サスペンスドラマ2:「95」

越後純情刑事・早乙女真子

長岡中央署刑事課・早乙女真子(比嘉愛未)は新人刑事・木下裕也(渋谷謙人)を挨拶回りしインスタ用に景色の写真を撮し、警部補・鬼平貫一(近江谷太朗)は刑事・大友から「ショッピングモールに爆発物を仕掛けた」電話を聞き、真子は現場で展示物のぬいぐるみに気づき爆発は小規模だった。
越後総合銀行長岡支店・江川和樹と副支店長・笹本明(遠山俊也)はソリッド警備会社警備員・中村克己と大磯智春と現金10億円を輸送し、ニセ刑事が「車に爆発物が仕掛けられている」と輸送車を止めて10億円を奪った、真子は警察庁刑事局長の伯父・早乙女実(宇梶剛士)から心配する電話を受け、捜査本部で着任した横山和也管理官(松田悟志)に真子は一目ぼれし、横山は輸送情報を知る内部犯行を疑った。
鬼平らは銀行支店長・岩瀬厚一郎を聴取し「たまたま10億円が有った」、真子は情報メールから副支店長・笹本の息子・洋平(濱田和馬)が警備会社で臨時アルバイトをしていたが事件前日に辞めたと知り、洋平は逃走し家宅捜索し、祖母・笹本花江(仲野元子)に会い母は病死し妹・笹本瞳(伊藤貴璃)は明に反抗していた。
洋平の部屋から時限爆弾装置が見つかり、真子は設計図の文字からダーツ仲間の警備員・中村を見つけ、瞳から明が自殺すると聞き、市内で飛び降り自殺と知り、岩瀬は「明は4年前の融資焦げ付きを取り戻そうとしていた」と告げた。
真子は瞳から明のメールが不審と聞き、真子と瞳は県警に話しを聞きに来た実に会い「ソリッド警備は新潟出身の国交大臣・近藤朝子(朝加真由美)の弟が経営する」と聞き、中村が病院から抜け出し殺され、横山は共犯を疑い、真子と木下は横山が中村を知った理由を疑った。
真子と木下はソリッド警備で朝子に会い、事務員から日報を見せて貰い中村は事前に予備車を整備したと知り、横山はソリッド警備の捜査中止を命じた。
真子は瞳から聞き新潟で洋平を探し、夜に埠頭で会い「事件を目撃し明は殺された」「証拠を預かっている」と聞くが逃げ、真子は実に圧力を告げ、銀行ぐるみの犯行で送金先の堂島建設とソリッド警備も関係すると疑い、瞳の家が荒らされた。
<以下、隠し字>
実は朝子に会い、真子は捜査本部に犯人がいると考え実に伝え、瞳は洋平から証拠を預かり、洋平が拉致され証拠品を要求さ、真子と実と瞳は証拠から記憶チップを見つけ計画犯行と知った。
瞳は犯人に呼び出され会い、真子は横山が来て犯人を捕らえ、鬼平と木下は真子は横山を誤解したと告げた、実は黒幕逮捕を命じ、岩瀬は朝子に助けを求め「犯行を若者に見せかけ、岩瀬に中村と明を殺害させた」と告げたと揉め、真子らは朝子に個人で横領したと証拠を示した。


演出:坂本栄隆
脚本:吉本昌弘
出演者:比嘉愛未・宇梶剛士・近江谷太朗・渋谷謙人・松田悟志・遠山俊也・濱田和馬・伊藤貴璃・仲野元子・朝加真由美・國本重建・川本成・崎本大海・光山文章・水野智則・岡田優
製作年:2018年


感想: 実行犯より黒幕を探す。

はぐれ署長の殺人急行3 伊豆修善寺迷宮ダイヤ

伊豆修善寺署長に赴任した北斗鉄太郎(恵俊彰)はエリートだが地方警察署長を転々とするはぐれ署長で、管内で捜査に来た前の赴任先の秩父東署刑事・大和公三(勝村政信)と市毛明日香(中山忍)に会い伊豆箱根鉄道を見に連れ、暴行事件の被疑者・相沢正之(金山一彦)が他の事件の被害者と聞いた。
北斗は殺人事件被害者の元刑事・桜木慎一郎(山田明郷)現場で、刑事課長・本村(小野寺丈)や鑑識課長・香山利文(田山涼成)に邪魔にされ、大和らから桜木は相沢と繋がると聞いた。
桜木の部屋にイラストレーター・カナエ(原千晶)が描いた独鈷(とっこ)の湯の絵葉書が残され、捜査本部に静岡県警管理官・瀬野久美子(高島礼子)と県警刑事・早川が来て死亡時刻が不明で、相沢は桜木の元部下だが免職になり東京で探偵を行うがトラブルが多く秩父で下山浩介(河相我聞)に殴られた被害者だった。
北斗と明日香は西伊豆署で桜木は25年前の事件を調べと聞き、大和は相沢も25年前の事件を調べていたと知り、北斗らは姉・赤城あずさ(藤真利子)からカナエを聞き、明日香はカナエとマネージャー・奥村圭吾(山中聡)に会い独鈷の湯の伝説を聞いた。
北斗と瀬野は静岡地検検察官・徳田直樹(山田純大)から25年前の未解決の桂川幼児誘拐事件で犯人内通者が警察にいる疑いを聞き、大和と明日香は相沢を確保したがアリバイが有り県警捜査1課長・菅生繁が介入し瀬野に謹慎を命じ北斗は対立し中止させた。
相沢は釈放され、香山は実験を行い桜木の殺害時間の矛盾を見つけ、北斗は車両の写真を相沢が送りアリバイを作ったと考え、河原で相沢の殺害死体が見つかり遺留品で桜木殺害証拠が見つかり、大和は下山に前科があり修善寺で目撃され、瀬野は高校生に凶悪事件を起こしたと思いだし下山確保にみ注力した。
北斗と明日香は下山の母と妹・カナエに会い、奥村は相沢に調査依頼しアリバイがあると告げた、北斗と明日香は秩父の下山の部屋を調べ同僚に会った、香山は相沢の携帯電話に静岡地検からの着信を見つけ、北斗は偏った捜査が疑問で桜木が桂川事件の方を調べたと考え、香山は桜木事件の被害者は徳田の父だと調べた。
北斗と明日香と大和は徳田に問い相沢事件のアリバイを聞き、奥村のアリバイは成立し、瀬野は北斗の意見を無視して下山だけを追い、追われた下山は明日香を人質に立て籠もり相沢殺害犯でない証拠を求め、北斗は相沢事件の偽装を知り25年前の資料を調べ徳田の父の少女交通事故での聴取を知った。
<以下、隠し字>
カナエが出頭し「姉のカナエは徳田の父に暴行され、証拠のライターを持ち逃げ兄・下山に打ち明け、下山は見つけた徳田の父に復讐した」と告げ、瀬野は下山は徳田直樹の心を奪ったと告げ、下山は確保され北斗は容疑者は複数いると告げた。
4日後に明日香は回復し、北斗と明日香と大和はアリバイを調べ、北斗は関係者を集め「徳田は土曜日だけ走行する特急に乗りアリバイを作った」と告げ、徳田は「探偵に下山を探させ、桜木から25年前の真相を聞き隠蔽を相沢に命じ殺害し脅された」、相沢は奥村も脅し、徳田は相沢を殺害した。


監督:児玉宜久
脚本:谷口純一郎
出演者:恵俊彰・勝村政信・中山忍・河相我聞・原千晶・山田純大・金山一彦・山中聡・田山涼成・藤真利子・高島礼子・山田明郷・小野寺丈
製作年:2018年


感想: 2の秩父の内容を一部引きずる。

欠点だらけの刑事

刑事・百野冬美男(小日向文世)は朝に時間を厳守し小学5年時のトラウマで些細な事と欠点が気になり、起こされた夏男(今里真)は1階の鍋料理屋「てごね」に帰り百野の別れた妻・橋本紗代(西尾まり)と再婚相手・橋本岳太郎(大谷亮介)に挨拶した。
洋菓子のプロデュース会社の天野陶子(高橋惠子)はセミナーで話し、休憩時間に夫・天野翔平(比留間由哲)の金を求められ、陶子の秘書・武山沙織(土居志央梨)は楽屋で社員・坂本菜摘(芳野友美)の死体を発見した。
百野は警視庁南葉署課長・九十九健作(林家正蔵)にスピーチを持ち掛けられ断わり、生活安全課出身刑事・万城目千鶴(森口瑤子)とペアを命じられた、刑事・三竿達也(今野浩喜)と立花五樹(瀬川亮)は千鶴を噂し、事件現場を百野は細かく調べ推理し、沙織は事件直前に翔平と菜摘が抱き合ったと証言し、変わり者の百野と大雑把な千鶴は互いに苛々し、翔平は社員・飯塚妙子(海老瀬はな)と不倫関係にあると判った。
百野は夏男とスピーチを練習し、翌日に百野は千鶴に沙織の証言は嘘と告げ陶子の自宅に行き翔平を待ち一緒にケーキとジュースを作り、妙子と菜摘が当日の言い争いが判り、沙織は陶子と出頭して「翔平が現場から出るのを見た」と告げた。
翔平を取調ると金を盗んだと認め、千鶴は九十九からセミナー参加者リストを受け取り翔平の自宅に行き「てごね」で紗代と岳太郎から話しを聞き、百野は子らとスピーチを練習し哲夫と浩二に絡まれ千鶴が来て不審者から子を守っていると告げ、百野は陶子がリストを隠すと告げた。
千鶴は参加者を調べ不参加者・東条美月を見つけ、千鶴と百野は陶子に問い、妙子から陶子が当日に女性との言い争いを聞き、防犯映像を調べ女性を見つけた、百野は陶子に現場を細工したと告げ怒らせた、千鶴は翔平に美月を問い電話が有ったと聞いた。
千鶴は百野と陶子に会い陶子のパソコンを借り防犯映像を見ると告げ隙に記事を調べ、3月前の白骨発見を知りその現場で千鶴と百野は所轄刑事から遺留品を聞き、近くの食堂で美月の写真を見せ境遇を聞き陶子と似ていて、美月の友人からアルバムを見て娘・奈緒を残し消えたと聞き、児童養護施設で園長から母から奈緒への手紙を見た。
<以下、隠し字>
九十九は美月は松田佳子と知り、百野は陶子のセミナーで「陶子は沙織を庇い共犯で、沙織が菜摘を殺害し陶子に電話し、陶子は翔平に罪を被せた」、千鶴は「沙織は奈緒で養子で名を変えた」と告げ、陶子は「美月の考えたケーキをコンテストに出し、咎められて揉めて殺した」と告げ、松田佳子は美月の同級生で陶子の自叙伝を読み陶子を強請った。


監督:近藤一彦
脚本:徳永友一
出演者:小日向文世・森口瑤子・西尾まり・今野浩喜・大谷亮介・林家正蔵・高橋惠子・芳野友美・土居志央梨・比留間由哲・海老瀬はな・瀬川亮・今里真・小牧芽美・田村ツトム・松原由希子
製作年:2018年


感想: 残り1/3で突然に展開が変わる。

警視庁さがし物係

元江東署鑑識係・沢村耕作(岸谷五朗)は警視庁身元不明捜索室に配属され、捜索室長・新田沙織(中越典子)は警務部長・矢代正彦(佐野史郎)に転任を求めトラブルを注意され、捜索室・松永優一(橋本淳)と沢村は身元不明遺体を調べ、後輩の捜査1課管理官・東海林忠司(長谷川朝晴)は沢村は探し物が趣味と告げた。
沢村と松永は死後5年の身元不明の白骨死体の引き取りに行き、沢村は遺留品写真や名と企業名が違う架空の名刺を見つけ、遺留品の食券から出版社課長・水田恭子(陽月華)に会い行方不明のグルメガイドブックの元「覆面調査員」・黒川達郎(山崎銀之丞)と判り、編集長・水田は黒川が愛用し外部機密情報の書かれた手帳の探し物を沢村に頼んだ。
松永は黒川は有名なレストランのシェフと思い出し、沢村と松永は勤務した高級フランス料理店へ行き料理長・大岡(伊藤正之)とシェフ・浅井直生(岩永徹也)とソムリエ・遠山と会い、オーナー・上田一成(羽場裕一)と秘書・藤田尚美(清水由紀)はカフスを探し、沢村は聞き取り見つけた。
上田は藤田に投資先・ロダン食品を告げ顧客信頼を失うと心配され、沢村は大岡から黒川のメモ帳を借りるが水田は革製で「黒川は格つけ不正を行った」と告げ、新田は東海林から沢村の探し物の無駄な経費を忠告された。
沢村と松永は新田の父・迫田修一社長の保険会社倒産で贈与株式を失ったと聞き、新聞でロダン食品製品での中毒の通報者が黒川と判り、事件資料に通報者・黒川の名を多数見つけ内部告発者と考えた。
沢村は食中毒入院者を探し、新田と松永はタクシー運転手暴行事件・杉原博之と電車内痴漢事件・佐野弘明らを聴取し事件はでっちあげで会社不正を暴く目的と考え、食中毒被害者・小坂部(山崎画大)を見張り藤田と会い、新田と松永は藤田から「上田が黒川を殺した」と聞いた。
<以下、隠し字>
新田は上田は藤田を背任罪で告訴したと知り、東海林に情報を提供したが証拠は無かったと聞き、沢村は写真の場所を見つけ川越でコックの子・なおを知り、黒川が新しい店を始めて事故死んだ友人・長峰和樹の妻・長峰淳子となおを支援しようとしいたと知った。
沢村と松永はフランス料理店の女性スタッフを調べシェフが行方不明と知り、上田を助けに行き浅井が洋弓で狙い、沢村は浅井を阻止し黒川の手帳を受け取った、沢村は手帳を調べ「黒川が新しい店を開こうとし」「水田が雑誌運営費捻出の為に格付けの不正取引を行い、暴いた黒川を殺害した」と知った。


監督:田村孝蔵
脚本:浜田秀哉・青木江梨花
出演者:岸谷五朗・中越典子・橋本淳・長谷川朝晴・羽場裕一・山崎銀之丞・陽月華・清水由紀・岩永徹也・佐野史郎・伊藤正之・久保酎吉・山崎画大
製作年:2018年


感想: まじないを唱えて探し物を見つける達人が、ついでに証拠を見つける。

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