「八百八町夢日記2」

キャスト

北町奉行・榊原主計頭忠之(里見浩太朗):浪人・榊夢之助
鼠小僧(次郎吉)(風間杜夫)
与力・観音寺伝蔵(長門裕之)
同心・八田真四郎(船越栄一郎)
小料理屋の女将・おつや(中田喜子)
おつやの父・五郎八(名古屋章)
お杉(中村綾)
木崎(高橋浩二朗)

1991年10月-

第1話:1991年10月15日:偽りの花嫁

金貸し(疋田泰盛)が襲われ、榊(里見浩太朗)は「えんま」の2階で次郎吉(風間杜夫)と女将・おつや(中田喜子)と五郎八(名古屋章)と話し、おとき(大塚良重)が大工・朝吉(丹古母鬼馬二)の子2人と来た。
八田真四郎(船越栄一郎)は三国屋仙右衛門(小林勝彦)が殺された主人の店と争っていて見張り、おときは大家から小平次(伊吹剛)に見初められたと縁談を言われた。
八田は女をつけるがまかれたが、次郎吉が尾行し三国屋へ行くのを確かめ、「えんま」でおときと小平次が会うと榊は見た記憶があり、榊は三国屋へ入りこみ、おときと小平次が一緒になるが妙な男が来るのがおときは気になり、三国屋へ頭領から指示があり材木奉行・小山を襲うが榊が止め、黒幕を探し次郎吉はおときの様子が変と知り、榊は手配書で小平次が喜三郎という島抜けと見つけた。
小平次が三国屋へ行きおときが尾行し、小平次が手下に人別が欲しかっただけと言いおときを殺そうとするが次郎吉が助け、奉行が喜三郎一味の悪行を暴き斬り、おときは朝吉とやりなおす事になった。


脚本:和久田正明
監督:斎藤光正

第2話:10月22日:私が惚れた男

卍屋が斬られ血をぬぐった跡があり類似が続き政五郎(佐藤仁哉)を疑い、榊(里見浩太朗)はおつや(中田喜子)と五郎八(名古屋章)にあかね屋・お葉(余貴美子)を見張らせ、次郎吉(風間杜夫)はお葉に会い、政五郎の事を聞き父が事故死のきっかけで会いやさしいと聞いた。
大黒屋軍兵衛(原田清人)は仲間が2人殺され残った仲間に、土杵の弥七(高桐真)が隠した金を3年後に分ける事を話した。
五郎八は甚左(浜田寅彦)から2人殺されたが弥七の手下で古着屋・藤助(成瀬正孝)だけ知り行くが殺され、大黒屋が殺し屋を使っていると知った。
榊は藤助が残した手紙で大黒屋が弥七の6人の手下の1人と知り潜り込み、次郎吉と五郎八は政五郎が大黒屋の依頼で人殺ししていると知り、次郎吉は政五郎から菊次(江幡高志)の名を聞き一緒に船で逃げ、八田(船越栄一郎)は菊次を知っていて捕らえた。
政五郎はお葉に父を殺したと言い謝り逃げたが大黒屋に殺され、奉行が大黒屋一味の悪行と弥七を殺し金を奪っていたと暴き斬った。


脚本:小川英・胡桃哲
監督:斎藤光正

第3話:10月29日:情け深川えんま橋

福島屋佐平(石浜祐次郎)が五味源造(亀石征一郎)に殺され、男が「えんま」に来てお杉(中村綾)が会い、おつや(中田喜子)は仁平(阿木五郎)の知り合いと知り、榊(里見浩太朗)の指示で次郎吉(風間杜夫)は福島屋が最近材木問屋と揉めていたと知り、五味は飯田屋庄兵衛(幸田宗丸)に福島屋に疑われ斬ったと言うが、物取りと見せるために奪った財布をおのぶ(日向明子)にやった。
清次(宮下直紀)は姉・おのぶから財布を奪い、次郎吉は辰野屋(山本弘)からどこかの材木問屋が役人と組んでいると聞き材木入札不正を知り、清次はおつやに財布を見せると八田(船越栄一郎)は福島屋の財布と判った
飯田屋は福島屋の財布を清次が持っていると知り襲うが、次郎吉が助けるが清次は姉・おのぶに伝えるが斬られ次郎吉とおつやが助け、おのぶと清次の行き違いを話した。
鳥居大学(田中浩)と飯田屋と五味に、奉行が来て一味の悪行を述べて斬り捨てた。


脚本:鈴木生朗
監督:金鐘守

第4話:11月5日:春遠からじ

能面盗賊から、監視役・おすが(速水典子)がおみつ(塙紀子)を助け八田(船越栄一郎)が見つけるが眼を怪我し、榊(里見浩太朗)は川から能の道具を見つけ、能楽師・森藤十郎(磯部勉)を疑い、医師・長沢佑庵(うえだ峻)に会いおみつの治療を頼み、自身は佑庵になりすまし藤十郎を訪れ治療を強要され刀傷を見た。
佑庵はおみつの眼を治す薬が長崎からの届き待ちと言い、榊は藤十郎の治療後に牢に入れられ、次郎吉(風間杜夫)に鍵の開け方を聞き屋敷を探る為に逃げず、次郎吉はおすがを調べおみつの母で夫・矢市(西園寺章雄)に売られ藤十郎に身請けされたと知った。
八田は薬が奪われたと知るが、榊が奪い返し佑庵に渡し、次郎吉は川に鎖を見つけ藤十郎を捕らえるが仲間は逃げ、次郎吉はおみつの治療の成功をみたおすがに自訴と金が鎖で川に沈めている事を話せと言い、奉行は一味を金が見つかったと言い悪行を言い斬り捨てた。
奉行はおすがにおみつに正直に話せと言い、会い互いに謝り、江戸所払いにした。


脚本:小川英・山田貴美子
監督:金鐘守

第5話:11月12日:男泣き、別れ町

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脚本:和久田正明
監督:松尾正武

第6話:11月19日:神様が憎い!

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脚本:小川英・井川公彦
監督:松尾正武

第7話:11月26日:灯明台の灯を守れ

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脚本:小川英・井川公彦
監督:小澤啓一

第8話:12月3日:うわさの伊達男

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脚本:鈴木生朗
監督:小澤啓一

第9話:12月10日:子を思う闇

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脚本:和久田正明
監督:金鐘守

第10話:12月17日:おつや、涙の再会

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脚本:小川英・胡桃哲
監督:金鐘守

第11話:1992年1月7日:命がけ!鉄火肌の女

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脚本:和久田正明
監督:関本郁夫

第12話:1月14日:哀しみの刺客

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脚本:鈴木生朗
監督:金鐘守

第13話:1月21日:ツいてない男

次郎吉(風間杜夫)は銀次(河原崎建三)が錠前破りの自慢を聞き、火盗改め長官・近藤主膳(小林勝彦)と与力・榎本金吾(中田博久)が盗賊一味を牢で毒死させ奉行と観音寺(長門裕之)に見せ、火盗改め同心・井筒(筒井巧)が奉行に伝えたい事があると言うが榎本に斬られ次郎吉が見つけた。
八田(船越栄一郎)は銀次から話しは偽りで娘・お栄をさがし、次郎吉と八田はお鶴(田中雅子)で大野屋惣兵衛(松熊信義)と妻・お浜(志乃原良子)の娘と知った。
お鶴は大野屋夫婦から貰い子で見せようとした書き付けが無くなり、銀次は盗賊一味から錠前破りの代わりにお栄を教えると騙し次郎吉が手伝い、押し込みをはかった。
榊(里見浩太朗)や次郎吉はお栄を知っていて引き込みが大野屋にいて押し込むと考え待ち伏せ一味を捕らえ、銀次はお鶴に父といい事情を話すがお鶴は大野屋夫婦が本当の両親と言い、奉行は近藤らに悪行を述べ斬り殺した。


脚本:小川英・蔵元三四郎
監督:関本郁夫

第14話:1月28日:うたかたの晴れ着

榊(里見浩太朗)や次郎吉(風間杜夫)や五郎八(名古屋章)は盗賊が騙りで伏見屋を殺し4人組が主従を装うと考え、1人が役者の中村七之丞(津村鷹志)と考えた。
おかよ(小林綾子)が病気の父・杢兵衛(穂高稔)に変えると姉・お政(三浦リカ)が離縁と戻り、おかよはお政を「えんま」へ連れるが酒に酔い見た七之丞がお政におかよを見合いの身代わりにさせた。
三州屋若旦那と紀州大店娘と騙りおかよは見合いし、次郎吉は房吉(牧村泉三郎)を見つけおかよとお政に七之丞が伏見屋を殺しと伝えたが、三州屋がすでに金を払っていて取り返しに行った杢兵衛を八田(船越栄一郎)が迎えに行き役人に捕らえられた。
八田(船越栄一郎)はおかよをときはなち、次郎吉とお政は七之丞の首実検に行き尾行し旗本・相良錦之助(菅貫太郎)屋敷へ行き、榊は大店に化けて土地を探していると見せかけ七之丞が相良に伝えるが偽と気がつくが奉行が屋敷に来て悪行を示し一味を斬った。


脚本:和久田正明
監督:斎藤光正

第15話:2月4日:泣くな、真四郎

八田(船越栄一郎)は父が前科者で自害している青木千鶴(藤吉久美子)に惚れるが祖母・はな(風見章子)は前科者の娘に反対した。
千鶴は奉行と八田に、勘定方の父が不正で自害したが押尾藩家老・谷川甚十郎(外山高士)は会わせずその後夫・早瀬勝人(井上高志)に離縁されたと話した。
榊(里見浩太朗)と次郎吉(風間杜夫)と五郎八(名古屋章)は自害の真相を調べ、早瀬が調べているらしく、八田は千鶴に預け、五郎八は和泉屋(金井大)との繋がりを見つけ榊が用心棒で入った。
谷川と和泉屋と青木主膳(芝本正)や大野(遠藤征慈)らが話し、早瀬は石井(中嶋俊一)から奪った書状は焼いたと伝え聞いた榊を牢に入れるが、後で事情を話し逃がすが自分は捕らえられた。
千鶴が呼び出され早瀬は書状を要求されたが奉行が来て、家老と和泉屋一味の悪行を暴き斬り殺し、早瀬は書状を奉行に渡した。
千鶴と早瀬は八田に詫びて江戸を去った。


脚本:小川英・南賀明子
監督:斎藤光正

第16話:2月11日:女賊ざんげ

書家・玉木が斬られ推挙状が盗まれ奉行は調べ始め、八田(船越栄一郎)は牢から出たおこん(岡まゆみ)を助け五郎八(名古屋章)は3年前の事情を聞き「えんま」で働かせた。
榊(里見浩太朗)と次郎吉(風間杜夫)らは推挙状の対象3人を調べ旗本・矢部将監(御木本伸介)の次男・矢部敬之助(沖田さとし)を疑い、おこんが「えんま」から色々盗み消え五郎八と次郎吉は話しが全て嘘でないと見抜き荷物だけ買い戻しおこん戻る様に言った。
おこんは自ら尼僧に扮し敬之助の家に入りこみ推挙状を見つけるが重傷を負い五郎八に渡し、将監と敬之助に奉行が来て悪行を暴き斬り殺した。


脚本:鈴木生朗
監督:井上泰治

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