サスペンスドラマ2「02」

温泉(秘)大作戦(13)

仙台市秋保温泉郷のホテル「瑞鳳」の離れ「櫻離宮」でのおもてなしを、星野さつき(森口瑤子)と森田梢(高樹マリア)が和式礼法の配膳を指導し、島慎之介(東幹久)が食材から料理を考えた。
数日後の地域医療学会中止の脅迫状が届き、幹事・板野(金児憲史)と梶川(池田努)両医師にも届くが板野は開催を主張しさつきらは万全の対策を講じ、板野と梶川は離宮に入り、離宮用に野菜を納めている茶沢(松澤一之)と娘・久恵(秋山りこ)親子や、スナック経営の松尾典子(大竹一重)と小春(遊井亮子)姉妹や、滝沢京香(藤田弓子)が宿泊した。
城ノ内愛子(野際陽子)とさつきに、岩田幸平(村田雄浩)が数日前に学会幹事・坂上医師(松川荘八)が転落死し脅迫状との関連は不明と言い、厳戒態勢で前夜祭が始まり、母の遺影持参の松尾姉妹にワインが出され、さつきは新任だが仲居歴15年の石森可奈子(大路恵美)と京香を担当し可奈子を外す要望にさつきは接客に落ち度はないと思った。
前夜祭は終了し離宮で茶沢が板野と梶川をののしるが久恵に止められ、松尾姉妹が梶川を訪ね、板野は呼び出され翌日車中で絶命し県警から警部補らが来て茶沢に聞くと久恵は母の事でなじったと言い、滝沢は病院役員だが板野と面識が無く、松尾もアリバイ無く、死因は二酸化炭素中毒で、茶沢は外出しており、梶川は松尾姉妹に金を渡した。
石森は写真を見る滝沢を見、さつきと梢は梶川への脅迫状を見つけ、さつきは櫻離宮の客を疑い岩田は医師会も従業員も可能性があり、島は全員の食事会を提案し、梶川と松尾姉妹が言い合いになり、茶沢は坂上と板野が死んで得をしたと言い解散となった。
ホテルで交通会社の尾崎が頭痛で倒れ滝沢と石森が救命処理し、さつきと支配人が食事会の謝罪にまわり、滝沢に感謝を述べ、松尾姉妹は母の死が15年前と言い、久恵から母の命日を聞き、岩田は医師3人が15年前に高校同級生と知り、ドライアイスを見た。
<以下、隠し字>
さつきは石森に滝沢が嫌がる理由を聞き、愛子とさつきに岩田は15年前の3高校生のいたずら電話で消防車と救急車が来た新聞記事が最近出て、その時に火事で松尾姉妹の母が死に、茶沢の母が救急車が遅れ死に、さつきは石森に地元で同じアクセサリーを見たと言い大切な人を救急車の遅れで亡くしたと答えた。
岩田が大量のドライアイスを入手した人物を見つけ、石森の恋人が救急車の遅れで死に脅迫状を送り殺害を言ったが、滝沢は石森の恋人が息子で坂上と板野の殺害を自供した。
松尾姉妹や茶沢も同様に怒り、滝沢は坂上と板野の不遜な態度で殺し、言い訳する梶川に、さつきは他人の痛みを知る事と言い、滝沢は自首した。


監督:合月勇
脚本:清本由紀
出演者:森口瑤子・東幹久・高樹マリア・大路恵美・遊井亮子・大竹一重・金児憲史・池田努・秋山りこ・松澤一之・藤田弓子・村田雄浩・野際陽子・松川荘八・鈴木正幸・大高洋夫・
制作年:2014年


感想: サブタイトルが長い。
安易に複数犯にしないのが良い。
伏線は15年だけだがそういう話しだろう。

捜査指揮官 水城さや2

水城さや警視(小池栄子)は、警視庁刑事部捜査1課女性管理官で30歳の警視で捜査本部を指揮しオヤジ殺しのあだ名があり、雨の夜に赤い傘の元証券会社・石原法子(沢井美優)が刺殺され、上司・葉山警視正(伊武雅刀)の命で部下・岸本達也警部補(杉本哲太)と渡辺愛子巡査(北川弘美)と現場に行くと、物取りの可能性は薄くさやは、捜査員の1人から3年前の事件と関連の質問を受けた。
3年前に同じ所轄で赤い傘の女性が2人連続刺殺事件が起きて無職・筒井雅夫(藤岡信昭)が逮捕され、裁判で無罪主張したが無期懲役が確定し服役中に獄中病死したが、凶器の刃物が発見されず、現場付近で不審者がおり被害者の生活は派手で今回の凶器も3年前と同じと判明した。
さやは実家の鰻屋女将の母・水城千代子(市毛良枝)と弟・水城繁雄(山口翔悟)と過ごし、翌日に3年前の犯人という犯行声明が届き理事官・菱沼警視(林泰文)は無視で葉山はさやにまかせ、同じ頃にさやと顔見知りの浅草南署交番・永田巡査部長(田山涼成)が目撃され、永田は筒井の犯行が疑問だった。
さやは3年前の事件も捜査方針とするが月島中央署刑事・木島(菅原大吉)・前田刑事(俵木藤汰)・山崎刑事(ホリベン)・高田刑事(山上賢治)らは反発し木島は捜査から外れ、上層部・松原豊参事官(隆大介)も捜査方針に圧力がかかった。
さやは筒井の墓で永田と筒井の姉・理沙(中島亜梨沙)と会い、雨の日に赤い傘の須藤が襲われたが無事で、石原の元社長・井村英彦(冨家規政)は妻・奈津美(古村比呂)にひきこもりの息子・秋彦(栩原楽人)を施設に預ける相談をし妻は反対した。
現場に最初の事件の第1発見者・小宮啓介(宮下裕治)がおり逮捕され第2は認めたが最初は否認し、木島刑事が様子を見に来てさやは復帰させ木島は石原が会社から金を貰っていたと述べた。
<以下、隠し字>
捜査本部に犯行声明が届き不審指紋がつき内容が詳しく差出人の捜査を指示し、井村英彦と三田智弘(神尾佑)がさやを訪問し石原に機密保持金渡しを話し、さやは筒井理沙が犯人捜しのため出したと知るが情報入手を黙秘し永田が流したと謝り、さやは3年前の捜査を続け永田は三島忠志(安藤彰則)を追ったが記録になく、松原はさや更迭を命じ葉山と菱沼は3日後と答えた。
さやは三島から3年前に刑事から別の証言を要求されたが筒井でないと言い、さやは3年前に左手に怪我をした人物と病院の捜査を指示し、該当少年・井村秋彦が見つかり出頭して誰でも良かったと自供したが、さやは証言に疑問で石原が金属アレルギーでペンダントのみが別で秋彦と同じで井村奈津美を訪れ秋彦の自供と母を庇ったと言うと自供を始め、夫・英彦の浮気相手の赤い傘の女が家庭を奪ったと語った。


監督:児玉宜久
脚本:安井国穂
出演者:小池栄子・杉本哲太・北川弘美・古村比呂・林泰文・菅原大吉・栩原楽人・神尾佑・山口翔悟・俵木藤汰・ホリベン・市毛良枝・山上賢治・隆大介・田山涼成・伊武雅刀・沢井美優・藤岡信昭・冨家規政・宮下裕治・安藤彰則・中島亜梨沙・
制作年:2014年


感想: 過去を含めた連続殺人。
動機が謎だ。
伏線不足で事前解明は無理。

葬儀屋松子の事件簿4

桶谷松子(名取裕子)は、社員・富永(田中健)・升田(でんでん)・西谷(西尾浩行)と葬儀社を開き、升田と墨田署刑事・輪島(マギー)が将棋を指し、近所の歯科医・増崎督子(水野久美)が松子の義母・千代子の月命日に来て、督子は孫・順子(樋井明日香)と息子・和行(近江谷太朗)と従業員・浦田(松江健)と食事をした。
松子はひき逃げされた洋食屋「キッチン瀬川」の瀬川(坂田聡)の葬儀を請負、婚約者・林葉亜希(大谷みつほ)に会い、車はガードレールに激突し運転手は死亡し、瀬川の遺体は衣服にタイヤの痕があるが体にアザがなく違和感を感じたが、松子は遺体の損傷が激しく先に火葬を済ます「骨葬」を提案した。
松子は督子から知り合いの葬儀を頼まれ同業・小嶋歌子(竹内都)を紹介し、瀬川の葬儀に督子と順子が来て瀬川をひいたのが医院の浦田で弔問に訪れ、瀬川の恩師・田所紀久子(星由里子)は「骨葬」に不満だが松子の対応で収まるが、紀久子は桶谷葬儀社に再度瀬川の葬儀を申出、松子は丁重に断り自分が孤児と話した。
河本(阿南健治)刑事や村田(石井智也)刑事が噂し、瀬川の死が疑問の輪島は松子から遺体の状態を聞き死んだ後にひかれたと考え亜希に歯科医院の事を聞き、松子と富永は洋食屋で督子が亜希を責めるのを見、輪島は紀久子を茨城に訪ね瀬川は殺されたと言い、松子は督子が亜希を責めるのが逆で、歌子は和行がマザコンと言った。
輪島が死体で発見され河本刑事や村田刑事が調べ、松子が葬儀準備に来て手に傷を見つけ、紀久子が喪主で葬儀を行ったが東北の風習の紙が2枚有った。
<以下、隠し字>
紀久子が松子と義母・千代子に興味を持ち来て、順子の裏口入学を亜希が知ってクビになったと言い、夜泊まり松子と並んで寝て・・・。
松子は現場で疑問を感じ、順子が飲んでいた店で聞き込み和行から瀬川が裏口入学噂で資金を求め瀬川殺害後に順子と浦田で偽装したが、輪島から金目的の脅迫を受け殺し、自首すると言った。
松子は紀久子を訪れ夫が死に松子は葬儀を申し出て、葬儀の準備を終え輪島の葬儀の紙2枚を思いだし紀久子と共に督子に会い、和行が身代わり言い督子は自首した。
紀久子は松子に母と名乗る手紙を残し姿を消した。


監督:黒沢直輔
脚本:西岡琢也
出演者:名取裕子・田中健・でんでん・星由里子・水野久美・阿南健治・近江谷太朗・マギー・石井智也・大谷みつほ・西尾浩行・坂田聡・樋井明日香・松江健・竹内都・
制作年:2014年


感想: 警察が捜査しない事になっている様だ。
現実性は?。
松子と紀久子の関係は??。

ヤバい検事 矢場健3

神宮司総合病院長で天才外科医・神宮司貞子(前田美波里)がサッカー選手・中条の手術を成功させ、潔癖な性格の東京地検検事・矢場健(舘ひろし)は医師・如月彩(原沙知絵)と食事予定を健康診断に変えた。
貞子が夫で理事長・神宮司康則(広瀬彰勇)を院長室で殺したと100番通報したが殺意は否定し、テレビで二ノ宮(中西良太)が冷酷とコメントし、検事・松平大介(矢崎滋)が事務官・大隈進一郎(河相我聞)に相談しようとすると、矢場健が到着し貞子の取り調べを始めた。
貞子は犯行経緯を、康則は名だけの理事長で金を着服し女医・中西と関係を持ち、理事長から解任し離婚するつもりが、康則が貞子の首を絞め貞子は抵抗し気付くと花瓶を手にしていたというが矢場は貞子が一時的に記憶がなく10日間勾留延長をした。
矢場は大隈と院長室で事件と同じ食事を再現し空の皿があり、大隈は看護師から当日の手術を聞き、里中源蔵(中原丈雄)から駐車の車を聞いた。
矢場は如月と会い空いた皿の利用法を考え、矢場は胃の内容物が疑問で大隈は女医・中西(宮内知美)から理事長の好き嫌いを聞き、最後の晩餐には嫌いな物があった。
矢場は貞子らと現場立証で不自然さと空皿を質問し、矢場は磯沼喜代子(いしのようこ)と娘・ゆきのと会い手術が事件当日で、駐車場で里中と会い、貞子が二ノ宮と会っていた噂が有った。
<以下、隠し字>
矢場は貞子の10日間の勾留延長を行い、大隈は看護師からお土産を貰い貞子と二ノ宮が秘密でなく、稲荷寿司屋で貞子が来ていて、ゆきのの住所の側で隠れて診察と考えた。
矢場と大隈は、ゆきのの紹介者が里中で、里中の40年前の前科は被害者がゆきのの祖父で、子供の紙飛行機が高い枝に乗ったが後日下に有り、里中が最後の晩餐の相手と考え、近くの稲荷寿司本店主から40年前の事を聞き、喜代子に会った。
矢場は関係者と貞子と里中と現場立証を行い、ゆきのの診察を聞き40年前の殺人が里中でなく貞子で、里中が院長室にきて晩餐中に来た理事長を殺し貞子が身代わりになり稲荷寿司を捨てさせた。


監督:児玉宜久
脚本:深沢正樹
出演者:舘ひろし・原沙知絵・河相我聞・前田美波里・中原丈雄・いしのようこ・宮内知美・中西良太・宮下裕治・広瀬彰勇・矢崎滋・松金よね子・飯沼千恵子・谷岡恵理子・金沢雅美・
制作年:2014年


感想: 過去の冤罪に動機と犯人を隠す。
細部に拘るが全体は普通です。
偶然性は許容ぎりぎり。

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