:児玉宜久
脚本:門馬隆司・安井国穂
出演者:山口智充・田中美里・中山忍・東根作寿英・三津谷葉子・米原幸佑・久家心・少路勇介・内田健介・吉満涼太・小野武彦・藤田弓子・内藤剛志・久世星佳
製作年:2013年


感想: 最近時々見かける、交番警官の制服捜査です。
相方が上級職だったり、女刑事も多い。
伏線らしきものが何もなかったりはやや肩すかし。

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