鳥羽亮・サスペンス:1

探偵

原作:鳥羽亮「警視庁捜査一課南平班」 。
南部平蔵刑事が登場する。

警視庁南平班-7人の刑事6

警視庁南平班の南部平蔵(村上弘明)が妻・敦子(岡田奈々)とパソコン購入を話していると殺人事件の通報が高村六郎(鈴木一真)からあった。
東京の公園で弁護士・倉西聡司(磯崎竜一)が殺害され、殺害直前に黒いヘルメットを被った者に付けられていると110番に救助電話があった。
警視庁南平班の南部と高村・溝口史郎(火野正平)・浅田裕久(永倉大輔)・富井健次(前田健)・友木哲也(藤沢大悟)ら南平班が集まり、南部は置かれた櫛が気になった。
倉西が顧問弁護士のビューティーサロン代表・瀬尾レイカ(佐藤藍子)と部下・中込昌也(新田純一)も現場に到着したが心当たりはないと言った。
南平班に加わった大澤亜希子(斎藤陽子)が調べるとレイカは長野の資産家で、レイカと中込の強引な手法が問題となる度に倉西が対応していた。
中込も黒いヘルメットの者に付けられていると南部の携帯電話に助けを求めたが、撲殺されて発見され櫛が置かれていた。
櫛が長野県木曽の特産品であり、倉西・中込・レイカが木曽出身で高校の同級生だったので、南部と高村は木曽へ向かい当時からの教師・田原世津子(長谷直美)から同期の東京でフリーライターをしている白井高雄(小林正寛)が書いた文「白い殺意」を見せられた。
深井刑事(中丸新将)から、南部と高村は18年前に新庄京子(高部あい)という若い女性のバイク事故死亡を知り、京子が当時はレイカの父親が経営の店で働いており店の金を盗んだ疑いがあったことも分かったが、事故が人工のアイスバーンでの殺人の可能性も考えられた。
レイカは仲間の女王で倉西・中込・白井を従え、その同期の藤木克哉(神尾佑)は京子を知らないと言い、白井の連絡が取れないので白井とレイカの身柄確保を図るがどちらも姿を消していた。
藤木が殺害されたが田原は南部と高村に何も知らないと言った。
東京の調べでレイカと4人が繋がっており、レイカの父親が無駄使いを抑えた頃に京子の事件があり、櫛は京子と白井の思い出だった。
<以下、隠し字>
白井の車が木曽で見つかりそばの別荘で火事が起こり、白井が死にレイカは重体になり、南部は被疑者死亡に疑問を持ち、黒いヘルメットを被った者の変装の狙いと正体に気づき「白い殺意」の本当の作者を見つけた。


監督:中前勇児
脚本:林誠人・小杉晶子
原作:鳥羽亮「警視庁捜査一課南平班」
出演者:村上弘明・鈴木一真・火野正平・岡田奈々・永倉大輔・前田健・藤沢大悟・佐藤藍子・長谷直美・斎藤陽子・小林正寛・神尾佑・中丸新将・高部あい・新田純一・磯崎竜一
制作年:2013年


感想: 何故、木曽かは不明だがきっと、東京と離れている感覚を持たせる為だろう。
優秀な部下なのか次々と情報が集まるし、何故か18年前の事も割と簡単に判る。
被疑者死亡と放送時間の関係は、一致はしない。

警視庁南平班-七人の刑事-7

東京のホテルで長崎の観光会社社長・田沼(伊藤洋三郎)が心臓を刺されロープで首を吊られ殺され、手に女の長髪を握り上着に「恨みの首一つ」の短冊があった。
班長・南部平蔵(村上弘明)は妻・敦子(岡田奈々)とすごすが、高村刑事(鈴木一真)の連絡で現場に行き、南平班のメンバー・細谷玲子刑事(伊藤かずえ)と富井刑事(前田健)と友木刑事(藤沢大悟)と溝口刑事(火野正平)と浅田刑事(永倉大輔)らは捜査を始め、第1発見者のホテルフロントマネージャー・山路啓輔(鳥羽潤)に話を聞き、窓越しにロングコートの長髪の女が見えたが消え防犯カメラに写っていなかった。
南部と高村は長崎の田沼観光で、県会議員・亀山(小木茂光)と建設会社長・山田(江藤潤)と田沼の秘書・片桐はるな(宮本真希)に会い、田沼と旧知の2人は短冊に反応し、後に車で2人にも届き亀山の秘書・足立裕子(白羽ゆり)に調べを指示し、南部と高村ははるなから20年前に田沼が原因で自殺した人物の噂を聞き、足立は亀山に山田が注意と言った。
山田が殺害され殺害後に首を吊られ女の髪を持ち「恨みの首二つ」の短冊も発見され、南部らは長崎南署・榎田刑事(佐戸井けん太)の協力で、20年前にガラス細工職人・鬼塚(黒部幸英)が田沼と山田と亀山に土地を騙し取られ自殺し長女・翠(潮美華)は後追い自殺し次女・瑠璃子(内田未来)は大阪の親類に引取られ、南部は軍艦島で足立を見た。
細谷と富井と友木が長崎に来て、田沼が持っていた頭髪が2年前にガス爆発で重傷の弁護士・岩田瑠璃子で翌日病室から姿を消し、溝口・浅田は鬼塚瑠璃子と岩田瑠璃子が同一と知り、南部らは瑠璃子の犯行と考え亀山を張り山田の葬儀で足立と山路を見た。
<以下、隠し字>
足立の焼死体が発見され身元確認に時間が掛かり「恨み首三つ」の短冊があり、現場付近でロングコートの長髪の女が目撃され、ガス爆発が事故か疑問で南部は岩田瑠璃子の犯行と考えたが白骨化状態で発見されDNA鑑定された。
田沼と山田と亀山の過去を調べ鬼塚と似たケースがあり夫妻が無理心中し、子が山路啓輔で大島大橋で遺体が見つかり車に証拠と遺書があり自殺とされ、亀山は証拠を求め、南部は東京に戻り敦子から変装を聞き、溝口はガス爆発死者が別人の可能性を知った。
南部らは佐世保に亀山を追い、はるなが亀山を狙い亀山が逆に殺害を狙うが南部らが来て、ガス爆発後のすり替わりと整形と復讐を話し、田沼殺害後に山路と会い・・、山路が亀山に殺され・・・・そして・・・・・。


監督:中前勇児
脚本:林誠人
原作:鳥羽亮「首を売る死体」
出演者:村上弘明・鈴木一真・伊藤かずえ・火野正平・岡田奈々・前田健・永倉大輔・藤沢大悟・宮本真希・小木茂光・鳥羽潤・佐戸井けん太・白羽ゆり・江藤潤・伊藤洋三郎・黒部幸英・潮美華・内田未来
制作年:2014年


感想: 身元確認が曖昧な部分が目立つ。
共犯で支えられている。
時効の処理も曖昧だ。

警視庁南平班・七人の刑事8

南部平蔵(村上弘明)と妻・敦子(岡田奈々)と医師・増田聡史(金子貴俊)が12年前に増田を庇い暴漢に刺殺された南部の息子・健太(中村優斗)の墓参りし、警視庁南平班の刑事・細谷玲子(伊藤かずえ)と溝口(火野正平)と浅田(永倉大輔)と富井(前田健)と友木(藤沢大悟)と高村(鈴木一真)は健太刺殺犯も手がかりは右手首の龍のタトゥーで捕まっていないと話した。
多摩の高級高齢者ホームを強盗が襲い拳銃発砲し3000万円を奪い逃走し、南部や南平班刑事らが駆けつけ、介護士・河野さやか(石原あつ美)が死亡し増田が重傷を負い、ホーム長・秋津(金子昇)は石川哲夫(伏見哲夫)と佳子(今本洋子)夫妻が3000万円の現金を持ち契約に訪れていた言い、ホーム内に共犯者がいた疑惑でさやかと増田が口封じで撃たれた疑いがあり搬送先病院医師・小倉麻由美(北原佐和子)から増田が消えた連絡が入り、石川夫婦は犯人の右手首に龍のタトゥーを見た証言し健太を刺した男と類似した。
遺留植物から南部と高村は逃走経路の山梨で現地の樋口刑事(黒沢年雄)と捜査し犯人は南アルプスの工事現場作業員・榊原(遠藤要)と判るが辞めていた、南部と高村はさやか当直の夜に入居者4人が不審な死を遂げさやかと増田が話していたと知るが、秋津は捜査に非協力で玲子に医師・麻由美は増田作成の死亡診断書に不審はないと言い、南部が健太殺害犯の1人・安藤(中村僚志)からは榊原を知らず他の犯人・竹内(中村公隆)が最近タトゥーの男に会ったと話したと知り、榊原と同じ現場にいたが欠勤していた。
竹内が事件前殺害で死体で発見され凶器はホームと同じ拳銃で、安藤が銃殺遺体で発見されアスベストの遺留品があり過去の使用廃工場を探し、隠れ家を見つけたが逃亡した榊原はオートバイ事故で死に、現金と増田の学生証と監禁跡の部屋が見つかった。
<以下、隠し字>
南部は裏付け捜査と増田の捜索を命じ、敦子に犯人が事故で死んだと伝え健太の自由研究ノートでとんぼ=別名・秋津を見つけ監禁跡に残された文字と知り、南平班は捜査を再開し溝口と友木が秋津に金を返し増田の疑いを話し、南部と高村は秋津を芦ノ湖へ尾行し、秋津が監禁した増田に死亡診断書を書いた麻由美を疑い、施設の回転率を上げる目的と言い増田殺害を謀るが、南部が秋津が榊原に脅され健太殺害と狂言ホーム強盗と竹内ら殺害をしたと逮捕した。


監督:中前勇児
脚本:小杉晶子
原案:鳥羽亮
出演者:村上弘明・鈴木一真・伊藤かずえ・火野正平・岡田奈々・永倉大輔・前田健・藤沢大悟・金子昇・金子貴俊・北原佐和子・黒沢年雄・遠藤要・中村優斗・中村僚志・中村公隆・石原あつ美・伏見哲夫・今本洋子
製作年:2015年


感想: 計画犯罪かどうか、共犯が多いがそれが殺されて行く。
動機を見誤る仕組みが弱いがドラマでは丁度良い。
ただ偶然が多いのは、時間の制約だろう。

警視庁南平班・七人の刑事10

殺人事件捜査中の南部平蔵(村上弘明)と高村六郎(鈴木一真)が背後から車に撥ねられ意識無しの重体で病院に搬送された。
前日、平蔵はネットで羊羹を取り寄せ妻・南部敦子(岡田奈々)が呆れ、高村の連絡で殺害事件現場に行き刑事・溝口史郎(火野正平)と友木哲也(藤沢大悟)と浅田裕久(永倉大輔)と井坂直樹(浜谷健司)らが調べ首の絞殺窒息死でIT企業社長・乾佑介(中山峻)で、刑事・細谷玲子(伊藤かずえ)が妻・乾真理絵(中山忍)を連れ来てた。
乾は強引なビジネスで敵が多く真理絵と離婚話があり、真理絵は老舗宝石店社長だが経営が悪き夫に援助を断られていた、南部と高村は店で店員・久保彩音(小泉麻耶)と真理絵に会い映像を見せられアリバイを聞いた、帰りに2人は車に襲われた、南部は意識を取り戻したが高村は重体だった、平蔵は乾の殺害現場の怪しげな男を思い出し、南部らは逮捕した犯人・山崎から入牢仲間と自殺した宮尾亮太(藤原薫)を偲ぶ会に居たと聞き、保護司・柳井浩志(村松利史)から事情を聞いた。
乾の殺害現場でダイヤモンドパウダーが検出され、乾と彩音に交際の噂があり、真理絵の行動を再検証し熱海に出かけ動向が不明な一日があった、南部と細谷は熱海へ行き熱海東署刑事・蓮見吾郎(青山勝)からその日に熱海でも殺人事件が起き被害者は東京のOL・石原美穂(寒川綾奈)で恋人の歯科医・里中雅晴(森廉)と別れ話がこじれていたと聞くが里中にはアリバイがあった。
南部らは聞き込むが情報は無く、南部はガラス職人・宮尾敏英(田中健)と会い亮太の父だった、商店街カメラに真理絵が写り、里中は教授の娘・藤堂雪乃と結婚し美穂は捨てられたがつきまとったが里中にアリバイが有った、交換殺人を疑いアリバイを調べ、細谷と井坂は真理絵と里中の接点を探し彩音から指輪購入を聞き美穂がトラブルを起こしたと聞いた。
高村の意識が戻り里中だと言い、交換殺人の可能性が高くなり、真理絵と連絡が取れず、里中の死体が見つり、真理絵も死体で見つかった、平蔵は敦子から鏡掃除用のダイヤモンドパウダーを見せられた。
<以下、隠し字>
交換殺人ではあわず3人の交換だと考えた、熱海で敏英に乾殺害を問い代わりに平蔵が命を狙われたと言った、敏英は柳井から「亮太が刺さず調べで自白させられたと言った」と聞き真理絵と里中から交換殺人に誘われた、真理絵と里中が中止を言ったので殺害したと言った。
平蔵は柳井を亮太殺害で調べ、100万円奪うために殺害したと自供した。


監督:中前勇児
脚本:林誠人・小杉晶子
原案:鳥羽亮
出演者:村上弘明・鈴木一真・伊藤かずえ・火野正平・岡田奈々・田中健・中山忍・永倉大輔・浜谷健司・藤沢大悟・藤原薫・村松利史・森廉・青山勝・小泉麻耶・中山峻・寒川綾奈
製作年:2017年


感想: 重要情報が隠されている。
その為に飛躍したアイデアが必要だ。

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