西村京太郎・サスペンス13

十津川警部16 「寝台急行「銀河」殺人事件」

大同交易社員・井崎勉(大杉漣)は寝台急行「銀河」に乗るときにサニーデパート社員・小林みどり(細川ふみえ)とぶつかり真田久仁子(東山悠里)と乗り、小学生・新見慎一郎(三浦春馬)が写真を取り母・新見加奈子(小林美江)が止め、東京から大阪に向け出発した。
車掌(城後光義)が大同交易社員・太田由美子(麻田かおり)の絞殺死体を見つけ、大阪府警察警視・三浦理恵(池上季実子)が担当し上司・井崎を聴取し、大学時代の同級生の警視庁捜査一課・十津川(渡瀬恒彦)と安原(山村紅葉)が会社を調べ西本(堤大二郎)と部屋を調べた。
亀井(伊東四朗)と課長・本多(小野ヤスシ)とA寝台は密室で上が空席と言い、刑事・林(辻本茂雄)が犯人の手紙が来たと言い理恵が井崎を釈放し、青雲電気社員・山田祐一郎(大森嘉之)が刺殺され十津川らが調べ社員(津久井啓太)を聞き込み、理恵と林が連続殺人と疑い山田が目撃と考えた。
井崎にアリバイがなく、十津川はみどりと久仁子に会い、加奈子と慎一郎と会い「銀河」で空席に人が居たと聞き、みどりが十津川に電話しようとして自宅で絞殺され、十津川は井崎から尾行を聞いた。
みどりの恋人通産省課長・星野貞裕(菊池隆則)を十津川らが聴取し、民自党党首・小山内雄三(亀石征一郎)と秘書・橋津(谷本一)が遮り、十津川は久仁子からみどりと京都野宮神社に行ったと聞き、十津川は理恵と行きえんむすびと聞き、久仁子が刺殺された、十津川は姿を消した井崎を探した。
十津川は星野の可能性を考え、十津川は亀井と「銀河」に乗り亀井は席を間違い寝て車掌に起こされ、十津川は亀井と由美子殺人は計画性でないと気づき、加奈子と慎一郎から受け取った写真で理恵と人物を調べた。
<以下、隠し字>
十津川は理恵に星野とみどりが野宮に行き札を残し、「銀河」での殺人はその後の殺人を井崎に罪を着せる為で犯人は井崎を尾行させたと言い、星野は「銀河」で誰でも良く由美子を殺し更衣室に隠れて隙にB寝台に戻り、目的はみどり殺害で、飛行機利用でアリバイは崩れると考え、慎一郎の写真に星野を見つけた理恵に見せた、十津川らは星野を任意同行を求めた。


監督:脇田時三
脚本:鈴木貴子
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・池上季実子・大杉漣・細川ふみえ・小野ヤスシ・大森嘉之・亀石征一郎・辻本茂雄・谷本一・東山悠里・田中規子・小林美江・麻田かおり・野村信次・城後光義・津久井啓太・三浦春馬・菊池隆則
製作年:1999年


感想:

十津川警部17 「越後・会津殺人ルート」

警視庁捜査一課・十津川(渡瀬恒彦)は東武特急「スペーシア」に乗り、殺されたクラブのホステス・原田みゆき(豊田麻里)を考え野岩鉄道に乗り、会津鉄道で会津若松に着きホテルに行き、報道カメラマン・渡辺ひろみ(藤谷美紀)は十津川の情報を電話で聞き十津川が女殺害を写し友人・カオリ(矢野トモ子)に連絡した。
十津川はみゆきに声を掛けられ、事故で携帯が壊れ、磐越西線で岩室に行き岩室温泉で女将(駒塚由衣)と仲居(棟里佳)が迎えた、ひろみが襲われ病院に運ばれ十津川を犯人だと言い、福島県警察・広田(上杉祥三)が十津川をホステス・小坂井めぐみ(中野若葉)殺害容疑で調べ写真を見せ龍神会・尾崎竜次(上田耕一)と繋がる匿名手紙を見せた。
十津川は亀井刑事(伊東四朗)に電話した、亀井はカオリから電話録音を聞き、西本刑事(堤大二郎)がめぐみを調べ、亀井は尾崎に黒幕を尋ね、安原刑事(山村紅葉)はめぐみを調べ、亀井らは岩室警察に行き十津川に会った。
十津川はひろみと会い間違った事はしていないと言うと携帯を渡された、亀井はマンション管理人(酒井敏也)からめぐみが犬を飼うと聞きペットショップを調べ元刑事・浦辺光良(清水紘治)に会い、中目黒店のトリマー・川村(江原修)と交際と知りのみ行為で別件逮捕してめぐみのパトロンの資産家・仙堂肇(青木義朗)を聞き、十津川は息子で元カーレーサーで故人・仙堂明(渡部遼介)を思い出した。
<以下、隠し字>
亀井と課長・本多(小野ヤスシ)は刑事部長・三上(小沢象)に十津川釈放を求めた、十津川は亀井と仙堂に会うと家に浦辺が居た、ひろみは偽十津川省三を見つけ写真を取ると捕らわれた、十津川は浦辺からひろみを質に呼び出され、亀井らが尾行したが見つかり速度を落とした。
リュ・リョンジュ(渡瀬恒彦)がライフルで十津川を撃ち亀井らが来てリュを殺し、浦辺はひろみにタイマー爆弾を仕掛け逃亡を謀り、十津川は浦辺が高速道路を監視していたと考え探しひろみを助け浦辺を逮捕した、浦辺は十津川が自分を売っていないと知り自供した。


監督:脇田時三
脚本:安本莞二
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・小野ヤスシ・小沢象・藤谷美紀・上田耕一・上杉祥三・酒井敏也・駒塚由衣・矢野トモ子・棟里佳・渡部遼介・中野若葉・江原修・森詠美・豊田麻里・清水紘治・青木義朗
製作年:1999年


感想:

西村京太郎トラベルミステリー67 箱根紅葉・登山鉄道の殺意

警視庁捜査一課・亀井刑事(高田純次)は亡き親友の息子で弁護士・中村慎一(林泰文)から5月前に箱根在住の画家・古木保男(山口馬木也)の妻・亜木子(森脇英理子)が車でガードレールに衝突死亡し亜木子の妹・井関ゆき(星野真里)が古木の保険金殺人を疑い調査を頼まれ、ゆきが古木を殺害して自首し十津川警部(高橋英樹)が正式依頼で調査した。
古木は事故の2月前に亜木子と結婚し、亜木子の死で8000万円の保険金を受け取り、その2年前に最初の妻・みどり(知江崎ハルカ)も結婚2月後に自動車事故死して、古木は5000万円の保険金を手にした、古木はクラブママ・望月京子(秋本祐希)と画廊経営者・岸本由美子(雛形あきこ)らを渡り歩くプレイボーイで、調布中央署は古木の友人で元自動車整備工・白井豊(佐藤滋)の共犯を怪しむが保険金詐欺の証拠は得られなかった。
十津川と亀井が白井の自宅を訪ねると鉄パイプで殺され西本刑事(森本レオ)と松山刑事(宇梶剛士)と北条刑事(山村紅葉)らと調べ、ゆきが古木を殺した時刻と一致した。
翌日十津川と亀井は箱根署で会田警部(三浦浩一)から古木の死因は毒殺で8時間前でゆきは古木が死んでいたと気づかないと考え現場の自宅を調べ中村と会い、ゆきは釈放された。
最初の妻・みどりの弟・森川次郎(中林大樹)を松山と久保田刑事(伴杏里)が聴取し、京子を北条と小林刑事(佐藤正浩)が聴取し、由美子を西本が聴取し誰もアリバイは無く、古木からの招待状がゆきと森川と京子と由美子らに届いた、白井の携帯が見つかり京子と由美子とメールしていた。
十津川と亀井と北条と西本が招待客が集まるホテルに来て、久保田が京子と由美子の話しを聞き、翌日に弁護士・大塚裕一郎(大出俊)と事務員が来て依頼されたと言い手紙を読み病になり遺産の絵の分配と別荘のゆき譲渡を述べ、ゆきは批判した。
十津川は大塚に古木の人柄を尋ね、京子の様子が変だった、京子の撲殺死体が見つかり昨夜由美子が話し、ゆきが近くで目撃され首に痕があった、森川の毒死体が発見されタブレットに遺書が残され「ゆきの話しで古木を殺して京子に知られ殺害し、ゆきに見られた」と書かれ、中村が近くで目撃された、十津川と亀井が中村に疑問を告げた。
<以下、隠し字>
十津川らは古木の家を調べ京子の様子が変な理由を考えあかりを消した人物を探し、森川があかりを消したと知った、古木が最初ゆきと付き合い亜木子が奪ったと知り、中村がゆきと車で出かけ「ゆきと森川が抱き合うのを見た」と言い、ゆきが中村にナイフを向け揉み合い、十津川らが来てゆきに犯人だと証拠を言うと自供した。


監督:村川透
脚本:今井詔二
原作:西村京太郎「十和田南へ殺意の旅」
出演車:高橋英樹・高田純次・星野真里・雛形あきこ・秋本祐希・林泰文・山口馬木也・森本レオ・宇梶剛士・山村紅葉・森脇英理子・佐藤滋・中林大樹・三浦浩一・大出俊・伴杏里・佐藤正浩
製作年:2017年


感想: トラブルミステリーは見かけで、動機さがしだ。
謎解き味が濃く、捜査で解く。

十津川警部シリーズ31 「 四国連絡特急殺人事件」

お遍路・金子(前田昌明)と妻・金子文代(久松夕子)は遍路の刺殺体を見つけ、香川県警察警部・白石(寺島進)らが調べ、警視庁捜査一課係長・十津川省三(渡瀬恒彦)は主任・亀井定雄(伊東四朗)から聞き刑事・西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)と小西(中西良太)と村川(古川理科)と山下(山田アキラ)と課長・本多(小野ヤスシ)らと画号を調べトクマサ会長・徳大寺正之(大木正司)と知った。
観音寺警察で刑事・早川(妻鹿有花)と原田(並川倖大)と白石が連れの女を探し、十津川と亀井は徳大寺の秘書・伊吹君子(榎本加奈子)の保護願いで会い犯人は徳大寺の甥・南条吾郎(内藤剛志)だと聞いた、十津川と西本は営業本部長・南条と秘書・井崎玲子(根本はるみ)に会い元秘書・君子が恨むと言いアリバイを聞いた。
白石らが君子を調べ十津川が嘘を指摘すると信用されないと言った、君子の前歴は暗く少年院のいた、十津川は玲子から電話を受けたが部屋で絞殺体で発見され、南条にアリバイを尋ねるとファックス送信と電話を社長秘書・中村すみ江(阪上和子)が証明した。
十津川と西本は君子のアリバイをうなぎ屋「大江戸」女将(井上夏葉)に確認したが本社側で、近くで南条らしい目撃があった、白石らがスケッチブックを見つけTSK探偵社・岡部文夫(内藤剛志)のメモがあり訪問して南条の双子の兄だと聞いた。
十津川と村川は岡部にアリバイを尋ねるが守秘義務を言われた、岡部が高木幸子(濱田のり子)と羽田から高知に行き足摺岬に向かい、十津川と西本が尾行し金剛福寺に行き、TSK探偵社が爆破され、岡部が射殺され、十津川と西本が東京に戻ると君子が南条に襲われたと聞いた。
<以下、隠し字>
十津川は南条が犯人で君子と共犯と仮定し、南条が岡部殺害後に大阪に泊まり翌日東京に戻ったと考え、玲子殺害時の南条のアリバイは君子がファックス等したと考えた、十津川は南条が君子を襲うと考えた、君子と岡部が知人で徳大寺が母の仇と判った。
君子が消えて、十津川らは足摺岬に行き君子に南条が会いに来て、見た十津川は岡部だと思い出し、君子が岡部を刺し、十津川は君子を逮捕した。


監督:脇田時三
脚本:長坂秀佳
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川理科・山田アキラ・小野ヤスシ・小野武彦・内藤剛志・榎本加奈子・濱田のり子・根本はるみ・阪上和子・並川倖大・大木正司・前田昌明・久松夕子・妻鹿有花・井上夏葉・杉作J太郎・寺島進
製作年:2004年


感想:

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