HERO2

キャスト

久利生公平検事(木村拓哉)
麻木千佳事務官(北川景子)
田村雅史検事(杉本哲太)
宇野大介検事(濱田岳)
井戸秀二事務官(正名僕蔵)
馬場礼子検事(吉田羊)
マスター(田中要次)
小杉啓太(勝矢):警備員
川尻健三郎検事部長(松重豊)
遠藤堅司事務官(八嶋智人)
末次隆之事務官(小日向文世)
牛丸豊検事長(角野卓造)

スタッフ

脚本:福田靖
監督:鈴木雅之・平野眞・金井紘
2014年

第1話:2014/07/14:70m

川尻健三郎検事部長(松重豊)が事務官・麻木千佳(北川景子)に、田村雅史検事(杉本哲太)や末次隆之事務官(小日向文世)や遠藤堅司事務官(八嶋智人)や馬場礼子検事(吉田羊)や井戸秀二事務官(正名僕蔵)や宇野大介検事(濱田岳)の事を話し、新任検事付きと言った。
居酒屋で食事中の久利生公平(木村拓哉)は店内で争いを目撃し他の店員が客に突き飛ばされ落下し、久利生は客を追いかけ取り押さえた。
翌朝に出庁した千佳が担当検事室に行き、川尻が新任検事が久利生と告げ、本人を知る遠藤と末次は驚き、田村ら久利生を知らない検事はジーパン姿に茫然で牛丸豊検事長(角野卓造)と千佳は目眩を感じた。
久利生は早速被疑者・大西祐二(森山直太郎)を調べ、久利生が取り押さえた男で酔って憶えていなく被害者・坂下(田鍋謙一郎)は取下げ、川尻は久利生と千佳に大西の指紋が15年前の宝石強盗犯人のものと一致し時効成立は3日後と言った。
久利生に大西は強盗事件関与を否定し千佳は強く言うが久利生は証拠不足でまだ起訴せず、現場に向かい千佳が追い、久利生と千佳は店と証言を調べ大西の家で刑事(蛍雪次郎)と会い、千佳は毒舌だが久利生は無理と言い川尻は担当を田村に変えた。
久利生は大西の居酒屋事件を調べ千佳は反対するが顔が怖いと言われ、店長(今井朋彦)は許せないと言い久利生は大西は嘘を言っていると考え、田村は川尻に不十分で起訴出来ないと言い馬場が井戸と徹夜で調書を読み、久利生はマスター(田中要次)と過ごした。久利生と千佳に被害者・坂下は示談と言い、千佳は遠藤らに雨宮事務官の事を聞き、馬場は川尻に起訴は無理と言い末次も同じで川尻がマスコミと喧嘩し宇野に責任が行った。
<以下、隠し字>
久利生は居酒屋で起訴は被疑者に負担で確信が必要で冤罪は検事の責任がルールと言い、千佳はルールは皆が判っていると聞き、久利生は大西の有罪か不明と言い、店長が坂下の履歴書を見つけ大型バイクを見つけ、千佳が大西が坂下を襲う理由があったと伝えた。
久利生と千佳が大西を居酒屋事件で取り調べ、坂下の共犯の調書から宝石ひとり占めを狙い共犯者が襲うが他人を装い、共犯者が大西で傷害罪で起訴を言い、ダイヤが押収され宝石強盗は起訴で末次が裁判所に向かいテレビで中継され時間ぎりぎりに受理された・。


脚本:福田靖
監督:鈴木雅之

第2話:2014/07/21:57m

川尻部長(松重豊)が新規物件4件から、久利生(木村拓哉)担当はエリートサラリーマン・勝俣大毅(岩瀬亮)の痴漢事件で勝俣は素直に容疑を認めたが事務官・千佳(北川景子)は身勝手と思い、桜井丈太郎(谷原章介)弁護士が勝俣の弁護人で来て、桜井は勝俣の警察の取調べをボイスレコーダーに録音し聞かせ刑事の恫喝声と怯えた勝俣の声があり、千佳は勝俣が悪いと言い桜井から事務官は法律に素人と言われ、勝俣の帰宅を求められ久利生は釈放した。
桜井は勝俣に被害女性と示談交渉を相談し、千佳は勝俣の取調べの警察署に抗議するが事務官と相手にされず、久利生は最終学歴を話すと千佳は驚いた。
久利生は千佳と勝俣の被害者・宮原祥子(大谷英子)を訪ねると、桜井から示談の話しがあったが応じるつもりはなくキックボクシングの経験があると言い、久利生は赤間刑事(渡辺哲)に宮原の帰途全部のカメラ映像の確認を求めた。
後日、久利生に桜井が来て祥子との示談が成立し告訴を取下げだろうと言い、川尻は親告罪と言い、久利生と千佳が家で会い桜井にレントゲン写真を見せられ過剰防衛で訴えると言われていた。
久利生と千佳は桜井のオフィスに行き、理由がおかしいと聞くと桜井はディベートを行っていると言い、千佳は馬場検事(吉田羊)とバーで会った。
<以下、隠し字>
千佳が犯行時間に現場に行きと暗く久利生と会い状況が調書と異なり計画的なレイプ目的の可能性があり、久利生と千佳は宮原の帰途に勝俣が映らなく時間帯を広げた。
馬場は被害者個人の確認を取ると3件不明で、赤間から川尻から電話でクレームがあると怒り、久利生は3件が勝俣の事件現場に近づき調べたが違うというが被害者らから勝俣の事を聞き、千佳は祥子を説得し告訴する事になり、久利生は勝俣に前歴が多く供述に信憑性がなく強制猥褻で起訴した。


脚本:福田靖
監督:鈴木雅之

第3話:2014/07/28:57m

久利生(木村拓哉)の担当事務官は多忙で千佳(北川景子)も同じで、その夜も久利生からの電話で城西署へ行き、取調中の被疑者・佐伯亘(山崎画大)が留置場で亡くなり立会医師は心筋梗塞と判断し、久利生と千佳は死に事件性がないと確認した帰った。
翌日の城西支部で、佐伯を取り調べの田村(杉本哲太)がもう少しで起訴と言うと、長谷川洋介という人物から電話がかかり、遠藤(八嶋智人)は洋介は佐伯に殺害された被害者で、相手の洋介の父・長谷川誠一(前田吟)が佐伯の裁判予定を聞くと遠藤が被疑者死亡で起訴されないと説明すると誠一は切った。
久利生がキャビンアテンダント・川鍋(西原亜希)の聴取をし、夕方に兄(半海一晃)を事情聴取に呼び出し、誠一が城西支部を度々訪ねて不起訴理由を聞き、担当検事に会わせて欲しいと訴えたが、田村は遠藤に応対を押し付け、宇野(濱田岳)が川尻部長(松重豊)に事務官交代を頼み末次(小日向文世)は検事の変更を頼み、久利生は親友アテンダントの聴取を依頼し、馬場(吉田羊)と千佳と遠藤も代えて欲しいと言った。
久利生は公園で誠一に会い、息子の事は知っていると言い検事の権限と担当のくやしさを言うと、判っているがそれだけでないと答え写真を借り、久利生は川尻と田村に何か聞きたいと言うが権限外と言われた。
<以下、隠し字>
久利生と千佳は川鍋の友人・鴨川から話しを聞き、川尻は全員の配置換えを行い、久利生は川鍋に周囲から慕われているが投げやりと言い覚醒剤は周囲に迷惑をかけ断ち切るのが難しく周囲の人を裏切らないで欲しいと説得した。
田村が牛丸検事長(角野卓造)と川尻の許可で、誠一と会い佐伯の聴取内容を説明し謝罪し、誠一は洋介の死因を孫に説明したかっただけと言い、田村と遠藤は佐伯の聴取は真実と確信していると言った。
川尻は事務官全員の配置換えを取り消した。


脚本:福田靖
監督:平野眞

第4話:2014/08/04:46m

城西支部に京都地検から検事・中村美鈴(大塚寧々)が来て、久利生(木村拓哉)や遠藤(八嶋智人)や末次(小日向文世)には懐かしく、事務官・小金沢(温水洋一)が同行し、宇野(濱田岳)が担当の健康器具詐欺被疑者・土井垣(西村和彦)が関西で同じ犯罪を行い、美鈴はそちらの担当だった。
久利生は千佳(北川景子)とマンホールの蓋を盗もうとして逮捕された男・飛田を取調べ売る目的と犯行を認めたが、久利生は逮捕から3日で多くの減刑嘆願書が気になり、飛田が千佳をかつての知り合いと言い、久利生は千佳が10年前ヤンキーだったと知った。
宇野は土井垣の取調べに苦戦だが、美鈴は詐欺を認めさせ、宇野はショックを受け、他の検事や事務官も美鈴が気になった。
久利生と千佳はマンホール窃盗の捜査に出かけ、警察官は付近でも他のマンホールの盗難があり公園の金属滑り台も盗まれ、久利生は嘆願書を書いた人に話を聞きに行き、倉石も仲間で千佳を知り、加奈子から倉石らに頼まれたと聞き、飛田に不審点を聞き複数犯を疑った。
<以下、隠し字>
久利生は千佳に事務官になった理由を尋ねると堅い仕事を探したと言い、久利生はぶれていないと言い別れたが千佳は何者かに襲われ忘れ物を持ち追った久利生が助け、倉石らしく理由が疑問で、久利生は余罪を調べホームレスらを見かけた。
久利生は千佳を襲うのは余程の事だと調べ、遊具盗難犯がホームレスを殺し、跳び蹴りで飛田の重罪を疑い、まともでない者がまともな者を非難するなと言い、千佳が怪我をしていればもっと酷い罪と言い・・・・。


脚本:福田靖
監督:平野眞

第5話:2014/08/11:46m

城西支部で健康診断の結果が出て、健康は久利生(木村拓哉)だけで体脂肪増加の千佳(北川景子)は仕事量の多すぎと言い、支部長・川尻(松重豊)は全てが昨年を下回り不機嫌で多くの案件を検事たちに振り分け、久利生は新規案件を躊躇し、久利生はゴルフ場の吊り橋崩落でキャディーが怪我をした事件を抱え吊り橋構造から勉強しようとした。
川尻の手元に置き引き事件が残り、川尻が調べれば良いと城西支部メンバーも賛同し、川尻は置き引き事件の被疑者・小茂田を調べるが、否認の小茂田に鋭い追求をしなく落胆する城西支部メンバーだが、川尻は目撃者の事情聴取を始めたが、事件が午後の公園で発生し目撃者は子供ばかりで強面で子供が苦手な川尻は苦戦した。
久利生は千佳から専門家に聞いた方が早いと言われたが勉強し、川尻と遠藤(八嶋智人)は次の目撃者の家へ行くがはっきりせず、翌日に川尻は千佳と幼稚園に行き遊ぶが判らないといわれ泣かせた。
<以下、隠し字>
川尻は牛丸検事長(角野卓造)に止めると言い、久利生と千佳と川尻は食事に行き川尻の反省を聞き、久利生も仕事が遅いが置き引き事件は最初の子にいつも通り話しを聞くべきと言い、千佳は仲間を連れて来て検事の仕事は話しを聞く事と川尻が説明し、最初の子から小茂田を見たが脅されたと証言を得て罪を加算した。
久利生は吊り橋設計者に事故原因を説明し、設計者の責任を聞き・・・。


脚本:福田靖
監督:金井紘

第6話:2014/08/18:46m

遠藤(八嶋智人)がバーで飲みトイレで死体を見つけ眼鏡を壊し重傷の男を見つけた。
寝不足気味の久利生(木村拓哉)は、千佳(北川景子)に深夜のネット通販のやり過ぎをいわれ、田村(杉本哲太)は飼犬が増えたと嘆き、電話で川尻(松重豊)と牛丸(角野卓造)が遠藤が殺人未遂で逮捕されたと聞いた。
城西支部に特捜部が来て遠藤の品物が押収され、検事・首藤(石黒賢)が取調べは自分たちで行うと宣言して事務官・神田川(渋川清彦)と始め、どの検事も落ち着かず、遠藤の嫌疑はダイニングバーの男の刺傷で、合コン中に巻き込まれたと主張するが首藤は納得しなく検事の名刺が発見され信用を失った。
久利生と千佳は別件でお出かけ捜査で金魚を調べ食事し、遠藤に刺されたという被害者・早田が入院する病院へ行くが検察官がいて止め、遠藤の調べは翌日回しになり、久利生が聞いても首藤は口だすなと言い、久利生と千佳は看護師から被害者は代議士の私設秘書と情報を得て、川尻は牛丸に被害者の身元を聞くが何かを隠していた。
検事は皆が聞き込みに行くが慣れず、千佳は皆を見て驚き、久利生は刑事(四方春海)に聴取を聞き調べる積もりが特捜部が送検を指示し、情報が入って来なく遠藤は個室から赤い服の者を見たと言ったが、特捜部は調べず被害者は知っている筈と久利生は言った。
<以下、隠し字>
検事らは赤い服の男を捜すが見つからず、久利生は店内の写真で赤い服の男を見つけ刑事から暴力団の橋詰と聞き捜査を頼み、真犯人が捕まった。
間違った拘束は謝るべきと久利生らが言い、首藤は謝り遠藤は真犯人が捕まり良かったと言い、互いにありがとうと言った。


脚本:福田靖
監督:鈴木雅之

第7話:2014/08/25:46m

久利生(木村拓哉)と馬場礼子(吉田羊)がバーで飲み、案件を頼んだ礼子がお礼に飲み代をおごり、礼子は酔うと変わり昔付き合った男の愚痴をこぼし久利生も驚く男の名が出た。
久利生は礼子に頼まれた事件調べ、被疑者・城山(竹財輝之助)は同居中の恋人・綾野さくら(中村ゆり)への傷害容疑で、素直に容疑を認め、久利生は川尻(松重豊)に被害者・さくらの事情聴取のため熱海出張を申出て千佳(北川景子)も同行を申し出て、1泊2日の2人の出張と聞き宇野(濱田岳)は気を揉んだ。
城西支部に予定証拠閲覧で梶原(戸次重幸)が来て礼子と梶原は元夫婦で驚き、田村(杉本哲太)・末次(小日向文世)・遠藤(八嶋智人)は興味で仕事が手につかなかった。
久利生は千佳と熱海へ着くが千佳の風邪が悪化しホテルに残し、さくらに面会し母親(岡まゆみ)は城山の処罰を求めるが本人から意思を感じず、千佳の熱は上がるが仕事し、さくらからの連絡で2人で会い自分にも責任があり怪我は事故で訴えたのは両親と聞き、告訴取り下げかで明日会うことにした。
<以下、隠し字>
久利生は城山を見つけさくらと別れると聞き手紙を渡され、さくらと再度会い手紙を渡し、個人的な意見で城山は別れたくなく判ってくれると思い過去にも繰り返し、一度考え直すべきで城山の甘えと間違いを許すべきでなく、裁判の結果によらずさくらの気持が変わらなければ良いと言った。
礼子は梶原に今は仕事のみと言い、久利生と会うと明るかった。


脚本:福田靖
監督:平野眞

第8話:2014/09/01:46m

城西支部に暴力団幹部・河原崎の襲撃殺害で、警察に出頭した被疑者が送致され、検事らは暴力団員事件を敬遠し、久利生(木村拓哉)が担当となり、被疑者・権藤(池内博之)の到着より先に弁護士・小此木(鶴見辰吾)が来て暴力団顧問弁護士で権藤の弁護人で久利生に速く取り調べを終わらせようと言った。
権藤が送致され、帰る小此木は宇野(濱田岳)と末次(小日向文世)と会い、小此木が宇野に声をかけ、宇野は小此木は司法修習生時の先生と答え、久利生が権藤の取り調べを始めよどみない答えに身代わりと疑問を持ち、久利生は千佳(北川景子)と警察署に行くと担当警察官(マキタスポーツ)は権藤が身代わりとうなずいた。
宇野は再会した小此木と飲み、なぜ暴力団顧問になったか問うと小此木は弁護士の正当性を言い検事の正義を否定した。
久利生の権藤取り調べは続くが身代わりを認めず、久利生と千佳は事件現場へ行き、目撃者・羽毛田に会うが顔は見ず、検事らが帰ろうとすると暴力団が来て、翌朝は皆が変装して出勤し、小此木は久利生に権藤送検を求め、久利生の盗撮写真が送られた。
<以下、隠し字>
久利生は起訴せず宇野に検事に例外はないと言い、組員の写真を権藤に見せ背が似た写真に絞り聞くが答えず証拠不十分で釈放にして、幹部に言われたと考え、千佳は今は厳しく元に戻っても幹部になれないと言った。
久利生は権藤を不起訴釈放し、小此木に犯人なら弁護人が直ぐに助けに来ないと言い、千佳は警察に伝え、釈放された権藤を迎えに来た組員に久利生は真犯人を出せと言った。 宇野は小此木に何故暴力団の顧問になったか聞いた。


脚本:福田靖
監督:金井紘

第9話:2014/09/08:46m

検事や事務官が出勤すると、大学生4人の暴行致死容疑で仲間のひとり・吉田を集団暴行によって死なせた疑いだが、死因の凶器は発見されておらず、凶器を使った大学生も特定されなく、川尻(松重豊)は久利生(木村拓哉)と田村(杉本哲太)と宇野(濱田岳)と馬場(吉田礼)それぞれに被疑者1人を担当させ、チームプレーで事件を調べさせた。
大学生たちは事件を語ろうとしなく、被害者を含めた5人がフットサル仲間で全員が否認し、久利生と千佳(北川景子)は聞き込みに出かけ、5人の関係を探り通っている大学で5人が集まっていた食堂を突き止めるが休業していた。
翌日は全員が異なる人物が犯人と自白し、久利生は嘘の様で口裏を合わせていて、時間がかかり裏が有りそうで、その上でフットサル仲間は嘘と判った。
次の日久利生は食堂へ行き、女店主・カルロス玉恵(片桐はいり)から5人はいつも大学教授のような人物と店で話をしていたと聞き、現場で出入り口を探し、殺害現場の指紋調査を警察に依頼した。
<以下、隠し字>
久利生は、指紋から椎名(丸山智己)を特定して検察庁に呼び出し、大学生の調べで千佳の詐欺の言葉に反応し、久利生は担当していた大学生の取り調べを川尻に預け、自らは呼び出した椎名を担当し4人別々の大学生と同時に話を聞くという形で調べ、会社の事務所が近くと言い住所を聞き、他の検事も学生に聞いた。
久利生は、椎名が学生詐欺のリーダーと学生が供述し脅されたとも言い、続々証言が出て来て椎名が殴り殺したと供述し、緊急逮捕した。


脚本:福田靖
監督:森脇智延

第10話:2014/09/15:57m

久利生(木村拓哉)と千佳(北川景子)は、川尻(松重豊)に地検特捜部の応援を言われ千佳は特捜部と喜ぶが久利生は淡々と応じた。
特捜部で、久利生らを江上達夫(勝村政信)が迎え、江上は久利生と千佳に大臣に収賄疑惑があり、久利生らは関係書類から事件と関係あるものを探す作業で張り切っていた千佳はがっかりした、取り調べ担当の江上が胃潰瘍で入院して、久利生が江上が担当した建設会社運転手の取り調べを引き継いだ。
久利生は運転手・桂川(矢柴俊博)に事実確認すると、運転手は現職大臣に金を運んだ日は休みと主張し、久利生はもう一度運転手の行動を調べ直し映画の半券を見つけるが部長は無視し、久利生は別の証拠を求め大道芸人を探した。
城西支部で南雲尊之(加藤虎ノ助)が殺人容疑で送致され、田村(杉本哲太)が担当するが南雲は黙秘し、南雲には大手事務所弁護人・松平一臣(羽場裕一)がつき、何か裏がありそうで捜査に出かけ、遠藤(八嶋智人)が警察の過去の捜査資料で、南雲が容疑者の事件を見つけ、傷害事件だが今回の事件と地域が近く城西支部は南雲の犯行を疑い、事件はいずれも容疑者逮捕に至らなかった。
特捜部は退職した検事・国分(井上順)の協力を牛丸(角野卓造)に頼み、久利生と千佳は大道芸人を見つけ桂川とタクシーの前で会ったと憶えていて、タクシーの搭載映像で証明されたが、部長はどうでもよい事と言うと久利生らは反発し、久利生と千佳は特捜部から外され、江上に判っていたからサインさせられなかったと言った。
田村は似た事件が5件あり、国分担当の1件だけ別の大友が逮捕され否認したが起訴され、判決直後に病死していて冤罪の可能性があり、南雲の起訴で全員が悩んだ。
(続く)


脚本:福田靖
監督:平野眞

第11話(最終話):2014/09/22:68m

(承前)
久利生(木村拓哉)と千佳(北川景子)が戻った城西支部は殺人容疑で送致された南雲(加藤虎ノ助)が過去に傷害事件を犯した可能性が浮上し1件は、南雲の犯罪なら検察は冤罪を認めることになる状態だった。
南雲の第1回公判が開かれ、検察側は久利生が罪状を読み求刑すると南雲は無罪を述べ、南雲の弁護人・松平(羽場裕一)も正当防衛を主張したが、久利生は南雲が関与したと思われる過去の事件を追求し始め5つの事件で追起訴を言った。
異例の展開にマスコミも検察も騒然とし、東京地検本庁は川尻(松重豊)に事情説明を求め、川尻は南雲が犯した過去の犯罪の起訴には自信があると言い、牛丸(角野卓造)は本庁と城西支部に挟まれた。
城西支部のメンバーは過去の事件を検証し、田村(杉本哲太)と遠藤(八嶋智人)が国分(井上順)を訪ね捜査協力を求めるが応じようとしなく不安があり馬場(吉田礼)と井戸(正名僕蔵)が行っても同様だった。
松平は南雲の態度が不安になり、記者・八木(小市慢太郎)と会い、宇野(濱田岳)と末次(小日向文世)が国分を訪れても同じだが、末次は事務官として国分に訴え、過去の事件を含めた南雲の裁判が始まり、松平は弁護側証人として国分を呼んだ。
タクシー運転手・三島(石井正則)が見つかり橋場大臣の収賄が判り特捜部は久利生が正しかったと知った。
<以下、隠し字>
久利生は牛丸と会い、翌朝千佳と鍋島次席の墓に参り、裁判が始まり国分が証人に立ち弁護側質問が始まり当時の判断を述べ、久利生は2つめの事件後の退職理由を聞き、裁判員に語りかけ犯人が嘘をいうから裁判があると語り犯人以外は正直である必要を述べた。
国分に何が話したいか聞くと起訴した大友に申し訳なかったと言い、最初は確信して大友を起訴したが次ぎの事件で間違いだと思い南雲を起訴すべきと思ったが、大友が死んでいて検事を辞めたが次々事件が起き、懺悔しに法廷に来たと言った。
久利生は国分に感謝して質問を止め、新たに南雲の物証が見つかり判決日になり、無期懲役になった。
地裁のメンバーが集まり、千佳に司法試験の資料が通販で届いた。


脚本:福田靖
監督:鈴木雅之

感想

検察取り調べはたぶん普通に行われているだろう。
ドラマの定番の捜査検事は少ない筈だが、久利生独自で描かれる。
むしろ事務官とか、検事官とか周囲との関係が面白い。

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