中津文彦・サスペンス2

さすらい署長 風間昭平7つがる弘前城殺人事件

弘前北警察署長・風間昭平(北大路欣也)と警備課刑事・北畠浩美(宮本真希)が潜入捜査し、青森県警本部警備課・水越紀男(布施博)らと弘前北署が乗りこみ覚醒剤を摘発した、風間は署に戻り警備課課長・外岡(河原崎建三)と警備課巡査長・坂崎(南条弘二)と話し、副署長・江坂(ケーシー高峰)と刑事1課課長・山鼻(鈴木正幸)がさすらい署長と噂した。
風間は浩美と所轄を廻り津軽三味線会館と斜陽館で水越拓郎(山口翔悟)の演奏を聴き側に水越昌枝(一色彩子)見かけ、電話で山下組幹部・錦織(中西良太)の女のクラブママ・立花美奈子(日下由美)を張り、覚醒剤ルーツ開拓容疑者と聞き、紀男と坂崎が美奈子を尾行し、錦織が美奈子を人質に逃げ坂崎が撃たれ死に、風間は連絡を受け妻・坂崎民子(斉藤とも子)と会い、会議で鑑識員・遅沢(岡田啓壱)らが話し風間は本部長と話して弘前北署案件にしたと告げた。
風間は浩美と美奈子から錦織から佞武多を尋ねられたと聞き、五所川原立佞武多事務員・寺山(深谷絵美)から錦織と他の目撃を聞き、翌日に錦織の死体が見つかり遺棄され、紀男は組織に消されたと言い、舟木刑事(野仲イサオ)がリンゴ園経営で津軽三味線奏者・相原(春田純一)が浮かび、風間は浩美らと民謡ライブハウスで相原を見た。
外岡が相原を聴取し、錦織と相原は中学同窓で匿ったと考え相原が姿を消し遺体で発見され拳銃自殺を装うが風間は疑問で、美奈子は拓郎を思い出し、故人・紀加寿(寺田農)の孫で父は紀男で母・昌枝と住み、風間は浩美は拓郎と昌枝に会い紀男が三味線に反対と聞き、拓郎の恋人の津軽塗塗師・村岡容子(堀口茉純)から拓郎とは別れ、紀男に反対され理由は拓郎が覚醒剤を使ったからと聞いた。
風間と浩美は江坂と外岡にだけ伝え、風間は紀男に拓郎の覚醒剤疑惑を話し否定され三味線から逃げ拓郎を応援出来なかったと聞き、浩美は容子から相原から誘われたと聞き、風間と浩美は拓郎に錦織と覚醒剤を問うと逃げ紀男の疑いが増した。
<以下、隠し字>
風間と浩美は紀男に疑問を問い、拓郎の覚醒剤使用を知るが昌枝に頼まれ止めさせたが、錦織に脅迫され情報を要求された応じなかったが、ためらい錦織に坂崎が撃たれ、錦織に安全逃走を要求され殺害し、それを相原に目撃され殺したと自供し自害を図るが風間が止めた、風間は浩美に紀男のためらいが良心で他の殺害が疑問で庇うと考え、拓郎にアリバイがあり昌枝を訪ね錦織と相原殺害を告げると自白した。


監督:関本郁夫
脚本:峯尾基三
原作:中津文彦
出演者:北大路欣也・一色彩子・宮本真希・河原崎建三・鈴木正幸・野仲イサオ・香川耕二・石原辰己・岡田啓壱・横島昭・南条弘二・斉藤とも子・山口翔悟・春田純一・日下由美・中西良太・堀口茉純・深谷絵美・寺田農・ケーシー高峰・布施博・東谷柊一
制作年:2007年


感想: 地方県警本部と所轄の関係の中でいくつか事件が起きる。
著長捜査の面が強い。
津軽の風土を取り入れるが、関連は僅かだ。

さすらい署長 風間昭平8あずさ・松本城殺人事件

「さすらい署長」・風間昭平(北大路欣也)は松本中央署赴任前日に病院に同期の前署長・篠塚龍三(小野寺昭)を訪ね中学3年の娘・法子(山田まりや)に会い松本交響楽団所属チェリストで山岳写真家・高城元久(蟹江一平)を紹介され、翌日に着任すると立番警官・草野(渡部雄作)に文句を言われたが副署長・倉田(ベンガル)が迎えると刑事・矢追(平塚真介)や刑事・青田(橋爪遼)や刑事・遠山(葉山和彦)や刑事・牧村直美(七瀬なつみ)らが出動し梓川で女性変死体発見を知った。
風間は直美と現場へ向い刑事・伴滝雄(寺島進)に会い、被害者は藤江真理子(濱田万葉)で石で頭部撲殺で、風間は倉田から刑事課長・橋爪(芦川誠)と警備課長・小松を紹介され、風間は直美と食事し駐在巡査の父は亡くなり継いだと聞き、篠塚は諏訪南署刑事・坂崎(堤大二郎)と真理子を話し、捜査会議で真理子は諏訪ファイナンス元社員で7年前から日本精機工業社員で、風間は凶器の石が残り疑問で、伴と直美は日本精機工業で社員・光子(芦田由夏)から真理子は辞め同僚の機械工・野木(小椋毅)のストーカー被害に遭い、社長の息子の恋人・吉原(坂上忍)が居たと聞き、野木にアリバイが無かった。
伴と直美は写真館で吉原から結婚予定と会社紹介とアリバイを聞き野木を調べ、風間は篠塚と法子の喧嘩を見、元久に法子が父が結婚に反対と述べ、風間は篠塚から呼び出され城で死体で発見し、伴から篠塚の指の遺留品の蝋と靴墨成分の油を聞き、風間は直美と法子から結婚反対理由を考え坂崎の面会を聞いた。
伴と直美は坂崎から篠塚指揮の7年前の事件で諏訪ファイナンス社長・村越(伊集院八朗)殺害で容疑者の加工工房社長・山木芳雄(田口計)を真理子が目撃と聞き、伴は風間に山木死亡と伝え直美が家族の元妻・高城房子(野川由美子)と息子・高城元久を伝え、風間は直美と房子に会い7年前の借金と山木は無実で真理子から3週前に目撃証言は嘘と聞き篠塚に伝え再捜査と言われたと知り、風間は倉田と伴に7年前の誤認逮捕の可能性を告げ直美が元久と篠塚の口論目撃を告げ、元久に法子が会い伴らが尾行し署に連れた。
<以下、隠し字>
伴らに元久は犯行を否認し、風間は真理子の証言変更理由を考え、伴と直美は房子に真理子の証言変更を尋ね騙されたと言ったと聞き野木から吉原の裏切りを聞き、吉原の相手を知り真理子への裏切りと知り、風間と直美が吉原に7年前の事件を尋ねるが否定され、風間と直美は真理子犯罪時に証拠を残し現場が別と考え、吉原に7年前の物証偽装を告げ靴からルミノール反応を見つけるとアリバイ工作と3つの犯罪を認めた。


監督:中村金太
脚本:峯尾基三
原作:中津文彦「あずさ松本駅殺人事件」
出演者:北大路欣也・山田まりや・ベンガル・蟹江一平・七瀬なつみ・濱田万葉・堤大二郎・葉山和彦・平塚真介・橋爪遼・渡部雄作・芦川誠・芦田由夏・野川由美子・田口計・小椋毅・伊集院八朗・坂上忍・寺島進・小野寺昭
制作年:2008年


感想: 過去の事件の真相が明かされかけ、現在の2つの犯罪が起きる。
3つが連鎖的に解決する。
過去は証拠的には不足だが。

さすらい署長 風間昭平「 ほくと函館湾殺人事件」

警察署長・風間昭平(北大路欣也)は赴任先の函館へ来て居酒屋で松本藍(東風万智子)と安斉詠美(浅野温子)と出会った、函館北斗署へ初出勤し副署長・富山祐介(神保悟志)と交通課・河野靖(山崎樹範)から西柳町で車の事故で運転手・黒田哲生が死亡し事故以外と思われる傷があったと聞き調査を指示し、刑事課長・時田真之(宇梶剛士)と刑事・南井孝(加藤虎ノ介)らは詐欺グループのアジトに摘発に向かった。
風間は課長・小島勝(杜澤たいぶん)と平田淳平(田井克幸)に会い、生活安全課主任・詠美と会った、居酒屋で藍が事故のニュースを見て辞めた、詠美は知らせを受けて風間に藍が保護観察中と告げて探すが不明で黒田が藍に来た男と似ると聞き、詠美は風間に「藍は悪い仲間と遊ぶが詠美の導きで更生して農園で宍戸信彦と結婚の約束をするが、貯めた金を投資詐欺で奪われ、信彦は柿沢寛二に刺殺され、藍は柿沢を刺した」と告げた。
考古学マニア・立花浩(堀内正美)の発掘予定地が車で荒らされ、河野は倉庫にまで繋がる赤黒い痕を見つけて署に知らせ、不動産屋・秋葉達也(三浦浩一)は倉庫は放置状態と言い立花と発掘で対立した、風間は河野から推理を聞き、調べて血痕は黒田でタイヤ痕の1台が黒田の車と一致した。
時田は詐欺グループは本川和志(斎藤歩)が中心と掴み、風間は藍が絡むと考えた、藍が赤レンガ倉庫で本川から置き引きを装い金を奪い電話で脅し、風間と詠美は柿沢と黒田が同級生と知り、本川はボスに連絡して藍と会い、河野が本川と藍を見かけた。
藍はボスと取引して車で襲われた、河野が助け来た刑事らがボスと本川を追うが逃げ、藍は金を投げて逃げた、風間と河野と詠美が刑事課に黒田の事故と詐欺グループが繋がり柿沢と黒田が同級生と言った。
本川の刺殺体が見つかり藍の犯行が疑われた、詠美は藍から電話を受け、風間は河野から車は盗難車で持主は立花と聞き会い、秋葉と会い土地を尋ね、現場の倉庫を調べた。
風間は発掘予定地の側を掘り返して2体の人骨を見つけ、死後3年の射殺男女で男は金山圭介で女は立花の旅館の仲居・結城光枝だった、立花は光枝は詐欺師と言い犯行は否認し、風間は時田とボスが金山の名を流したと話した。
<以下、隠し字>
風間は詠美と民族資料館に行き寿司屋の大将・阪本一平(左とん平)と息子と会い、短刀の作者を調べ、時田から藍の足取りを聞いた、藍は銃で脅す秋葉から黒田と本川殺害を聞き、風間と詠美が来て止めて「秋葉が松本友恵に短刀を送り、それが藍の母だ」で「父娘が争うな」と言い時田らが逮捕し、秋葉は「3年前出し抜いた金山と光枝を殺した」と言い、風間は署を去った。


監督:金澤克次
脚本:いずみ玲
原作:中津文彦「さすらい署長・風間昭平」
出演者:北大路欣也・浅野温子・宇梶剛士・東風万智子・左とん平・神保悟志・山崎樹範・杜澤たいぶん・加藤虎ノ介・斎藤歩・田井克幸・堀内正美・三浦浩一
製作年:2017年
90m


感想: さすらい署長らしく、突然現れて突然に去る。
中程度の署で最後は陣頭指揮で皆を動かす。

さすらい署長 風間昭平「 金沢~輪島・金箔殺人事件」

さすらい警察署長・風間昭平(北大路欣也)は金沢北署に赴任し、副署長・大林圭介(大高洋夫)と刑事課長・牧村みさと(麻生祐未)らに会い、前任署長が降格異動し、暴力行為の刑事・中沢繁彦(宅麻伸)が原因で、中沢は辞表を提出し刑事・山住徹(金山一彦)と藤倉伸吾(池田たかひろ)は遅いと告げ、牧村が引き止める姿を消した。
風間は牧村から歓迎会で事情を聞き、翌朝に神社で老舗金箔問屋社長・作田智弘(中原丈雄)の遺体が発見され専務で息子・作田浩太(内野謙太)は「智弘は金箔屋・寺崎武雄(伊吹吾郎)と取引打ち切りで揉めた」と告げた。
寺崎は会っていないと否定し、金箔問屋前の防犯カメラに中沢と智弘が写り、風間は寺崎の店で見学し箔屋職人・水島誠(尾関陸)から説明を受け、移動販売・関口勝也(崔哲浩)から水島は中沢の娘・榎本亜子(加弥乃)の婚約者と聞いた。
風間は牧村から亜子は15年前に中沢の妻・中沢恵子(青山倫子)が自殺してその輪島の実家で恵子の母・榎本初枝(香山美子)と暮らすと聞き関口の身元調査を依頼した。
翌日に風間は輪島に行き初枝と会い事情を聞き、塩田で亜子は中沢を見かけ、風間は亜子から父の悪口を聞き育ち家出して幼馴染み・水島に再会し、関口からストーカー被害を受けて酔った中沢に助けられ、輪島に戻ったが関口から電話があり怖いと聞いた。
輪島の海岸で関口の遺体が見つかり、風間は初枝と亜子から事情を聞き、牧村は智弘と関口に動機がある水島を聴取し、風間は牧村に丸く収めたい気持ちを感じ中沢は乗り越えろと思っていたと告げた。
風間は浩太に寺崎との事情を問うと動揺し、恵子の自殺事件の調書を調べ、牧村は輪島での水島目撃を知り刑事らに捜査を命じ証言を得たが寺崎が自白した、風間は水島から智弘は恩人だが結婚が気に入らないようだと聞き、智弘が結婚に反対した理由を考えた。
<以下、隠し字>
牧村は浩太の略歴を調べアルバムで中沢と揉めた大曽根修二(北代高士)を見つけ、風間は能登海岸でお守りを見つけ、中沢は浩太を恵子の墓に連れて「大曽根に恵子を15年前に川に突き落とし強請られていた」と告げナイフを向け、風間が制止すると初枝が来て「恵子の死の原因を知った」と告げた。
中沢は「水島から亜子との結婚を聞いたが中止になり智弘が止めた」と知り、初枝は「智弘に恵子の死を問い詰め揉み合い突き落とし、関口に目撃され亜子との結婚を脅されて殺害した」と自供した、牧村と亜子が来て自供を聞いた。
風間は大林が刑事の逮捕を避ける為に偽の水島目撃情報を作ったと知り怒り、水島と亜子の結婚式が行われ、風間は中沢に辞表を返した。


監督:金澤克次
脚本:いずみ玲
原案:中津文彦「さすらい署長・風間昭平」シリーズ
出演者:北大路欣也・麻生祐未・大高洋夫・金山一彦・宅麻伸・池田たかひろ・野々村仁・谷本貴彦・中原丈雄・内野謙太・伊吹吾郎・尾関陸・加弥乃・青山倫子・崔哲浩・北代高士・香山美子
製作年:2019年
90m


感想:

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