サスペンスドラマ2「03」

温泉(秘)大作戦(14)

島慎之介(東幹久)は車に轢かれかけ、星野さつき(森口瑤子)や森田梢(高樹マリア)や島や岩田幸平(村田雄浩)たち城ノ内コンサルティングのメンバーはホテル安比グランドに到着し、オフシーズンの夏場に客を呼ぶ方法を考え、支配人・大谷(新井康弘)と企画・及川里菜(北川弘美)が迎えた。
島の事件は岩田が調べ、島は2週間後の発信力の強い団体の女性起業家グループ向けのメニュー開発で地元の食材を使ったメニュー作りに取り組み始め、さつきと梢は安比グランドを拠点に長期滞在企画で八幡平・田沢湖・十和田湖や秘湯めぐりのツアー作りを始め、候補に里菜の実家・松川温泉の松川荘も選んだ。
松川荘に里菜の姉で通販会社・千恵(宮内知美)が結婚相手・中沢(中本賢)と3年ぶりに東京から帰省し、里菜は三女で次女・千恵は里菜と長女・優子(中山忍)に中沢を紹介したいが、優子は養女で実家に帰る気はなく母・琴乃(松原智恵子)に告げられて以来南部鉄器職人修行中で同じ南部鉄器職人・久本洋司(長谷川朝晴)との結婚を控え、洋司も師匠・篠田(寺田農)も実家に帰るよう促すが優子は拒んだ。
千恵が殺害され直前に篠田に電話をかけてメッセージが「しぬのね…きっと…」と聞こえ、さつきらは高岩鉄器社長・高岩(木下ほうか)が持ち込む鉄器を見て、電話で千恵の死を聞き、優子は琴乃から旅館を継いで欲しかったと言われたが直ぐに帰った。
翌朝、市場で島は優子に呼び止められ潤一と間違われ、パレットが慎之介に崩れ優子は島をはねとばし転倒し意識を失い病院に運ばれたが優子は目を覚まし、勘違いした潤一は篠田の息子で優子の元婚約者で10年前旅行先の中国で行方不明で、岩田は琴乃に会い千恵と優子の事を聞き温泉に入り、優子は洋司に10年前の事を聞き次ぎに高岩に聞き、篠田が来て高岩に優子に付きまとうなと言った。
島は洋司に優子に会わない様に言われ、里菜やさつきと篠田と島と松川荘に行き10年前の事情を聞き、篠田は琴乃と中沢から温泉水の事業化を聞き、さつきと城ノ内愛子(野際陽子)らは岩田から同時に中国に行った高岩と篠田鉄器を継ぐ・洋司に動機があり、島は南部鉄器の威力を調べに篠田鉄器を訪れ優子の案内で白樺の樹液を知った。
<以下、隠し字>
篠田が襲われ意識不明の重体で、さつきは病院で優子と洋司に会い、島は南部鉄器の使用は無理と言われたが愛子に最初から考え直すとアドバイスを受け、島は篠田鉄器で鍋に入れる鉄玉を聞き、洋司から紹介され高岩鉄器へ行き、優子が高岩に合併を言われた。
高岩死亡のニュースを聞き、島は千恵の言葉の意味が判り東雲亀甲の鉄器を探し松川荘に行きボイスレコーダーを見つけ中沢と10年前の事を千恵が話していた。
優子が中沢を呼び出し問い詰めると島やさつきや里菜らが来て、中沢は中国で潤一をこちらで島を襲い、轢き逃げ未遂を見られた千恵と詐欺を知られた篠田を殺し、中国で潤一を見た事を思いだした高岩も殺したと認めた。
優子が中沢を殺そうとするが琴乃が止め、母だからこそ止めたと言われ・・・・。
女性起業家グループの会食で南部鉄玉を使用し、ツアーも成功し・・・・。


監督:合月勇
脚本:清本由紀
出演者:森口瑤子・東幹久・野際陽子・中山忍・長谷川朝晴・北川弘美・宮内知美・中本賢・木下ほうか・寺田農・松原智恵子・村田雄浩・新井康弘
制作年:2014年


感想: 事件解決要素は地味だが少し多すぎ程度。
むしろ、企画や料理等の対応の進行が謎の一部になる。
名産紹介が自然に取り込まれており、見方が合えば楽しめる。

捜査指揮官・水城さや3

警視庁捜査1課警視・水城さや(小池栄子)は女性管理官で、さやの実家の鰻屋で母・千代子(市毛良枝)と弟・繁雄(山口翔悟)に無銭飲食の老人(笹野高史)が補導され、墨田署管内で男の転落死体が発見、捜査本部指揮のさやは岸本(杉本哲太)と渡辺愛子(北川弘美)と現場へ行き墨田警察署刑事課長・谷川(松澤一之)と森内刑事(中本賢)と丸尾晴子刑事(杉田かおる)らと会った。
被害者は有料老人ホーム「シルバーフォレスト両国」の介護ヘルパー・野中(岡部尚)で死因は脳挫傷で、野中が当夜に夕刊紙記者・井川(柳憂怜)と面会が判明し、晴子はシルバーフォレストが贅沢な施設で井川が不正疑惑を取材し野中が井川に内部告発と推測した、繁雄と千代子は老人の財布を見つけ浅草太郎の仮名で近隣老人ホームに保護と知り「ビストロ三島」のパンフレットを見つけ、晴子はシルバーフォレスト代表・篠田(川野太郎)を強引に調べ事情聴取を求めるがさやは根拠が弱いと却下し、晴子は反発し捜査本部が紛糾し、さやは目撃情報の不審な老人風貌が補導された認知症老人と酷似と知り、千代子と老人ホームを訪問し、職員から太郎が当夜にホームから出かけていたと知った。
篠田が坂上輝子の部屋に来て介護士・宮田を追い出し、晴子は篠田のアリバイ証言の秘書・小島塔子(上野なつひ)を追い、さやと愛子は「ビストロ三島」でコック・江藤(石井智也)と会い、晴子は塔子に偽証を認めさせ、さやは任意の事情聴取を認め、宮田から柴田の死を聞き施設に遺産を残し認知症の可能性を知った。
晴子は篠田の運転手を脅し行き場所を聞き出し、捜査第1課長・葉山(伊武雅刀)と捜査第1課理事官・菱沼(林泰文)がさやに晴子の処分を求め柴田の会った人物を言い、さやは記者に説明し、晴子とも他の捜査員とも対立し、晴子は老人ホームに母(長内美那子)を訪ね、井川の刺殺死体が見つかり太郎が近くに居て合同本部とし、さやは老人ホームで晴子と母を見て判りあい、さやは「ビストロ三島」シェフ・三島(大浦龍宇一)に太郎を見せるが知らず、太郎の手帳の記入を考え、坂上輝子が死に遺言書を疑い宮田が輝子の遺言書を見つけ、塔子が自殺をはかり篠田がさやに苦情を言いさやは晴子訴訟までの2日で事件解決を言った。
<以下、隠し字>
さやは千代子から食べ歩きマップを見て太郎の手帳の記入の意味が「ビストロ三島」への道順と判り捜査を指示し太郎の簡易旅館と凶器が見つかり、さやは三島に会うと江藤を庇い、味覚障害を野中らに知られ、江藤が脅した野中と井川と揉めて殺害したと自供し、さやは江藤を見ていた太郎が凶器を隠したと言った。
さやは晴子と柴田に会い坂上の自筆遺書を見せ、詐欺と私文書偽造と言った。


監督:児玉宜久
脚本:安井国穂
出演者:小池栄子・杉本哲太・北川弘美・杉田かおる・林泰文・中本賢・松澤一之・石井智也・市毛良枝・川野太郎・山口翔悟・笹野高史・大浦龍宇一・岡部尚・柳憂怜・上野なつひ・伊武雅刀・長内美那子
製作年:2015年


感想: 複数の犯罪があり、殺人事件が隠れる。
捜査本部も意見が対立して、管理官が悩む。
本来の事件の謎が薄いのが気になる。

温泉(秘)大作戦15

岩田幸平(村田雄浩)と母・時子が出雲大社に参り、星野さつき(森口瑤子)と島慎之介(東幹久)と森田梢(高樹マリア)ら城ノ内コンサルティングの面々が玉造温泉のクライアントに到着すると岩田が民謡ショー歌手・高野和歌子(秋本祐希)と見合い中で、支配人・樫山(中西良太)と女将・姫島珠緒(藤吉久美子)が迎え、再建のキャリアを積んだ珠緒に経済ジャーナリスト・涌井(井田國彦)が取材中だった。
珠緒は赤字で経費削減と人員整理を考え、さつきは個人客誘致策を提案し、樫山が板挟みとさつきは感じ、海岸で和歌子の遺体が見つかり、松江出身の珠緒はさつきと梢に伝統工芸の勾玉づくりを紹介し工房で師匠で珠緒の幼馴染・殿村(渡辺いっけい)と珠緒の弟・翔太(蟹江一平)が働き、和歌子殺害で刑事が来た。
涌井は近くの店で飲んでいたアリバイがあり、翌日ホテルに旅行代理店・小沢雅恵(中山エミリ)が70名の客を連れ来て珠緒の了解のメールを見せるが珠緒に覚えがなく困惑するがさつきは引き受け仲居たちに指示し、慎之介が材料調達し、さつきは和歌子のショーの代わりに勾玉作りの実演を提案した。
殿村と翔太に幸平が和歌子の事を聞き幸平は珠緒を困惑させ、慎之介らが調達した材料で宴会の準備をし、さつきは珠緒に何でも出来る仲居を育てる提案をし、幸平は涌井へ疑惑を持ち別の殺人事件があると考えた幸平は、涌井が珠緒に近づいたと考えた。
幸平から報告を受けたさつきは仕事柄恨まれやすい珠緒を心配し、さつきはおもてなしツアー会議を開き、珠緒を中傷するいやがらせが起き、幸平はさつきに涌井が珠緒以前に再建した事を書いた記事を見せ、翌朝に涌井が遺体で発見された。
城ノ内愛子(野際陽子)が来て幸平が報告するが憎しみは持ち込むなと諭され、翔太にさつきが珠緒と殿村の事を聞き、幸平はさつきに雅恵の父の会社の過去を伝え疑い、雅恵が珠緒を呼び出し金を強請り幸平とさつきが来て止めると珠緒は庇った。
珠緒は自分から渡したと言い、幸平は涌井の取材データを探し、さつきが女子力アップ講座のシミュレーションを珠緒がする事にし着付け・生け花等を行い、さつきと愛子が話し珠緒の過去が鍵と言い、殿村は幸平に珠緒が都会へ行き帰らなかったと言い翔太は珠緒の育ての母が死んだ為で実の両親の死を言った。
<以下、隠し字>
慎之介は料理長(徳井優)に縁結び料理を提案し、幸平がさつきらに実の両親の死は投資詐欺絡みと言い、涌井のデータを見つけ、さつきは珠緒の実の両親への詐欺師を殺した告白書を読むと翔太は自分が殺したと言い、駅で互いに庇った。
翔太は詐欺師を殺し、涌井が事件を疑い和歌子と涌井を殺したと言うと、殿村が珠緒を守る為に2人は自分が殺し自首すると言い、珠緒は事件後に松江から出た事を謝った。


監督:合月勇
脚本:清本由紀
出演者:森口瑤子・東幹久・高樹マリア・藤吉久美子・渡辺いっけい・蟹江一平・中西良太・井田國彦・中山エミリ・秋本祐希・村田雄浩・徳井優
製作年:2015年


感想: ミステリーと温泉旅館専門のコンサルタントを結ぶ。
シリーズだが、土地の特性を生かすのが特徴だ。
バランスが取れるかが微妙だ。

温泉(秘)大作戦(16)

温泉宿の仕掛け人の星野さつき(森口瑤子)と島慎之介(東幹久)と岩田幸平(村田雄浩)と森田梢(高樹マリア)ら城ノ内コンサルティングはクライアントの指宿の温泉旅館「白水館」で、社長・泉康太郎(林与一)は美術品を館内に展示するが次期社長候補の娘・華(小沢真珠)は非合理的と理解せず人員整理やコスト削減を進め従業員から不信で、さつきの任務は華の社長教育だった。
他の次期社長候補の支配人・新田(阿南健治)は従業員の信頼もあるが華は植木職人・織部(林和義)を酒飲みで遅刻が多いと解雇し、新田は華をたしなめ、島慎之介は客から要望の20年前に白水館で出した椀物の再現を聞き、さつきと梢は客が増えても利益がなく人員不足が華の格安ツアーの影響と教育から考えた。
翌朝に織部が遺体で発見され、幸平は温泉リサーチャー・間島(ベンガル)に会い、織部の死をさつきは幸平に調査依頼し、慎之介は食材を求めかつお節工場で7年物のかつお節を扱うラーメン屋・向山茜(菜葉菜)と会い、さつきは華に丁寧な作業と従業員と話す事を勧め、幸平は喫茶コーナー・田村瑞穂(萩尾みどり)に織部を聞き、華宛に東野咲子(中村ひろみ)から「竜宮伝説」薩摩切子が届き、社長と新田と瑞穂が顔色を変え、社長は華とさつきに口止めした。
白水館は華の格安ツアー客であふれ人員不足の調理場やフロントは命じるだけの華より実務をこなす新田を信頼し、板長が怪我し調理場スタッフは過剰労働が原因と集団ストを考え慎之介も正当と考え、さつきは華とラーメン店で方策に悩み、茜の父・向山五郎(綿引勝彦)が隠しメニューを出し偶然慎之介が来て味わった。
白水館で竜宮伝説切子盗難と康太郎襲撃事件が起き、警察は幸平に温泉怪盗の可能性を言い、華は従業員を疑い争いになり社長はさつきに華の社長候補解任を伝え、幸平は切子盗難と康太郎襲撃は別と考え、慎之介は向山の味と判り協力を求め、さつきは観光スポットを探す華に会い、幸平とさつきは新田から切子が20年前に当時の従業員・咲子に盗まれたが死んだと聞き、温泉理事会メンバーと老夫婦が来て、さつきと華と梢は慎之介から向山が作る伝説の味の料理を見て、向山が慎之介に社長に秘密にさせ、老夫婦に提供し旅館を去り、華は新田の秘密話しを聞き問い詰めた。
<以下、隠し字>
新田の死体が見つかり警察が華を同行し、さつきが華に調査を依頼され新田の旅館の乗っ取り計画書を見つけ、さつきは辞めようとする従業員をとめ、幸平は間島を温泉怪盗と知り捕らえ社長を襲った犯人が新田で切子に片割れがあると聞き、指紋から20年前の犯人が新田と考え、社長は咲子の子が割った他の切子を持ち、さつきらは新田が咲子を殺したと考え、華は釈放され、慎之介が向山と茜を訪ね手の傷を見て、さつきは変わった華を見る社長と話し、さつきと幸平は向山と茜に会い新田の織部殺害・社長襲撃と自身の新田殺害の自白を聞くが、向山が茜を襲った新田殺害を言った。


監督:合月勇
脚本:桑原裕子
出演者:森口瑤子・東幹久・高樹マリア・小沢真珠・林与一・阿南健治・ベンガル・菜葉菜・萩尾みどり・綿引勝彦・村田雄浩・林和義・中村ひろみ
製作年:2015年


感想: 建て直しよりは、次期社長教育と事件の解明だ。
古い事件と、内部事件というサスペンス色が濃い。
幻の味は登場する。

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