警視庁いきもの係

キャスト

須藤友三(渡部篤郎)警視庁総務部総務課動植物管理係・警部補
薄圭子(橋本環奈)警視庁総務部総務課動植物管理係・巡査
田丸弘子(浅野温子)警視庁総務部総務課動植物管理係・事務員

三笠弥生(石川恋)受付職員
二出川昭吉(でんでん)警察OB

石松和夫(三浦翔平)警視庁捜査1課・巡査部長
日塔始(長谷川朝晴)警視庁捜査1課係長・警部
桜井薫(清原翔)警視庁捜査1課・巡査

鬼頭努(寺島進)警視庁捜査1課管理官・警視
四十万拓郎(横山だいすけ)所轄巡査

スタッフ

原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:木下高男・松木創・石川淳一・菊川誠

#1:2017.7.9:「小鳥を愛した容疑者」:57m

警視庁捜査1課係長警部・日塔始(長谷川朝晴)と巡査部長・石松和夫(三浦翔平)と巡査・桜井薫(清原翔)は立て籠もり犯・島袋(蝶野正洋)がナオミ(ティティ)を呼べと人質を取り、総務課動植物管理係警部補・須藤友三(渡部篤郎)は巡査・薄圭子(橋本環奈)から猫の立て籠もりを聞いた。
3時間前に、須藤は頭を撃たれたが復帰し捜査1課管理官警視・鬼頭努(寺島進)から「総務課・動植物管理係」に配属を命じられ警察博物館へ行き、受付・三笠弥生(石川恋)の案内で動植物管理係事務員・田丸弘子(浅野温子)から立てこもり現場を聞き、圭子と会い排水管で身動き出来ない猫を救出した。
圭子はナオミを呼ぶ島袋に猫を渡し、警察は島袋を確保した、圭子は「警視庁いきもの係は逮捕・拘留された容疑者のペットを一定期間保護・世話をする」と言い、圭子は動物飼育の専門家だった。
石松が「死体遺棄事件被害者の運送屋・戸所松之で、容疑者のウェブデザイナー・八木良和が意識不明で飼うペットの保護」を依頼した、須藤と圭子はタワーマンションに行き所轄巡査・四十万拓郎(横山だいすけ)に会い、室内で鳥かごが5つと合計100羽の小鳥を見た、圭子は鳥かごの移動を望み、部屋は完全防音で隣室が綺麗すぎ、圭子は1羽手乗りが混ざり、須藤は同じ日付の新聞が気になった。
元刑事・二出川昭吉(でんでん)が弥生と話し、日塔の許可が下りて須藤と圭子は移動して床に6つの鳥かご跡を見つけ手乗り用があるが籠がなく、管理人・井上(中園了)からゴミは廃棄し来客はないと聞き、圭子は防音室で泣き合わせすると考え闇取引を考え、餌の購入元を調べた。
<以下、隠し字>
須藤と圭子は石松から八木の行動範囲を聞き、閉店した店に行き住人・園田が今も鳥を飼うと疑い、1課に依頼して石松と張り込むと禁止のカスミ網を持ち、圭子は鳥の鳴き声を聞き隠し部屋と目白を見つけ泣き合わせの証拠を掴んだ。
須藤と圭子は井上に家宅捜査を告げ夜に忍び込んだ井上を逮捕し、泣き合わせ胴元で道具が部屋に残されていた、井上は八木が殺害犯と言い、圭子は手乗りジュウシマツが習性を忘れたと言った。
須藤は頭を撃たれる前の記憶が無かった。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:木下高男

#2:2017.7.16:「ペンギンを愛した容疑者」:47m

捜査課・石松和夫(三浦翔平)が植物管理係・須藤友三(渡部篤郎)と薄圭子(橋本環奈)と田丸弘子(浅野温子)にペンギン保護を依頼し、所轄巡査・四十万拓郎(横山だいすけ)に広大な敷地を案内されて須藤と圭子は、食品グループ会長・藤原慶二郎(河野洋一郎)の自宅に行き、「藤原がペンギンの世話中に足を滑らせ後頭部を強打し池に落下して溺死し翌朝に妻・亜紀子(幸田尚子)が発見した」と警察が断定した話し、圭子は被害者の右腕が綺麗でペンギンの世話をしていなく他殺の可能性を疑った。
管理官・鬼頭努(寺島進)は石松から報告を受け、圭子は飼育室のバックヤードの作業服が藤原には大きなサイズと気づき、須藤は秘書・久慈達夫(小柳友)に会い圭子は普段は冷凍餌だが昨日は生魚だと聞き、新たに取り寄せさせ久慈は金属探知機で調べペンギンに与えた。
須藤は亜紀子の宝石店経営の兄・青木益男(勝矢)と亜紀子と顧問弁護士・多田に会い、圭子は久慈だけペンギンの匂いがした、警視庁いきもの係に戻り須藤と圭子は元刑事・二出川昭吉(でんでん)と受付・三笠弥生(石川恋)に会い石松から事件内容を聞いた。
翌日に日塔始(長谷川朝晴)と桜井薫(清原翔)は須藤に文句を言い、青木は不動産屋と話し、亜紀子は多田と浮気し、ペンギンはサンルームで陽に当たり、日塔は久慈を任意同行し、須藤と圭子は大島不動産・若宮恵美子から青木がマンション建設したい藤原の南東の土地への周辺住民反対を知った。
<以下、隠し字>
藤原が残したメッセージを探し、須藤と圭子は当日の餌の魚から青木もカフスを見つけた、青木が襲い圭子が冷凍魚を投げて須藤が青木を捕らえた、久慈は釈放されて藤原が残した紹介状で水族館に雇われた。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:木下高男

#3:2017.7.23:「ヘビを愛した容疑者」:47m

植物管理係・須藤友三(渡部篤郎)は捜査課・石松和夫(三浦翔平)の依頼で、千葉東海岸男性投身自殺事件のペット保護を頼まれ、10年前の時効間際の強盗傷害事件容疑者・菅野大作を追って居ると聞いた。
須藤は自殺者・山脇伸一の報告書を田丸弘子(浅野温子)らと読み、薄圭子(橋本環奈)と蛇好きの三笠弥生(石川恋)と高層ビルの山脇宅を訪ねるとゴミだらけで、奥の設定29度の飼育部屋に蛇が2匹いた、圭子は飼育日誌状態から山脇が大切に蛇を育てていて残して自殺するのは変で、写真からヘビ友が居ると考えた。
石松は「山脇自殺は6月15日で遺体発見は19日だが、17日に隣人が山脇を目撃していた」と言った、須藤と圭子は目撃者か顔は見ず停電と聞きヘビ友の痕跡を探し、須藤と圭子は浴室のカーテンに血痕を見つけ、圭子が便せんを見つけ須藤は最初のページを鉛筆でこすりメッセージを見つけた。
石松と桜井薫(清原翔)と日塔始(長谷川朝晴)は10年前の強盗傷害事件を追い、須藤の連絡で山脇の部屋の血痕を調べた、須藤は圭子と爬虫類専門のペットショップ「生き物よしず」に行き、店長にヘビ愛好者の集まり・デノムの「000*」会員の該当者2名を聞き、須藤は圭子と河田は非該当と調べ、石松から「犯人は自殺した山脇を海に運び自殺に見せかけた」と聞いた。
<以下、隠し字>
須藤と圭子は、該当者が「生き物よしず」に来たときに「山脇の部屋が今夜停電」と店長に告げた、山脇の部屋で待つと男が来て山脇の遺言書を見せた、須藤と圭子は男が指紋から菅野大作だと言い日塔が来て逮捕した。
須藤と圭子は鬼頭努(寺島進)に「菅野はボア飼育許可申請ができなく、時効までの時間稼ぎで遺体発見を遅らせようとした」と言った。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:松木創

#4:2017.7.30:「ヤギを愛した容疑者」:47m

動植物管理係・須藤友三(渡部篤郎)は捜査1課・桜井薫(清原翔)と張り込み、無断で突入して犯人を逮捕して、係長・日塔始(長谷川朝晴)は文句を言うが管理官・鬼頭努(寺島進)はなだめた。
須藤は石松和夫(三浦翔平)から16歳の息子の手紙を渡されたが記憶が無く、須藤と石松と二出川昭吉(でんでん)と三笠弥生(石川恋)は薄圭子(橋本環奈)と田丸弘子(浅野温子)がガスマスクでスカンクを扱うの見た。
石松は「3日前の夜に小学校で教頭・三好輝也(高松克弥)の死体と側に倒れる容疑者の学習塾元経営者・津浜寿弘(志賀圭二郎)が意識不明重体で見つかった」「2人は「ふれあい教室」で揉めて、津浜が飼うヤギが人気だった」と聞いた。
須藤と圭子は所轄巡査・四十万拓郎(横山だいすけ)と会い、2頭のシバヤギの健康を調べ安心した、少年(田中奏生)がヤギに会いに来て「ヤギのおじちゃんと呼ぶ津浜は悪いことはしない」と言い、圭子は四十万のシャツにファンデーションが付き気になった。
須藤と圭子は小学校で動物小屋を調べ、校長・園部が生徒が答案用紙を播きヤギが食べたと言った、圭子は今の紙は有害で食べない、生徒から答案用紙を食べられた出倉健二を聞いた、圭子は「津浜がヤギ小屋修理材料を買うが先に殺人した事が疑問」で「車の同乗者がいた」考えた。
<以下、隠し字>
須藤は津浜のビデオカメラを探し、出倉健二の家で父・信二(小松和重)に会い、窓に少年を見て家に押し込み虐待を見つけた、須藤は「信二が三好を殺害して津浜を突き落とし犯人に仕立てた」と言った。
弘子は「『16歳の息子』は自分の娘の『いきこ』だ」と言い、石松は「『いきこ』が須藤に憧れている」と言い、圭子は「須藤は昔の事は憶えていない」と言った。


原作:大倉崇裕
脚本:三浦駿平・田中眞一
演出:石川淳一

#5:2017.8.06:「サルを愛した容疑者」:47m

動植物管理係・須藤友三(渡部篤郎)は記憶喪失を薄圭子(橋本環奈)に指摘されて悲観して退職を決意したが、事務員・田丸弘子(浅野温子)と受付・三笠弥生(石川恋)とOB・二出川昭吉(でんでん)から記憶喪失は誰も気にしていないと言われた。
須藤は石松和夫(三浦翔平)から圭子が殺人事件発見者と連絡を受け捜査1課係長・日塔始(長谷川朝晴)と桜井薫(清原翔)と会い、現場で圭子は「知人・五反田徹也(鈴之助)からリスザルの事で相談を受けマンションに寄り、五反田の恋人・車島名子(渡辺瞳子)の鉄アレイで後頭部を殴打された死体を発見した」と言い、日塔がリモコンを拾うと血痕が付いていた。
翌日に須藤らは石松から五反田を逮捕し「名子は別れ話でもめていた」と聞いた、須藤と圭子はリスザルが大暴れすると五反田の部屋に呼ばれ、圭子が捕まえあやしケージに戻し、サルのケージの扉のストッパーがゆるみ気にかかった。
須藤と圭子はリスザルを事務所に連れ帰り、室長・葛田楠文から状況を知りたいと聞かれて、五反田の他の交際相手・美江から「名子がサルを取りあげ様としていた」と聞き、ペットショップオーナー・矢吹から「名子に呼ばれ死体を見つけ」と聞いた。
圭子は「名子はサルを逃がし探し落ちた鉄アレイで事故死し矢吹が隠蔽した」と考え、矢吹がサルの餌が腐っていたと供述し、圭子は現場の餌にイヤリングを見つけた。
<以下、隠し字>
須藤は釈放された五反田に「五反田は名子の計画を知り殺害に利用したが、圭子と現場に行き計画と違った」、圭子は「五反田が名子を殺害してサルの仕業に見せかけた」「五反田が名子はイヤリングしていたと言うがサルが持ち去っていて、生前に会っていた」と言った。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:木下高男

#6:2017.8.13:「最も賢い鳥」:47m

総務課動植物管理係・須藤友三(渡部篤郎)が鯛焼きを怖がる理由を石松和夫(三浦翔平)から9月前に撃たれた事件と聞き頭痛がした、須藤は薄圭子(橋本環奈)と殺人現場に行き、日塔始(長谷川朝晴)と桜井薫(清原翔)と石松がいて、現場で隣人が被害者・梶田実の死体を発見し、ケージの他は殺風景で体長30㎝のヨウムがいて、「最も賢い鳥」と言われ知能が高いヨウムは、飼い主が殺害現場を目撃しておびえていると考えた。
圭子と田丸弘子(浅野温子)は石松から「容疑者・伊勢昭典(土平ドンペイ)がヨウムを飼っていたが会社の経営不振で梶田に預けた、梶田が誰かに大金を貸していたと判明した、須藤と圭子はヨウムが遊ぶブロックが外れていたとに気づき、梶田がヨウムの為に伊勢に変装していて隣人に目撃されたと考えた。
圭子は死体発見者から「梶田が朝顔を貰った」と聞き、石松と弘子は梶田出入りの亀の子出版で編集長・村田透と担当・野間(桜田通)からバーを聞いた、圭子はヨウムがブロックを外すのを見て床にねじを見つけた、警察OB・二出川昭吉(でんでん)は受付・三笠弥生(石川恋)に絡み迷惑した、石松はおかまバーで二出川に会い梶田が常連で愛人を聞いた。
<以下、隠し字>
圭子はねじから犯人がテーブルを持ち去りちゃぶ台に代えたと考えた、圭子と須藤と石松は村田と野間にヨウムが犯人を知っていると告げ、夜に忍び込んだ女装の野間に「梶田と付き合い、目撃鳥を殺しに来た」「朝顔を梶田に贈るが、種子に毒がありヨウム殺害を疑われた」「血が付いたテーブルを持ちだした」と言い逮捕した。
須藤は記憶を少し思い出し、鯛焼きと石松に頭痛を感じなくなった。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:石川淳一

#7:2017.8.20:「ピラニアを愛した容疑者」:47m

動植物管理係・薄圭子(橋本環奈)は居酒屋で受付・三笠弥生(石川恋)から恋を語られるが動物ばかり答えて飲み、翌朝に須藤友三(渡部篤郎)は弥生とOB・二出川昭吉(でんでん)に会い、圭子と事務員・田丸弘子(浅野温子)と刑事・石松和夫(三浦翔平)がウーパールーパーを見ていた、石松と須藤と圭子はピラニア放流騒動の川に行き、側の絞殺された独居老人・川田道明(秋間登)の家に行くとピラニアの水槽が有った。
須藤と圭子は1課係長・日塔始(長谷川朝晴)と刑事・桜井薫(清原翔)に会い、水槽の底に沈む物を取ると容疑者の友人・戸村滋之(坪谷隆寛)の宅配会社章だった、石松は「発見者・戸村はピラニアを巡り川田と揉めていて、防犯カメラに戸村が家に石を投げつける様子が映る」と言った。
圭子は水槽や設備が新しいがピラニアの状態が悪く、ピラニア飼育のベテラン・川田が「ナッテリー」という初心者向けピラニアを飼うと思えず、近くでピラニアを扱うペットショップへ行きオーナー・草野(夕輝壽太)から川田を知ると聞き、動物で草野と圭子は意気投合し、「2週間前に公園の池にピラニアが放流され草野が回収して川田に譲った」「川田は公園で遊ぶ子の騒音に困っていた」と聞いた。
須藤と圭子は草野に事務所のウーパールーパーを見せ、草野は圭子をデートに誘った、翌日に須藤は自治会長(佐藤蛾次郎)から「ピラニア騒動で草野が10匹を直ぐに回収して帰ったのを見た」と聞き、圭子は子供から川田と仲が良いと聞き、別に得をした人物を考えた。
<以下、隠し字>
須藤と圭子は草野を川田の家に誘うとガラスのひびを知っていて川田殺害したと言い、「ピラニアが10匹と知っていて自分で放流した」「放流は店の集客が目的」と言い、草野は「川田に呼ばれた」「戸村の社章で偽装」を見たと言い、須藤が社章は犯人だけが知ると言うと、草野はピラニア放流を川田に見られたと言い認めた。
須藤と圭子は川田は強盗犯で指紋を隠す為にピラニアを買い始めて次第に熟練し、逃亡犯の川田は草野を警察に告発する事は無かったと言った。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一・三浦駿斗
演出:菊川誠

#8:2017.8.27:「フクロウを愛した容疑者」:47m

動植物管理係警部補・須藤友三(渡部篤郎)は管理官・鬼頭努(寺島進)から薄圭子(橋本環奈)が動植物管理係から抜けるかもしれないと聞き、居酒屋で石松和夫(三浦翔平)に話すと事務員・田丸弘子(浅野温子)と警察OB・二出川昭吉(でんでん)と受付・三笠弥生(石川恋)も話を聞いた。
圭子は持ち込まれたフィレット(いたち)を世話した、石松が騒音トラブル殺人事件を持ち込み「被害者・渋谷孝(岡慶悟)が自宅で撲殺され、妻・敦子(青山倫子)が発見し、容疑者は隣人・藤田道典(藤田ペイトン)で、藤田が飼うフクロウがうるさいとトラブルになり、敦子と藤田の友人でミミズクを飼う友塚(佐伯新)が付き添い和解を話し合うが悪化し、渋谷の血液と藤田の指紋が付く凶器が発見されたが藤田は否認していた」。
須藤と圭子は藤田の家でモリフクロウに会い住処の戸が壊れ、圭子はエサを与え止まり木の下のフンが付いた地球儀が動かされた知り、来た友塚が餌の種類を気にして、須藤は落ちていたミミズクの羽を問うた。
翌日に敦子に会うとフクロウを嫌い右手に怪我し、庭の録音データは消されていた、圭子はフクロウが吐いたペイントを調べ、日塔始(長谷川朝晴)がフクロウを逃がし、友塚の庭の木の上で圭子が捕らえて、そばに見つけた。
<以下、隠し字>
圭子と須藤は友塚と敦子に「2本目のマイクの音声から友塚と敦子が不倫関係で、知られた渋谷を殺害したと言い、ペイントから渋谷と敦子の血が見つかり、撲殺した時の怪我の絆創膏だと言った」、友塚と敦子は互いを責め日塔が連れた。
圭子は友塚の言葉が気になり、友塚がフクロウを殺そうとしたと気づき、餌のひよこに毒を仕込んだと知った、圭子は他からの誘いを全て断った。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:木下高男

#9:2017.9.03:「ハリネズミ・ハチを愛した容疑者」:47m

動植物管理係の慰安旅行が催されて、須藤友三(渡部篤郎)と薄圭子(橋本環奈)と田丸弘子(浅野温子)と三笠弥生(石川恋)と二出川昭吉(でんでん)と石松和夫(三浦翔平)が参加し、バスに蜂が迷いこんだ。
山中の温泉旅館に到着し、巡査・四十万拓郎(横山だいすけ)が応援に来て旅館女将の娘・弓子(西畑澪花)が強盗被害に遭い入院と言い、女将が迎え圭子は事務所のヨツユビハリネズミを見つけ、弓子のペットだが世話ができないと聞いた。
圭子と須藤はハリネズミを世話して、手と腹に傷を見つけ、弓子に会い「ハリネズミはあまり懐かず、生餌は従業員・アサクラ(林和義)が与える」と聞き、アサクラに「生餌は何か、アサクラ自身は甘いものが好きか」尋ね、「栗原(檜尾健太)はハリネズミ友達で、栗原の妻・亜希子(高橋美津子)はハリネズミを嫌う」と知った。
日塔始(長谷川朝晴)と桜井薫(清原翔)も来て、時刻は午後6時半になり、圭子はアサクラから栗原の住所を聞き出し須藤と急行し、小火を消して煙の中で亜希子とハリネズミを助け出した。
<以下、隠し字>
圭子は「弓子のハリネズミと、栗原のハリネズミが入れ替わり」「亜希子が浮気し、栗原は殺害を計画し弓子を襲い入院させてハリネズミを入れ替え、火事を起こした」と言い、「栗原のハリネズミは匂いに慣れている」と言った。

翌朝に日塔は管理官・鬼頭努(寺島進)が撃たれたと聞き、宿にスズメハチに刺されたライター・島尾正貴が運び込まれ「赤磐山への道標表示で狙われた」と言い、圭子と須藤は現場を調べ道標跡を見つけ、島尾は音楽プレーイヤーを聞きハチに気づかず、ハチの巣を掘った跡と死骸を見つけた。
圭子は偶然が重なり犯人の目的は別と考え、「栗原が車で事故死し車内にスズメハチの死骸が有った」「生物テロを疑い」、石松はハチに刺されショックを起こし病院に運ばれた、四十万は圭子と須藤を連れて鬼頭はテロ組織に撃たれたと言った。
(続く)


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:石川淳一

#10(e):2017.9.10:「蜂に魅かれた容疑者」:47m

(承前)
動植物管理係・須藤友三(渡部篤郎)と薄圭子(橋本環奈)は、四十万拓郎(横山だいすけ)と管理官・鬼頭努(寺島進)に会い「宗教法人だが実態は詐欺集団「ギヤマンの鐘」の仕業で重体と欺き」「無差別テロ主導者・庄野(利重剛)の写真に見覚えがあり」「5年前の事件の容疑者で、鬼頭担当で解放前に台風で養蜂場の蜂が全滅」と知った。
須藤と圭子は石松和夫(三浦翔平)を見舞い、事務員・田丸弘子(浅野温子)が調べそれで鬼頭が動植物管理係を作ったと告げ、須藤と圭子は庄野の養蜂場を訪ね、古びた小屋から犬の声が聞こえ、庄野とギヤマンの鐘の信者が2人を狙い、須藤は小屋に逃げようとしたが圭子は蜂がいる罠と言った。
須藤と圭子は庄野らを追い払いスマホを拾い、田丸と受付・三笠弥生(石川恋)と警察OB・二出川昭吉(でんでん)が警察博物館のイベントを話し、日塔始(長谷川朝晴)と桜井薫(清原翔)が須藤と圭子に栗原(檜尾健太)と妻・亜希子(高橋美津子)の事件は庄野が起こた」と告げた。
須藤と圭子は病院で島尾正貴に再会し登山装備を見た、鬼頭と日塔はスマホを解析し、須藤と圭子は見つかった画像を調べ数字と蝙蝠を見つけて警察博物館が狙いと知った。
<以下、隠し字>
警察博物館のイベントで日塔と桜井が警護し、庄野が変装して侵入すると、須藤と圭子と警備警官らが待ち伏せ、庄野がスズメハチで脅し逃亡して動植物管理係の部屋に立て籠もった、島尾が鬼頭を襲うと四十万と石松が待ち伏せて、わざと蜂に刺されて入院して狙うが察知して逮捕した。
須藤と圭子らは「庄野が動植物管理係に注意を向けさせて、ワザとスマホを落とし警察博物館に目を向けさせた」「島尾の服に別の季節の赤磐山の花が付着して、島尾の話しに矛盾を見つけた、狙いが鬼頭だと気づいた」と言い、庄野が飼育室に逃げ動物殺害を謀り、圭子は「動物は容疑者から離れて暮らし、庄野の養蜂場跡にはミツバチが棲息している」と告げた。


原作:大倉崇裕
脚本:田中眞一
演出:木下高男

感想

動物絡みの知識と動機は一風異なる。
背景同様に、人物と事件も異なる。
奇妙な架空の空間の事件に見える。

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