サスペンスドラマ2:「33」

更生人・土門恭介の再犯ファイル

出所女性の社会復帰を助ける女子更生保護施設・夢の里ホーム施設長・土門恭介(渡瀬恒彦)は小川雄二(長谷川朝晴)と調理員・大島日出子(大島蓉子)に、女性出所者・榊百合子(池上季実子)・今野道子(小林綾子)・橋本美加(菜葉菜)が来て職探しから精神的支えを目指し、1月後に土門の人柄と優しさで次第に笑顔を見せた。
土門は元妻・柏木乃理子(浅田美代子)の連絡で、土門は元刑事で乃理子は現役鑑識官で、夢の里の元入居者・原田聖美(高樹マリア)が死に、鍋島刑事(村田雄浩)は就職先の老人ホーム・あさがお園の金を横領を考えた。
あさがお園長・滝沢伸一(国広富之)を訪れた土門は百合子の元夫・武山博(秋野太作)を見て、土門は乃理子に聖美の事件とコンビニの防犯カメラ映像でビールの種類が異なり武山が映っていた。
武山が死体で発見され百合子は事情聴取で自供し、土門は聖美の自殺と関係があると考え乃理子と事件の真相を探り、道子は職場で横領を見るが言えず万引きにも間違われ土門が疑いを解いたが自暴自棄になりかけ、美加は土門が家族と接した事で姉から文句をいわれ、泥棒仲間に誘われた。
土門は乃理子に凶器とカーネーション切花が疑問と言い、刑務所で娘・宮田歩美(清水由紀)の差し入れの一部と聞き会うが避けられ、乃理子は道子と美加に娘・明日香(青谷優衣)が刑務所に入り出所後自殺し後で社会復帰の悩みを知るが遅く土門は更生人になったと言い、大島は自分も前科があり気持が判ると2人に言った。
土門は百合子の職場で武山が歩美と会ったと聞き、歩美の花の鑑定を乃理子に依頼し、あさがお園の経理・新井が金額が合わずクビと聞き、美加は盗み仲間から抜けられず最後に土門に助けを求め乃理子ら警察が駆けつけた。
<以下、隠し字>
乃理子は武山が持っていた花が歩美の可能性と、土門は武山とあさがお園の不足金の繋がりを考え、歩美から武山に花を奪われたと聞き、滝沢から病気でアルコールを飲まないと聞き、あさがお園で同じ杖を使用と知り、武山の現場に杖は無かったと考えた。
土門は乃理子にあさがお園の杖の指紋調査を頼み、歩美が5年前の本当の被害者で百合子は誤解で自供し、滝沢が武山に横領金を脅迫され、武山は証拠のノンアルコールの缶ビールを歩美に預けていた。
滝沢は聖美が気づき忠告したが殺し、土門は聖美が助けたかったのは百合子と言った。


監督:合月勇
脚本:小谷暢亮
出演者:渡瀬恒彦・浅田美代子・池上季実子・小林綾子・国広富之・秋野太作・長谷川朝晴・大島蓉子・村田雄浩・菜葉菜・高樹マリア・清水由紀・青谷優衣・
制作年:2014年


感想: 夢の里の関係者の過去が次第に判って来る。
更生者の過去が明らかになるが、やや問題もありそう。
警察を続けるには離婚なのか。

家政婦は見た(2014)

沢口信子(米倉涼子)は無愛想な家政婦だが、実は美貌だがトラウマからメイクで隠し、金に困っていた。
上原家の娘・中村朱実(北乃きい)は、会長・上原秀光(伊東四朗)の隠し子として、息子・上原夏雄(尾美としのり)と美智子(松下由樹)夫婦と上原雄次郎(長谷川朝晴)と恵子(北川弘美)夫婦と上原家に同居していた。
秀光は占いの北村泰山(佐野史郎)に、朱実は息子夫婦から実子ではないと裁判を起こされ朱実が実子でなければ妻にすると言い、朱実は所長・平田(東ちづる)に頼み信子は1月200万円で美容整形外科経営の上原家に派遣され、一家と常務・山尾(橋爪功)がいて、信子は秀光に気にいられた。
国税局が未納税の差し押さえに来たが、現金は見つからず朱実は必ずあると言い、信子は美智子に秀光と朱実の事を尋ねられ、信子は朱実にメイクを見破られ、朱実は母の事を話し働いていたデパートで秀光と染井暁子(筒井真理子)に会い母の事を話すと染井で働き、信子を素敵と言った。
朱実はビル会社社長・高杉(六平直政)はいづれ美容整形外科は壊れると言い、数日後信子は正式な家政婦になり、弁護士から国税の状況と美智子から裏帳簿を聞いた。
朱実は秀光を避け結婚の気持は無く、裁判で朱実が秀光の娘でないと認定され秀光は朱実との結婚を発表し反対派を解任した。
<以下、隠し字>
朱実は姿を消し信子は解雇され秀光に朱実の携帯電話を渡しイヤリングを貰うが、朱実を誘拐したと朱実の携帯電話に3億円を要求し、秀光は警察に通報しようとするが信子が止め秀光は信子のメイクを見破り、信子は顔を見せた。
秀光は、犯人の身代金を要求を信子に運ぶ様に言い、指定場所に運ぶと朱実が金を持ちにげ、信子を朱実が騙したと知り、家政婦の仕事を利用され絶望した。
家に信子と朱実が戻り警察がバッグをしらべると何もなく、そして、・・・・・。


監督:松田秀知
脚本:竹山洋
出演者:米倉涼子・北乃きい・尾美としのり・松下由樹・長谷川朝晴・北川弘美・佐野史郎・六平直政・筒井真理子・・東ちづる・伊東四朗・橋爪功・
制作年:2014年


感想: 変装家政婦と悪意の満ちた家族の登場。
誰が監察力が良いのか。
主人公が一番謎が多い。

ダブルフェイス 潜入捜査編

森屋純(西島秀俊)は弟分・ヒロシ(伊藤淳史)と同居で暴力団構成員という「表」の顔で生活し、警視正・小野寺(角野卓造)は暴力団・織田組の麻薬取引情報があり織田組組長・織田大成(小日向文世)の逮捕と組織の一網打尽を目論んだ。
県警・高山亮介(香川照之)からの情報で組織抗争が伝えられ、小野寺と岡崎刑事(堀部圭亮)らは情報が限られ、織田は潜入捜査官を疑い幹部にも告げず警察内部のスパイからの情報で取引現場の変更を指示し、警察は潜入捜査官の情報で取引現場の場所と別場所で指示を出す織田を押さえたが証拠はなく釈放となり、織田も小野寺も組織に潜入捜査官・スパイがいると確信しお互い見つけると決意した。
森屋純は警察官・高山亮介を見かけ、数日前偶然に出会った2人だが暴力団構成員と警察官と初めて知った。
純は織田組の構成員で警察の潜入捜査官で小野寺以外の警察官は誰も知らず、6年も潜入捜査官任務に耐えた純だが精神のバランスを崩し始め、警察への復帰を望むが小野寺の指示で潜入捜査を続けていた。
純は精神科医・西田奈緒子(和久井映見)に行きカウンセリングを受け、純は次第に奈緒子に安らぎを見つけていた。
亮介は織田から潜入捜査官調査を指示され織田組の構成員の履歴書を依頼し、警察で亮介は上司・菅原(平田満)警備部長から警察内部の内通者を探す任務を受けた。
織田の命令で純やヒロシは履歴書を書かされ、履歴書の束が織田から亮介に手渡され、立ち去る亮介の後を、純が尾行したが、亮介は純を振り切った。
亮介は履歴書を調べるが、潜入捜査官は見つからず、織田は純にも履歴書を求め、ヒロシから呼び出され純は麗子(伊藤かずえ)をなだめた。
内通者探しの命令を受けた亮介は、警察の同僚から次第に疎んじられ、小野寺から潜入捜査官が織田と警察官の接触に気づいたと聞いた。
純は奈緒子に友人の潜入捜査官の話しをし、麗子の部屋を調べ麻薬や拳銃を見つけ、亮介は追加の履歴書を調べ、ヒロシは織田から拷問で何を調べたか聞かれたが黙った。
<以下、隠し字>
純はヒロシに足を洗えと言い、奈緒子に刑事に戻れると言い、ヒロシの家から去った。
小野寺は亮介は、織田組のブツの在処が判ると伝え、亮介は堺俊彦(高橋光臣)に小野寺の監視をさせ、織田に小野寺と潜入捜査官と会うと伝え、ヒロシから情報が漏れた連絡を受けた。
堺からの連絡で亮介が出かけ、小野寺と純は逃げ別れ、小野寺が織田組に殺された、目撃した純の前で織田組と警察が撃ちあった。
純はヒロシが小野寺を拷問したが何も言わなかったと言い、事故を起こし・・・。


監督:羽住英一郎
脚本:羽原大介
出演者:西島秀俊・香川照之・和久井映見・伊藤淳史・平田満・堀部圭亮・伊藤かずえ・高橋光臣・角野卓造・小日向文世・
制作年:2013年


感想: スパイ・潜入捜査は悲劇的だ。
存在が判るといつかはばれる。
その恐れが精神を蝕む。

ダブルフェイス 偽装警察編

高山亮介は荒れた少年時代に織田組組長・織田(小日向文世)に会い、実の親子のようになり大学に進学し、織田の命で刑事になり出世した高山亮介(香川照之)は内部機密を織田に流した。
織田組内部の潜入捜査官探しを織田から指示された亮介は、菅原部長(平田満)から警察内部の織田組潜入員探しを受けた。
森屋純(西島秀俊)を知る小野寺警視正の死亡以後、亮介は警察同僚から疑問視された、織田は有力政治家の娘・末永万里(蒼井優)に近づく指示をし、万里に亮介は刑事とばれ名乗り、小説家を目指すと言い、監視者(田中要次)に万里は一緒に住むと答え、万里と亮介も自分が多重人格と言い、なり行きで一緒に住んだ。
純は西田奈緒子(和久井映見)を思い、亮介は菅原から小野寺の資料調査を指示されたがロックされ、万里は奈緒子に多重人格者と思う人の事を聞き秘密を抱えたり孤独と言われ、亮介は織田から万里を薬中毒にする指示を受けた。
亮介は小野寺の携帯を掛け、純に小野寺から着信が入り連絡を取り合う方法でメッセージを残し、純は返事電話をし亮介は手を組まうと言い、警察に復帰するか一生ヤクザで暮らすかと聞き、亮介は岡崎刑事(堀部圭亮)の協力が得られず内輪チームだけで進め、純は奈緒子に最後のチャンスに賭けると伝え、万里と亮介は多重人格者について話した。
織田組は織田や純と取引に出かけ、亮介とチームは突入し銃撃になり、純は逮捕され、亮介は織田に自分のファミリーを守り自分の道を守ると言い撃った。
亮介は純に会い、純は織田組の潜入者を見つけると言い、亮介は小野寺のパソコンのパスワードを聞き、純は亮介が織田組の潜入者と知り、小野寺のパソコンで純を確認した亮介は、純が自分が織田組の潜入者と知ったと考えデータを削除し、殺人者で手配した。
<以下、隠し字>
純は奈緒子に電話で諦めないと伝え、万里が送られた写真を亮介に見せて末永の娘と知り近づいたと言い会わないと良かったと言われた。
亮介は純に呼び出され身分を戻せと言われ、純が刑事とは誰も知らないと言い、純は亮介を楯にして逃げ、堺刑事に射殺され、堺は潜入者で今まで通りと言い、エレベーターが降りると2人が死に亮介は堺が潜入者と言った。
万里は去り、亮介は表彰され、織田組を引き継ぐ北進会から継続の声をかけられた。


監督:羽住英一郎
脚本:羽原大介
出演者:香川照之・西島秀俊・小日向文世・平田満・蒼井優・和久井映見・田中要次・堀部圭亮・
制作年:2013年


感想: ヤクザにリストラは無い。
潜入者は孤独。
そして、終わりがない。

このページの先頭へ