ヤメゴク

キャスト

戸隠鉄也(高橋克典):京都府警警務部・犯罪被害者支援室・戸隠班の班長。
吉崎仁美(松下由樹):京都府警警務部・犯罪被害者支援室の室長。
清水安裕(尾美としのり):犯罪被害者支援室・戸隠班メンバー。
星野佳世(高部あい):犯罪被害者支援室・戸隠班メンバー。
花園健(鈴木貴之):犯罪被害者支援室・戸隠班メンバー。
仲田周平(渡辺邦斗):捜査一課の刑事。
加藤善浩(石丸謙二郎):京都府警捜査一課・係長。
岩瀬厚一郎(松平健):京都府警・警務部長。

京都人情捜査ファイルスペシャル:100m

1:コンビニ店員・永山雅夫(小須田康人)が射殺され警察が臨場し犯罪被害者支援室室長・吉崎仁美(松下由樹)と戸隠鉄也(高橋克典)が来て、仁美は妻・和恵(遊井亮子)のケアを任されるが部下・戸隠が支援を逸脱し犯人を捕らえると言うと、和恵は次第に落着き、京都府警警務部長・岩瀬厚一郎(松平健)は3人来ると言い、ホテル経理課長・関田陽介(高橋和也)の誘拐身代金要求事件が発生し、仁美と戸隠が行くと現金3億円が用意され捜査1課係長・加藤(石丸謙二郎)と刑事・仲田(渡辺邦斗)が居て、娘・七海(小林里乃)は話せず自宅まで送った。
戸隠は永山射殺現場が近くと知り、七海が「お父さんを助けないで!」と言い戸隠は仁美を岩瀬につれ射殺事件と誘拐事件の関連性を報告し岩瀬は直ちに戸隠らに特捜支援許可を与えたが支援室の捜査は非公式で秘密任務で仁美は受け入れられなかった。
戸隠は仁美を特捜の部屋に連れ、清水安裕(尾美としのり)と星野佳世(高部あい)と花園健(鈴木貴之)に会わせ捜査指示し、ホテル社長・本城(三浦浩一)と融資部長・小川(川鶴晃裕)を調べ議員・古畑への闇献金で偽装誘拐と知り、戸隠は本城に身代金運びを自分に変えさせた。
<以下、隠し字>
戸隠は金と犯人と一緒に逃走し、岩瀬が本城と小川に永山事件と偽装誘拐の犯人と脅し、戸隠は犯人・関田が金を1人占めと知り永山殺害の共犯は誰か聞き、仁美は七海に被害者家族を話し目撃内容を聞き、戸隠と関田に清水が来て共犯を告げ、関田に騙されていると七海の目撃を話し自首を勧め、千葉刑事(合田雅使)が関田を狙うと戸隠が倒し、関田を七海に会わせ、千葉を加藤らに引き渡し、和恵に永山殺しの真相を話した。


監督:兼崎涼介
脚本:吉本昌弘

京都人情捜査ファイルスペシャル:100m

2:仁美は戸隠ら特捜のやり方に納得しなく、岩瀬が戸隠に通り魔事件での妻の死で会った支援室・篠崎(下條アトム)との接触を話し、仁美から事件発生で被害者・山崎宏史(馬場良馬)は刺され意識不明で妻・いずみ(宮地真緒)と息子・隼人に会い、妻から夫は恨まれないと聞き、山崎の母・麻子から10年前に仲間と傷害事件を起こしたと聞き、仁美はその時の被害者・神田昇(平岡秀幸)と家族を支援していた。
捜査1課は事件が昇の死後発生し妻・美津子(朝加真由美)の復讐と捜査を開始したが、美津子を知る仁美は納得出来ず、捜査1課は美津子と息子・大輔を調べ、戸隠は岩瀬に特捜の許可を得て、戸隠は教師に会い、清水は暴力団・大森(黒石高大)に近づき、佳世は稲羽(内野謙太)に近づき、仁美は美津子の本心を調べる為に畑仕事を手伝うと作業小屋で山崎のライターを発見し、捜査1課は山崎への電話を疑った。
戸隠は10年前の事件は稲葉が神田昇を狙ったと疑い、いずみが美津子に会い謝り復讐かと聞くと、息子・大輔も笑顔を奪われたと答え、いずみが美津子を襲おうとして大輔の復讐心を知り、戸隠は山崎が美津子の漬物を持って帰っていたと知った。
<以下、隠し字>
戸隠は山崎の偽も容体を流し、調べに来た美津子に大輔の犯行でないと告げ、山崎が以前から美津子に謝罪していたと確認し、夫・昇が山崎を許して死んだと聞き、京野菜店・久保田社長(松本実)が山崎を殺しにきて岩瀬と仁美と戸隠が捕らえ、神田に取引を断られ襲い、山崎は疑われ殺し、捜査1課が逮捕し、戸隠は篠崎から定年の挨拶を受け、犯罪被害者支援室に入ったと答えた。


監督:濱龍也
脚本:松本美弥子

FILE.01:2015年4月30日:51m

犯罪被害者支援室室長・仁美(松下由樹)が戸隠(高橋克典)と清水(尾美としのり)と佳世(高部あい)と花園(鈴木貴之)に、社長・掛川(林康文)のアパレルメーカー・グローバル・シーン社員食堂の毒キノコ集団食中毒で社員・藤川雅彦(難波圭一)が死亡し、6名の重軽傷者が出て支援へと出動した。
重軽傷者は騒ぎを小さくしたがり人事部長・坪井(金剛地武志)が監視し、人事部の香山瑠未(三津谷葉子)以外は新規ビジネス開発室所属で、藤川は離婚し高校生の息子・駿(濱田龍臣)は復讐を言うと戸隠は犯人逮捕を約束し、岩瀬(松平健)警務部長から特捜の許可を得た。
戸隠は捜査資料を入手し捜査1課の無差別殺人説を疑い、潜入捜査で情報を集め、戸隠は6名の重軽傷者の出社を知り手の汚れを見つけ、仁美は駿と母に支援を言うと迷惑と言われ、戻ると支援室で復元した新規ビジネス開発室での適正検査問題を行い追いだし部屋と知い、佳世は食堂の席が決まっており人事部を疑い瑠未は違う時間に食事したと知った。
戸隠は瑠未から新規ビジネス開発室の管理担当で月1名退職のノルマが有り藤川が対象になりメモで誘われ食堂に呼び出されたと聞き、仁美に犯人は新規ビジネス開発室の1人と言うと、取引先社長・三島の遺体が見つかり1課は犯人の自殺処理で終えそうだった。
<以下、隠し字>
岩瀬は掛川に仕事を持ち掛け追いだし部屋が良いアイデアと内容を聞き会話を社内に放送し、戸隠と仁美が駿を連れて来て、新規ビジネス開発室の殆どが辞めて、三島のミスを咎められていた浦沢(東根作寿英)だけが残り、戸隠が毒キノコで藤川と瑠未を狙い三島を殺したと言うと自供し、駿は聞いて浦沢にナイフを向けるが父の言葉を思い出した。


監督:兼崎涼介
脚本:李正姫

FILE.02:2015年5月7日:43m

陶芸家・越坂鉄幹(寺田農)に次女・清乃(中原果南)が勘当同然の長女・文香(国生さゆり)が10年振りに来たと伝え大鉄幹展のプロデュースを告げ、仁美(松下由樹)が戸隠(高橋克典)に鉄幹殺害を連絡し現場に行き毒殺で清乃に被害者支援を告げると、文香が大鉄幹展の準備を再開し展覧会の宣伝になると言った。
清乃は文香を責めるが中止にするなら損害賠償請求を言われ、文香は鉄幹と幻の名碗・京の雫を出展するかで争い、捜査1課は文香を疑い、文香が担当に戸隠を指名し岩瀬(松平健)から特捜支援の許可を得て独自に調べを開始した。
戸隠と仁美は清水(尾美としのり)と佳世(高部あい)と花園(鈴木貴之)に話し、佳世は弟子・小藤(奥田達士)から鉄幹を恨み工房を去った元弟子・大山光彦(斉藤陽一郎)が文香と恋人と知り、清水は文香がプロデュースを辞めると聞き、花園は凶器は陶器の破片と知るが持ちだされた物が無かった。
戸隠に文香が大山との関係を認め轆轤を回すが使えず、文香の持ち物から証拠が見つかり1課に犯行を認め、戸隠と仁美が大山から文香が事件後に茶碗を焼いたと聞くと、大山は文香が轆轤を使えないが殺害時の夜に持ち込み焼いたと言った。
<以下、隠し字>
花園が凶器は京の雫と言い、現場の京の雫は血痕はなく、戸隠が現場の京の雫を盗み岩瀬は偽と言い、清水が清乃に大鉄幹展の開催を頼み京の雫を見て日程を決めると伝え、戸隠は犯人が本物の京の雫を持ってくると考え、小淵が本物を戻しにきて戸隠と仁美と清乃に見つかり殺害を認め文香に鉄幹のゴーストと偽り、文香が身代わりになった。


監督:濱龍也
脚本:吉本昌弘

FILE.03:2015年5月14日

犯罪被害者支援室の戸隠鉄也(高橋克典)と室長・吉崎仁美(松下由樹)が死体に嘆き悲しむ母・川原澄江(鷲尾真知子)の支援を要請され、被害者は澄江の息子でなく詐欺の前科者・髙木忠嗣(榊英雄)と判明し、忠嗣の両親は他界し双子の弟で有名建築家・幸嗣(榊英雄)は遺体受け取りを拒否した。
忠嗣は高齢者相手にリフォーム詐欺を行い、幸嗣は高齢者向けシェアハウス作りに取り組み社会的信頼存在で、戸隠は仁美と岩瀬部長(松平健)に幸嗣が忠嗣を誤解していると特捜許可を得て捜査を開始し、清水(尾美としのり)と佳世(高部あい)と花園(鈴木貴之)にリストされた老人と友達になり情報収集を命じた。
戸隠は澄江の家を訪ねると実の息子・昭一が遺産目当てで突然現れ、澄江が忠嗣と過ごす時間でさみしさを埋めていたと知り、仁美は身内の不祥事でシェアハウスプロジェクトが苦境になった幸嗣は忠嗣への恨みを深め、澄江は戸隠に忠嗣が詐欺で近づいたが次第に親子の様に過ごしたと言い、仁美は幸嗣が忠嗣の更生を待っていると言った。
清水らは忠嗣が金を取らずリフォーム詐欺は無く、投資詐欺を知った忠嗣が探っていた可能性が見つかり、捜査一課が事故死と聞き行くと血痕付着石が見つかり、澄江は当日に忠嗣が家族の用事と言ったと聞き、戸隠は石が当日無く打撲痕が2つで事故後に殺害と考え、家族は幸嗣と考えた。
<以下、隠し字>
戸隠と仁美は幸嗣に忠嗣の本当の姿を見せたいと言い、シェアハウス契約リストを預かり詐欺グループからリスト提供者を聞き、戸隠と仁美は幸嗣にスタッフ・武藤真紀子(大谷みつほ)が名簿を売ったと指摘しホストに入れあげ金が必要で知って頼む忠嗣を尾行し、屋根工事で落ちた忠嗣を殴り殺害した。


監督:兼崎涼介
脚本:李正姫

FILE.04:2015年5月21日

和菓子店社長・倉澤(中丸新将)が殺害され、現場はブライダルサロンで娘・あかり(市川由衣)が試着中に襲われ、婚約者・葉山(武田航平)は離席し、あかりが第1発見者で、被害者支援の戸隠鉄也(高橋克典)と吉崎仁美(松下由樹)は葉山からあかりのストーカー被害を聞き、葉山とあかりを自宅まで送り届け、副社長・直江(徳井優)が迎え、玄関に不審な荷物を見つけ開封するとガラス製ペンがあり、あかりがお守りにしたガラス玉と似ていて、あかりは葉山に結婚中止を言った。
戸隠は岩瀬警務部長(松平健)にあかりの背中のやけど跡で養女・あかりは虐待の可能性があり、特捜許可を得て清水(尾美としのり)と星野佳世(高部あい)に潜入捜査を指示し、花園(鈴木貴之)にあかりの過去調査を指示した。
和菓子店にあかりの結婚に嫉妬心を抱く社員・野島(増田修一朗)がいて、あかりが教会に置き去りと判り、兄の思い出があるが犯人とも考え、倉澤の引退後の社長争いで野島を疑い、戸隠はペン制作者の兄・中村(草野康太)にあかりが疑っていると告げやけどが母・美砂(林英世)の為と知り、中村は倉澤からも結婚式に誘われていた。
<以下、隠し字>
戸隠と仁美は母・美砂に娘の事を言うと居直るが脅し、屋敷田(いわすとおる)にだけ話したと言い行くと殺され、逃げた中村から倉澤が脅されていたと聞き先に男が殺したと聞き、1課は野島を疑うが、戸隠は証拠がなく罠を仕掛け、現れた直江が屋敷田からあかりが実子でないと知り社長を狙ったと自供した。


監督:兼崎涼介
脚本:吉本昌弘・小川眞住枝

FILE.05:2015年5月28日

河川敷でセンセイと呼ばれていたホームレス・河原(螢雪次朗)の他殺体が発見され、岩瀬警務部長(松平健)の記憶に残る元殺人犯で、10年前に河原はホステスを殺害し刑に服し、娘・佐智子(福田沙紀)は出所後会わず涙も見せなかった。
支援は必要ないと戸隠鉄也(高橋克典)らの申し出も辞退し、10年前の事件で心臓病を患っていた佐智子は父に捨てられたと思い、河原の根城の公園ではホームレス仲間が河原の死を悼み、戸隠に河原が大事にしていた切り抜き記事を見せ、それは10年前に佐智子が受けた心臓移植手術成功の記事だった。
戸隠はホームレスの河原の人物像と、10年前の殺人事件とに共通がなく、戸隠と吉崎仁美(松下由樹)は佐智子から会社で10年前に風間社長(大谷亮介)から世話になっていると聞き、戸隠は岩瀬の許可で清水(尾美としのり)と星野佳世(高部あい)と花園(鈴木貴之)に指示し捜査開始し、風間と病院やケアハウスの関係に気づいた。
戸隠と仁美は佐智子の高額費用出費を尋ね、風間は自身の肝臓移植を言い、息子・健介(西興一郎)が秘書・真壁(鈴木裕樹)に佐智子への肩入れが強いと言い、河原が病院に行き風間らを見て許せないと呟き、真壁が佐智子と仁美に来て、戸隠は風間と10年前に峰岸菜々(田中良子)との関係が判り疑問が浮かんだ。
<以下、隠し字>
風間は戸隠に峰岸殺害と河原の身代わり依頼を告げると、河原出所後に脅され殺害も自供した、戸隠は仁美に自供は疑問で誰かを庇ったと言い、佐智子が戸隠らに疑問を言い肝臓ドナーが判り河原の呟きは他人に向けられたと判り、岩瀬が健介に凶器が不明で川に捨てたと自供を言い探しに来た真壁を逮捕し、戸隠は肝臓ドナーが真壁で、捨てられた息子で秘書になり峰岸殺害を風間は偽装し、仁美は河原が真壁の佐智子への気持を知り拒否し殺害されたと言った。


監督:渡辺勝也
脚本:高山直也

FILE.06(end):2015年6月04日

元京都府警捜査1課の中山大蔵(綿引勝彦)が岩瀬警務部長(松平健)と戸隠鉄也(高橋克典)と吉崎仁美(松下由樹)に挨拶していると、清水(尾美としのり)が死体発見を告げると中山の娘・智美(小宮有紗)で射殺されていた。
加藤(石丸謙二郎)ら捜査1課は改造銃が使われ、鬼の中山と恐れられていた中山が逮捕した人物の中に犯人がいる捜査を開始し、妻・陽子(山下容莉枝)も同じで中山を責め、犯罪被害者支援室の仁美は陽子が気がかりで戸隠は中山の復讐を危惧し、岩瀬から特捜の許可を得て調査を始めた。
中山は捜査1課に改造銃を作っていた繁田(井川哲也)がいたと伝え、戸隠は中山の捜査一課のミスリードを考え、清水(尾美としのり)と星野佳世(高部あい)に智美の周辺調査を指示し、花園(鈴木貴之)に動物の毛の分析を指示し、仁美は陽子のサポートに行き、戸隠は中山に張り付いた。
佳世が大学の友人を連れ現場に来ると中山が車を調べ、清水は逮捕された繁田の母の遺骨を中山が供養し感謝していたと言い、佳世は君塚妙子(志保)が智美と張り合い花園は車に絶滅狼の毛があったと報告し、戸隠と仁美は妙子から車を酒田(タモト清嵐)に貸したと聞き、巡査の拳銃盗難を聞いた。
<以下、隠し字>
戸隠は中山が酒田を襲うと考え、陽子が嘘で止めるが戸隠は狼を聞き仁美は湧き水がある所と聞き出し、戸隠は京丹後市の中山の隠れ家に行き酒田に改造銃の場所を聞くが答えず、中山は立件不要と言うが仁美が来て説得し、酒田は智美に改造銃を自慢すると責められ射殺したが凶器の証拠が無いと言うと戸隠が拳銃を向け、酒田が改造銃で戸隠を撃つと防弾チョッキを着ていて撃たしたと逮捕した。


監督:兼崎涼介
脚本:吉本昌弘

感想

被害者支援の難しさを間接的に描く。
復讐心理と行動を止める組織が有って始めて深く理解出来るのも複雑だ。
捜査は被害者を無視しすぎるのだろうか。

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