西村京太郎・サスペンス14

十津川警部12 「丹後殺人迷路」

警視庁捜査一課係長・十津川(渡瀬恒彦)と主任・亀井(伊東四朗)は刑期を終えた詐欺師・平野栄(松澤一之)から殺した内縁の妻・古田雅美(中島宏海)に会った電話を受けた、翌日に平野の死体が見つかり衆議院議員・狩野重之(市川左團次)のテレビが流れ十津川と亀井と西本刑事(堤大二郎)と中島かよ刑事(山村紅葉)と日下刑事(若山綺一郎)らが調べ「Monjyu」文字が残され、東日タイムス記者・南条ミキ(斉藤慶子)が現場写真を見せた。
十津川と亀井は天橋立に向かい、「8年前に平野が詐欺を行い内縁の妻・雅美の浮気を見つけて車を爆破させ焼けただれた死体を平野が確認した」と話し、文殊堂で印を見つけ、リフトで男が射殺され京都府警警部・八木(片桐竜次)らが調べ十津川はミキに会い犯人目撃と聞き、ライフル持主が元五輪射撃選手・柴田敬一郎(根津甚八)で指紋も見つかるが詐欺容疑を否認し出所後に焼身自殺し母・キク(山本緑)も自殺していた。
十津川と八木は被害者の宿を調べ柴田の名詞があるが死体は別人だった、十津川は手紙を受け取り切符があり、十津川と亀井は列車に乗り、刺殺された雅美とナイフを持ち気を失った亀井が見つかり拘束された。
十津川らは東京で手紙住所を調べ被害者の元自衛官・和田広志(岡本美登)の写真を見つけ、和田の同期の名取真琴に会い柴田のファンで詐欺だと聞き、6人の詐欺グループの3名が殺害されたと考え養護施設建築詐欺で柴田のみ有罪となり、キクの死体に覚醒剤が見つかっていた。
十津川は城東大学教授・木島(久保晶)から研究データの柴田のDNAを知り、墓で襲われ柴田生存と考えた、グループ写真が届き、十津川はミキから狩野のスキャンダル相手を聞き、亀井が刺殺された女が相沢あかね(加倉井えり)と言い、十津川と釈放された亀井が狩野に会いその言葉を疑った。
<以下、隠し字>
十津川はミキが指輪をせず射撃の為で柴田の恋人と知った、柴田として死んだ焼死体が誰か考えた、十津川はミキに柴田の恋人と言い「吉沢の本名が田嶋正明(伊藤哲哉)」と言うファックスを見せられ、柴田を誘き出す協力を求めた。
十津川はDNAが一致しミキが記事を書かず全てがミキが行い、田嶋が刑務所出所でミキが狙うと知り、ミキが田嶋から柴田とキク殺害が狩野だと聞き出し射殺し、十津川らは狩野が狙われると知り、ミキが狩野に撃たれ十津川に犯行を自供し会話の録音を聞かせた。


監督:脇田時三
脚本:長坂秀佳
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・斉藤慶子・中島宏海・片桐竜次・小野ヤスシ・若山綺一郎・松澤一之・市川左團次・久保晶・伊藤哲哉・岡本美登・山本緑・加倉井えり・根津甚八
製作年:1997年


感想:

十津川警部13 「特急しなの21号殺人事件」

警視庁・十津川(渡瀬恒彦)は主任・亀井(伊東四朗)の家で妻・(あき竹城)と娘・まゆみの誕生日を祝った、翌朝に十津川と亀井は西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)らと元銀行員・河野久志(小瀬川理太)の刺殺体を調べ善光寺のおみくじを見つけ住まいにポルノ女優「砂岡かおり」の写真が並び、名詞に「M・Aデザイン工房」・牧原麻美(小川真実)とクラブ「華薗」が有った。
十津川と亀井は「華薗」でホステス・加奈子(松村歩)とママ(矢沢美樹)とホステス「晴美」こと中尾祐子(藤森夕子)とホステス「みゆき」こと松山えりか(小林綾子)に聞き込み、翌日「特急しなの」で牧原麻美の死体が見つかり長野県警刑事・安木(そのまんま東)らが調べ、十津川と亀井は麻美が「砂岡かおり」と知り凶のおみくじを伏せた。
善光寺でおみくじが偽でえりかに会い、マスコミに声明文とおみくじが届いた、渋温泉で死体が見つかり旅館女将(つちだりか)が経営コンサルタント・堀永一(山上賢治)と言い、十津川らは東京の家で秘書から聞き日本海銀行自由が丘支店員(飯田基祐)から上越で喫茶店開店を聞き、西本らは上越で調べ詐欺を疑い堀の妻を装う祐子が消えた。
十津川らは4人の詐欺被害者の犯罪と考え、祐子を探しその母(行友勝江)と会い妹・ゆか(永住千夏)から場所を聞くが消えた、声明文が届き、飛行機が患者・祐子を乗せ豊橋から飛び立ち十津川がパイロット(伊藤芳則)に不時着させると爆発した、十津川らは祐子を聴取したが聞けなかった。
十津川と亀井は日本海銀行調布支店長(伏見哲夫)から河野の偽名口座を聞き、2億円の振り込み元の宝不動産経営・筒井(草薙良一)から「松山」売却金だが松山夫婦(田村元治・関えつ子)の心中を聞き、売却地を調べ堀ら4人の詐欺目的を知り、十津川は松山夫婦は殺害と考え、子のえりかと松山要介(大沢健)の写真で「みゆき」とで義理の兄妹で愛し合うと聞いた。
<以下、隠し字>
えりかと要介は祐子を狙い、十津川らは祐子を東京に移送し、祐子が詐欺の内容と河野と堀が松山夫婦殺害と話し、犯人が亀井まゆみを誘拐し、十津川は祐子を下ろし来た要介を亀井と逮捕し、えりかの人質交換の要求に応じて要介と交渉し、まゆみが戻った。
祐子と要介が起訴され、要介は死刑判決後に拘置所で自害し、えりかの服毒死体が発見された。


監督:山内宗信
脚本:佐伯俊道
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・小林綾子・大沢健・そのまんま東・小野ヤスシ・草薙良一・伊藤芳則・矢沢美樹・伏見哲夫・永田耕一・永住千夏・つちだりか・飯田基祐・山上賢治・田村元治・関えつ子・小瀬川理太・小川真実・松村歩・行友勝江・藤森夕子・あき竹城
製作年:1997年


感想:

十津川警部13 「シベリア鉄道殺人事件」

警視庁捜査一課・十津川(渡瀬恒彦)と主任・亀井(伊東四朗)と刑事・西本(堤大二郎)と安原(山村紅葉)らはブラジル国籍のイザベル・ブロンド(ミーケ・オルガ)絞殺事件を調べ、十津川は側に倒れていた男の錯乱した言葉「シベリア鉄道」を聞き、第3の人物を考えた。
十津川らはバーを見張り、マスターが殺害されコロンビア出身のホステス・アリシア(エリカ)から巴交易営業部業務6課・長谷部功(岸本祐二)をイザベルが横取りと聞き、人事部長から長谷部は偽と聞き、巴交易社員・杉原みゆき(石堂夏央)は巴交易営業部業務6課・菊池久幸(永島敏行)から渡航準備を言われた。
十津川は新潟県警・高見(小川健)から雑誌写真に窃盗グループが写りロシア向けで巴交易6課が動かすと聞き、解体工場を捜査してメモを見つけ、刑事部長・三上(小沢象)にロシアに行くと休職を求めた。
十津川は新潟空港からウラジオストクに到着し、ツーリスト・北村秀子(遠野凪子)からガイドと言われシベリア鉄道にも乗ると聞いた、亀井は宝石ブローカー(麿赤児)から長谷部は知らず菊池に注意と写真を借りアリシアに確認し十津川に伝えた。
十津川は町で絡まれ拘留されウラジオストック署刑事のユーリ・バラナフ(ユーリ・ブーラフ)に解放されシベリア鉄道に秀子と乗り、菊池とみゆきと長谷部らしき男にに車内で会い、ハバロフスクで電話を掛ける秀子を見かけた、十津川の隣りの席の客が列車から落ちた、亀井は女子大生・香坂玲子(北原奈々子)からイザベルと恋人の目撃を聞いた。
イルクーツクで秀子が降り、十津川は長谷部を追うと在ウラジオストク日本総領事館領事・沢木信介(柴俊夫)から菊池らの核物理学者出国工作と護衛の隣席客の死を聞きを協力を求められ、部下・秀子に会い総領事館3等書記官と聞いた。
バイカル湖湖沼研究所で十津川と沢木と秀子はニーナに会い「弟が日本留学し、商社が技術を買いに来たが断った」と聞き、ホテルで菊池らを監視し、十津川はみゆきに呼び出されて会い薬を盛られかけ、ニーナが消えてシベリア鉄道で見つけ出国と聞いた。
<以下、隠し字>
十津川は長谷部に襲われ、逃げた長谷部が銃殺され警察で調べられユーリ刑事に助けられた、十津川は亀井らに電話しニーナの弟捜しを頼み、モスクワに着き沢木が銃で撃たれ入院した、菊池は科学者を集め出国を狙い、秀子はみゆきを呼び出すとみゆきが狙撃され、十津川は秀子を襲った男を倒した。
亀井と高見らはニーナの弟を助けモスクワに送り、十津川はニーナの弟の保護を聞き出国空港が判り、科学者の出国を阻止しロシア警察が逮捕した、翌日に十津川は米国大使館を訪ねて大使員から殺害せずに阻止できたと聞いた。


監督:藤尾隆
脚本:安本莞二
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・小野ヤスシ・小沢象・遠野凪子・柴俊夫・岸本祐二・石堂夏央・ユーリ/ブーラフ・小川健・北原奈々子・麿赤児・エリカ・ミーケ/オルガ・永島敏行
製作年:1999年


感想:

十津川警部シリーズ36 「 河津・天城連続殺人事件」

警視庁捜査一課係長・十津川省三(渡瀬恒彦)と主任・亀井(伊東四朗)と刑事・小西(中西良太)と西本(堤大二郎)と村川(古川理科)らは冷凍倉庫で着飾れた後藤ゆみ(大浦理美恵)の死体を調べ、ゆみの母・後藤美和(朝加真由美)と恋人の川又工務店員・瀬川渉(長谷川朝晴)が確認した。
十津川らと安原(山村紅葉)と山下(山田アキラ)と課長・本多(小野ヤスシ)らは謎を話し、伊豆河津で着飾れたモデル・横本早苗(藤原美栄)の死体が見つかり、十津川と亀井は河津警察署で刑事・萩原京子(佐藤藍子)と警部・三浦(六平直政)と井上(長岡尚彦)と会い現場を京子と見た。
亀井は京子が無神経と言い、早苗の姉・横本麻衣(紫とも)が警察にネットに写真が公開と言い、十津川は写真が撮れるのは犯人で複数と考え、写真マニア・竹内健治(阿部進之介)が写真は芸術と言った、十津川らは飾られた女性死体を調べ手にスタンガン痕が有り血痕を見つけ竹内を聴取して火傷を見つけ逮捕した。
十津川らは複数犯と考え、刑事部長・三上(小野武彦)が証拠不十分で釈放させ、京子が河津に戻り亀井は京子に不安を感じた、竹内が射殺され十津川らが調べ川又工務店員・大井(松田史朗)が瀬川が行方不明と言い暴力団関係の友人が見つかり銃入手を疑い、早苗が裏で仕事すると判り、十津川と京子と小西は役者・沖野収(永田恵悟)を沖野家の家政婦・キヨ(吉本選江)に聞き、沖野の母・沖野満知子(中真千子)が証言を拒否した。
十津川らは沖野家の伊豆の別荘を調べ車を探した、旧天城トンネルで沖野の殺害死体が見つかり兇器は竹内と同じだが、十津川は瀬川の犯行断定は疑問だった、十津川らは出頭した沖野の車から逃げた・みどり(武えり)から尾行車の女性を聞き、瀬川が身柄確保したが犯行は否認した。
<以下、隠し字>
十津川は冷静なプロの銃殺犯で警察より先手を取るのが疑問で完璧すぎる京子を考え、亀井は美和に他の娘を尋ね姉が京子だが名乗らない事に不安と聞いた、十津川は京子が瀬川と会い拳銃を受取り竹内を殺し、瀬川が見つけた沖野を殺害したと考えた。
十津川らはダイバー(宍戸勝)から京子と男を聞き、男(飯田基祐)が京子に衣裳を着せて殺害を図ると京子が男を撃ち、十津川が京子を止めるが狙い刑事に撃たれた。


監督:油谷誠至
脚本:橋本以蔵
原作:西村京太郎
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川理科・山田アキラ・小野ヤスシ・小野武彦・佐藤藍子・朝加真由美・紫とも・長谷川朝晴・飯田基祐・阿部進之介・永田恵悟・武えり・中真千子・長岡尚彦・宍戸勝・吉本選江・松田史朗・大浦理美恵・藤原美栄・六平直政
製作年:2006年


感想:

このページの先頭へ