西村京太郎・サスペンス12

鉄道捜査官10 「わたらせ渓谷鉄道、死を呼ぶ片道切符!」

鉄道捜査官主任・花村乃里子(沢口靖子)は三崎真弓(今村恵子)と加倉井探偵事務所長・加倉井肇(赤川蓮)と会い、先輩の課長・倉田剛(地井武男)と小料理屋「てまり」の女将・手塚真理絵(山村紅葉)に連れた。
翌日にわたらせ渓谷鉄道・本宿駅で加倉井が射殺され、倉田と乃里子が身元確認に行き桐生中央警察署で警部・伊藤(八波一起)と刑事・原田(市野世龍)から足取りを聞き、現場に行き鉄道マニア・江崎みどり(小見川千明)が写真を撮った。
乃里子と真弓は新宿の加倉井事務所で女性の出入りを聞いた、浦中誠一法律事務所弁護士・浦中誠一(久ヶ沢徹)から写真と大沼ビルディング社長秘書・新井はるみ(前田亜季)を聞き、真弓と望月春樹(長谷川朝晴)ははるみが大沼ビルディング社長・大沼安雄(三浦浩一)が解雇と聞いた。
乃里子ははるみから安雄のセクハラを聞き、安雄はアナウンサー(大木優紀)と対談し妻で元モデル・大沼礼子(秋本奈緒美)も参加し真弓と望月が加倉井を尋ね、鉄道捜査隊本部長・本多英一郎(森下哲夫)が倉田に捜査を控えさせた。
倉田と乃里子は加倉井の元妻でスナックのママ・加倉井由美子(岩本千春)に会い暴力団癒着は否定され、3年前の大沼ビルでファッションモデル・魚住リカ(橋本愛実)絞殺事件で加倉井が警察から解雇されたと聞いた。
乃里子は浦中から安雄を疑うが礼子とのアリバイが有ったと聞き、乃里子と真弓は礼子が出かけた桐生に行き織物記念館で真理絵と会った、安雄ははるみから脅迫電話を受けた、乃里子らは礼子に安雄のアリバイを尋ね時差ぼけで憶えていないと聞き、1月前に加倉井に尋ねられ話し、安雄にも話したと聞いた。
乃里子と真弓は安雄を尾行した立花広太郎(金子昇)と会い、伊藤警部からみどりの写真に男が写ると聞き、安雄は遊園地ではるみと取引し立花が見て乃里子と真弓に連絡して、わたらせ鉄道ではるみを尾行して同席し、広田功(林泰文)が尾行し立花とはるみは逃げたが襲われ立花は撃たれた。
乃里子と真弓は伊藤らとはるみの死体を調べ金のバッグが消えた、はるみの携帯のアドレスのNPO法人「足尾に緑を育てる会」会長・片岡勝利(浜田晃)に会い植樹ボランティア仲間と聞いた。
<以下、隠し字>
乃里子らは伊藤らと広田逮捕に行くと爆弾が仕掛けられ、遺留品で安雄が繋がり、広田を追うが1週後も不明で情報が報道されて安雄が死に自殺とされ、乃里子は遺留品とリークが疑問で偽装自殺と考え、礼子から安雄死亡時のアリバイを聞き、浦中が広田を殺害しようとすると乃里子が礼子を尾行して浦中と会い共犯だと言った。


監督:村川透
脚本:田上雄
原作:西村京太郎「小さな駅の大きな事件」『十津川警部捜査行 阿蘇・やまなみ殺意の車窓』所収
出演者:沢口靖子・長谷川朝晴・地井武男・今村恵子・金子昇・秋本奈緒美・前田亜季・林泰文・久ヶ沢徹・岩本千春・八波一起・市野世龍・小見川千明・橋本愛実・大木優紀・森下哲夫・浜田晃・三浦浩一・山村紅葉・山口竜央
制作年:2009年


感想:

十津川警部34 「寝台特急あさかぜ殺人事件」

十津川省三(渡瀬恒彦)は東京から山口に帰る為に寝台特急「あさかぜ」に乗り、モデル・白井マユミ(山本未來)と男が話し、十津川は岩国で降り、下関で乗客の死体が見つかった、十津川が戻り亀井定雄刑事(伊東四朗)と西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)と小西(中西良太)と山下(山田アキラ)がモトヤマ化粧品会長・本山徳一郎(久保晶)が毒死で、村川(古川理科)が女の似顔絵を見せ。
十津川と西本は徳一郎の長男でモトヤマ化粧品社長・本山剛(丹波義隆)の妻・本山冴子(早瀬久美)は女を知らず、十津川はマユミを見かけ話し徳一郎との関係は否定した、十津川は剛を聴取し徳一郎の借金を聞き、マユミは福岡に行き西本が尾行した。
翌朝、マユミは「ソニック7号」で大分に向かい偽装して中津で降り乗客駒田モータース社長・駒田信二(小澤孝三)が死んでいた、十津川は連続殺人と考え繋がりを探し、十津川はマユミが東名相互銀行の元秘書と判り部長に会い、東名相互銀行頭取・浅見猛(金田龍之介)が独断横暴と噂があり十津川と亀井が会うと守秘義務と言われた。
十津川は焦げ付きを支店長に集めさせ、駒田の妻・駒田あき(大和なでしこ)から東名相互銀行の借金を聞き生命保険加入を聞き、剛と冴子から徳一郎の生命保険と東名相互返済と浅見とマユミ訪問を聞いた、翌日に十津川と西本はマユミに会った。
十津川と西本はマユミに実行犯に教えるナビゲーターだと問い動機を尋ねた、十津川は警視庁刑事部長・三上(小野武彦)と課長・本多(小野ヤスシ)から浅見の圧力を聞き、東名相互銀行の元管理部長・野田浩二(山田明郷)から裏組織の新東京興信所を聞き所長・久保寺侠次(高杉亘)に会いアリバイを聞いた。
十津川と西本はマユミの父・工場経営・白井貞之(山下洵一郎)と妻・白井治子(白川和子)に会い東名相互との関係と融資を尋ね隣工場を聴取した、別々の殺し屋が浮かび、貞之と治子に保険金が掛かると知り、マユミに会い「浅見が両親に保険に入れた」と告げ、マユミは確かめ姿を消した。
<以下、隠し字>
十津川は東名相互の不良債権先7人を調べさせ、島崎恭一が「あさかぜ」で旅に行き十津川ら6人が張り、名古屋でマユミが乗り張り込み、岡山でマユミが降り車掌が接触し身柄確保し、男の死体が見つかり東名相互社員だった。
マユミが生命保険に入ると判り、十津川は浅見と久保寺の居場所が判り向かいマユミからの手紙が届いた、マユミが浅見殺害を図り久保寺が阻止すると十津川らが来て浅見と久保寺を逮捕した。


監督:脇田時三
脚本:長坂秀佳
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川理科・山田アキラ・山本未來・高杉亘・丹波義隆・早瀬久美・久保晶・山田明郷・山下洵一郎・白川和子・金田龍之介・小澤孝三・大和なでしこ・小野ヤスシ・小野武彦
製作年:2005年
95m


感想:

十津川警部45 「志賀高原殺人事件-黒姫伝説の謎」

警視庁捜査一課主任・亀井定雄(伊東四朗)は志賀高原へ行きバスで広田みや子(上野なつひ)と同乗し、「K's Web」社長・久保満(布施博)が女性とライフル射撃し、警視庁捜査一課・十津川省三(渡瀬恒彦)は小西刑事(中西良太)と話し、亀井はみや子から黒姫伝説を聞き写真を撮り住所を聞いた。
翌朝に亀井は大沼池でみや子が狙撃されお守りを渡され死んだ、信州志賀警察署・金村刑事(比留間由哲)と斎藤刑事(江端英久)と長野県警捜査1課警部・望月正人(城戸裕次)会い、小西らがみや子の部屋を調べ片づき、亀井と金村らは不審な久保の別荘でみや子の写真を見つけ、十津川と村川刑事(古川りか)は久保からホステス・吉田みどり(高久ちぐさ)源氏名「アヤ」を聞いた。
小西らはホステス・エリカ(萬歳光恵)を聴取し、亀井は2年前の誤射事件で久保の友人・野口俊吾(有薗芳記)が須坂刑務所服役しカメラマン・五十嵐くみ(瀬戸早妃)が死亡と知り、小西らはみどりの妹・吉田やよい(富田麻帆)と部屋を調べ、十津川と村川は弁護士・平川修(藤木孝)と久保に会い2年前の事件を尋ねた。
安原刑事(山村紅葉)と山下刑事(山田アキラ)がみや子の元不動産会社と家族が不明と言い、亀井は須坂刑務所で出所間際の野口を接見しみや子を知ると疑い、山下と小林雅人(内山翔人)が久保を尾行し、大沼池でみどりの死体が見つかり、十津川は志賀高原へ行き亀井から死亡時刻がみや子の前日と聞き、射撃場で久保と運転手・大乃木明(菅原卓磨)と会った。
望月らが久保の別荘を張り込み、亀井が出所した野口を尾行すると車に襲われ骨折した、小西らと金村らが望月が準備した別荘で久保を見張り、十津川は安原と村川から久保が元金融業と聞き何を隠すか考え、大乃木が出かけ久保は居らず小西が行き場所を聞き、野口が久保に殴られたと言った。
久保が交通事故で入院し、2年前は同時に発射してどちらか不明と言い、大乃木が射殺された、十津川はKN金融社長・新田(日向勉)と社員・須藤(佐伯花恵)を訪ね写真を受取りみや子が写り、小西らは猟友会・高木(山野史人)から2年前の事件が事故でないと聞き、小林が久保に煽られて殴り弁護士・平川が十津川に取引を求めたが断った。
<以下、隠し字>
小西らはくみの友人・はるみ(阪田瑞穂)からくみが黒姫伝説を撮りに行き同行者女性を聞き、カメラマン・仁科(下総源太朗)からくみが自然破壊がテーマと聞き、久保が不動産開発中止でくみが暴いたと考え、大乃木犯行は久保でアリバイは芝居と考えた。
亀井が野口の声を録音し小西がムショ仲間を装い久保を脅迫し、十津川と亀井らは野口の病室で待ち現れた久保を逮捕し、久保は黙秘したが野口が2年前の事件を自供し、みや子を撃ったライフルが見つかり久保の指紋があった。


監督:池澤辰也
脚本:水谷龍二
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川りか・山田アキラ・小野ヤスシ・内山翔人・あかつ・布施博・比留間由哲・上野なつひ・有薗芳記・江端英久・菅原卓磨・城戸裕次・高久ちぐさ・山野史人・日向勉・富田麻帆・下総源太朗・佐伯花恵・瀬戸早妃・阪田瑞穂・萬歳光恵・藤木孝
製作年:2011年
95m


感想:

十津川警部シリーズ27 「 九州特急つばめ殺人事件」

黄小元(菊原祐太朗)が刺殺されてホステスの妹・黄レイラ(IVY)が逃げ警視庁捜査一課・十津川省三(渡瀬恒彦)と亀井定雄(伊東四朗)と小西(中西良太)と山下(山田アキラ)と西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)と村川(古川理科)らが調べた。
黄は中国人密航の手配師で妹・レイラは行方不明で、亀井は屋台ラーメン「毛さん」店主・毛老人(麿赤兒)で雑貨屋店員・美梅(小島可奈子)に会い「竜の爪」馬泰明(比留間由哲)を聞き、十津川は8年前に「竜の爪」を助けた、刑事部長・三上(小野武彦)が上海警察警部・孫(黄帝実)を連れ、国際犯罪捜査課との連携を命じ警部補・船木(西村和彦)に会わせた。
三竜会で黄とレイラが働き、福島住宅金融公社の出納係長・石田純(江端英久)がレイラに多額を貢ぎ黄が一部を奪った、鹿児島民報記者・香川美子(名取裕子)はレイラから電話で助けを求められ、翌日博多で特急つばめにレイラと石田が乗り添乗員・山本宏子(遊井亮子)と木原由美(建みさと)が噂し、レイラと石田は串木野で降り車に乗るが捕らわれ、翌朝にレイラと石田は指宿で死体で見つかり、十津川と村川と船木らは鹿児島に行き鹿児島県警・高田(新納敏正)と会った。
十津川は病院で10年前に別れた恋人・美子と出会い、「5年前に4人の溺死体が海岸に上がり5人が密航し新宿へ行き、美子は1年後に見つけクラブのホステス・シンシア(及川仲)と馮ユーリン(観月ゆう)と姜アイシャ(伊藤聖子)と林メイ(江口ヒロミ)で話しを聞いた」と聞いた。
宏子と由美はレイラと石田が列車で来たと警察に通報し夜に襲われ十津川と船木が警護に来た、十津川らはとつばめに乗り宏子が義足の男を思い出した、十津川は美子からユーリンのパトロンが警視監・後藤(黒部進)と聞き、宏子が抜け出して船木に行き襲われ舟木が怪我した。
十津川が女に金を渡され写真に撮られ上層部から圧力がかかり、宏子に船木が容疑者の写真を見せた、十津川がユーリンを監視させ、孫の連絡で乗り込むが空で、十津川はバーのママ(上原由恵)に聞きこみ坂本(坂本孝昭)が歌い、毛老人と美梅から馬泰明を尋ねた、ユーリンがホテルで男と会い小西らが写真を撮ると警視監・後藤だった。
<以下、隠し字>
宏子は船木の元射撃教官・白崎京助(佐々木勝彦)の写真を見てつばめで会ったと思いだした、十津川らはユーリンらを保護し、民事党幹事長・鬼島専太郎(久富惟晴)の疑惑を否定し元警察官で、十津川と亀井は毛老人と孫に会い三竜会を潰したいと聞き、美子が鬼島と三竜会を探り撃たれ、美梅が攫われた。
十津川は病院で刺客を見て美子と逃げ撃った、亀井らが後藤に懲罰委員会取りやめを要求書を出しユーリンとの写真があった、十津川は馬と会い協力を頼むが拒否され、数日後に十津川らは鹿児島に行き鬼島のパーティで白崎に会い、亀井と船木らは美梅を助け、十津川は馬を見つけ止めると馬が白崎に撃たれ馬は白崎にナイフを投げて死んだ。


監督:山内宗信
脚本:安本莞二
原作:西村京太郎「九州特急つばめ殺人事件」
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川理科・山田アキラ・小野ヤスシ・小野武彦・名取裕子・遊井亮子・比留間由哲・IVY・麿赤兒・黄帝実・小島可奈子・建みさと・久富惟晴・新納敏正・上原由恵・江端英久・及川仲・観月ゆう・伊藤聖子・江口ヒロミ・菊原祐太朗・坂本孝昭・長谷川ほまれ・佐々木勝彦・黒部進・西村和彦
製作年:2003年
95m


感想:

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