サスペンスドラマ2:「26」

オバベン・京都ふたりの女弁護士

京都のゴミ置場で老舗料亭若社長・歩川大介(遠山悠介)の死体が発見され鴨川西署・小金井研四朗(山田純大)警部が捜査を開始し、国選弁護人・笠木一子(杉田かおる)は同期・富永優美子(羽田美智子)を訪ね歩川事件の共同弁護人を勧め、事務所には子供と多くの相談者がいた。
大介の妻・マリア(山下裕子)は17歳年上の元ホステスで、料亭大女将で義母・佐知代(高田美和)と大介の2人の姉・春海(棟里佳)と夫・歩川真一郎(野元学二)と夏子(遊井亮子)は、マリアと大介の結婚と若女将になった事を嫌っており、弁護士・布施信彦(渋谷哲平)は犯人なら相続権を喪うと言った。
マリアは接見で優美子と一子に反抗的で犯行時刻のアリバイを話すが、初めての男性と話をしたが顔は覚えてなく目撃者が見つからず優美子らには事実か確信が持てなかった。
裁判が始まり、起訴状や事件の目撃者が証言し、大介の元婚約者・磯谷静香がマリアの嘘の妊娠と自分との結婚約束を証言し、真一郎は老舗料理を変え離婚を要求したら大介と別れないと脅迫したと証言した。
優美子は前の事務所を先輩弁護士に騙され悪徳金融を紹介して責任をとり止め、一子に依頼人・森下忍(川崎亜沙美)から電話があった。
マリアは当日の記憶ないと言い、アリバイの男と線香花火を話したと思い出し、一子と優美子は場所の記憶違いを考え、目撃者は顔は判らないが男女を見たと言った。
<以下、隠し字>
森下忍の死体が京都山中で発見され、一子は死んだ夫の刑事仲間・小金井と確認に出かけ、一子のアシスタント・熊野マキ(青山倫子)が忍の片耳にピアスがあり、自分と同じ性同一障害の可能性を述べ小金井刑事が防犯カメラから会っていた女性を見つけ、線香花火の事を話しそれが忍だった。
優美子は磯谷静香の証言の嘘を見つけ、一子は佐知代から大介がマリアと別れると言ったと証言を聞くが、法廷で優美子は佐知代とマリアの対峙質問を提案し、マリアは別れて良いと大介に言ったが大介は別れらるなら死ぬと言うがマリアは無視したと言った。
一子は自殺の可能性を述べ佐知代に自殺死体の偽装を問うと、大介の遺書の内容を語り偽装を認め、マリアのアリバイ証言者の森下忍を買収し、後日気持が変わった忍を崖から落としたと話した。
判決が出て、そして・・・・・・。


監督:山下智彦
脚本:瀧川晃代
出演者:羽田美智子・杉田かおる・青山倫子・野元学二・山田純大・渋谷哲平・山下裕子・高田美和・遠山悠介・棟里佳・遊井亮子・川崎亜沙美
製作年:2013年


感想: 法廷部は見て面白い程度にアレンジし、アクセントになった。
奇妙に挟まる、森下忍の話の部分の感じ方で面白さが変わるだろう。
警察捜査の問題点は、一応無視しよう。

拘置所の女医

一本木則子(青木さやか)は横浜の総合病院勤務で拘置所でも内科医で拘置者・山口実(加藤茶)を名前で呼んだり生活相談に乗ったりで注意され、夫と浮気で離婚し息子と暮らすが、別れた夫の母・鮎川君枝(丘みつ子)が無理に同居した。
拘置所の医務室の則子に、県会議員・大泉正太(渡辺いっけい)が運ばれ、大泉は治水工事発注の贈収賄容疑で検事・小山誠二(西村雅彦)の取調中に発作を起こし、則子は処置中に指輪痕に気づくがリングは入所時に刑務官に外されたといい、大泉は不起訴で釈放されたが刺され則子が勤務の総合病院に運び込まれ則子らの処置も無駄で死亡した。
秋元美沙(安めぐみ)ら刑事が発見者の秘書・田淵から息子の墓でバラの木で傷がある可能性があり、病院で大泉の妻・恵子(田中美奈子)と元秘書で県会議員・本橋かおり(大路恵美)が言い争い、恵子は則子に大泉の指輪を聞き則子も釈放時に指輪を大泉がはめていたのを見ていて不審だった。
則子に君枝が夫の婚約指輪が偽と謝り、美沙は婚約指輪は榊原冨美子(山口美也子)から偽と聞き、則子が買い戻しに行くと売れたと言い、恵子は葬儀に榊原を呼び指輪の商談をして、秘書と密談した。
則子・君枝は夫の婚約指輪がオークションで高価で出品と知り、君枝は榊原に苦情を言い美沙らが榊原を宝石詐欺の容疑で現品を押収し、榊原は本物の宝石を偽物と鑑定して安く買いネットオークションで儲けの容疑があり、調査中に低血糖で倒れ則子はキャンデーを処方して渡した。
小山たちは榊原の運営オークションサイトに大泉のリング出品が判明したが、見つからず恵子が榊原に面会し取引で保釈されたが、持ちだしたキャンデーには指輪は無かった。
小山と美沙が則子の診察所に来て、美沙の指のアレルギーを見てバラの刺が原因で犯人も同様の可能性と言い、夜に残ったキャンデーから則子が指輪を見つけ襲われ、翌朝榊原の死体が見つかり恵子と秘書に疑いがかかるが訪問すると恵子が倒れておりバラのアレルギー症だった。
<以下、隠し字>
恵子は息子の事故の対応で意見が対立したと言うが、逃亡し秘書が落下事故死して恵子が目撃され、田淵の遺書が見つかり子供の事故は大泉が犯人と書いてあった。
3連指輪の数字の一つが息子の事故日で、残りが不明で無銭飲食の山口と出会い、則子は数値が緯度と経度と予想し場所に行くと定礎石がありそばで恵子を見つけた。
恵子はバラは自分の家に生えていると言い、指輪の番号が知りたいが犯行は否定した。
則子は病院で度々本橋と間違い、美沙が山口の発疹を則子に連れて来ると山口は盗みを自供し定礎板に設計図がありある部屋に侵入したと小山・美沙・則子に話した。
本橋が指輪の定礎板から絵を取り出すと、小山・美沙・則子が現れ子供の事故とバラのアレルギーを示し、自供し大泉の子供の事故死を隠す事で利用されたが次第に立場が変わったが証拠だけが危険だった。
小山は恵子に、定礎板の金庫に賄賂と言われた金と大泉の手紙があり・・・・。


監督:白川士
脚本:林誠人
出演者:青木さやか・西村雅彦・安めぐみ・渡辺いっけい・田中美奈子・大路恵美・丘みつ子・加藤茶・山口美也子
製作年:2013年


感想: 何故医師が関係するべきかは疑問だが、それを除くと普通のサスペンスだ。
証拠と動機が後半に現れ、偶然が真相にたどりつく。
登場人数が適当でテレビ向きだ。

警視庁鑑識課・南原幹司の鑑定3

小山内春佳(星野真里)らは山名幸子(高樹澪)からDNAが捜査と親子鑑定に有効と講義を受け、蛭子新太郎刑事(川野直輝)が遅れて来た。
ルポライター・本間直之(辻輝猛)の刺殺体が発見され、南原幹司(中村雅俊)・春佳・中島虎吉(ダンカン)・徳山道則管理官(佐々木勝彦)・岡島秀樹(ドロンズ石本)ら鑑識と吉田保刑事(モロ師岡)・蛭子らが臨場し、現場からは本間のパソコンやカメラが無く裏口まで続く血痕があった。
南原や春佳ら鑑識課と捜査一課は犯人が負傷したと推測し捜査を始め、貴志川淳平(布川敏和)管理官で捜査本部が出来、怨恨の可能性を疑い、被害者はO型で裏口へ向かったB型血液があり、山名のDNA鑑定で女性の血液と判り現場で爪が見つかった。
金子雅樹刑事(高野ひろゆき)らが出版社で、本間がタレント弁護士・唐沢洋二郎(竜雷太)のゴシップ記事のトラブルで秘書の唐沢典子(小沢真珠)が文句を言っていた。 吉田刑事たちは洋二郎に会い、「唐沢弁護士は40年前に女を捨てた」という本間の記事の真偽を問うと洋二郎も秘書・典子も否定し、山口珠世(洞口依子)のアリバイを述べたがDNA鑑定は断った。 山名のDNA鑑定で爪は血液とDNAは一致しないが女性で、珠世は小料理屋「幸」をやっていたが最近母・裕子が自殺し、当日は夜遅くまで洋二郎と会っていたと言った。
典子は事件当時のアリバイがなく、薬指には包帯が巻かれ、捜査一課は典子のDNAデータ入手を謀るが難しく、珠世の小料理屋で手の怪我を見て、春佳が家のゴミを探して典子の血液が付着した絆創膏を手に入れDNA鑑定し、パソコンが川で見つかり壊れていたが岡島が復元に挑戦し始めた。
駅の防犯カメラ映像とデパートの監視カメラらから典子のアリバイが証明され、DNAの検査結果前に成立と思われ、捜査員や鑑識員は珠世の家で飲むが、典子のDNAは遺留血液のものと一致し確かなアリバイとDNAの一致は矛盾し相反する事実に南原・吉田たちは悩み、再度の聞き込みで本間が「幸」の客で珠世では無く死んだ母・幸に興味があった。
<以下、隠し字>
典子が階段で重体で見つかり、鞄に100万円が有り、南原らは血痕・帽子や犬の毛を見つけ珠世の犬と同じプードルで唐沢家の立ち入り調査で証言通りに怪我跡を見つけ、感謝状を見つけた。
洋二郎も珠世も母・幸との関係は否定し、典子が見つかった階段で逃げる女を見つけた証言があり自転車とぶつかり怪我が予想され、見つかった血痕のDNA鑑定を行った。
岡島がパソコンを復元し幸絡みの様で、DNA鑑定結果は足に怪我していない典子と同じで珠世が唐沢の子供の可能性があった。
意識が戻った典子に洋二郎は珠世と母の事を語り、警察は珠世を訪ね口腔からDNAを採取したが爪とは一致したが血液とは不一致だった。
典子の部屋の感謝状の指紋から、典子と珠世が血髄移植のドナー関係で同時に姉妹でもあり、珠世が本間殺害を自供し、・・・・・。


監督:下村優
脚本:下村優・松井信幸
出演者:中村雅俊・星野真里・モロ師岡・佐々木勝彦・ダンカン・ドロンズ石本・川野直輝・高野ひろゆき・辻輝猛・洞口依子・小沢真珠・高樹澪・竜雷太・布川敏和・・
製作年:2013年


感想: DNAの知識の問題だが、やむをえないが偶然が重なる。
可能性の2つの双方が重なるのがアイデアだろう。

ホゴカン 熱血保護司・村雨晃司の事件簿

社寺彫刻家・村雨晃司(寺脇康文)は職人で、見習い・吉岡武(戸谷公人)が強盗の不良仲間・北川に刺殺され、真面目に職人を目指した吉岡の死にショックを受けた。
妻を亡くし娘・光(清水くるみ)を弟・健司(小松和重)とその妻・しのぶ(加藤貴子)に任せていた村雨は右腕を負傷し彫刻を止め、高校時代の恩師・安西正治(里見浩太朗)が自分の後の保護司に村雨を誘い、保護司は犯罪や非行で保護観察処分者の立ち直りを助ける非常勤の国家公務員で村雨は保護司になることを決めた。
保護観察官・小山内恵美(田畑智子)と所長・金森進吾(菅原大吉)から、保護観察期間終了まで1月の神谷透(遠藤雄弥)の面談を頼まれ、神谷は傷害と傷害致死の2度の逮捕歴で仮釈放で保護観察処分で、以前は暴力的だったが婚約者・立川晴香(星野真里)との出会いから更正し、人材派遣サービス会社勤務の神谷は別人のようだが晴香と父・忠(竜雷太)に自分の過去を打ち明けなかった。
翌日、神谷と同じ会社の小池孝史(迫田孝也)が撲殺死体で見つかり、京都府警・警部補・駒田総一郎(佐野史郎)らは神谷を疑い解雇され、晴香に過去を知られた。
村雨と、元刑事の小山内は同期の岡部刑事に情報を求め捜査を始め、事件当日現場のビルは夜勤派遣者スタッフ集合場所で出入りが誰もいなく、村雨と神谷は晴香と父・忠を訪れ信じていると言われ、村雨は2人と晴香と勤め先の津山秋人(近藤公園)の店に行き出会いを聞き、荒れた神谷の部屋を片づけた。
捜査で当日現場でフードをかぶった不審人物が目撃され、小山内から呼び出しを受け警察からのクレームを伝え、神谷が竜崎憲(RIKIYA)と飲み歩くのを見た。
<以下、隠し字>
竜崎の落下死体が見つかり駒田は神谷が小池に脅されていたと言い、小山内は次の案件に力を注ぎ神谷は警察に任せると言うが、村雨は神谷の幼少時代と母が気がかりで神谷に幼少のDV体験を聞いた。
神谷の就職が決まり、村雨と神谷が晴香の家に行くと晴香が襲われ神谷と付き合い始めた頃からで、病院で村雨はフードの男を見つけるがフードを残し逃げられた。
小山内は村雨と派遣者スタッフ集合場所に行き休業者になる可能性を見つけ、該当者が1人見つかり、駒田は原光太郎(菅田俊)に再調査を指示しフードが小池殺し犯人の可能性があり、村雨は津山から紺色フードと言われ、晴香と父と会った神谷はファックス紙を隠した。
結婚式当日、駒田らが津山逮捕に来て、津山は晴香を人質にし目的は神谷の仮釈放取り消しで小池と竜崎に脅迫されたが、小池殺しは駒から神谷の母の男の忠だったが・・・・・・。


監督:かみむら周平・山下智彦
脚本:井上直哉
出演者:寺脇康文・田畑智子・遠藤雄弥・星野真里・菅原大吉・菅田俊・加藤貴子・竜雷太・佐野史郎・里見浩太朗・清水くるみ・小松和重・戸谷公人・迫田孝也・RIKIYA・近藤公園
製作年:2013年


感想: 過去には戻れなく、隠すか黙っておくかは誰にも難しい。
いつかは人は変われると信じれられるか。
謝罪はいつも難しい。

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