Gメン'75 FOREVER:1

キャスト

黒木哲也警視(丹波哲郎)
関屋一郎警部補(原田大二郎)
草野泰明刑事(倉田保昭)
津坂真一刑事(岡本富士太)
響圭子刑事(藤田美保子)(現・藤田三保子)
山田八兵衛刑事(藤木悠)
小田切憲警視(夏木陽介)
立花吾郎警部補(若林豪)
中屋武刑事(伊吹剛)
速水涼子刑事(森マリア)
津川螢子警部補(夏木マリ)
島谷和彦刑事(宮内洋)
田口明夫刑事(千葉裕)
吹雪杏子刑事(中島はるみ)
村井刑事(有希俊彦)
南雲義昭警視(川津祐介)
マリコ・寺岡刑事(セーラ)
賀川陽子刑事(范文雀)
津村冴子警部補(江波杏子)

スタッフ

脚本:高久進・池田雄一・西島大・永井達郎 監督:小西通雄・深作欣二・鷹森立一・小松範任・山口和彦・瀬川昌治・山内柏

1:1話: エアポート捜査線

殺し屋(寺田農)を関屋警部補(原田大二郎)と津坂刑事(岡本富士太)が追うと3課刑事・山田(藤木悠)と4課刑事・草野(倉田保昭)も追い、朝倉刑事(川地民夫)が止めた。
空港へ行った関屋は恋人・朝倉節子(田中真理)と会うが、外事局の響刑事(藤田美保子)も戻り恩田(室田日出男)と接触し関屋らは皆の助けで逮捕したが麻薬は無かった。
ボス(田中浩)と殺し屋は小田切警視(夏木陽介)に恩田釈放を要求し黒木警視(丹波哲郎)は泳がす事にしたが殺し屋に射殺された。
サンフランシスコの響からスチュワーデスが麻薬を運ぶ連絡が入り、関屋らが張り込むと朝倉節子で逃げたが、その後に取引情報の連絡が来た。
節子を撃った殺し屋を朝倉刑事が殺そうとしたが、関屋ら真犯人を知り朝倉を逮捕した。

2:33話: 1月3日 関屋警部補・殉職

大晦日に小田切警視(夏木陽介)は遊佐(溝口舜亮)が脱獄したと連絡を受けたが、遊佐は当時雇われマダムだった妻・昌代(土井かつえ)から黒木警視(丹波哲郎)が身の安全の条件で取引して逮捕していた。
遊佐は昌代への復讐を狙っており、響刑事(藤田美保子)が昌代の部屋に入り他の刑事が警護に当たった。
昌代は結婚して静かに暮らしており船員の夫がまもなく帰る予定だった。
関屋警部補(原田大二郎)らは拘置所で一緒だった安岡のアジトを突き止めるが、既に遊佐は姿を消し、ルガーも掘り出した後であった。
アパートを警護していた関屋は、となりの建物から郵便配達が出てこない事に気づき屋上を目指し、昌代を狙った遊佐は止めたが、相撃ちになり殉職した。

3:103話: また逢う日まで響圭子刑事

19:00空港で響刑事(藤田美保子)がベンソンを張っていたが来なかった。
リサ(鶴間エリ)が哲夫(尾藤イサオ)を待っているとベンソンが現れ殺された。
海外留学生を使った密輸の疑いで響らはベンソンをマークし、リサは哲夫と結婚予定だったが響が接触し、海外留学を聞くと興味を持ち「世界交流協会」から安くゆけると知ったが哲夫は反対した。
リサから行き先での接触相手の名前を聞いた響らは、FBIに問い合わせが該当は無く、逆にベンソンは自分がマークされていると知り、響・山田(藤木悠)・草野(倉田保昭)ら刑事に気づいた。
ベンソンはリサに出発の指示と空港での待ち合わせ時間を指示し、響に偽情報が流れた事を確認して、リサを殺したがリサの死亡時効には空港で響を見たアリバイを述べ証人として神父の名をあげ証明された。
響・山田・草野は、リサが灯油ストーブで死亡時刻をずらされた事を知りベンソンのアリバイを崩すが、神父が元締と判るが出国した。
響刑事はGメンを止めて、インターポール配下のアメリカ勤務になり神父を追って日本を発った。

4:104話: 77.5.14 津坂刑事殉職

津坂刑事(岡本富士太)の父は警官で15年前に銀行強盗に拳銃を奪われて撃たれて死んでいた。
ヤクザがチンピラ・矢口二郎(小瀬格)から拳銃を奪ったがそれは津坂の父が奪われた拳銃で、矢口は平松ミチ子(嶋めぐみ)から買ったといい、ミチ子が黙秘したので津坂が実家に行くと姉(高畑淳子)は父・誠一が轢き逃げで死んだばかりと言い火葬時に拳銃の弾が見つかりそれは津坂の父が奪われた拳銃のものだった。
黒木警視(丹波哲郎)は轢き逃げに疑問を持ち、盗難車の捜査を指示し津坂は平松の姉からかって運送会社に勤めており同僚が盗難車の運送会社社長・石塚と判った。
津坂は石塚を追うが、相撃ちで殉職した。

5:105話: 香港-マカオ 警官ギャング

銀行から爆発物発見通報があり本物の処理班の前に偽が入り現金を奪い逃げ、途中で母子をはねて殺し、捜査1課・中屋刑事(伊吹剛)と立花警部補(若林豪)も捜査に加わるが死んだ母子は立花の妻子だった。
盗んだ5億円は国内で処理出来ないので外事課に連絡された。
車は盗難車で交通警官が鍵を預かり複製を作ったと思われ、その西尾巡査を尾行すると射殺された。
香港で2人の日本人が使用して、警官2人と判り調べて使用拳銃が一致した。
立花は担当を降りる様に言われたが香港に行くと、弟の妻・きり子(岩本多代)が夫の折口刑事(中野誠也)から香港に呼び出されていた。
外事課・速水刑事(森マリア)と小田切警視(夏木陽介)と草野刑事(倉田保昭)はきり子を尾行し、立花は小田切から折口刑事が容疑者と聞かされた。
きり子を尾行してマカオにいくと折口が現れ、息子の手術費用が必要だったと言った。
仲間の鶴見刑事(中田博久)は折口ときり子を射殺し、立花は鶴見を射殺した。

6:201話: Gメン対香港カラテ軍団

香港からの外事局への手紙で草野刑事(倉田保昭)の父が生きていると連絡があり、香港で少女・怜那(沢井桃子)と老人・ソン(横森久)に会うが日本に戻る事はしなく、香港コネクションがその様子を見ていた。
香港コネクションのボス(杉江広太郎)と弟・宝山(内田昌弘)と空手使い・エイロン(ヤンシー)らは日本にヘロインのルートを求めていたが、取引で来た宝山は日本でGメンに逮捕された。
ソンが拉致され怜那は香港警察・陳刑事(三角八郎)無視するが草野に連絡し、香港コネクションの使いの女(水野ゆか)からソンを助けるか、Gメンを裏切るかを要求された。
黒木警視(丹波哲郎)と相談後、草野は退職届を残し宝山を連れだし姿を消し、山田刑事(藤木悠)と中屋刑事(伊吹剛)は香港で陳刑事に会い、怜那からソンは拉致されたままで草野は知らないと言われた。
九龍で香港コネクションは草野に、ソンを助けたくばGメンを攻撃せよと言われ、その後にソンを人質に個人的に恨みを持つエイロンらに攻撃された。
(続く)

7:202話: Gメン対香港カラテ軍団 PART2

(承前)
速水刑事(森マリア)の何故裏切ったのかの質問に黒木警視(丹波哲郎)は前日、話会った後の結論で父を助け香港コネクションを潰せと言ったと答え、立花警部補(若林豪)らに草野刑事(倉田保昭)を見殺しにするなと香港に行かせた。
傷ついた草野は香港コネクションで純度の高いヘロインを作るのは1人だけでそれがソン(横森久)だと工場を見せられ知り、立花は陳刑事(三角八郎)に子供が日本でヘロイン中毒者の交通事故で死んだのは日本だけのせいでないと言った。
ダンスホールで草野はヘロイン中毒にされ裏切り者の名を聞かれ、最後に宝山(内田昌弘)だと答え、宝山は殺された。
怜那(沢井桃子)は立花にソンは助かったが何も覚えていないと言い、ソンは草野宛ての手紙を渡し、ダンスホールにGメンらは乗り込むが香港コネクションが待ち伏せ、エイロン(ヤンシー)が薬中毒の草野を海へ投げた。
怜那が草野を助け、数日後に回復し、黒木から教えられた宝山が裏切り者は嘘で、ソンの手紙で草野は中国孤児で育てただけと知ったが怜那は難民の為にソンは必要と言った。
ソンは工場を爆発させ死に、Gメンらと香港コネクションが戦うと使いの女・高周蘭(水野ゆか)がインターポール潜入捜査官で草野を助け、草野はエイロンらと戦い勝った。
草野はソンを嗣ぎ怜那と難民の為に働くとGメンを止めた。

8:203話: また逢う日まで速水涼子刑事

速水刑事(森マリア)は真理と会い、叔父の沢木巡査(今福正雄)に預けていた。
真理の誕生日に買い物中に速水は置き引きにあい、警察手帳と手錠と拳銃の入ったバッグを盗まれた。
盗んだ女(水原ゆう紀)は加賀見健(根岸一正)ら3人でマリファナ横取りを企むが、沢木巡査に目撃され銃殺し犯人は真理と会うが逃走した。
弾から速水の拳銃と判り速水は動揺し、真理に犯人の似顔絵を描かそうとするが事件に集中出来なく、3人はスーパーを拳銃で襲った。
現場からマリファナ犬が匂いを見つけるが途中の人混みで消えていたが、立花警部補(若林豪)はバッグが見つかり加賀見が犯人と判ったと伝えるが刑事がと忘れていないかと言った。
山田刑事(藤木悠)はスーパーを止めた女を知り、麻薬犬が3人のアパートを見つけ銃を持つ加賀見だけが逃走し、速水は追うが追って来た真理を人質にした加賀見に腕を打たれたが、麻薬犬に襲われ撃ち殺し最後の弾を使い、他のGメンが駆けつけた。
辞表を出す速水に黒木警視(丹波哲郎)は外事課に戻りインターポールでの研修を命じた。

9:205話: 新Gメン対ニセ白バイ警官

白バイ隊・田口刑事(千葉裕)はSPの関刑事(小林稔侍)・村井刑事(有希俊彦)をスピード違反切符を切ったが、亡き先輩刑事の妻(鳥居恵子)と妹・亜子(遠藤真理子)の店に寄った時に白バイを盗まれたが自分で追い、亜子は警察に連絡した。
犯人は3人で2人が現金輸送車を襲い、1人がライフルで射撃し撃ちあったSPは防弾チョッキで助かり、現金輸送車は田口の盗まれた偽白バイで逃走し、複数の死者が出た。
立花(若林豪)・中屋(伊吹剛)は、田口に直ぐの報告なしを批判した。
立花・田口は現金輸送車と盗まれた白バイと幾つかの死体を発見し、田口は盗んだ犯人が判ったが言えず3人組の1人の死体を見て漸く白バイ乗務から落ちた3人と答え、里見と遊佐が指名手配された。
クラブに潜入していた津川警部補(夏木マリ)から2人は逃走し、SPを撃ち残った遊佐が亜子を人質に逃走した。
田口は自ら対決し、・・・・。
津川・田口・村井がGメンに加わった。

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