Gメン'75 BEST SELECT 女Gメン編:2

登場人物(女刑事)

響圭子刑事/藤田美保子(現・藤田三保子)
速水涼子刑事/森マリア
津川螢子警部補/夏木マリ
吹雪杏子刑事/中島はるみ
マリコ・寺岡刑事/セーラ
賀川陽子刑事/范文雀
津村冴子警部補/江波杏子

261話:初夏の夜 女の部屋に忍ぶコソ泥

吹雪杏子刑事(中島はるみ)は交通課婦警の妹・陽子(竹田かほり)と1軒建の家に住んでいるが、泥棒が入り宝石等を盗み逃げる所を帰って来た吹雪に目撃され殴って逃げ、吹雪は現場で少女を見た。
所轄刑事(早崎文吾)は出没しているこそ泥で似顔絵を渡し、吹雪は少女・こずえを妹と訪ね、こずえは似顔絵にサングラスを描き込み城戸武彦(丹古母鬼馬二)の家を示した。吹雪姉妹は留守宅を違法で調べ、帰って来た城戸に訴えられた。
吹雪は黒木警視正(丹波哲郎)から感情が強すぎると自宅謹慎を言われ、陽子はこずえから吹雪宛ての時計を預かったが城戸に刺されて重傷を負い、駆けつけた吹雪に立花警部(若林豪)は時計を見せた。
こずえの叔父の家で仲間割れが起き、城戸は時計の改造を行っていたが叔父夫婦を殺し逃亡した。
こずえを探した吹雪はこずえから城戸の工場を聞き踏み込み、城戸に襲われ闘いになり、遅れて入って来たこずえに100番連絡を指示した。
こずえは漸く電話を見つけ連絡し、怪我を負った吹雪をなおも襲う城戸に仲間のGメンが駆けつけた。


監督:鷹森立一
脚本:高久進


感想: 妹とふたり豪邸に住む吹雪は謎だ。エンディングテーマ曲が印象的だ。
思い込みと感情に捕らわれやすい性格も表れるが、子供と心が通じ、格闘もかなり強い。

263話:痴漢のアリバイ

2月程オートバイを使った痴漢殺人が連続し、1週間前の暴行殺人事件も同一犯と見てGメン達はオートバイに乗る前科者を調べていた。
吹雪杏子刑事(中島はるみ)は寿司屋勤務の小林進(酒井昭)を調べに行くが事件の日はpm9までのアリバイを主人(小鹿番)から言われ、そこに大塚民子(竹井みどり)が帰って来、小林も戻って来たが警察嫌いを表に出し、右手の痣に吹雪は気づいた。
吹雪の妹・陽子がpm11に襲われ右手の痣を見ていた、立花警部(若林豪)はアリバイの裏付けが必要と言い、田口刑事(千葉裕)と吹雪はアリバイを再確認し張り込み、翌日帰った小林を調べるがアリバイは黙秘した。
民子と島谷刑事(宮内洋)が来て小林のアリバイを言った。
寿司屋を訪ねた吹雪は民子が異なる事を言っておりどちらかが嘘で、浪人で時々帰る息子の五郎(池田広法)はpm8に帰ったと言い主人もその日は早く店を閉めたと思い出した。
民子がpm10からひとりでスナックにいた事を知った吹雪はふたりがいたという小屋を見張り先に来た民子に小林が疑わしい理由を言うが民子は人柄から否定し、ふたりはオートバイで逃走した。
手配を依頼した吹雪に黒木警視正(丹波哲郎)は、また事件が起きて吹雪といた小林は無罪と言い、吹雪は2人を心配して手配を依頼した。
民子と小林は五郎の痣を知っており自首を勧めたが、五郎はオートバイで逃亡し小林は追ったが五郎は事故死し、そこにGメンが駆けつけた。


監督:鷹森立一
脚本:西島大


感想: 吹雪刑事姉妹が登場しますが、感情で動く吹雪が結果は誤認してしまう。
ただし、真犯人の手掛かり伏線がないので真実を予見できないサスペンスタッチです。
アリバイ崩しのようで実は・・・・という話です。

272話:東京-神戸電話殺人

自宅で襲われた吹雪杏子刑事(中島はるみ)は捕らわれていたが、木島警部から電話がある予定であり見張りの女(水原ゆう紀)から電話に対応を言われたが、話中に木島が撃たれた事が伝わった。
妹・陽子(竹田かほり)が帰宅して吹雪を発見し、黒木警視正(丹波哲郎)が時刻と電話内容を聞くが日暮れから7.30pm程度で女は木島の電話を知っていたようだ。
神戸に行った中屋警部(伊吹剛)は麻薬密造所の現場は見つけた。
吹雪はモンタージュを作り、女の「スナック純」のマッチを思い出し、島谷刑事(宮内洋)・田口刑事(千葉裕)・吹雪は聞き込みに出た。
吹雪は女を見つけ取り調べるが黙秘し神戸の鑑別所出と判った、立花警部(若林豪)は泳がせる事とし、島谷らは3人の非行グループで1年前にライフル乱射事件で1人が射殺されたと突き止めた。
田口はもう1人は中川おさむ(沢田勝美)で犯行時に神戸のビル屋上にいたと言った。
神戸に向かった吹雪は中屋とアリバイを調べ、夕陽が沈むころから8pm頃まで屋上にいたと知った。
東京に戻った吹雪はテレビでナイターを見て、東京と神戸の日没の時間差を知った。
2人は1年前の射殺は警察がアリバイを調べなかった為で自身で確認したが間に合わず、木島は前科者をゆする悪人というが、生きていた木島に撃たれ、吹雪は信じられなかったが木島の本当の姿をみた。


監督:鷹森立一
脚本:池田雄一


感想: 神戸と東京の時間差トリックは生きているが、木島が生きていたラストはかなり不自然だ。

279話:FBIから来た女刑事

速水涼子刑事(森マリア)がアメリカ上院議員・アルバート・モリス(ジェイソン・グレゴリー)一家の日本滞在時の警護の為に愛犬ジル号と帰国し、Gメンに協力を依頼した。
空港からの移動中にヒットマン(小林稔侍)に狙われたが、滞在場所に送り届けた。
本部で速水を黒木警視正(丹波哲郎)が迎え、速水は元ベトナム兵のスナイパーだと告げ、モリスが当時ベトナムにいたとも言った。
アメリカ兵が男と女(北島マヤ)に武器を売り、Gメンは男を追うが男は弟に会い、弟は時間稼ぎして自殺した。
モリス夫妻が国会に行く間に吹雪刑事(中島はるみ)は娘を遊園地に連れてゆくが帰宅時に襲われ、娘は誘拐された。
速水は外人バーに行き、ヒットマンがシャドーマンと呼ばれベトナムの借りを返すと言っていたと知り、立花警部(若林豪)は何があったか不思議がった。
速水とジル号はシャドーマンを追うがベトコンの罠に脚を取られ、気がつくとシャドーマンはモリスが妻子を殺した写真を見せ取引に出かけ、女ひとりの所に傷ついたジルが現れ速水は死闘の末逮捕した。
速水とGメンは陸とヘリでシャドーマンを包囲するが、モリスと共に警護も憎み暴走し、速水はついに射殺した。


監督:鷹森立一
脚本:高久進


感想: FBIですっかり格闘家になった速水刑事が登場する。
元ベトナム兵の復讐に巻き込まれたGメン達を描く。
アクション主体で、捜査は簡単に進みすぎる。

280話:パリから来た車椅子の女刑事

津川螢子警部補(夏木マリ)がパリから同僚のウィリアム刑事の遺品を遺族に渡すために日本に帰国し、吹雪杏子刑事(中島はるみ)が迎えたが尾行する男がいた。
津川が運転して出発するが狙撃され、犯人を追いかけ吹雪は援護し津川が男を射殺したが吹雪は逆光で津川を誤射して、津川は歩行出来なくなった。
パリで宝石泥棒して仲間を逮捕された男2人が、津川とウィリアム刑事の遺族への復讐の為に日本に来た。
吹雪は自信を無くし辞表を出すが津川は自分に預けて欲しいと言い、ウィリアム刑事の遺族の元へ2人で出かけ、妻(真理明美)と息子に会い死亡の模様を話し、遺品を渡した。息子が男2人に出会い母子は人質になったが、息子は離れの津川たちに鏡と光で知らせた。
吹雪がトランシーバーを持ち様子を見に母屋に来て男達の存在と復讐の狙いを知らせるが、トランシーバーが見つかり吹雪は気絶させられ、男1人がは離れに向かった。
津川は電話でGメンに応援を連絡し、撃ちあった後に母屋に近づき石で硝子を割り、吹雪は気がついた。
津川と吹雪はふたりで男1人を倒すが、もう1人が坂の下で拳銃で2人の前に立ちふさがったが、津川は吹雪の制止を振り切りあちこちを撃たれながらも犯人に突進してぶつかり傷を負いながら犯人を倒した、そこへGメンの応援が到着し、吹雪は刑事とは何かを知った。


監督:山口和幸
脚本:高久進


感想: 復讐犯の背景が描ききれないが、一時は刑事の自信を無くした吹雪刑事に、殉職したウィリアム刑事の話と遺族の受け止め方、そして襲って来た犯人に車椅子で立ち向かう津川刑事の態度が吹雪に刑事の仕事に向かわせた。

288話:唇を奪われた女刑事

FBIに派遣されていた速水涼子刑事(森マリア)はモーガン刑事に多くの手ほどきを受けてついには恋に落ちていた。
2月後にニューヨークで銀行強盗がありモーガンは人質を含めて射殺したが、金100万ドルは見つからず、その金が日本で使われモーガンは日本に調査に来ていて東京に戻った速水と再会した。
モーガンの捜査は強引で日本での捜査権はなかったが、速水は一緒に捜査して金が使われたマリオ商会を張り込み、2人の仲間に会いに行き速水が逮捕しようとしたがモーガンの声で気づかれて2人を射殺した。
マリオの部屋からは50万ドルしか見つからず、捜査を続ける速水は黒人少年に拳銃を盗まれ、モーガンが撃たれ、Gメンに連絡した。
速水はモンタージュを作ったがモーガンが何故撃たれたかは不明で、少年・ジョージの行方が判り牧師を訪ねるが知らない言うが、モーガンの様子に疑問を持った。
少年は速水を監禁しモーガンと呼び寄せて、速水にニューヨークで銀行強盗事件でモーガンに人質の母を殺されたと言った、駆けつけたモーガンは少年と速水を焼き殺そうとし、脱出した少年を射殺し、Gメンが駆けつけ立花警部(若林豪)はモーガンの家から50万ドルが見つかったと伝えた。
モーガンがマリオ一味と知った速水は空港で撃ちあった。


監督:鷹森立一
脚本:西島大・内藤誠・高久進


感想: 帰国中の速水刑事の話で、Gメンの登場は非常に少ない。
キャストも殆どが外人ばかりで、背景も外国でアクションに主体がありストーリーは大味になってしまう様だ。

289話:裸の女囚たち

北関東刑務所に津川螢子警部補(夏木マリ)と柳田みか(吉岡ひとみ)が入所し、部屋で江島たみ(荒木道子)・吉村淳子(飛鳥裕子)・松延真弓(水原麻紀)達がいた。
それ以前にたれこみがあり、過激派5人が超法規で国外脱出されていたが、松延(遠藤征慈)が何かの目的で日本に潜入し、津川が追って来たが、公安の刑事が射殺され真弓が犯人として自首したが、松延の目的が不明の為に津川が真弓に近づく為に潜入捜査した。
真弓に子供から手紙が来たが夜に柳田が盗み、津川は目撃した、翌日津川は柳田から手紙を取り返し内容を確認した、柳田と喧嘩になるが翌日仮釈放の江島に制止された。
江島は真弓の子供に無くしたと手紙にあったハーモニカを渡し、見張っていた立花警部(若林豪)は真弓の監視を面会時に津川に指示した。
津川は真弓に手紙を返し、人殺しに見えないと真相を聞いた、真弓は刑事殺しは松延で身代わりを頼まれたが子供の犠牲に悩み、松延が「重要な目的がある」と述べたと言った。柳田は過激派のスパイで津川を襲うが、津川は翌日に過激派達の裁判がある事を思い出した。
松延たちは仲間救出をはかるがGメン達が阻止し、津川は簡単に妻子を見捨てる松延を射殺した。


監督:鷹森立一
脚本:山本英司・小林範任


感想: 超法規で簡単に海外に過激派を逃がすのは、どこかで聞いた話だ。
妻子の悲劇も深く描かれる。

344話:真夜中の眼

連続女性暴行事件が発生し、顔に吐いたつばはB型で、犯した体液はAB型で2人組と思われたが被害者が見たのは覆面の男1人だった。
津村冴子警部補(江波杏子)は捜査をはじめたが被害者の共通点を考えていると、偶然に襲われかけた女性を見つけ、あげ底の靴に気づくと犯人は何もせず逃げたと証言した。
被害者がスタイルの良い美人揃いなので、津村は個々に聞き込みをして殆どの被害者が男性の外見に偏見を持つ事を知った。
津村は街で、5人相手に喧嘩を止めに入った男性・常夫(池田秀一)に会い落とし物を届けるが人は良いが位所があった。
女性が殺されたが、つばはなく体液はAB型であり、所持していたバーのマスターの聞き込みから見合い相手の常夫が浮かぶが黒木警視正(丹波哲郎)は泳がせる指示をした。
常夫は荒れていたが何もなかったが、津村は底上げ靴を履いて現れると覆面をかぶり襲い逮捕されたが、B型で襲ってつばを吐いただけと自供した。
津村は常夫の協力で囮捜査を行うと、2人を尾行する男が現れそれはバーのマスターだった。


監督:下村和夫
脚本:澤井信一郎


感想: 女性の男性の外見に対する偏見と、それに負けた男性の犯罪と見かけは女性好みの男性の便乗犯罪が描かれる。
それは、津村刑事にも反省があった。

このページの先頭へ