西村京太郎・サスペンス15

十津川警部40 「生命」

警視庁捜査1課係長・十津川省三(渡瀬恒彦)は雨の日に姉弟(木村真那月・鈴木福)に傘を譲る少女に出会った、北邦大学で名誉教授・三国茂雄(波多江清)が殺害され金庫が荒らされ、3日後に東京・下北沢で十津川と主任・亀井定雄(伊東四朗)と西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)と村川(古川りか)らは飯田(水道橋博士)の轢き逃げ死体を調べ金庫破常習犯で北邦大学の足跡と一致した。
十津川らは札幌で北海道警刑事・吉田(せんだみつお)と鈴木(建蔵)から8年前のハスミ収賄問題で元助教授・沢木実(江藤潤)の内部告発後に退職を聞き、東京のハスミで社長・蓮見孝輔(河原さぶ)を訪ね、伊豆・南魚島診療所・沢木に会い内部告発に裏があると聞いた。
十津川と西本と刑事・山下(山田アキラ)と小西(中西良太)は南魚島で沢木の死を調べ看護師・井川妙子(野口径)からに娘に会う予定と聞き、東京で元妻・長谷川信子(川島なお美)と娘・遥香(斉藤奈々)に会い沢木が描いた絵を渡し、課長・本多(小野ヤスシ)らと沢木の手帳と釣客2名が不明で「生命の問題」の意味を考えた。
安原と村川がAIDとAIH手術の可能性を言い、十津川と亀井は京浜医科大・君原寿々子(池上季実子)から現状とドナー絡みの悪用や恐喝問題で反対と聞き、十津川は遥香が対象と考え、遥香は山岸伊予奈(雛形あきこ)から沢木と似ず本当の父がいると聞き会いたいなら協力を求められた。
TNエレクトロニクス社長・冨永徹(奥田達士)は山岸から遥香から脅迫を受けた、小西がハスミ医療機器・福本政男(福田裕也)が歌舞伎役者・市川巳之助(片岡秀太郎)と息子の歌舞伎役者・小巳助(京一郎)に会うと言い、安原と山下が釣客の写真を見つけ十津川が遥香に見せ、遥香は山岸の部屋を知ると十津川が止めた。
十津川らは山岸の部屋を蓮見が借りると知り、遺留品で冨永を訪ねたが否定された、遥香は山岸から冨永が父と聞き訪ねるが会えなく、安原と小西は蓮見を張り、西本と村川は福本の訪問先を調べ、山岸がハスミ医療機器・川島裕子(雛形あきこ)と知り、十津川は部長・三上(小野武彦)と検事・高林(鶴田忍)から政治家絡みと中止を求められた。
十津川らは民自党議員法務副大臣・石倉圭太郎(宍戸勝)と妻・亜矢子(棟里佳)と息子・大介(鶴見知大)と秘書・堂森敬七(岩山孝)が絡むと知り、遥香が冨永に会いたいと秘書・涼子(中山好乃)を脅し十津川と亀井が制止した。
<以下、隠し字>
十津川らは巳之助の楽屋で福本と裕子を緊急逮捕し、ハスミを家宅捜査したが証拠が無く、犯人が使う口座が政治資金規制法で守られると考え石倉に問うが否定された、十津川は遥香と会い沢木の絵に手帳を見つけた、十津川らは釈放した福本と裕子を尾行して蓮見に現金を渡すと逮捕した。


監督:村田忍
脚本:長坂秀佳
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川りか・山田アキラ・小野ヤスシ・小野武彦・雛形あきこ・斉藤奈々・江藤潤・鶴田忍・宍戸勝・石川敏男・奥田達士・建蔵・せんだみつお・水道橋博士・川島なお美・河原さぶ・片岡秀太郎・福田裕也・波多江清・棟里佳・京一郎・中山好乃・野口径・鶴見知大・岩山孝・木村真那月・鈴木福・池上季実子
製作年:2008年


感想:

十津川警部41 「寝台特急殺人事件」

寝台特急「はやぶさ」が東京から発車し車掌・内山(内山翔人)が検札し大阪から熊本へ広島までノンストップで向かい、翌朝向島で溺死体が見つかり警視庁捜査一課係長・十津川省三(渡瀬恒彦)と刑事・亀井定雄(伊東四朗)と安原(山村紅葉)と小西(中西良太)と村川(古川りか)と山下(山田アキラ)らが調べ付近で武田メディカル事務長・田久保涼子(岩本千春)のバッグが見つかり、事務員・橋本ケイ子(貫井りらん)から寝台特急乗車を聞いた。
下関で小西と山下が涼子の広島までの乗車を確認し、武田メディカル秘書・高梨一彦(竜川剛)を聴取し、東京駅監視カメラに涼子と十津川の同郷の元刑事・大野雄吉(江原真二郎)が写り妻・冴子は武田メディカルで死に医療裁判と聞き被害者遺族を調べ、弁護士・高木美奈子(沢田亜矢子)に会い十津川と亀井は「はやぶさ」乗車と聞いた。
「はやぶさ」が姫路で運転停車で、十津川は武田メディカル院長・武田信太郎(布施博)を聴取し、大野に会い「はやぶさ」乗り合わせと医療事故と裁判敗訴を聞き、医療事故被害者遺族・鈴木克典(野村昇史)の裁判で転落死した武田メディカル麻酔医師・川島進(青島健介)への殺害の疑いを聞いた。
武田が「はやぶさ」で熊本に帰り、山下が神戸で美奈子を尾行し、大野は動かず、十津川と小西と村川は「はやぶさ」で監視した、美奈子が消え、大野が西に車で向かい、「はやぶさ」の空調が切られ乗客らが起き、尾道経過後に「はやぶさ」に爆弾を仕掛けた電話があり避難中に煙幕が投げ込まれて乗客を広島で降ろして事情聴取した。
乗客全員が武田メディカルの医療事故被害者遺族だと判り十津川らは広島北署警部・滝沢(山上賢治)に伝え、大野が出頭し、武田殺害未遂で聴取し元高校教師・山崎伸也(加藤純平)と妻・山崎和江(那須佐代子)と獣医・岡村浩平(杉山健一)と鈴木克典と会社員・青木ゆみ子(中村真知子)と電気屋・遠山正男(滝裕次郎)と大野は黙秘した。
<以下、隠し字>
滝沢に美奈子が物証を求め全員を釈放させた、十津川と亀井は魚運搬用生け簀使用での涼子殺害を考えトラックを見つけて毛髪と指紋を採取し、被害者遺族らを逮捕し美奈子を同行した、武田を狙う大野を十津川らが止めた。
十津川らは美奈子から被害者遺族らが武田殺害計画し予行演習に涼子が現れて殺害したと聞き、ケイ子から涼子から預かった鍵で医療裁判での隠蔽工作と川島進の死の真相の資料を見つけた。


監督:油谷誠至
脚本:安本莞二
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・山村紅葉・中西良太・古川りか・山田アキラ・沢田亜矢子・布施博・岩本千春・野村昇史・青島健介・竜川剛・加藤純平・那須佐代子・滝裕次郎・中村真知子・山上賢治・杉山健一・内山翔人・貫井りらん・草野誠・江原真二郎
製作年:2009年


感想:

十津川警部35 「金沢加賀殺意の旅」

警視庁捜査一課係長・十津川省三(渡瀬恒彦)は「加賀の女」からの手紙を刑事・亀井定雄(伊東四朗)と西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)と小西(中西良太)と村川(古川理科)と山下(山田アキラ)らと考え、6年前の「加賀善」の北川深雪と家族を思い出し、金沢に向かった。
十津川は「加賀善」が倒産し片山津温泉で「ホテル森本」でオーナー・市川博之(大木正司)と仲居・田村ふさ江(大竹一重)と仲居の深雪の妹・北川夏美(小島可奈子)と若女将・北川深雪(藤谷美紀)に会い手紙は出さないと聞いた。
ホテルでカメラマン・湯浅幸市(太田浩介)が射殺され石川県警・吉田(井上高志)と警部・矢野(青木伸輔)と十津川らが調べ、十津川は深雪から湯浅のモデルになったと聞き、翌朝に川側で市川が射殺され、十津川は西本と「加賀善」元社長・北川善之助(石立鉄男)と妻・志げ子(宇津宮雅代)に会うが変わり果て憶えていなかった。
十津川が名詞を盗まれ、十津川は西本と金澤タイムス記者・近藤(加藤満)から善之助の恩人の大学教授・成田清司(花ヶ前浩一)と自明党代議士・江本将天(大出俊)と故画家・三木慶山を聞いた、東京で盗まれた名詞を持つ出版社長・遠山敬和(永幡洋)の射殺体を十津川と亀井らが調べ出版社で深雪の写真集を見つけた。
十津川と亀井はカメラマン・内山千也(迫英雄)から撮影が湯浅で何か有り、モデル・里見まゆ(嘉門洋子)から深雪が遠山と湯浅にレイプされ他にも疑われた、十津川は片山津で花屋店員(芦田由夏)に深雪のアリバイを聞き、深雪に写真集とレイプを尋ねるが否定された。
<以下、隠し字>
成田の射殺体が見つかり石川県警と十津川が調べ、医師(村田則男)から善之助は歩けないと聞き、弁護士・羽田(山野史人)から善之助が訴えようとしていたと聞き、東京で江本ら7人の集団写真で5人が死に江本と江本の甥・原田吉郎(片岡弘貴)が生きて裏金作りの疑いがあり場所が写真集の場所だった。
十津川は深雪と善之助の共犯と考え、善之助が消え志げ子が善之助が隠れて歩く練習をしたと話した、善之助と深雪が原田を撃ち江本を狙うと十津川らが来て止めるが善之助が撃った、深雪が十津川に手紙を残し水死した。


監督:脇田時三
脚本:長坂秀佳
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川理科・山田アキラ・小野ヤスシ・藤谷美紀・小島可奈子・大出俊・井上高志・青木伸輔・片岡弘貴・大竹一重・嘉門洋子・芦田由夏・大木正司・永幡洋・太田浩介・迫英雄・加藤満・山野史人・花ヶ前浩一・村田則男・茂野光郎・宇津宮雅代・石立鉄男
製作年:2005年


感想:

十津川警部シリーズ51 「 京都-小浜殺人迷路」

保津峡で白骨が見つかり、警視庁捜査一課・十津川省三(渡瀬恒彦)は刑事・亀井定雄(伊東四朗)と小西(中西良太)と安原博子(山村紅葉)に妻・十津川直子(かたせ梨乃)の京都での大学同窓会を告げた、直子は画家・金井富美(烏丸せつこ)と輸入雑貨店社長・花村亜紀(芦川よしみ)と古美術商社長・山口敏子(服部真湖)と主婦・後藤久代(中島はるみ)と京都北山女子大同窓で相原財団会長・相原剛(石田太郎)が迎えた。
5日後東京のホテルで敏子の毒死体が見つかり、十津川と刑事・村川(古川りか)と山下(山田アキラ)と清水(あかつ)と小林(内山翔人)らが発見者・直子と会い遺留品の椿とグラスの直子の指紋が見つかり、白椿が1本の赤椿で赤に変わり、十津川はオートロックを氷で開けと考えた。
直子は京都で亜紀と久代と会い白装束の亡霊を聞き、直子と十津川は小浜で富美を訪ね病気画家の父・金井敬白(志賀圭二郎)を見かけ、空印寺で和尚(野口貴史)から赤椿は焼いたと聞き八百比丘尼像と洞窟と五芒星の結界図を見た、直子と十津川は京都北山女子大教授・芦田信一郎(並樹史朗)から赤椿自生地を25年前に相原樹里(五十嵐めぐみ)と三条恵美に教えたと聞き、恵美は自殺していた。
十津川は京都府警・安田光彦(井上肇)に恵美自殺を尋ね、恵美の母・三条悦子(宮園純子)から自殺でないと聞き、樹里は相原剛の娘で、亜紀の毒死体が見つかり安田らと十津川が調べ赤椿が有り白装束亡霊が目撃され、十津川と小西は撮影監督・高梨譲(高橋豊)に恵美の抜擢と争奪を聞き、保津峡で白骨を調べる湯沢に会い本部長・三浦宗次(鶴岡修)に尋ね、直子がホテルで襲われて十津川は面会の富美に会った。
樹里が行方不明で、亜紀が相原と会っていたと判り、亀井が来て元府警・湯沢純一郎(谷本一)の25年前事件の投稿を告げ、十津川と小西は相原邸で相原の部下・新田章(國本鍾建)と相原に会い恵美を尋ねた、十津川と村川は湯沢を訪ね毒殺死体と大きな下足痕を見つけた、白骨が恵美と判った。
<以下、隠し字>
十津川と村川は京都アート・児玉頼子(村野友美)に会い富美と敬白の絵を見て富美が借金を抱えると聞き、保津峡で赤椿と白装束亡霊を見つけると樹里で、樹里は25年前恵美を殺したと言うが不安精神状態でアリバイが有った、十津川は黒幕は相原で新田が実行犯で亜紀と直子を襲ったと考え、相原が小浜の別荘に向かい直子が消え、十津川らは小浜で直子から富美が敏子を殺し隠蔽で直子を狙ったと聞き、富美が手紙で「敬白が相原に遺体処理させられ自身も脅されて来た」と告げ、新田が自供し、富美が相原を狙い逆に殺されかけたが十津川が防ぎ逮捕した。


監督:船橋淳
脚本:平林幸恵
原作:西村京太郎「小浜線に椿咲く頃、貴方は死んだ」
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・かたせ梨乃・山村紅葉・中西良太・古川りか・山田アキラ・内山翔人・あかつ・宮園純子・芦川よしみ・五十嵐めぐみ・服部真湖・中島はるみ・鶴岡修・井上肇・谷本一・並樹史朗・野口貴史・志賀圭二郎・國本鍾建・村野友美・高橋豊・小林真弥・石田太郎・烏丸せつこ
製作年:2014年


感想:

このページの先頭へ