サスペンスドラマ2:「32」

火災調査官・紅蓮次郎14

紅蓮次郎(船越英一郎)は神奈川県美津原市消防署の火災調査官で、部下・白井勇一(河相我聞)は副市長・佐伯耕作(佐戸井けん太)の息子でバイオリニスト・佐伯康平(水上剣星)のリサイタルで元消防士・今泉司(袴田裕幸)と再会し婚約者・中園知美(遠藤久美子)を紹介された。
紅は息子・俊介(遠藤雄弥)のロックバンドメンバーの居候を鴇田早苗(山下容莉枝)に頼んだ。
今泉の自宅で火災発生し今泉は1階から2階への階段途中で死に、紅は元消防官の行為が不思議で、原田千秋(白石美帆)が放火犯特化のプロファイリング研究者で市長・野々村(寺田農)直属の放火Gメンに選ばれたと言った。
白井は今泉は1年前の事件で殴られ相貌失認で消防士を辞めたと言い、火元に空の消火器と灯油のポリタンクがあり、灰田警部(マギー)が脳挫傷の殺人で現場で知美の目撃を突き止め、佐伯の妻で心療内科医・佐伯鶴子(黒田福美)と警察に出頭し知美は子どもの頃の火災で、炎を恐れる心的障害PTSDだった。
原田は知美の出頭に千秋は動揺し、警察で知美は黒崎(平泉成)らに抗議し紅に25年前のデパート火災を話し、灰田らは知美が入籍前に今泉ともめて殺害と考え、紅は原田と現場検証をやり直すが証拠がなかった。
警察は鶴子の証拠隠滅を見つけたが、紅は原田と現場で知美から事情を聞くが記憶が曖昧で、紅は鶴子から医者と家庭の悩みを聞いた。
鶴子が医院で遺書を残し自殺し、耕作は知美のヘリウムのバルーンアートで葬儀を飾り、康平は高台で演奏し、医院で爆発が起こり火災になり紅と白井は知美を助け出すが、市長が遺書を見つけた。
<以下、隠し字>
原田は遺書を読むが変と紅に電話したが、原田と連絡が取れなくなり、紅らは現場検証しカセットコンロボンベを複数見つけ、紅は原田の失踪に気づき、タクシーから忘れ物の湿度計を預かった。
紅は警察や市長や佐伯や谷繁の前で、燃焼実験を行い知美が火を使えず、レーザーポインターで爆発させ康平が海外で入手し、耕作が使用し康平の異常な楽器への愛情から1年前の事件の犯人を湿度計から指摘し、康平が今泉を殺害し耕作が鶴子に偽装させ・・・。
黒崎が原田を助け出し、遺書が古い無関係な物と原田が気づき・・・。


監督:岡本弘
脚本:今井詔二
出演者:船越英一郎・河相我聞・白石美帆・平泉成・マギー・山下容莉枝・遠藤久美子・佐戸井けん太・黒田福美・水上剣星・寺田農・遠藤雄弥・袴田裕幸・
制作年:2014年


感想: 色々な障害や異常性格が多い。
トリックも含め、色々ありです。
狙いが火災捜査官の意識と考えましょう。

刑事夫婦

加賀美涼子(鈴木砂羽)と加賀美太郎(石黒賢)はひったくり犯を見て、突き飛ばされた雉子牟田静江(市毛良枝)を太郎がかばい、逃げる犯人を涼子が捕まえ、涼子は警視庁警部で太郎は所轄警部補の夫婦で結婚1年で、静江から招かれた2人は静江の夫・要三(田村亮)と会い35年の要三と静江に涼子と太郎は理想の夫婦像と憧れた。
2人は電話で現場に向い、涼子を榎本美香刑事(星野真里)が待ち転落死体は小田切満男(江藤潤)で社員バッジがあり、状況は自殺で小田切の妻・加世(姿晴香)は会社の資金繰りが悪いが自殺は25年の夫婦と否定した。
太郎はひき逃げ現場で水野英子刑事(村井美樹)と目撃者を探し、涼子は加世の言葉から夜中に太郎と現場で男を見かけ、聞き込みで監視カメラから飛降り時間がメール前で殺人と考え、涼子と榎本は小田切の足取りから、養護施設陽光園長・五木源一(大石吾郎)の墓参り先で住職(逢坂じゅん)から女性と会い「しのぶ」と聞き、施設名簿に雉子牟田の名を見つけ訪問し、2人は静江の人形を見て、要三との馴れ初めを聞き、要三から静江に隠している養護施設の事を聞き、昔は偏見があり小田切とは会っていなかった。
2人は男を捕らえ、田村グループの御曹司・田村和夫(下総源太朗)で父・田村直哉(津嘉山正種)の要求で小早川(井田國彦)課長は釈放させたが、榎本は社員バッジが田村グループと調べ、住職から車の持ち主が和夫の妻・しのぶ(結城さなえ)だった。
ひき逃げ被害者・里谷が意識を戻し、水野は太郎に似顔絵を渡し、太郎は田村和夫と気づくが殺害され、自宅で太郎は涼子と榎本に会い、妻・しのぶは墓で男と会ったが主人の代理で年に1-2回頼まれ、政略結婚だと言った。
合同会議で小早川は2つの事件の関連で捜査と言い、涼子と太郎がコンビで家庭内捜査会議で五木は自殺だが疑問で施設出身者は語らないが反応した男に涼子は拘り、小田切が園長の転落死を調べ協力者に電話し、警察担当は目撃者が決め手で田村文具・黒岩重光(沼田爆)で、涼子と太郎は田村直哉から、和夫が万引きでもみ合った事故で園長が墜落死したと言った。
<以下、隠し字>
涼子と太郎は小田切が協力者と会ったと考え、太郎は痣から要三を思い出し、涼子は会い要三は写真を否定し、静江が発作で病院に運ばれ要三は先が短いと言った。
太郎は黒岩を調べ、娘から姉は嫁ぎそれが雉子牟田静江で、榎本の電話で涼子は要三に小田切を静江に真実を隠す為に殺したと言うと、静江の死後に自首するつもりと答えた。
要三は黒岩重光から死の直前に静江の手術費用の為に偽証したと知らされ、真実を公表出来ず、今に小田切が真実を知り・・・・、田村和夫が尾行し・・・。
田村和夫が要三を殺そうとし、・・・・・。
その夜死んだ静江から感謝された要三は自首し、ひき逃げ犯は助手席の田村和夫でなくしのぶだった。


監督:堀場正仁
脚本:金井寛
出演者:鈴木砂羽・石黒賢・星野真里・村井美樹・井田國彦・江藤潤・姿晴香・下総源太朗・津嘉山正種・結城さなえ・田村亮・市毛良枝・大石吾郎・富家規政・沼田爆・逢坂じゅん・
制作年:2014年


感想: 純粋の悪人が少ない警察ドラマ。
テーマは夫婦でいくつか登場する。
テーマを追うと悲しい。

犯罪心理学教授・兼坂守の捜査ファイル

建設会社社長・棟平(外山誠二)が殴られ喉を焼かれ殺害され、捜査1課警部・加藤(板尾創路)・二宮刑事(黄川田将也)が現場で殺害方法を話し、新米刑事・河原みのり(佐津川愛美)は体を丸めた形が疑問だが継田刑事(橋本一郎)は否定し、みのりを加藤は心理学教授・兼坂守(小林稔侍)研究室に連れて行った。
加藤は捜査協力を断られるが、依頼を命じた波多野副総監(萬田久子)は兼坂はみのりを見捨てない確信があり、兼坂は河原遼一(中原丈雄)の写真を見た。
棟平の喉は生石灰で焼かれ、関係者のアリバイの洗出しを決めたが、第2の事件で喉を焼かれた上松医師が大学病院で発見され、加藤は兼坂にみのりに協力を依頼した。
教授選で嘉山(野村宏伸)と上松が競い、外科医・進藤(堀内正美)は2人は性格が異なると言い、みのりは半年前に嘉山が医療過誤で訴えられかけ上松が責め、看護師から医療過誤の患者が棟平と言った。
兼坂は自分のミスで河原遼一を死なせたと思い、みのりに仕送りを続けていたが何も話せないのは逃げていると波多野は言った。
3件目の政治家・尾崎が同様に殺害され、みのりは3人の写真を見つけ嘉山捜査の担当になり取り調べ、兼坂の協力でアリバイを聞いた。
兼坂とみのりは、尾崎の関係者から病院との癒着を知り、窓口は進藤で医師・三輪(馬渕英俚可)がアリバイを言うがみのりは看護師・佐伯(池津祥子)から2人の関係を聞いた。
みのりは嘉山のアリバイトリックを知ったと思うが、誰かに殴られ病院に運びこまれ、兼坂は波多野から犯人・阿南(木下ほうか)の自供の罠で河原遼一を死なせ阿南も自殺した事を思いだした。
<以下、隠し字>
みのりが目覚め三輪が犯人と言いロッカーから証拠が見つかるが、兼坂は誰かの誘導を考え1年前のビル火災で棟平と病院の別の接点を指摘し、犯人が心理的効果をすり込んだと言った。
ビル火災の被害者・荒井の女が病院にいる可能性があり、兼坂とみのりはブローチを見つけ、上松が尾崎を優先し荒井が死に、兼坂は証拠はないが犯人を追い詰めると言った。
兼坂は佐伯に会い、綠の蝶と荒井の関係を言い否定を認めたが、蝶を送った相手が多いというと佐伯は否定し話し始め、兼坂は騙されていたと言うと、怒って自供した。


監督:本田隆一
脚本:山岡潤平
出演者:佐津川愛美・小林稔侍・黄川田将也・橋本一郎・野村宏伸・馬渕英俚可・堀内正美・池津祥子・木下ほうか・中原丈雄・板尾創路・萬田久子・外山誠二・
制作年:2014年


感想: 心理学手法を説明する所がキモだろう。
事件も、心理手法で行われていた。
まとまりがある。

マトリの女

警視庁刑事・三杉奈津子(真野響子)は班長に昇進し下川刑事(永岡佑)と、「マトリ」の香山(宅麻伸)課長から声をかけられ、「マトリ」とも呼ばれる麻薬取締官・神木亜希子(眞野あずさ)は山口(菊田大輔)・松本(石田尚巳)・富永(佐藤孝之)らと売人を囮捜査で宮坂のぞみ(三津谷葉子)が確認し尾行し水田(福田卓弥)を追い詰めた。
携帯電話から「ER」の人物が薬のネタ元と思うが、水田は薬の受け渡し場所はその都度指定で福岡ナンバーの車で現れたと言い、情報屋・江藤(吉満涼太)は、南米から福岡に到着の麻薬が関東に流れていると言い、亜希子は娘・春音(唯月ふうか)と母子家庭で娘に仕事を隠し、両親を殺された経験から麻薬を憎みマトリに使命感を持つが姉・奈津子が心配した。
「ER」の携帯電話は生花店・小林慎治(朝倉伸二)で、周辺調査で亜希子は小林が借金で妻・吉乃(山下容莉枝)と娘・理央(入来茉里)を残し2か月前から姿がなく、吉乃が配達でコインロッカーから箱をエステサロンに届けるのを見た。
奈津子は射殺体が死後1月で所持写真から小林で、吉乃は昨日までメールしたと言い、誰かが小林になり吉乃と連絡し、監視を続けるマトリだが監視を離れた時に吉乃が出た。
奈津子は吉乃の死体現場で、亜希子が捜査を続けるが、生花店で福岡ナンバーの車を見て家が荒らされていて、江藤と疑問を話し、組織対策本部が生花店の家宅捜索に来るが亜希子が止めると、理央は家宅捜索を認めたが何もなかった。
理央は亜希子にエステサロンは2か月前からで、潜入捜査で店長・榎本麗子(伊藤かずえ)と夫・竜介(岡本光太郎)と企画の遠田隆(宮本大誠)から亜希子とのぞみがティーパーティに参加し、アロマオイルを購入したが普通だった。
<以下、隠し字>
車の目撃者は以前は東京のナンバーで組織の人間に見えず運転が上手と言い、アロマオイル販売映像から購入者の爪にマークがあり渡し人・八雲千佳(桂亜沙美)が怪しく、亜希子とのぞみはマーク変更と知り亜希子は即席でマークを変え麻薬を見つけ、千佳が早退し尾行した。
奈津子は理央から吉乃が何か書いていたと聞き、八雲千佳が殺され暴走族上がりでマークスの竜の仲間で、亜希子は理央から吉乃の手紙を見つけたと聞き奈津子に連絡した。
亜希子は犯人が判り、理央と奈津子に協力を依頼し遠田隆を呼び出し3人の殺害を話し、奈津子が証拠の写真を見せ逮捕した。


監督:長尾啓司
脚本:酒井直行
出演者:眞野あずさ・真野響子・宅麻伸・山下容莉枝・伊藤かずえ・宮本大誠・入来茉里・吉満涼太・菊田大輔・三津谷葉子・唯月ふうか・石田尚巳・佐藤孝之・永岡佑・岡本光太郎・福田卓弥・朝倉伸二・桂亜沙美・
制作年:2014年


感想: 姉妹が姉妹を演じる。
麻薬捜査官と捜査1課が手を結ぶ。
組織対策本部が可哀相。

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