真夜中の雨

キャスト

都倉隆(織田裕二):外科医
水澤由希子(松雪泰子):渋谷南署刑事。
泉田俊介(阿部寛):外科医で泉田家の長男。
広田マキ(田中美里):主任看護師。
樋口功一(佐藤二朗):渋谷南署刑事
泉田信哉(松岡俊介):レントゲン技師で泉田家の次男。
泉田香織(山田麻衣子):大学生で泉田家の長女。
粕谷賢司(芹澤名人):医師
目黒はじめ(三宅弘城):医師
里谷今日子(赤坂七恵):看護師
山根瞳(新谷真弓):看護師
植村春香(中江智子):看護師
泉田佳代子(泉晶子):慶一郎の妻
三輪忠志(佐戸井けん太):患者・水澤の父?
小笠原彰(津嘉山正種):慶明大学教授
熱川治虫(渡辺いっけい):医師
安藤浩(石黒賢):泉田病院事務長
泉田慶一郎(長塚京三):泉田病院の院長。

スタッフ

脚本:福田靖
演出:若松節朗・福澤克雄・松原浩・村谷嘉則
2002年

第1話:2002年10月10日:危険なめぐり逢い:59m

外科医・都倉隆(織田裕二)は長い手術を終えると教授からその名義で手術記録の提出を言われ、電話で誘われ個人病院ではトップクラスの泉田病院へ行き事務長・安藤浩(石黒賢)が迎え、院長・泉田慶一郎(長塚京三)に会った。
熱川治虫(渡辺いっけい)医師らが長男・泉田俊介(阿部寛)の噂をし次男・泉田信哉(松岡俊介)よりましと話し、俊介に外科主任を任せると言った。
警察が指名手配犯・及川を追い、渋谷南署刑事・水澤由希子(松雪泰子)が発見したが逃げ撃ち、安藤は病院から緊急患者の連絡を断れと言うが都倉が受け入れ刑事・樋口功一(佐藤二朗)と水澤が来て重要参考人と言い、都倉は弾丸を摘出し命を助け、主任看護師・広田マキ(田中美里)が挨拶し、水澤の傷を手当てし、安藤は院長の命令が絶対と言うが明日に判ると答え、水澤は上司に怒られ悩んだ。
慶一郎は長女・泉田香織(山田麻衣子)と妻・泉田佳代子(泉晶子)と信哉との食事で病院は譲っていないと言い、翌朝に病院に報道が押しかけ、院長が都倉に難しい手術と言い記者会見に出席を求め病院の宣伝に使った。
水澤が都倉に医者になる理由を聞くと殺人にならなかったと答え、俊介は都倉の履歴を調べ、都倉は植物状態の患者を診て、及川に殺された被害者の息子が病院に来たが水澤と樋口が止め、水澤は都倉に及川の罪を語り、及川が急変し都倉が再手術を行うが心拍停止したが、心臓マッサージで回復させた。
都倉は水澤に罪人は裁判で裁かれるべきで、刑事を辞めるべきでないと言った。


演出:若松節朗

第2話:2002年10月17日:彼の悲しい告白:46m

外科主任・俊介(阿部寛)と熱川(渡辺いっけい)と目黒はじめ(三宅弘城)と都倉(織田裕二)らが重病患者・三枝(平泉成)のオペを話し、慶明大学病院教授への転院を話すと都倉が執刀を言い、水澤(松雪泰子)が通院し院長・慶一郎(長塚京三)の指示で都倉が優先で処置した。
水澤が元警察学校教官・三枝に挨拶し、安藤(石黒賢)も執刀を止めるが都倉が三枝の必要と20%の成功率を伝え、樋口(佐藤二朗)と水澤が女性殺害現場を捜査し水澤が水を見て発作を起こし手を怪我し、水澤が三枝を見舞い水が駄目か聞くと都倉が回診に来た。
俊介は都倉に家族の事を話し、水澤が来て三枝の症状を聞きと逆に水が駄目な事情を聞かれ子供の頃に溺れた事を言うと外科医には治せないと言われ、香織(山田麻衣子)が安藤と会い都倉の事を話し、水澤は都倉の出身大学で家庭が複雑と聞いた。
三枝が発作が起き都倉は慶明大学に送ると聞き、都倉は降りると言い、水澤が慶一郎に事情と緊急手術を伸ばす理由を聞き、都倉が執刀になり俊介の助手で都倉が三枝の心臓手術を始めた終えたが再度悪化し死亡した。
都倉は水澤から両親を亡くし三枝に思い入れが有ったと告げ、都倉は水澤を乗せた車を海に連れ水に怯える者に判らなく、自分の母は殺されたと言った。


演出:若松節朗

第3話:2002年10月24日:21年間も眠り続ける男の正体:46m

都倉(織田裕二)は水澤(松雪泰子)の過去を聞き、安藤(石黒賢)は院長・慶一郎(長塚京三)の指示で減俸と告げ、慶一郎と外科主任・俊介(阿部寛)は21年眠り続ける患者・田中を家族の希望と話し、少女の患者が来て都倉が気づき見ると指が動いた。
熱川(渡辺いっけい)は田中の事情は知らず、費用は振り込まれていると言い、主任看護師・マキ(田中美里)が指が動くのを見て慶一郎は成り行きが一番と言い、都倉は治療しない権利は無いと言い、水澤は都倉の過去を調べた。
信哉(松岡俊介)が都倉に田中のレントゲン写真を見せ山梨から転院と言い、都倉は水澤に過去の詮索を聞き、近くで騒ぎが起こり男が香織(山田麻衣子)に薬を売ろうとし水澤が対応するが逃げ第3者を刺し、都倉が近くの病院に運び医師(奥村公延)と香織と水澤とを手伝わせ都倉が止血し救急車で運んだ。
男は逮捕され、香織は慶一郎らに秘密を頼み、都倉は水澤に田中の交通事件調査を頼み、俊介は慶一郎に田中の高額入院費が目的と言い、香織は都倉に口止め料と田中のレントゲン写真を渡し、患者が三輪忠志(佐戸井けん太)と知った。
水澤は元同僚の交通巡査から資料を受け取り、聞いた三輪の事件を見つけ日時と場所を都倉に伝え病院に行き、都倉と三輪に会い父と呼んだ。


演出:福澤克雄

第4話:2002年10月31日:胸が引き裂かれる辛い思い出:46m

水澤(松雪泰子)は都倉(織田裕二)の患者・田中が父・三輪(佐戸井けん太)と知り、外科主任・俊介(阿部寛)に都倉は反応を起こす薬の投入を答え、都倉と俊介と水澤は院長・慶一郎(長塚京三)に三輪だと告げ、水澤は21年前の事故で父の死を聞いたと言い、慶一郎は地方病院から頼まれた死亡の可能性が高く引き取った医師の良心と答えた。
熱川(渡辺いっけい)と安藤(石黒賢)らと扱いを話し、都倉も担当になり、慶一郎の資料持ち出しに自分と言うが庇っていると知られ、片桐邦夫(大沢樹生)の手配書が回り水澤は樋口(佐藤二朗)に父が見つかったと告げ、都倉と熱川は三輪を検査し処置を考え、水澤と樋口は都倉から片桐は友人と聞き水澤が張り込み、信哉(松岡俊介)は香織(山田麻衣子)が資料を盗んだと言い、香織は慶一郎に認め、安藤は今日子(赤坂七恵)に当たった。
都倉は水澤は水アレルギーも事故のせいで現場には怖くて行っていないと聞き、片桐が来て手の治療を言い借金を求め、都倉は自首を勧めるが片桐がマキ(田中美里)を人質にして都倉の貧乏な過去を話すが、都倉は片桐の治療を言い、警察が捕らえた。
水澤は都倉に事故現場に行くと言い、山梨の富士美湖に行くと都倉も来てて、養護施設に遊びに行ってピアノを聞いたと言い弾いてたのは母で事故で亡くし、水澤の事故の相手側で男が運転して現場から逃げたが警察は幼い都倉を信じなかったが三輪は顔を見ていると言った。


演出:若松節朗

第5話:2002年11月7日:森に消えた男の驚くべき正体:46m

都倉(織田裕二)は水澤(松雪泰子)に事故から逃げた男を言い、山梨の富士美警察に行くが子供の証言は無視で第1発見者はいないと言い、安藤(石黒賢)は慶一郎(長塚京三)と俊介(阿部寛)に新事業の赤字を告げた。
都倉は父を知らないと水澤と話し、男を見つけてどうするかと尋ねると真実を知りたいと答え、刑事から通報者・須藤克己を聞き会うが判らず、養護施設で見た男に事故目撃前に車を止められ知らされ、養護施設を知っている橘真理子(高林由紀子)を教えられた。
会議で安藤は患者の入れ替えを提案し、都倉と水澤は真理子が動脈粒で入院中で娘は都倉の母を聞いており、院長(浜田晃)は治療をしないが転院は認めず、都倉は安藤から戻れと連絡を受け慶一郎・俊介・安藤から公開オペを求められ真理子の手術を考え、安藤は院長に転院交渉をして、転院が決まった。
都倉が公開オペを始め成功させて、水澤は真理子の娘から手紙と写真を預かり写っている人物に気づくと慶一郎で、都倉は会見に向かい見つめて握手をした。


演出:松原浩

第6話:2002年11月14日:彼が動き出す:46m

都倉(織田裕二)と水澤(松雪泰子)は第三の男が院長・慶一郎(長塚京三)と知り真理子(高林由紀子)の意識回復を待ち、樋口(佐藤二朗)が怪我の息子・真一を連れて病院に来て、都倉は真理子に会い娘から預かった写真が昔の養護施設で、女性は香山秋江で男性は秋江を訪ねて来た息子・隆の父と聞いた。
慶明大学教授・小笠原彰(津嘉山正種)は慶一郎と俊介(阿部寛)に公開手術を話し、水澤は父・三輪(佐戸井けん太)を見舞い、都倉はDNA検査結果を知り、都倉は慶一郎から真理子の退院の許可と三輪の担当を都倉にする事に文句を言われ、自分の築いた財産は手離さないと聞き、都倉は水澤に病院の5年前の査察を言うとDNA検査結果で慶一郎が父と言った。
安藤(石黒賢)に慶一郎は立て直し案を要求し、粕谷(芹澤名人)や目黒(三宅弘城)が赤字責任を言い、都倉は安藤に協力と1千万円の手配を伝え、水澤は香織(山田麻衣子)に都倉との恋愛相談され止めた方が良いと言い、食事会に都倉が招かれ慶一郎は不満で都倉は最近父に会ったが最悪と言い帰り俊介が謝った。
都倉は粕谷担当の患者・長尾のぶえの新聞記者の夫に手術中止を伝え、粕谷に診断ミスを伝え、都倉は安藤と粕谷の仲介で小笠原に会い金を渡し、都倉は真一に会い父との先の事を考え過ぎると話し、慶一郎から呼ばれ新聞記事の写真の差し替えでくびと言われたが、慶一郎は小笠原から都倉の下に第2外科を作れと言われた。


演出:若松節朗

第7話:2002年11月21日:父の深い衝撃:46m

都倉(織田裕二)は俊介(阿部寛)と手術し、安藤(石黒賢)は都倉希望の患者が多いと言い、俊介の第1外科の成績は落ち、マキ(田中美里)らも都倉が変わったと噂した。
第1外科と第2外科が対立しがちで俊介は警戒し、都倉は安藤に患者の少ない科の閉鎖を提案し、水澤(松雪泰子)は自首犯を調べ身代わりと責め、樋口(佐藤二朗)は目が違うと言い、慶一郎(長塚京三)はマキに安藤と都倉の事を聞き、慶一郎は小笠原(津嘉山正種)から医師会役員が駄目で皮膚科等の廃止とゆくゆくの外科専門化を聞いた。
俊介は水澤に都倉の事を聞くが逆に慶一郎の事を言われ、水澤は樋口から容疑者が自首犯の息子と知り、都倉から病院を救いたいだけと聞き、都倉は俊介が慶一郎に慶明大学を切る言うのを聞き、香織(山田麻衣子)が11/23生まれの23才と知った。
香織は誕生日に友人を招き都倉も出席し、信哉(松岡俊介)が生まれた時に慶一郎がずぶ濡れで駆けつけたと言い、都倉は母の事を話し父がいれば最よかったと話しかけ止め、水澤から三輪(佐戸井けん太)が動いたと連絡で行き、都倉を追った香織が階段から落ち入院し、慶一郎は都倉に家族に関わるなと言った。
都倉は慶一郎に娘の誕生に間に合うために母を見捨て、香山秋江の息子と言った。


演出:松原浩

第8話:2002年11月28日:父と二人の息子:46m

都倉(織田裕二)は慶一郎(長塚京三)に息子と言うと、慶一郎が倒れ心不全の疑いが有り俊介(阿部寛)や信哉(松岡俊介)や香織(山田麻衣子)や安藤(石黒賢)や熱川(渡辺いっけい)が来て、バチスタ手術が必要で俊介は自分が執刀と言った。
慶一郎に俊介がバチスタ手術を勧め、都倉に執刀を指示し身内と言う都倉に証拠を求め、俊介が知るが慶一郎は都倉の執刀を変えず、俊介は信哉と香織に慶一郎のオペを伝え、都倉は安藤に小笠原(津嘉山正種)の協力で手術を言った。
俊介は熱川に慶一郎に内緒の人事を伝え、樋口(佐藤二朗)は水澤(松雪泰子)と都倉と慶一郎の親子を話し、都倉は慶一郎に自分ら母子の事を聞くが答えず、安藤は小笠原から俊介が関係拒否を聞き、俊介が淳心大との提携を話し自身でオペすると言った。
水澤は慶一郎に都倉がオペから外された事と三輪(佐戸井けん太)の容体を話し、安藤は熱川に健康診断の事を尋ね、都倉はマキ(田中美里)にバチスタ手術の機械出しを頼み練習をし、俊介は熱川から人手が回せなくなったと聞き、信哉と香織は俊介のオペに不安で、俊介は都倉にオペを頼んだ。
慶一郎のオペを都倉とマキらが始め成功させ、水澤は当時の新聞記事を都倉に渡すと通行止めを見つけ、慶一郎が当夜帰った事が疑問で現場の男が慶一郎でないと知り、慶一郎はいい加減な事を言っていると思われたくなく都倉母子を捨てた事は事実と答え、水澤も呼び当時運転は自分でぬかるみにはまり去り、会った運転手に助けを求めて自分は東京に戻り翌日事故を知ったと語り、2人に謝った。


演出:若松節朗

第9話:2002年12月5日:すべては偶然ではなかった!:46m

都倉(織田裕二)は見た男が慶一郎(長塚京三)と知り、水澤(松雪泰子)は樋口(佐藤二朗)にもう1人男が居たと告げ当時の記録を調べ、俊介(阿部寛)は家族が無関係で慶一郎に病院経営を淳心大提携に変えたと伝えた。
都倉は水澤に三輪(佐戸井けん太)の覚醒は外因と考え外に連れ出し子供の声を聞くと反応すと考え安藤(石黒賢)と医師に告げ、熱川(渡辺いっけい)が後輩が増え態度が変わり、慶一郎が院長室に戻り、安藤はマキ(田中美里)と送られたファックスを見て慶一郎ら家族に見せ、慶一郎は認めた。
信哉(松岡俊介)と香織(山田麻衣子)は都倉にファックスを見せ病院中に広がり、安藤は熱川を疑い都倉に次期院長に勧め、香織が水澤にファックスを見せ、都倉は慶一郎にファックスを書いた人間は過去を知り悪意を持つと言い、水澤から鎖骨が折れた偽名の若い患者の存在を聞き、水澤を信哉が呼び出し慶一郎が香織が帰らないと言い、都倉は信哉から家族がバラバラだが元々話し合えない家族と聞き、マキは安藤に香織と一緒と伝えファックスを流したと疑った。
水澤は三輪の病室の窓が開け離しを見つけ、都倉は安藤や熱川に高熱で肺炎の可能性と告げ仕組まれたと考え、水澤にだけ三輪は大丈夫で覚醒の可能性を伝え、鎖骨が折れたレントゲン写真を見せ、事件関係者が意図的に病院に集められたと言った。
都倉は安藤を三輪の病室に呼び、覚醒したと告げた。


演出:村谷嘉則

第10話:2002年12月12日:真犯人:46m

都倉(織田裕二)と水澤(松雪泰子)は安藤(石黒賢)に三輪(佐戸井けん太)が覚醒し近く話せると告げ、都倉は水澤に安藤が謎の男で姿を隠した理由を突き止めようと言い、水澤は樋口(佐藤二朗)に安藤の出身と当時の病院の偽名少年の存在を伝えた。
熱川(渡辺いっけい)と俊介(阿部寛)と都倉と安藤と粕谷(芹澤名人)が患者の減少を話し提携と経営を考え、都倉は患者が慶明大関連に流れていると伝え、香織(山田麻衣子)はマキ(田中美里)にしばらく居たいと伝えた。
安藤が慶明大・小笠原(津嘉山正種)に俊介と慶一郎(長塚京三)との経営では駄目で、自分が経営者になりたいと協力を求め、マキが安藤に香織の事を告げ経営取得を言われ、水澤は都倉に17才の少年の年上の女性への想いの可能性を話し、慶一郎は都倉に家族の脆さが予想外と告げ都倉は患者自身の回復力を答えた。
安藤は三輪の病室に忍び酸素を止めての殺害を謀るが都倉が止めさせ、裏金の動きを聞き罠に嵌めたと言う安藤に、21年前の真相を聞くと自分だと打ち明け善意で助けたが対向車が現れ事故が起きて逃げたと言い、対向車の運転手に顔を見られたと怯え入院病院に来たと言い、覚醒間際に窓を開けただけで、都倉が慶一郎の子と知り病院乗っ取りを謀り利用を考え都倉を呼んだと言った。
都倉は安藤に病院から去れと言い、水澤に知らせまだ何か隠していると言い、俊介は慶一郎に安藤の不在を告げ、都倉は小笠原を訪ね有効関係を求め、水澤は三輪と自殺した安藤伸夫との関係を知り、安藤が三輪の病室に忍び注射しようとすると都倉だけが居て何があったか聞き安藤は三輪が父を僅かな金で追い詰めたと言い、水澤が自分と都倉の家族を奪ったと銃を向けた。


演出:松原浩

最終(11)話:2002年12月19日:雨の終わるとき:46m

都倉(織田裕二)と水澤(松雪泰子)は三輪(佐戸井けん太)殺害を狙った安藤(石黒賢)を追い詰めるが、三輪の容体が急変しその隙に安藤が逃亡し、慶一郎(長塚京三)が謝罪会見し、熱川(渡辺いっけい)は淳心大医師を去らせた。
俊介(阿部寛)と都倉は自分らだけで対応を言い、水澤はマキ(田中美里)に安藤の行方を聞くが知らず、都倉は慶一郎と俊介に外科病院への改革を言うが2人は総合病院に拘り、マキは安藤の電話に三輪の容体が急変を伝え、水澤と香織(山田麻衣子)は倒れたマキを病院に運んだ。
安藤は水澤を襲うが樋口(佐藤二朗)ら警備員に逮捕され、俊介は大学病院との提携に拘るが断られ、慶一郎は都倉に三輪の手術を自分で行うと言い、都倉は病院改革案を作り直し友人医師らに泉田病院への移転を伝え、俊介と慶一郎に心臓外科以外を他の開業医に貸し出す案を示し、帰国した医師・八木沢(吹越満)に都倉は大学病院に見放されそれ以外の人材を探していると伝えた。
三輪が急変し、慶一郎と都倉が緊急手術を始め成功し慶一郎は都倉に家族の一員と呼び、1月後にメディカルセンターに生まれ変わり、水澤は拘置所の安藤に捜査終了を告げると都倉と水澤への謝罪とマキへの謝罪の連絡を頼み、三輪が意識を取り戻し始めた。
メディカルセンター開業レセプションで慶一郎・俊介が挨拶し都倉は心のケアを語り部門新設でスタートを話し、続いて新しい医師が挨拶した。


演出:若松節朗

感想

私立総合病院が舞台で主人公は、医師と刑事。
単純な医療ドラマでも刑事ドラマでもない。
家族とは何かを、21年の空白を探して考える。

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