警部補矢部謙三2

キャスト

矢部謙三(生瀬勝久)
秋葉原人(池田鉄洋)
御手洗未来(畠山彩奈)
玉置浩市(相島一之)
菊池愛介(姜暢雄)
御手洗仁美(三船美佳) 駄菓子屋マスター(ミスターちん)
国木田晃(佐戸井けん太)
御手洗ちかお(大和田伸也)

スタッフ

演出:木村ひさし・藤原知之
脚本:福田卓郎・高山直也

第1話 殺しの暗号!天才少女VS最も優秀な刑事[2013年7月5日放送]

「碧き予言者」と名乗る窃盗犯が謎めいた犯行予告を警察に送り無視していたら、女性オーナー・大道寺文乃(秋本奈緒美)の店から宝石を持ち去り、警察に非難が集まった。
ホテルで新警視総監・御手洗ちかお(大和田伸也)就任式があり、矢部謙三(生瀬勝久)と秋葉原人(池田鉄洋)は警備だったが相変わらずのんびりしていたら、矢部は総監の娘・御手洗未来(畠山彩奈)と知り合ったが、未来は知識豊富な子供だった。
「碧き予言者」から総監宛てにまた犯行予告の謎が届き、未来は矢部の前で簡単に解き、その後捜査を総監に一任と勘違いの矢部は記者会見で犯人に宣戦布告し、犯人は新たな犯行予告を警察に送りつけた。
矢部は窮地になり、警察はチームを作り暗号解読するが答えは間違った。
矢部は謎を解いた未来の利用を思いつき、推理マニアの未来も総監の父親の弱点を元に捜査に加わることを要求して、2人は「碧き予言者」の捜査にあたり、総監・御手洗は矢部が弱点をばらさないか気になった。
<以下、隠し字> 未来は場所を解き、矢部は一人で乗り込み3人組を逃がし、そこの女性オーナー・大道寺文乃に会い姉妹店と言い、また新しい犯行予告の謎が届き、未来が解くと文乃はそのビルの場所を教えた。
ビルに乗り込んだ矢部らを爆破しようとした犯人らのビルが爆発し、未来はビルの名前がプレートが壊れ違うと知り、真犯人が判るが矢部と未来は爆発物と閉じ込めらるが爆発物を蹴り出し、犯人は逮捕され・・・・・・・・・。

第2話 ウイルステロを阻止せよ!相棒が必ず死ぬ女[2013年7月12日放送]

警視総監(大和田伸也)宛てにウイルステロを予告の脅迫状が送られてきて、矢部(生瀬勝久)に未来(畠山彩奈)は父総監の弱点を教え捜査に参加させた。
2日で10億円を振り込まないと殺人ウイルスで無差別テロを実行すると脅し、インターポールの派遣捜査官・銭形エリカ(音月桂)が来て犯人は科学者・新島ピエールと言い、総監はエリカと連携捜査を指示するが彼女は相棒は捜査中に死に、彼女は「相棒殺しの死神」と呼ばれていた。
総監は矢部をエリカの相棒に任命し、死を密かに願いピエールの捜査に送り出し、矢部は秋葉(池田鉄洋)に未来の相手を命じ、エリカは矢部を食事に誘い、オーナーの跡を尾行し部屋に入ると殺されていた。
総監にインターポールからジェームズ(浅野和之)が訪ね、エリカには二重スパイの容疑があり、コンビの人間が危ないといった。
エリカは理容店を尋ね新島が死んでいると聞き、矢部が襲われるがエリカがやっつけ、秋葉と未来も見ており、エリカは奈落倉庫に入ったが怪しい男に襲われるが矢部は偶然に避けるがそこでエリカが「相棒殺しの死神」と知った。
<以下、隠し字> 未来の機転でエリカと矢部は助かるが、未来に冷たい矢部をエリカは非難し、エリカは犯人の遺留品から捜査を続け、矢部はジェームズからエリカが怪しいと聞いた。
エリカと矢部は病院に入り別れるが、未来の機転で秋葉も入り込み、矢部はウイルスを見つけるが、エリカとジェームズが本物か判らなく、エリカと矢部は閉じ込められた。
未来と秋葉は話を盗聴し、ジェームズは2つのボンベの片方にウイルスがあると言い矢部は迷い、秋葉が緊急ボタンを押し未来が8桁の暗号を元素番号で気づき、ピエールを逮捕し・・・・・・・。

第3話 危険なプロポーズ!婚約者が必ず死ぬ女 [2013年7月26日放送]

財界の人物が不審事故死が発生し、銀座のクラブママ・山川一子(井上和香)と婚約で警察で財産目当の事故と疑惑で、総監(大和田伸也)の娘・未来(畠山彩奈)は悪女クラブからの手紙を矢部(生瀬勝久)に言い事件を知りたがった。
玉置(相島一之)は共通点があるが証拠がなく、一子は心理学科出身でアメリカで精神分析学を学んでいて警察は潜入捜査を決め、総監は矢部を指名した。
国木田(佐戸井けん太)は古葉(黄川田将也)を協力者にし矢部と秋葉(池田鉄洋)は一子へ接近し店を訪れホステス・真理奈(Sharo)から手紙を受け取り、矢部は無理に一子の部屋に行き催眠術で身元を知られ、真理奈の手紙も読まれた。
翌日矢部が潜入捜査の成果で真理奈と会うと言うと、そこに真理奈の殺人事件が発生し矢部は殺人現場で謎のダイイングメッセージを見た。
未来は矢部と秋葉に催眠で暗示を掛けたと推測し、総監と玉置は矢部に一子に結婚を申し込む提案をし、店長・吉野(山中崇)からよろしくと言われが、一子は結婚を申し込みに相手が死ぬからと断り矢部と婚前契約書を結んだ。
<以下、隠し字> 矢部と古葉は吉野を疑い、吉野に一子への伝言の罠を掛けて現場を押さえると一子が言葉を掛けると屋上から飛び降りた。
吉野は一子のストーカーと思われたが、未来は靴の紐の結び目が違うと気づき死体移動に見せかけ、一子の催眠を動かす言葉を知り矢部が危ないと気づき、古葉は吉野の日記から殺害方法を知り矢部が「箸」を「端」と間違え助かり、一子を逮捕した。

第4話 誰にでも変装できる暗殺者[2013年8月2日放送]

外科医・暮松(齋賀正和)が研修先のアトランタの病院で殺害された。
未来(畠山彩奈)は矢部(生瀬勝久)と秋葉(池田鉄洋)に捜査に参加させないので出世出来ないと言うが、総監(大和田伸也)は浮気を矢部に脅されていた。
玉置(相島一之)が暮松殺害と化けた人物が空港のカメラに写り犯行方法から日本に潜入したと報告し、誰にでも変装できるコヨーテが日本に潜入し、レンタカーが温泉宿で発見され、暮松の恩師・片桐孝彦教授(岡本富士太)の勇退会が開かれターゲットは参加者と考えられた。
コヨーテは捜査員を返り討ちし生き残りはいないと言われ、総監は自分の弱みを握る矢部を捜査に送り、矢部は二階級特進に釣られ温泉旅館に乗り込み所轄の刑事(天野浩成)に会った。
女将は宿泊客は片桐の勇退会参加の5人の医師、北洋病院外科・難波和人、宝雪クリニック整形外科・篠原梓(紺野まひる)、城南医大外科・大島豊、五子医大外科・長岡健作(新井康弘)で暮松は居なく、矢部は秋葉と所轄の刑事に任せていたが、暮松の顔のラバーマスクが発見されコヨーテは別人に変装したらしかった。
矢部は尋問を開始したが長岡が殺され、矢部は別の人間になったと考え、アリバイを聞いたが変装出来るならアリバイは無意味と言われ、宿への吊橋が破壊され医師は部屋に戻った。
<以下、隠し字> 未来が矢部の車で来たとネクタイ型ボイスチェンジャーで現れ、停電になり篠原の悲鳴が聞こえ、大島が襲われ女将が見つけた。
矢部は女将の塩と砂糖が逆のコーヒーを飲み怒り、難波は部屋に戻り篠原は片桐の部屋に行き殺そうとしたが大島が「君」と言った事から気づいた矢部らが阻止した。
未来が篠原のネックレスを見つけ気絶した篠原を見つけ、幾人かはまた間違った調味料のコーヒーを飲んだ。
未来は自分に変装した犯人に気づき・・・・・。
犯人は父の医療ミスを暴くのが目的・・・・・。

第5話 おとり捜査の罠 矢部謙三VS矢部謙三[2013年8月9日放送]

親日家の小国の王子・ゾーケン(生瀬勝久・2役)が来日し、未来(畠山彩奈)は矢部(生瀬)に父の警視総監・御手洗(大和田伸也)の弱点を教え自分もパーティーに連れて行かせると、銃撃事件が発生した。
御手洗は王子・ゾーケンの警備強化を玉置(相島一之)から王子の親衛隊長・コバヤシ(田中要次)と警備体制の強化が進められ、3人のゾーケンの弟の誰かが次期国王の座を狙って暗殺を企ている可能性が高く、計画阻止にはパーティーで黒幕を逮捕するしかなく、偶然にゾーケン王子と似た矢部で昇進をエサに危機感もなく王子の身代わりでパーティーに参加した。
黒幕が王子暗殺に懸賞金を掛けていると判明し複数の暗殺者がいる状況で、矢部は所轄刑事・悠木(須賀貴匡)や通訳・愛花(高橋かおり)に適当に接しニセになり1億円のブローチを預かり、弟に会った。
秋葉(池田鉄洋)が未来がパーティーに行くことを知り、既に暗殺者が入っているが矢部は王子のスピーチを愛花を連れて始め型破りに射殺は失敗し別の参加者を撃ち殺したが、矢部とコバヤシは暗殺者に気づかず、秋葉が死体を見つけ、演奏者がどれかの王子が黒幕と曖昧な手掛かりで死んだ。
<以下、隠し字> 未来は母に危険と怒られ秋葉のせいと言い「ユー」はゾーケンか矢部を指すと考えた。
矢部は王子・ゾーケンに、優秀な自分が狙われたと勝手な推理を述べ、王子に入れ替わり、安来節踊りの暗殺者を矢部が捕らえると王子・ゾーケンで、矢部の死体を身代わりに殺し国民と4人の妻を騙して愛花と結婚する計画だったが、コバヤシが矢部が宝石を奪って逃げるものに変えたと言った。
未来が現れ、矢部はかつらで偽になれないと明かし、コバヤシが馬鹿な弟の為にゾーケンを殺そうとした。

第6話 矢部謙三に死の制裁を! 姿なき暗殺者[2013年8月16日放送]

犯行声明を出す「闇の警視総監」の連続殺人は被害者はグレーな存在で、ネットでは支持するファンサイトが作られると事態に発展し、警察捜査で3件の現場に「¥」のマークが残されていたが、それはマスコミに伏せられ模倣犯と真犯人の見分けられた。
警察はファンサイトを利用した囮捜査を考案し、矢部(生瀬勝久)に弱みがある本物の警視総監(大和田伸也)は矢部を指名し、今回の被害者はいずれも悪人と疑われる人物で、警察は矢部を悪人に仕立てて作戦を実行に移した。
未来(畠山彩奈)は秋葉(池田鉄洋)に捜査できなくても仕方ない振りをした。
矢部は、所轄刑事・佐伯と最初の被害者の妻・ヘアーサロンオーナー・篠原久美子と女記者・三上弥生(三倉佳奈)と会い、矢部が襲われ2番目の被害者の妻・越智景子は夫は善良だと言い弥生が先回りしていた。
3番目の被害者の兄・小池貞夫と妻は弟は無罪と言い、弥生が先回りしており、自分も標的だが無実と主張した。
<以下、隠し字> 矢部に秋葉が近づくと多数の警備が現れ未来も来て、秋葉を囮にしていると言ったが、犯行声明で警備がそちらに移り矢部は残されたが偽だった。
矢部と秋葉は未来を残し風俗に行くと殺人者が現れ、未来は犯行文の間違いを気づき、警察の偽情報を知っている人物と知り、マークを見た未来は方法を見つけた。
矢部と秋葉と未来はマーク「円」を書かせ、ひとりだけ丸ではなく「¥」を書いていたが夫と次の一人だけで、最初は違うと言い弥生を犯人に仕立てる積もりが矢部が気づいていなかった。

第7話 名探偵VS矢部謙三 死を呼ぶ逆転推理[2013年8月23日放送]

綾小路グループ総裁・秀麻呂(浜田晃)が御手洗総監(大和田伸也)を呼び出し20年前に御手洗が担当した娘・美鈴(富田理生)の変死事件の再捜査依頼で保身のため矢部(生瀬勝久)を捜査官に指名した。
屋敷に矢部・秋葉(池田鉄洋)を秀麻呂と4人の子供と2人の使用人で、秀麻呂は矢部と私立探偵の渥地(三浦涼介)を競わせ先に真犯人を見つけた方に5億を賭けた。
20年前秀麻呂は死後に遺産を4人の子と2人の使用人と美鈴の7人で等分指示したが美鈴が池で変死で見つかった。
未来(畠山彩奈)は近くの合宿授業に参加した。
矢部は事故死と思うが秀麻呂は美鈴のポケットのカレンダーの切れ端から、秀麻呂は4人に当時のアリバイを聞き他殺で捜査する渥地に、矢部は最後に5億を手に入れようとしていた。
<以下、隠し字> 美鈴が姿を消す前に資料室に春彦がいたと知ると相続放棄を調べていたと言い、金に困っていたと言うと他にも金に困っている者が複数いて、美鈴の部屋を調べるとカレンダーの「ヴィヴァルディの四季」の謎が判り犯人が判ったと渥地が言うと、夜に殺された。
困った矢部に未来が訪れ、状況を聞いて犯人が判り、矢部は翌朝に犯人を言うと皆に告げると執事が襲い、美鈴の部屋に池の藻がみつかり死体現場が判り髪形からフィルムが左右逆にされており、カレンダーの謎を解いた。
総監は事実を会見し、秀麻呂は5億を矢部名義で寄附した。

最終話 殺人同窓会 矢部謙三よ永遠に…[2013年8月30日放送]

小学校時代の仲間とタイムカプセルを開けるため帰郷した矢部(生瀬勝久)は同級生でセレクトショップを行っている・佐智子(伊藤かずえ)と会い時間まで別れた。
東京の再開発事業者・神田(小須田康人)が殺害されイヤリングが落ちていて佐智子が逮捕され、佐智子の店も立ち退きの対象になっていて、同級生が集まり「宇宙警察ごっこ」を想い出し何故か来た秋葉(池田鉄洋)を含め捜査を開始した。
その頃、未来(畠山彩奈)はいつもの駄菓子屋カフェで、風変わりな女性(仲間由紀恵)のショーを見ていた。
矢部らは事件当時の佐智子のアリバイは午後だけ見つかり、凶器も見つかっていなかく、矢部は神の手占いで正午のアリバイと占い師がイヤリングに触る癖を知り、証拠のイヤリングに占い師の指紋がなく、午後のアリバイだけで釈放された。
再開発は下火になり、ニュースで見た未来(畠山彩奈)も来た。
<以下、隠し字> 宇宙警察がアジトにしていた廃屋に40年振りに入ると、昔柱と思っていたのは箱で、その中で凶器を発見し、犯人は廃屋を知っている者に限られた。
未来は佐智子の言葉に矛盾を見つけ矢部に告げ、矢部は気持を抑えて佐智子を告発し、イヤリングが2個あるとアリバイは成立せず、自分が会った時に触った指紋が無いと言った。
皆でタイムカプセルを開けてから佐智子は自首し・・・・・。

感想:

スピンオフ・ドラマだが、個性の強いキャラクターが主人公だ。
そこに、同様に個性の強いキャラクターを共演させて、より濃くしている。
似た部分を残しながらも、トリックへの拘りがある。
ただし解決方法は別だ。

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