アンナチュラル

キャスト

三澄ミコト(石原さとみ)法医解剖医
東海林夕子(市川実日子)臨床検査技師
久部六郎(窪田正孝)記録員
中堂系(井浦新)法医解剖医
坂本誠(飯尾和樹)臨床検査技師
神倉保夫(松重豊)所長

三澄夏代(薬師丸ひろ子)母
三澄秋彦(小笠原海)弟
毛利(大倉孝二)刑事
烏田守(吹越満)東京地検検事
木林(竜星涼)葬儀屋

末次(池田鉄洋)編集長
宍戸理一(北村有紀哉)情報屋

糀谷夕希子(橋本真実)

ep1 2018.1.12 Unnatural Death #1 「名前のない毒」:59m

三澄班の法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)と臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)と記録員・久部六郎(窪田正孝)は、中堂班の法医解剖医・中堂系(井浦新)と臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)を噂し、不自然死究明研究所(unnatural death Investigation laboratory)=通称UDIラボの所長・神倉保夫(松重豊)は中年夫婦から突然死の息子・高野島渡の死因の「虚血性心疾患」(心不全)の調査依頼された。
ミコトらは解剖し心臓に異状はなく、急性腎不全の症状が見つかり薬毒物死を疑うが毒物が特定できなく、高野島の同業・敷島由果が原因不明の突然死したと判りミコトらは由果の母(いしのようこ)に話しを聞いたが火葬済みだった、ミコトは彼氏(福士誠治)と食事し、実家で母・三澄夏代(薬師丸ひろ子)と弟・三澄秋彦(小笠原海)から父は海外と聞き結婚相手を連れると告げた。
ミコトらは毒物が不明で既存の毒物と比較検出する毒物鑑定システムでは、「名前のない毒」を検出できず完全犯罪が成立すると考え、高野島のアパートを調査して高野島の遺体第1発見者で婚約者・馬場路子(山口紗弥加)に会った。
ミコトらは高野島の会社に行き机を調べ、同僚から別会社の由果と恋人で三角関係で路子を疑う噂を聞き、久部は路子のが劇薬毒物製品を開発しエチレングリコールを扱うと知り、ミコトは菓子への混入を疑った。
夕子は現場のクッキーからエチレングリコールを検出出来ず毒性もなく、ミコトは中堂に問うと海外症例調査を提案され、久部はクッキーは高野島が出張先で買い由果に贈り2人は風邪と調べ、ミコトは出張先を調べ現地流行のウイルスが高野島の死因と判った。
<以下、隠し字>
ミコトは路子から高野島は検診で正常だったと聞き、検診先の病院での感染拡大が見つかり被害を最小限で止めた、ミコトは路子が高野島と帰国後過ごしたが路子はウイルスに感染しなく病院検診で感染したと考え、中堂は医大絡みの死因で疑いがあると告げた。
ミコトと中堂は病院での死亡患者の火葬を止め解剖し、神倉は大学病院長・駕篭武(村井國夫)にウイルス目視可能キット入手済みと示し、ミコトは解剖結果からの証拠を示し高野島は被害者だと述べた。
ミコトは彼氏とその両親との待ち合わせに遅れて、実家に呼ぶ事を中止した。


脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子

ep2 2018.1.19 Unnatural Death #2 「死にたがりの手紙」:46m

法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)と臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)と記録員・久部六郎(窪田正孝)のUDIメンバーは練炭自殺現場に行き、刑事・毛利(大倉孝二)は家主・佐藤正一と佐伯初子と羽村今日子ら4名死亡し自殺を考えるが、ミコトは解剖を決めた。
法医解剖医・中堂系(井浦新)と臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)らと解剖して、3人は一酸化炭素中毒自殺だが、少女の死因は凍死で胃から解読不可能なメッセージが発見された。
ミコトは弁護士の母・三澄夏代(薬師丸ひろ子)と食事し、所長・神倉保夫(松重豊)は遺体・松倉花(松村沙友理)は両親から人違いと確認し、ミコトらは冷凍死の場所を探し髪に塩分が付着し、毛利らは身元不明で停滞した。
ミコトは久部を有鹿温泉足湯に誘い、成分が類似と告げ胃内容を見つけ、近くの冷凍倉庫を知り調べ、冷凍車と中に監禁痕跡を見つけたが、2人は冷凍車に閉じ込められた。
<以下、隠し字>
毛利らは自殺サイト運営者・小関浩二を訪ね不審者・ユキオトコを聞き、大沼悟は冷凍車を池に転落させ、ミコトのスマホ連絡を聞いた中堂は場所を情報からだけで探し、ミコトと久部はゆっくり死んで行く恐怖を味わった。
ミコトと久部と、大沼に監禁されていた花(菅野莉央)は助けられ「雪と共に監禁されていた」と告げた。


脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子

ep3 2018.1.26 Unnatural Death #3 「予定外の証人」:46m

法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)は所長・神倉保夫(松重豊)から半年前に発生した「主婦ブロガー殺人事件」で主婦・桜小路しずく(音月桂)殺害容疑者の夫・桜小路要一(温水洋一)の裁判に代理証人で出廷を告げられた。
ミコトは東京地検検事・烏田守(吹越満)から証拠と供述調書を聞き、裁判で烏田は発見者のしずくのマネージャーと被害者の弟の料理人(ひかる一平)に質問し、ミコトは兇器を証言したが刺し傷痕に矛盾を見つけ提出された包丁が兇器ではないと証言した。
烏田は激怒し、ミコトは要一の弁護士・亀岡文行(大谷亮介)から弁護側の証人を頼まれ、神倉と法医解剖医・中堂系(井浦新)は呆れ、要一は一転して無実を主張した。
次回の公判が行われ、烏田は証人の法医学者・草野(斉藤洋介)を質問しミコトを否定し、烏田はミコトの事前調査が不充分だと告げた、ミコトと臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)と記録員・久部六郎(窪田正孝)は兇器の実験を行った。
ミコトは亀岡から要一が公判で不安になり罪を認める気に変わり女は信じられないと言ったと聞き、ミコトは母・三澄夏代(薬師丸ひろ子)に状況を告げると男女論争になっていて法医学の証拠が不足と言われた。
<以下、隠し字>
ミコトは当時の鑑定資料を調べ保存血液を分析し、保存液に流出した成分を調べ異常に高い濃度のSiを調べ、ミコトは中堂に協力を求めて亀岡に要一の説得を頼んだ。
公判で亀岡は証人・ミコトの代理に中堂が出席と告げ、ミコトは中堂を訴えて退職を望む臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)に会い説得し、中堂は兇器はステンレスだと証言しそこに京都産の砥石成分が混ざると告げた、弟の料理人が後日自供した。


脚本:野木亜紀子
演出:竹村謙太郎

ep4 2018.2.02 Unnatural Death #4 誰がために働く:46m

法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)の母の弁護士・三澄夏代(薬師丸ひろ子)がUDIに来て、臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)と記録員・久部六郎(窪田正孝)と所長・神倉保夫(松重豊)と法医解剖医・中堂系(井浦新)に挨拶し、「バイク事故で死んだ佐野祐人(坪倉由幸)に妻・可奈子(戸田菜穂)と子・佑ら2人いて任意保険が切れ生命保険に加入しないと、真相究明を依頼した。
「佐野の事故原因を、1:佐野が勤めた工場の長時間労働の過労、2:バイクの修理ミス、3:かかりつけ医師の病気見落とし」と告げ、工場長・松永(春海四方)とバイク店長(阿部亮平)と病院の弁護士がUDIに来て責任所在を押し付け合い、ミコトらは解剖を行い死因はくも膜下出血で検査に時間が掛かった。
UDIに『お前のしたことは消えない、裁きを受けろ』と脅迫状が届きミコトは中堂の過去の噂を聞き、中堂は自分宛てだと言った、ミコトと東海林らは脳外傷を見つけたが時期がずれていた、夏代は松永を過重労働で問い詰めると松永は倒れ残業が最多と判るが社長は言い逃れた。
<以下、隠し字>
ミコトは夏代と可奈子に死因は「外傷性椎骨動脈かい離」だが傷が古く30日前だと告げ、可奈子はバイク事故を「祭りの日に社長が級に商品を佐野に届けさせた」と思い出し、ミコトらはバイクを調べ遺留物から事故現場を探し、松永は工場を止めて従業員らを連れてミコトの弟と佑とに加わり該当マンホール2000個を調べた。
事故マンホールが見つかり、側の防犯カメラから転落事故を見つかった、中堂は葬儀屋・木林(竜星涼)の連絡で出かけ、翌日ミコトは神倉に事故原因追及と授業員らの集団訴訟を告げ、中堂の過去を問い「中堂は恋人の遺体を解剖した」と聞いた。


脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子

ep5 2018.2.09 Unnatural Death #5 死の報復

臨床検査技師・坂本が辞め、記録員・久部六郎(窪田正孝)が多忙になり、所長・神倉保夫(松重豊)は司法解剖受け入れを減らし法医解剖医・中堂系(井浦新)を法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)らの三澄班のサポートに入れた。
青森から鈴木巧(泉澤祐希)がUDIに溺死した妻・果歩の解剖を依頼し、「警察は自殺と判断したが妻は自殺しない」と告げ、ミコトと臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)らは解剖を始めた、葬儀社・木林(竜星涼)がUDIへ来て遺体は葬儀場から盗まれたと告げた。
神倉とミコトは警察で刑事・毛利(大倉孝二)から遺体損害罪と責められ「同じ名字で同じ住所に同棲したカップル」で刑事的には巧が遺体損害罪でミコトは騙されたが保健所には連絡済みと告げ、駆け落ち状態の果歩の解剖を家族は認めず、巧が遺体を盗んだ。
中堂は果歩の肺を保管し「警察の閉じろの指示を守った」と述べ、ミコトは実家で母・三澄夏代(薬師丸ひろ子)と弟・三澄秋彦(小笠原海)に倫理と感情に悩み「実母の事件も引きずる」と告げ、中堂は海水を採取し、ミコトと久部は巧と話し調査を頼まれた。
中堂はミコトに果歩の入水場所の調査を告げ、コンビニで必要な物を買い込み中堂の部屋で実験を始め、久部に器具を持たせて呼び海水を調べ、東海林を助けに呼んだ。
<以下、隠し字>
ミコトは毛利に入水地点から雲丹の幼生が見つからず、発見地点からと肺からは大量に見つかり死亡は発見地点と判り、死後CT撮影済みと聞き入手して、肺が小さくドライ・ドローイングをショック死を疑い、中堂は巧に「目撃者は別の女を見た」と告げた。
巧は果歩に変装した犯人を知り葬儀場で会い刺し、ミコトは中堂と止めなかったと対立した。


脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子

ep6 2018.2.16:46m Unnatural Death #6 友達じゃない

記録員・久部六郎(窪田正孝)は法医解剖医・中堂系(井浦新)が亡き婚約者・糀谷夕希子を解剖し引きずり、鈴木巧(泉澤祐希)の殺人を見過ごしたと知り落ち込んだ法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)を心配した。
所長・神倉保夫(松重豊)は刺された女性が一命を取り留めたが復讐行為の荷担を非難し、臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)は高級ジム主催の合コンパーティーに参加し翌朝にホテルのベッドで目覚め、隣にパーティー参加者・権田原(岩永洋昭)が死んでいた。
ミコトは東海林にホテルに呼び出され、東海林は店を出た後の記憶が全く無く、情報屋・宍戸理一(北村有紀哉)は詐欺被害者に連絡先すると告げ、ミコトは権田原が窒息死と考え、刑事・毛利(大倉孝二)に通報した。
ミコトと東海林はUDIに戻り、中堂と久部と共に道端で突然死した男性の解剖を行い、東海林は男がジム会員・細川孝規と告げ耳にジムのバイタルセンサーを見つけた、神倉の指示で毛利らに知らせ、権田原が睡眠剤を持つが似た前歴があるが女性から薬は見つからず細川の証言も有り合意となったと聞いた。
毛利は本庁が担当し被害者を疑うと告げ、ミコトとは久部は本庁に解剖依頼先の大学で臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)に会い「窒息死だが方法は未定、警察は東海林の毒殺を疑う」と聞き、東海林は中堂から殺人犯にされると言われ逃げた。
ミコトと東海林はバイタルセンサー開発元・岩永(竹財輝之助)にデータ閲覧を求め心拍数の上昇を見つけ、久部は宍戸に接触し情報を得て捜査2課が仮想通貨詐欺に係わる権田原と細川を調べ友人・立花(鈴木裕樹)と岩永も係わると聞いた。
<以下、隠し字>
中堂は毛利が持ち込んだバイタルセンサーを調べ改造が施され感電死が原因で呼吸困難を引き起こすと知り、ミコトと東海林は岩永が他の3人を狙うと久部から聞き、岩永はパイロットの立花を狙い、ミコトと東海林は離陸する飛行機を止めた。


脚本:野木亜紀子
演出:竹村謙太郎

ep7 2018.2.23 Unnatural Death #7 殺人遊戯

所長・神倉保夫(松重豊)は遠隔死亡診断のガイドラインを配り、法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)は予備校で働く弟・三澄秋彦(小笠原海)から生徒・白井(望月歩)が法医学に興味を持つと聞き携帯アドレスを教えた。
ある日にミコトの携帯に白井から謎のリンクアドレスが貼られたメールが届き、クリックすると「殺人者S」と名乗る学生が、自分が殺したとYの遺体を「殺人実況生中継」し、殺人者Sはミコトに「Yくんの死因は何」と挑戦して間違うと人質のXも殺すと告げた。
法医解剖医・中堂系(井浦新)は挑発に乗るなと止めたがミコトはSの勝負に応じた、Sは視聴者が増えるとヒントを出した「死体移動」。
ミコトと秋彦は警察に通報し、高校で教師(ふせえり・)らに人質は白井と連絡し、Yは生徒・横山でSは海老原崇と聞き、警察の少年係(螢雪次朗)が来て死亡事件の鑑定結果を待ち、次のヒントで死体の背中を見せ、ミコトは画像の遠隔診断で失血死と考えるが疑い、死斑に見えるのは古い打撲と考えた。
ミコトと記録員・久部六郎(窪田正孝)と臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)と調べ、3つめのヒントは兇器で持ち主・小池が白井に命令している噂が有り、中堂は臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)に科学捜査用ALSライトを借り現場の用具置き場を調べた。
少年係は小池から万引きで補導され母が揉み消したアリバイを聞き、ミコトと秋彦は「ソア橋」がヒントで「Yは出血多量で死に、ナイフの刺し傷3つはぴったり合い不自然で3本のナイフを並べて固定して上に倒れ、「ソア橋」のトリックで兇器を外に捨てた」と告げた。
<以下、隠し字>
ミコトは「法医学的には刃物の自殺」「遺体を見て、痣から暴力を日常に受けたが見過ごされ、周囲に見過ごされた、いじめという殺人」と告げ、白井と横山は小池らにいじめを受けて、横山は小池らに罪を着せる自殺を選んだ。
白井は自分自身を殺すと告げ、中継で名前を告発し、ミコトは死んでも思いは届かないとと告げると中継は終了し、久部と中堂らは場所を見つけて止めた。


脚本:野木亜紀子
演出:村尾嘉昭

ep8 2018.3.02 Unnatural Death #8 遥かなる我が家

法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)と中堂系(井浦新)は共同で事件を調べ、記録員・久部六郎(窪田正孝)は雑誌編集長・末次(池田鉄洋)や情報屋・宍戸理一(北村有紀哉)からの電話に出ず、所長・神倉保夫(松重豊)は将棋の師匠のごみ屋敷の主人(ミッキー・カーチス)を訪ね久部を呼びゴミを片づけ、彼の妻は1年半前に亡くなりUDIで解剖されたが骨の引き取りを拒否していた。
雑居ビルで火災が発生しUDIに10体の焼死体が運ばれたが黒く焼けこげ身元不明で、神倉とミコトと中堂と東海林夕子(市川実日子)らはヘルプの坂本(飯尾和樹)と歯科医らの応援で解剖を行い、ミコトは9番が焼死前に後頭部を殴られた可能性を見つけた。
ミコトは刑事・毛利(大倉孝二)らに腰にロープで縛られた皮下出血があり殺人を隠す放火を疑い、火災現場で男が助かり11番で久部の父・俊哉(伊武雅刀)が勤める病院に運ばれ、俊哉はUDIにきて男(尾上寛之)の病状を伝え、息子の解雇を申し出た。
久部はミコトに自身の医者一家の事情を話し、UDIで死者の身元確認を行い、弁護士・三澄夏代(薬師丸ひろ子)はビルのスナック客が訴訟を考えた為に葬儀社・木林(竜星涼)に依頼され来て、ミコトの結婚相手を探した。
身元が徐々に判明したが9番が不明で残り、神倉は歯のデータ化はUDIの国立化が出来ず遅れていると告げ、ミコトは9番の脇腹の傷を中堂と再確認して銃創と判断して町田三郎と判明し、両親が来て息子を非難した。
ミコトは9番の資料の再確認を中堂に頼み、糀谷夕希子の資料の確認を頼まれ、毛利らは聞き込むが町田がどこの客か不明で客でない可能性も考え、久部は父の病院で11番の背中に火傷後のロープ痕があると知り、毛利らはスナック従業員・結城(瑛蓮)から「11番は、常連・町田を知らない」と聞いた。
火災原因がプロジェクター不良と発表され、ミコトらはロープ痕を調べ消防士が使う搬送用の子豚縛りと判り、久部と神倉は現場の写真を全て借りUDIで調べた。
<以下、隠し字>
ミコトは町田の両親に「町田はスナックの爆発で吹き飛ばされ頭を柵にぶつけ後頭部を骨折したが中の生存者・11番を救出し、我が家同然のビルに戻り仲間を助け用とし上に逃げ繰り返し全員を運んだ」と告げた。
父(木場勝巳)は消防士でロープ結びを町田に教えたと告げ遺体を引取り、ごみ屋敷の主人は妻の骨を引取った。


脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子

ep9 2018.3.09:46m Unnatural Death #9 敵の姿

空きビルのスーツケースから女性遺体が発見され、法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)は口内に「赤い金魚」の印を見つけた、それは法医解剖医・中堂系(井浦新)が死んだ恋人・糀谷夕希子(橋本真実)の口内から見つけたもので、ミコトと臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)と記録員・久部六郎(窪田正孝)らは解剖した。
刑事・毛利(大倉孝二)らから所長・神倉保夫(松重豊)らは被害者・橘芹菜と聞き、ボール状物を口内に押し込まれた連続殺人と考えるが、毛利らは連続殺人の証拠が無いと考えた。
ミコトらは胃の内容物が強烈な腐敗臭を放つ原因を調べ加工肉を疑い培養検査した、神倉は警察庁刑事局長・室崎匡大にUDIが連続殺人と考えると告げ、発売前の週刊誌の「UDI不正献金疑惑」記事を見せられた。
久部は週刊ジャーナル編集長・末次(池田鉄洋)から情報屋・宍戸理一(北村有紀哉)からの未解決事件の資料を渡された、神倉は過去に週刊ジャーナルに掲載されたUDI関連の記事を見てミコトと中堂にUDI内部からの情報漏れ疑惑を述べた。
橘芹菜の細菌培養でボツリヌス菌が見つかり、死因は食物の中毒死と判り、中堂とミコトは発見現場を調べ、被害者の靴の有無は殺害場所の差と考え、蟻の死骸を見つけた、久部は行方不明の大崎恵を知り宍戸に問い、東海林は蟻から蟻酸を見つけ久部は芹菜の死因が蟻酸と疑い死亡推定日が早いと考えたが否定事項が多かった。
<以下、隠し字>
中堂は発見現場を調べ、ミコトは弟と母・三澄夏代(薬師丸ひろ子)と蟻の文献を調べビル火災訴訟訴状を見て、メールで父から該当の蟻が蟻酸を出さないと知り、蟻酸はホルマリンの酸化で出来ると知り、再解剖してホルマリンを検出して犯人が使用したと知り、ホルマリンの防腐効果で腐敗が遅れ胃内容物は腐敗したと知った。
死亡推定日を見直し1月以上経過可能性を考え、ミコトらは毛利らに火事以前から遺体が放置されたと告げ、毛利は芹菜は店を開く場所を探し、容疑者は火事の被害者で入院していた高瀬不動産・高瀬文人(尾上寛之)だと告げた。
中堂は久部が持つカバの絵を見つけ、宍戸から高瀬が保有者で犯人と知り、中堂と久部と毛利らは高瀬不動産に駆けつけたが、高瀬は警察に保護を求めた。


脚本:野木亜紀子
演出:竹村謙太郎

ep10(e) 2018.3.16:55m Unnatural Death #10 旅の終わり

法医解剖医・中堂系(井浦新)の恋人・糀谷夕希子(橋本真実)ら複数の女性を殺害した容疑者・高瀬文人(尾上寛之)が警察に出頭し、刑事・毛利(大倉孝二)らは聴取し「突然死した橘芹菜を遺体損壊した」「大崎恵も突然死」だと殺害を否定された。
警察は殺害容疑で捜査中と会見し、情報屋・宍戸理一(北村有紀哉)は26名かと質問しテレビで殺害方法は26通りと告げ出版し、法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)と記録員・久部六郎(窪田正孝)と中堂と臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)らは著書を読み証拠がなく確証が無いと書かれていた。
毛利はUDIと話し合い「他殺事件は否認し、証拠は無い」「遺体の死因判別は困難」で殺人罪に問えないと告げ、検事・烏田守(吹越満)は中堂とミコトに1人でも実証出来れば殺人罪は可能と告げ、高瀬は橘は具合が悪かったと証言したと告げ死因以外のボツリヌス菌の事項の鑑定書からの削除を求め、所長・神倉保夫(松重豊)は刑事総長から補助金打ち切りを告げられた。
ミコトは高瀬がボツリヌス菌を知る理由が不明で主張がまともと考え、神倉はUDI内部の通報者の存在を疑い久部を疑うと久部は認め「宍戸に菌を話した」と謝った、週刊ジャーナル編集長・末次(池田鉄洋)は宍戸に真実を問いわざと謎を残すと聞いた。
ミコトと東海林はホルマリン投与の証明を考え、中堂は食中毒記述削除を求め、ミコトは弟・秋彦(小笠原海)と母・三澄夏代(薬師丸ひろ子)を訪ね「不条理な死に負けたくなかった」と告げ「ひとりで悩むな」と言われ、久部は雑誌を見て、中堂は葬儀屋・木林に遺体の搬送を頼み、ミコトは東海林に嘘の鑑定書は出せないと告げ、神倉は烏田に鑑定書は変えないと告げた。
久部は末次に記事の内容が不満と問い、夕希子の父・糀谷和明(国広富之)から呼びかけられUDIで話し「昔に写真を宍戸に渡し、宍戸は高瀬を知り遠ざかった。中堂に謝りたい」と告げ、中堂は宍戸を襲いボツリヌス菌を刺したと脅し目撃証拠を求めた。
<以下、隠し字>
宍戸は中堂を夕希子殺害したと責め、宍戸は解毒剤と交換に証拠を渡すが壊し、中堂は解毒剤が菌だと脅し、ミコトは解毒剤を宍戸に注射した、和明は住居のアメリカのテネシーに帰ると告げ、東海林はそこは土葬の地域と知り、ミコトは夕希子は土葬だと知った。
神倉は烏田に外務省からの遺体持ち帰り許可を求め日本に搬送し、ミコトらは再解剖した、裁判が始まり高瀬は否認したが、ミコトは証言し「夕希子を再解剖して高瀬文人のDNAを歯の裏側に見つけた」「法医学者は事実を見つけるだけで、犯人の気持は理解する必要は無いが、未だに母の幻影に怯える被告に同情する」と証言し、高瀬は「やりたくて殺した」と言った。
毛利ら警察は宍戸を殺人幇助で逮捕し、末次は逮捕の写真を撮り、中堂は和明に遺品の絵を渡し、ミコトと東海林と神倉と中堂に坂本誠(飯尾和樹)が復帰し久部がアルバイトで戻った。


脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子

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