福家警部補の挨拶

キャスト

福家警部補(壇れい)
石松警部(稲垣吾郎)
二岡鑑識官(柄本時生)
田所警部補(中本賢)

スタッフ

原作:大倉崇裕

第1話:失われた灯:2014年1月14日

脚本家・藤堂昌也(反町隆史)は、俳優・三室勘司(小林且弥)を呼び出し自分の別荘へ行き、三室は藤堂に頼まれ拳銃とロープを用意し藤堂は三室に誘拐犯役の役作りを始め、睡眠薬で三室を眠らせ藤堂は自分の事務所員・大城加奈子(水崎綾女)に電話で三室に読ませ録音した脅迫文を再生した。
藤堂は骨董商・辻伸彦(有薗芳記)の家へ行き、脚本家・藤堂を脅かす原稿の取引を持ちかけられていて、藤堂は辻を殺し家に火をつけ別荘に戻った。
藤堂事務所に石松和夫警部(稲垣吾郎)ら警官が詰め、脅迫電話が入り大城は声が三室だと気づいた。
辻の放火殺人事件で鑑識係・二岡友成(柄本時生)らが捜査を始めると・・。
電話を終え藤堂は三室を起こし殺そうとし、三室ともみ合い藤堂の撃った銃弾が三室を殺し、警官が突入し藤堂が誘拐されていたと石松警部と田所警部補(中本賢)は考えた。
福家警部補(檀れい)から石松警部に電話があり、福家は藤堂の病院に来て話しこみパソコンの充電が話題になり、辻の写真と藤堂の脚本の写真を見せ関係を聞いた。
二岡は藤堂事件の捜査資料をコピーして福家に渡し、福家と二岡は藤堂の別荘へ行き次ぎに藤堂事務所を訪ね電話履歴を聞き、藤堂に辻の家の焼残り品の写真から見た物と辻の事と三室の行動と別荘の事を聞き、骨董屋主人公のドラマの事と題名を聞いた。
<以下、隠し字>
福家は石松に三室犯人の疑問を言い、二岡と故曽根誠の家へ行き、藤堂を撮影所に訪れ、三室と辻殺害と言った。
福家は藤堂に、紛失した故曽根の原稿が藤堂のデビュー作だと辻が見つけた動機と、犯罪計画を述べたが藤堂は否定した。
福家は証拠を見つけ、藤堂のみが燭台をカップと見間違えた事を証明した。


監督:佐藤祐市
脚本:正岡謙一郎

第2話:禁断の筋書:2014年1月21日

漫画家・河出みどり(富田靖子)は大御所漫画家・細田理恵子(銀粉蝶)ゲストのパーティーに出席し、帰り道タクシーで湧泉舎の少女漫画雑誌「ルル」の編集部員・馬場康之(石井智也)から、みどりは湧泉舎・三浦真理子営業部長(渡辺真起子)が「ルル」のリニューアルに文句をつけ、連載のラインアップを変えるよう渡辺良進編集長(橋沢進一)に詰め寄っているらしいと聞いた。
リニューアル後の新連載予定のみどりは、真理子のマンションへ行くが、真理子の態度は横柄で、みどりは自分の新連載を切るのかと真理子に聞くと、新連載用のネームをバッサリと切り捨て、考えが甘く漫画家を辞めろと言い、真理子の頭をみどりは文鎮で殴りつけ、真理子をバスタブに落とし、足にケガの真理子が自ら倒れたように見せかけた。
翌日、真理子の不審死が発見され、福家警部補(檀れい)は鑑識係・二岡友成(柄本時生)から報告を受けバスルームを見て、福家はバスルームのドアが開いていたことが疑問だった。
福家は渡辺から三浦から特別な営業と聞き、みどりと三浦の同人誌時代の関係を聞き、河出を訪ね手袋着用を見て、バスルームのドアが開いていた事を聞いた。
入浴剤が当日編集部から入手で殺人容疑強くなり、石松警部(稲垣吾郎)は単独捜査を否定し、二岡と会いみどりの本は読み終え、真理子の指紋が無く、みどりを訪ね殆どがパソコンだがみどりは手書きと言い、福家はみどりは左手も使える知り当日の出入りと指認証と2回が気になった。
<以下、隠し字>
福家は細田にみどりと三浦の事を聞き、石松から報告書の厚み差を聞いた福家はみどりを訪ね本の浮き具合の差を調べ1冊に折り目がなく左手で書いたと考え、右手が怪我のみどりを疑うが、みどりはドレスは捨てたと言った。
細田と対談中のみどりに福家が来てブローチを借り、みどりのブローチのすり替えを指摘すると、細田は切られたのは自分だと言った。


監督:佐藤祐市
脚本:正岡謙一郎

第3話:プロジェクトブルー:2014年1月28日

「スワンプ・インプ」社長でフィギュア造型家・新井信弘(北村有起哉)は大手玩具メーカー「丸吉」とコラボ企画で「銀河戦士ブルーマン」の新フィギュアの造型を新井が製作する事になり、塗料会社・小寺浩二(中山祐一朗)も興味があった。
会議で「ブルーマン」のデザインが決定し試作品を急ぐ「丸吉」に、新井は一晩で作ると約束しフリーの造型家・西村浩(片桐仁)の作業場へ向かった。
15年前に「丸吉」が限定品で販売しマニア間で高値で売買の「ミリバール」というロボットフィギュアの贋作事件があり西村は、贋作を作ったのが新井だと知り新井をゆすり、新井は本物の「ミリバール」と偽物の交換を申し出たが、金を要求する西村を撲殺し、そこに小寺が西村の発注した塗料を届けに来た。
西村の死体発見し立ち去った小寺を物陰で見ていた新井は仕掛けをした。
翌朝、石松和夫警部(稲垣吾郎)らと福家警部補(檀れい)が来て、二岡友成(柄本時生)から殺害状況を聞いた福家はフィギュアの持ち去りと種類が疑問だが、石松らは西村の電話相手・小寺に容疑をかけた。
福家は新井を訪ね試作品を見、新井は凶器が写真から「ミリバール」と気づき、他の持ち去られたフィギュアを足型から言い当て、昨晩の仕事を言った。
拘留された小寺を福家が訪ね、小寺は本物の「ミリバール」を凶器にしなく贋作の方が出来が良いと言い、試作品制作は時間ギリギリと言った。
福家は新井を現場に誘い、新井は初めてと言い、福家は「ミリバール」だけが綺麗なのが不思議で、説明した新井に福家は「ミリバール」が本物が何故前提かと聞き、新井は写真で判ったと答え、福家は西村が本物を持っていたかが疑問と言った。
<以下、隠し字>
翌日販売店で福家は新井と会い、「ミリバール」の贋作を作ったと言い、友人の工場での何かの制作を示し、「ブルーマン」に新しい塗料の色が使ってあり、出来の良い「ミリバール」の贋作を西村が持ち、犯人は本物を置いて贋作を持ち帰り、それは新井だけと言ったが証拠がなかった。
福家は二岡と食事し、「ブルーマン」のデザインが事前に漏れていたと知り、小寺に西村と新井に届けた塗料を聞き色が変わったのが驚きと言い、福家は新井にアリバイが不成立で候補を全て用意して、新井にゴールドを届け西村に青を渡し、新井が現場で取り間違えた。


監督:岩田和行
脚本:麻倉圭司

第4話:月の雫:2014年2月04日

谷元雫(片平なぎさ)は佐藤酒造社長・佐藤(清水紘治)の車を運転して自身の谷元酒造の酒蔵に向かい、谷元酒造は佐藤酒造の値下げ攻勢で経営が悪化し吸収合併を佐藤に持ちかけられ、雫は従業員に秘密で酒蔵を見せた。
佐藤は谷元酒造の銘酒「月の雫」の名前が欲しく、伝統の味の手作り少量生産の「月の雫」を機械大量生産にする事を狙い、早朝の酒蔵に2人は着き、雫は佐藤を水のタンクに体当たりして櫂棒で水中に沈め殺害した。
谷元酒造の酒蔵で、石松警部(稲垣吾郎)と田所警部補(中本賢)は福家警部補(檀れい)に任せ、福家が警備員・田村(佐藤誓)に会うと酔っていて、雫が来て福家は死体発見時の状況を尋ねた。
雫は佐藤が出来た「月の雫」の味を盗みに来て、福家が見せた扇子が佐藤の物と言い、壊れた櫂棒を捨て、福家は佐藤の免許が無く、水のタンクに落ちたのは幸いと言った。
酒屋・鍋谷は佐藤から美味しくない新製品「藤乃誉」を飲まされ、「月の雫」は量が不安定で扱わず、佐藤は値引きが激しいと聞いた。
<以下、隠し字>
福家は雫に、佐藤が酒を飲んでいて、遺留品の多さから他にも人がいて、田村の見回りで早朝の行動から懐中電灯は必要無く木戸が開いていて、真夜中は開いていなかったと言った。
雫は福家を誘い「月の雫」を飲み、福家は従業員が言う女の勘を聞き、佐藤は「月の雫」の製法を盗む必要が無く吸収合併狙いと考え、雫は直ぐに最高の酒が出来ると言った。
福家は二岡(柄本時生)から酒蔵付近の気温を聞き、中西(竹内寿)から雫に「富士の誉」の銘柄を宛てられたと聞き、雫に酒の味が変と言うと雫は飲んだことがないと言い、雫は蔵を調べ木戸を開け、そこから従業員の憩いの場所が見えた。
雫が中西が飲んだ「藤乃誉」の銘柄をあてた理由は、その場所が見えたからだった。


監督:佐藤祐市
脚本:麻倉圭司

第5話:相棒:2014年2月11日

ベテラン漫才コンビの京阪のぼり・くだりは、ボケのくだりこと内海珠雄(ほんこん)が精彩を欠き、反対に相方ののぼりこと立石浩二(板尾創路)に単独仕事の話も来ていた。酔って舞台に上がる内海に事務所社長(笑福亭鶴光)やマネージャー・浜本雅志(福田転球)もあきれていた。
立石は内海にコンビ解散を頼むが、内海は半年待てと答え、立石は漫才を続けるのならと練習で内海を郊外の一軒家に誘い、待っていると内海がきるがカギがなく、塀を伝い木から2階のベランダに登るが、立石は内海を突き落し、内海は石でとどめを刺そうとする立石に内海は「捨てな」と言い死に、雨が降ってきた。
翌日、内海の死体を石松警部(稲垣吾郎)らは事故の転落死と見たが、福家警部補(檀れい)は二岡(柄本時生)から鑑識結果を聞き玄関先の植木鉢の下の合鍵を見つけ、立石と浜本が来て福家と会い立石は師匠の家と言い、最近は来ていないと言った。
福家は玄関のチラシの足跡と合鍵に納得せず、漫才の録画を見て内海を運んだ運転手が大丈夫かと思ったと聞き、立石と浜本を現場に呼びアリバイを確認し、内海と会う人がいたと考えたが、立石は内海の行動は説明不可能と言った。
<以下、隠し字>
福家は全ての漫才映像を見て、社長に立石と内海の仲を聞き、立石と会い普段スニーカーの内海が革靴を履いていた理由を聞き、コンビ解散が障害でコンビの立ち位置が途中から変わり喧嘩で内海の左耳が聞こえなくなり、立石は内海の行動が判らないと言った。
福家は二岡と内海の家に行きアルツハイマー型記憶障害と知り、立石に会い酔ったふりで誤魔化していて、内海のレコーダーが見つからず雨で流れ排水パイプで見つけ再生すると・・・・レコーダーを「捨てな」と言い・・・・。


監督:佐藤祐市
脚本:麻倉圭司

第6話:愛情のシナリオ:2014年2月18日

映画「東京ローズ」のオーディションが近い日、女優・小木野マリ(若村麻由美)は同じ女優・柿沼恵美(黒沢あすか)のマンションで数枚の写真を見せられ、「東京ローズ」プロデューサーとの熱愛現場が写っていた。
恵美はオーディションから降りるようマリに迫り、マリはオーディション不参加を約束したが、睡眠薬入りコーヒーをマリに渡し、ベランダの窓を開けマンション下をカップルが通り恵美が落下した。
警察が来て、二岡友成(柄本時生)が鑑識作業中に福家警部補(檀れい)が来て、遺書があり部屋に鍵がかかり、ポケットに鍵があり、恵美が自殺した可能性が高かった。
福家は、開けられた真新しいインスタントコーヒー瓶と捨てられた古い瓶を比較し、恵美が飼っている文鳥も気になり、レコーダーの録画検索ワードに小野木マリの名前が登録されていて、福家はスタジオでマリに会い恵美はライバルと言い吉野理香(高月彩良)はヒロイン候補で、恵美のコンタクトレンズが無かった。
<以下、隠し字>
福家はマリを恵美の部屋に誘い、鳥を無視で遺書は誰でも作れると言い、片眼のコンタクトレンズが無いと言った。
福家は恵美のマンションで二岡から写真の事を聞き鳥の特別な餌が届き、マリにコンタクトレンズが屋上から見つかりそこが現場で、密室は演出で、餌の再配達通知書が無くなっており連絡したマリの電話が部屋にあり、オーディション不合格を聞いたマリは自供し出頭した。
福家は面会で、マリが隠し子の吉野理香の薬物写真を隠す為が動機と言い、理香が薬物疑惑でヒロインを降りたと言った。


監督:岩田和行
脚本:正岡謙一郎・麻倉圭司

第7話:オッカムの剃刀(前編):2014年2月25日

城北大学の近辺で、強盗事件が多発していた。
復顔で有名な教授・柳田嘉文(古谷一行)は、元教え子で講師・池内国雄(みのすけ)の研究室を訪ね、柳田は池内に脅され警察庁科学警察研究所への推薦を頼まれ、柳田は推薦したことを伝えたが池内は今後も考え証拠のディスクを返さなく、その夜柳田は池内を待ち伏せて殺害し持ち物を奪い、勉強会に出席した。
池内の死体がまもなく発見され石松警部(稲垣吾郎)は一連の強盗事件容疑者の犯行と考えたが、福家警部補(檀れい)は名前と遺留品を二岡友成(柄本時生)から聞き煙草を見つけた。
柳田は城北大学で奪った物を処理していると、福家が池内の研究室へ来て、柳田が行くと以前講演会であったと挨拶し、福家は池内の所持品のキーリングに自宅とシールが貼られた1本だけに疑問を持ち、職場の鍵の可能性と考えた。
福家は寸前に部屋に誰かいた痕跡に気づき、柳田が1課だと言った事が気になり、警備員から池内が生徒に物を隠されていた場所で鍵を見つけた。
石松警部らは今井圭三(柳憂怜)という容疑者を追っていた。
福家は池内が自分の車を使用しなかった事が疑問だが、柳田は偶然は起きると言い、福家は学生・川本から池内がメモ魔と聞き、当夜に同じ道を通っていてと知り、犯人の手際が悪い過ぎる模倣と考え、福家は通り道の必然性を考え、煙草の購入と吸い場所を探しバーを見つけ、池内への計画殺害と考え、柳田の池内の推薦も疑問だった。
石松警部らは今井が逃走し追い、池内事件の同一証拠も有ったが、福家は柳田と今井の関係を疑うが、今井が死体で見つかり福家は柳田に会い要求通りに詫びた。


監督:岩田和行
脚本:麻倉圭司

第8話:オッカムの剃刀(後編):2014年3月04日

城北大学講師・池内国雄(みのすけ)殺害事件で石松警部(稲垣吾郎)らは連続強盗犯による犯行と断定し前科者・今井(柳憂怜)の行方を追い、福家警部補(檀れい)は同大学特任教授・柳田(古谷一行)を捜査対象者としたが殺害証拠や動機は解明出来ていなかった。
今井の遺体が見つかり、警察は転落事故で被疑者死亡で事件に終えようとし、今井が潜伏した部屋から証拠品が出て、福家は石松から謹慎処分にされ、福家は二岡友成(柄本時生)と柳田にゆき、頭を下げて謝罪する福家に不審点を疑う二岡に、福家は推論と言った。石松は今井の犯行としては都合良く揃った証拠品が不審で、高額なマンションの家賃を今井はどうやって捻出したか疑問だった。
川本が池内が注文していた復顔材料を持ち込み二岡は不審だが謹慎中の福家が来て、今井と柳田に繋がりがあり今井のアリバイが有ったが証拠が優先されるので動機を探すと言った。
福家は柳田の講義を受け、柳田は妻を探すのが目的で復顔を始めたと言い、二岡は柳田の資料から1件なくなり池内の資料にもないがあるメモが有った。
<以下、隠し字>
福家は柳田に復顔を持ち込み、柳田の実家へ行き23年前に柳田が妻を殺し既に見つかったがわざと間違い隠したと言い、それの隠蔽の為に池内や今井を殺したと言った。
資料を要求する柳田に福家は復顔は資料に基づくと言い池内の部屋に有るマッチと言い、柳田が直ぐに1つを取りあげたが殺害当日にバーで貰ったマッチで犯行現場でのみ見れたもので、石松が来て復顔は資料に基づくと言い、柳田を同行した。


監督:岩田和行
脚本:麻倉圭司

第9話:或る夜の出来事:2014年3月11日

聖南総合病院救命センター初療室は今は稼働せず備品置場になり、そこへ同病院外科部長・森本和弘(長谷川公彦)で、同じ備品置場にきたのは同病院に配属されたばかりと語る眼科医・洗浄こと木原幸信(林遣都)で森本を殺し隠し、次ぎに丸山陽子(室井滋)が来て、少し時間をおき荒川勉(きたろう)が入ってきた。
互いに不審と疑い、部屋の隅に森本の死体を発見し驚くと、そこに福家警部補(檀れい)がきて、福家は遺体を見て現場を保持で動かないよう指示を出した。
福家は鞄を忘れ、警察手帳も持たず、刑事らしくなく誰も刑事と信じてくれなく、福家は携帯も持たず、唯一携帯電話を持つ木原が警察に通報したが警察は現れなかった。
石松警部(稲垣吾郎)は盗難犯の聴取を行い、病院から盗んだ2枚のカルテが疑問と言い、医師は森本で被害者は木原だった。
木原が死体を調べるが間違いが多く、事故死というが矛盾があり、荒川が逃げようとするが廊下に鍵がかかっていて製薬会社員と言った。
<以下、隠し字>
福家は傷で殺人の可能性を言い、荒川の鞄から大金が見つかり、交互に身体検査を行い、福家は木原の靴と血に注意し、丸山の鞄から凶器と写真が見つかり、福家は通じないという通話器が疑問で犯人が知らなければ使う真似の可能性があった。
木原の動作の疑問を並べて、ボタンを最初に森本の手に福家は隠し犯人がとりだしたと言い、荒川は木原の身体検査で何もないと言い、森本の携帯電話がなり石松警部が出た。
丸山と荒川は森本を弁護し、福家は窃盗犯の研修医が医療過誤を自白したと言った。
石松警部が来て、福家に犯人を聞いた。


監督:佐藤祐市
脚本:丸茂周・麻倉圭司

第10話:少女の沈黙:2014年3月18日

菅村巽(岩城滉一)は菅村組三代目組長の婿養子で四代目組長を務めたが、三代目の娘・自身の妻を組抗争で失い、組を解散し菅村は警備会社を作り1年が経った。
元若頭・遠藤次郎(デビット伊東)は組復活の為に菅村の長女・比奈(吉田里琴)を誘拐し、遠藤の狙いは組復活で麻薬販売ルートの確保で、菅村は娘とカタギの元組員たちを守るため、遠藤とつながる元組員・金沢肇(米村亮太朗)を利用し金沢と遠藤に会い二人を殺害し、誘拐犯の仲間割れ殺害事件と見せかけ、菅村は耳と目隠しで監禁されていた娘・比奈が殺害現場にいてそのままに菅村は立ち去った。
現場で福家警部補(檀れい)に、石松警部(稲垣吾郎)は福家に事件の担当を命じ、悲惨な状況に福家は動じなく、福家の様子を見て石松は彼女の過去が気になった。
二岡友成(柄本時生)から状況を聞いた福家は、菅村と比奈に病院で会い、電話の内容を聞き、元組合員と会い、凶器に比奈の指紋が会った理由を聞いた。
福家は病院に比奈を訪ね質問するが何も聞けず、菅村の警備会社を訪ね組を知りたいと言い、遠藤の高級な服装が気になり復興を望み麻薬に手を出していたと聞き、比奈の沈黙の理由を知りたいと言った。
<以下、隠し字>
福家は荷物を持って比奈を訪ね、凶器に触った理由を聞き菅村が止めたが靴下に血がなく目隠しに隙間があった可能性を言い、向かった方向が出口と逆で靴を見たかと聞いたが何もしなく見ないと言った。
福家は二岡から凶器にダイヤの傷が会ったと聞き、病院に行くと菅村と比奈の刃物自殺を見つけ、仮説を語り犯人の指紋を消す為に凶器をさわったと言い、比奈は父と答えた。
石松は海外時代の福家の写真を見て・・・・。


監督:岩田和行
脚本:麻倉圭司

第11話:(最終回)女神の微笑:2014年3月25日

車椅子の老女・後藤喜子(八千草薫)がミカンを落とし、網山(松本実)に拾って貰い、後藤秀治(山本學)が網山の黒かばんをすり替え、喜子と秀治は夫婦だった。
網山は仲間に黒かばんを持って行き次の犯罪計画を話すとかばんの爆弾が爆発して全員即死した。
爆発現場に来た福家警部補(檀れい)は車いすの喜子とぶつかり、被害者は宝石泥棒の容疑者で爆弾が2つあったと二岡友成(柄本時生)が言い、福家は爆破時に近くの喫茶店に老夫婦がいた証言で後藤夫婦を訪ね、喜子は嬉しそうに話し、福家はアパートの他は害虫駆除の貼り紙でいなく、後藤家でラジコンと亡き娘・あかりの事を聞いた。
喜子は福家が車椅子のレンタル番号から後藤家を訪ねたと言った。
石松警部(稲垣吾郎)は昇進と二岡が言い、福家に警部推薦書類を出し、後藤あかりの名前に過去の事を話した。
福家は、後藤夫婦を訪ね動機が不明で宝石泥棒を知る方法がないと言い、喜子は可能かもと言い、福家は後藤夫婦の仕事から爆発物製造が可能と聞いた。
二岡は宝石泥棒の車と後藤夫婦の車が写る監視カメラ映像を見つけたが話しが聞けたとも思えないと言い、福家はあかりの墓に後藤夫婦を訪ね、過去にも同じ爆弾を使った犯罪が悪人に対し有ったと言い、カメラ映像では離れていたが唇の動きで会話内容が判ったと言うと、喜子は警察は被害がないと何もしないと言った。
<以下、隠し字>
石松に福家は資格がないと言い、福家は犯人は4人でまだ終わっていないと2人で後藤家に行き4人目が判りそちらに廻り、後藤夫婦の犯罪を止め、喜子は爆発させなかった。
石松と福家が来て、爆弾の部品に指紋がありそれは福家の指紋で、喜子は福家の唇を読んでいて、福家は憎い相手がいるが殺す事が出来なく正義を守りたいと言い、喜子は出頭すると言い、自爆した。


監督:佐藤祐市
脚本:麻倉圭司

感想

原作はコロンボ作品のノベライズ化を行った作者が、書いたシリーズ。
個性がコロンボ並みに強いがドラマでは難しい。
倒叙方式の特徴はマニア向けでしょう。

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