匿名探偵

キャスト

探偵(高橋克典)
冴島響子(片瀬那奈)
青島一平(山口大地)
相田香織(原幹恵)
マスター(森次晃嗣)
阿南幸一(田山涼成)
長山逸朗(柴俊夫)

スタッフ

脚本:尾崎将也・高山直也 ほか
演出:秋山純・小松隆志・塚本連平

第1話:2014年7月4日:探偵と夢にまで見た女:48m

久し振りの街で仕事を始めた探偵(高橋克典)に冴島響子(片瀬那奈)が依頼を持ってきて、依頼人は大企業社長・村木美里(石野真子)で彼女の会社の派遣社員・田辺由紀(中村ゆり)が昔に里子に出した娘か確かめて欲しいと言い、美里は病気がちだった。
探偵は極秘調査を始め、秘書・川村(鈴木貴之)が素行を聞くと美里は無関係と答え、由紀は恋人の借金返済で水商売をし探偵に里親は死に産親は知らないと言い、探偵は美里にたぶん本当の親娘で、水商売と恋人・瀬川(水橋研二)というチンピラを言うと川村と響子はDNA鑑定を求め内密に行われ、由紀は美里を母と紹介された。
マスター(森次晃嗣)と響子と探偵は結果を話し、探偵は川村を風俗店で見かけ、入り担当嬢(川上ゆう)から川村が金が動く商売で、「社長が信じている」と電話したと聞き、青島一平(山口大地)に内容確認を依頼し佐々木専務(名高達男)との通話と知り、由紀は美里が瀬川の借金を肩代わりし、響子は佐々木がアメリカで仕事中で探偵は調査がついでとしりDNA鑑定を疑い担当者は止め、再鑑定を頼み親子で無かった。
<以下、隠し字>
理容店・長山逸朗(柴俊夫)から辛い事があると言われ、探偵は美里に会い全て話し、刑事・阿南幸一(田山涼成)に会い、社内会議で佐々木が報告したが探偵が来て実質売却と言い由紀の娘でっち上げの株乗っ取りを言い川村が裏切り、阿南が背任で逮捕した。
探偵と美里は由紀に話し、誘われ脅されたと答え逮捕され、探偵が美里の病院に行くと釈放金で出た由紀がそばにいた。


脚本:尾崎将也
監督:秋山純

第2話:2014年7月11日:探偵と信じがたい女

探偵(高橋克典)は妻を尾行中に警察に捕らわれ刑事・阿南(田山涼成)から説教されたが夫が取り下げた。
探偵は殺人事件で忙しい阿南から柏原妙子(清水美沙)を紹介され、話では殺人事件現場を目撃し被害者は大原フーズ社長・大原俊之(鈴木一真)の妻・初枝らしいが、警察は殺された事実はないと聞き入れなく、冴島響子(片瀬那奈)に甘いと言われた。
探偵が調べると、大原夫婦仲は悪く妻が夫を抑え最近妻を見かけ無いと聞き、俊之は妻は海外旅行中と言い、義父の会長にも隠し、響子の調査では出国の事実はなかった。
探偵は一平(山口大地)に調査を頼み、クレジットカード利用記録から初枝の居場所を突き止めたが現れた女性の容姿は初枝と似ていなく、探偵は女性に接近したが逆に部屋に誘われ運転免許を見つけたが、警察に前身整形だと言われた。
響子は妙子は通報マニアで孤独で妄想好きと言われ、探偵は初枝に会い調査を止めると言い、阿南は殺人事件捜査中で、探偵はマッサージ嬢(川上ゆう)から大原は遊び人で最近高級バー通いを急に止めたと聞き、探偵はマネキンを死体と見間違った。
<以下、隠し字>
探偵は長山(柴俊夫)と話し、高級バーを調べ大原が通っていたホステス・理香を調べると阿南と会い絞殺されたと聞き、妙子が車で攫われ一平に追跡を頼んだ。
大原は妙子に妻以外の女・理香に脅されて殺し、妙子が妻・初枝と見間違えたと言い殺そうとしたが、探偵が止め大原を捕らえた。
響子は嘘から出た誠と言うが、探偵は嘘で無く優しいだけと言った。


脚本:高山直也
監督:秋山純

第3話:2014年7月25日:

7日前に探偵(高橋克典)は冴島響子(片瀬那奈)を通し、顧問弁護士先の社長夫人・真鍋祥子(舟木幸)から家出をした娘・沙織(荒井萌)探しを依頼されたが、探偵は成人女性の事で乗り気でなく、演劇が好きな沙織はひと月前、芝居に専念したいと会社を辞め家出し、調査中に刑事・阿南(田山涼成)と会うが別の主演女優・美加の殺害事件で、同じ劇団新木で沙織を見つけた。
探偵は取材を装いプロデューサー・柴田(宮川一朗太)と演出家・山西(相島一之)に会い俳優の皆が山西を持ち上げ、沙織に会うが公演が終了まで両親に居場所を知らせないと頼まれ主役が夢といわれた。
探偵は響子に1月待つと言い、監視を続けた探偵は突然沙織がヒロインに抜擢されたと聞くが、響子の連絡で祥子が柴田に会い金を要求され、探偵は不満で柴田に一平(山口大地)を近づけマッサージ嬢に誘うと夢も金になると語った。
探偵は居酒屋店員がナイフを持って柴田に近づくのを止め、殺された女優・美加の仇で真面目に付き合っていたと言い、柴田の金を出させる手口を聞き山西は飾りだが女狂いで美加も同じで殺されたと知った。
<以下、隠し字>
山西が沙織をホテルに誘い、探偵は沙織に一流の女優に自信がないと言い、響子から祥子に柴田がまた金を要求したと聞き、探偵は長山(柴俊夫)に迷いを相談し、事情を知らない者に言ってもらうと教えられた。
山西は沙織を再度誘い、一平が山西と劇団員に柴田の金儲けをメールで知らせ、柴田は居直り本当の事を言い山西と喧嘩になり、劇団員は現実を知り劇団は解散になった。


脚本:尾崎将也
監督:秋山純

第4話:2014年8月1日:

探偵(高橋克典)は冴島響子(片瀬那奈)の紹介で辛口料理評論家・片桐文乃(若村麻由美)と会い、最近彼女に脅迫文が執拗に届く調査を依頼され、文乃の助手・里見麗(芳賀優里亜)から脅迫状を見せられ、辛口コメントの文乃は敵が多かった。
探偵は響子に酷評されたシェフや関係者に聞き込みをするが脅迫文と結びつく人物は見当たらないと報告し、文乃が元料理人で辛口で5年前に仕入れ先で怪我を負い料理人を止めたと聞き、探偵はテレビでの文乃の辛口批評を見て、文乃から料理を出来る者が甘えてはいけないと聞き、探偵と麗の前で文乃が何者かに襲われオートバイで逃げた。
響子は探偵に、3年前に文乃の批評で廃業になったイタリアンシェフ・有村(小林裕之)を伝え養護施設育ちで現在は行方不明だが諦めていなく、施設へは両親の死で妹と入り友のカンナと写真に写っていた。
探偵は長山(柴俊夫)から自分で料理すると聞き、文乃に体験入学した探偵は不審な男(辻修)を見つけ脅迫状を出す所を一平(山口大地)が写真に撮るが、文乃を好きというストーカーだった。
<以下、隠し字>
探偵はオートバイで逃げた者が気になり、響子が入院中の有村を見つけ看護師から再起の為に無理しすぎ当初に若い女性の面会を聞き、それが麗でひかると読めて有村の妹だが暴行は否定し、探偵は刑事・阿南(田山涼成)から写真を見せられた。
マッサージ嬢からホテルの松野の殺人事件で写真の女性は容疑者・久松カンナ(朝倉えりか)で阿南からカンナのアリバイを聞き、文乃への麗の毒殺を止め、麗とカンナのアリバイ協力の交換殺人を指摘した。
探偵は文乃に味に細工した料理を食べさせ、文乃が味覚傷害でいい加減な料理批評が原因と指摘した。


脚本:高山直也
監督:小松隆志

第5話:2014年8月8日:探偵と知りたがる女

探偵(高橋克典)は冴島響子(片瀬那奈)の紹介で大学講師・遠藤伸一(石黒賢)の妻・幸枝(田中美里)と会い、夫のカバンに100万円の金を見つけ調査を依頼された。
探偵は大学へ行き、伸一に女子大生・若菜(南沢奈央)が親しげに声をかけ、一平(山口大地)を使い若菜と接触した探偵は、目印のハンカチが見えなかったと言われ、探偵は若菜から色々と聞かれ規則を言われ人違いと調査がばれ、伸一が女子大生とのデートクラブまがいの行為の事実を知り、ひまな男と金不足の女子大生の橋渡しと聞いた。
探偵と響子から調査結果を聞いた幸枝は反応が不自然で探偵は釈然としなく、若菜からメールが届き、伸一が帰ると幸枝と若菜が話していた。
ルール違反の付き合いから事件が起き、探偵は響子からデートクラブの女子大生が殺されたと聞きそれは別だったが、若菜から別の件で違反付き合いが判り刑事・阿南(田山涼成)が調べ、探偵は伸一と若菜にリスクがあると言った。
<以下、隠し字>
幸枝は友人・前田と会い不倫に進み、探偵は町で幸枝を見かけマッサージ嬢から人は変わると言われ、若菜から探偵は伸一がデートクラブを止めると聞いた。
前田が伸一にデートクラブを譲れと言い断ると幸枝の写真で脅し、取引に女子大生同行を求め、探偵は幸枝から伸一が脅されていると助けを頼まれ、伸一は前田に会い脅されると、探偵が来て前田と一味と闘い捕らえ、幸枝に聞き気に掛けていたと言い・・・。


脚本:尾崎将也
監督:小松隆志

第6話:2014年8月15日:探偵と口がうまい女

探偵(高橋克典)は冴島響子(片瀬那奈)の紹介で人気アナウンサー・花堂彩香(原田夏希)の依頼でブログや掲示板に誹謗中傷を書き盗撮写真を局に送った犯人を探し始め、内輪を疑うが響子は大勢と言い、テレビ局に同期の柿沢靖子(西丸優子)について侵入し、入社15年目の木野リカは靖子に衣裳を注意し、新人・安藤まみは彩香の写真流出を望むが表は異なり、木野の放送を皆でけなした。
探偵は長山(柴俊夫)にいやな世界を見たと言い、探偵はカメラマンに化け彩香の取材で入り、原川みのり(脊山麻理子)に写真集を貰い誘われ彩香だけ給料が高いと言われたが身元がばれ、一平(山口大地)は彩香と交際していた幹本(敦士)を見つけ、探偵は幹本と会い警告したが書き込みは認めたが、一方的にふられたと言った。
翌日彩香の写真がスポーツ紙に流出し探偵は幹本のマンションで刑事・阿南(田山涼成)から幹本が殺され重要参考人で彩香が疑われたがアリバイは黙秘し、探偵は生演奏のホテルを見つけ釈放させ、IT会社社長と会い離婚調停中だが昨日別れたと聞いた。
<以下、隠し字>
探偵はアナウンス室の隠し映像で靖子が彩香のIDを奪うのを見つけ、阿南が逮捕し自供し、探偵は幹本が彩香の誹謗者で靖子が代用と言われ殺した計画犯行と聞いた。
探偵は写真流出が疑問で、彩香は退職届けを出すが受理されず、探偵はマッサージ嬢からスポーツ紙記者の情報を得て、彩香自身がリークと言い、会社を辞めたいが認められずイメージを壊したかったと答え、放送で謝罪した。


脚本:嶋田つれ葉
監督:塚本連平

第7話:2014年8月22日:探偵と待ちぼうけの女

探偵(高橋克典)は財布を落とし、響子(片瀬那奈)に連絡したが時間がかかると言われ、片田舎の駅で鈴原小百合(安達祐実)と偶然出会い、彼女は5年前に別れた恋人の画家・坂巻英治(葛山信吾)を毎年ここで待ち続けていた。
気になった探偵は小百合に英治を探す事を申し出たが中々見つからず5年前にホームレスで見つけた証言があり、響子が所在を見つけたが英治は画家を辞め、4年前に結婚した妻と連れ子の息子・陽一と小さな農園で平和に暮らしていた。
英治は5年前に生活能力がなく小百合と別れ、小百合に言葉を伝えると、小百合は元気で良かったと言い、探偵は響子に終わりを告げるが響子は小百合が何故別れたかが疑問と言い、響子はマスター(森次晃嗣)に探偵が消えた声を無くした女優を待っていると言い、探偵はマッサージ嬢に女の気持を聞いた。
小百合は英治家族を見て海に投身自殺し、探偵が助けたが小百合は会った英治は他人を見る様で自分を忘れていたと言いどうして忘れた調査を頼み、探偵の質問に恋人だった大沼に脅されて死のうとした時に英治と会い別れるしかなかったと答えた。
<以下、隠し字>
探偵は英治に聞くと誤魔化され、大沼を一平(山口大地)と調べ元秘書・渡瀬美沙を見つけ、探偵は画家に化け美沙をモデルに呼び大沼が悪党で5年前に殺されたと聞き、探偵は響子から英治の妻の元夫・田崎誠を聞き、刑事・阿南(田山涼成)が大沼を殺し服役中で絵を描いていると言った。
探偵は響子と田崎に会い全て判り小百合に2つの結末があると言い、英治が大沼を殺そうとし、いきわかれの兄・田崎が大沼を殺し偶然出会い、兄弟が成り代わり、英治が2人を救ったと言った。


脚本:高山直也
監督:秋山純

第8話:2014年8月29日

探偵(高橋克典)が響子(片瀬那奈)から妻(山下容莉絵)の夫・安岡(大鶴義丹)の浮気調査を依頼され、最近自分を求めないと言われ調べると女性・典子とすごしていた。
女は安岡を誘い探偵が尾行するとサキ(壇蜜)に妨害され、安岡は謎の男・中西(波岡一喜)が典子を殺し殺害犯にされ、サキが安岡を連れて逃げ追い詰められ探偵と響子が助けた。
サキは治療を受け看護師の白衣を着て、探偵と安岡が聞くと安岡護衛を依頼され、安岡は50億円の価値の研究でライバル会社から狙われ、探偵は会社の上司・太田(団時朗)の依頼でサキを依頼したと考えた。
刑事・阿南(田山涼成)は女性・典子も中西の身元も判らず、サキと安岡は探偵から逃げて依頼外と考えるが、響子と安岡の妻に説明するが響子にだらしないと言われた。
サキは安岡を捕らえて太田に電話で報酬アップを要求し、探偵は阿南に会い目撃者の女がいたと知り尾行するとマッサージ嬢から安岡の会社に派遣された事を聞いた。
<以下、隠し字>
探偵は一平(山口大地)から殺された女が島崎で安岡の派遣社員と知り、サキに連絡し太田との取引を知り、太田が中西らと来て安岡とサキは捕らえられたが探偵が来て助けた。長山(柴俊夫)はサキの父の探偵と知り合いで、父に利用されたサキは探偵に疑問で金の為の探偵になったと言い探偵を眠らせて去り、サキは太田に再度取引をしたがニュースで新技術が発表され、太田は負けたと言い計画を話しサキを抹消しようとした。
探偵がニュースは偽だと現れ、太田や中西一味を激闘の末で捕らえた。


脚本:尾崎将也
監督:塚本連平

第9話・最終話:2014年9月5日:探偵と終わりに見た女

城ヶ崎晃(林家三平)による失踪人の北山(金児憲史)の霊脳失踪捜査がテレビで放映され、探偵(高橋克典)は見ていたが、響子(片瀬那奈)が依頼人・真由美(三浦理恵子)と来て探しているのは探偵も知る女子大生・麻美(小池里奈)で、海外赴任の両親に代わり依頼人が預かっていたがしばらく家に帰っていなかった。
テレビで柳井教授(袴田吉彦)が城ヶ崎を糾弾し、背景が麻美の残したメールに似ていると探偵は知り、城ヶ崎の事務所に潜入し麻美と再会したが元気と答えるだけで、刑事・阿南(田山涼成)らは北山事件を捜査し、探偵は麻美と北山が知り合いと知り麻美と会うと城ヶ崎を調べ、事務所に盗聴器が仕掛けられ城ヶ崎を調べていた北山が殺されたと考えていた。
麻美は秘書・村田に見つかり、城ヶ崎は変装を解いてマッサージ嬢に行き、探偵は響子と城ヶ崎と同様に柳井教授も人気が高く北山も取材に行き、柳井は城ヶ崎の裏に何かあると言い、探偵はマッサージ嬢から城ヶ崎の事務所の者が来たと聞き連絡を頼み、麻美は城ヶ崎の個別指導で狙われたが、誰かの指示が入り逃れ長山(柴俊夫)と探偵を訪ねるがおらず、3人組に襲われ連れ去られた。
<以下、隠し字>
探偵はマッサージ嬢の連絡で城ヶ崎を捕らえるが麻美は知らず、超能力は嘘でシナリオは別が書いたといい村田を尾行し、麻美の所へ行き黒幕が柳井教授だった、柳井一味と探偵と一平(山口大地)が戦い、探偵は村田を倒し、柳井が探偵と麻美を窮地に追い込むが最後に探偵が倒した。


脚本:尾崎将也
監督:秋山純

感想

タフでニヒルな探偵は名前がない方が向いている。
事件進展にお馴染みの人物が登場するが、必然性は考えない。
そして、どこかにユーモアに切り掛かる。

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