「立花登青春手控え」

キャスト

立花登(溝端淳平):江戸・小伝馬町の牢医者。
ちえ(平祐奈):登のいとこ。
松江(宮崎美子):登の叔母。
平塚平志郎(マキタスポーツ):小伝馬町牢屋敷の牢屋同心。
土橋桂順(正名僕蔵):小伝馬町牢屋敷の牢医者。
新谷弥助(高畑裕太):登が通う起倒流柔術鴨井道場の同輩。
直蔵(波岡一喜):藤吉配下の下っ引き。
きよ(鷲尾真知子):小牧家の女中。
藤吉(石黒賢):深川・八名川町の岡っ引き。
小牧玄庵(古谷一行):登の叔父で、江戸の医者
鴨井左仲(峰蘭太郎):起倒流柔術鴨井道場主
娘・園井(石志望)
おせん(園英子):ちえの友
みき(眞木めい):ちえの友
あき(木下美咲):ちえの友
万平(みのすけ):牢下男

スタッフ

脚本:古田求・田村惠・小林政広
監督:山下智彦・服部大二・真鍋斎・前原康貴
原作:藤沢周平 獄医立花登手控え 『春秋の檻』『風雪の檻』

第1回「雨上がり」2016年5月13日

3年前に19才で出羽亀田から次男・立花登(溝端淳平)は母・なを(音無美紀子)に叔父の医者・小牧玄庵(古谷一行)が名医で学問所に入れる苦労を言われ江戸へ旅立った。
雨の夜に勝蔵(瀬川亮)がおみつ(水崎綾女)に会いに長屋に戻り、岡っ引き・藤吉(石黒賢)と下っ引き・直蔵(波岡一喜)に捕らわれ、起倒流柔術鴨井道場で道場主・鴨井左仲(峰蘭太郎)が稽古を見て、登が同輩・新谷弥助(高畑裕太)と組合い、左仲の娘・園井(石志望)が新谷を左仲の手伝いに呼び、江戸暮らしに慣れて来た登はいとこで玄庵の娘・ちえ(平祐奈)と友人・おせん(園英子)に友人・みき(眞木めい)が登を好きと言われ、女中・きよ(鷲尾真知子)に居候が可哀相と言われ玄庵が診察や牢屋敷仕事も片代わりさせ、妻・松江(宮崎美子)やちえまで呼び捨てと言った。
玄庵が登に小伝馬町牢屋敷の勤めを1人で命じ、奉行・帯刀の許しを言い、松江が登に居候に手当てを納めろ命じ、登は牢屋敷で牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)から引き継ぎ、夜に牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)から病人を聞き下男・万平(みのすけ)が止めたが牢内に入ると、勝蔵が仮病で用件を頼み押し込み主犯・伊四郎(山中聡)から分け前10両を受け取りおみつに渡して欲しいと頼まれた。
登は引き受け、平塚から勝蔵の罪状を聞き、伊四郎を訪ね女と居て勝手に渡せないと言われ、藤吉は深川・八名川町が縄張りで女房・おせんに小料理屋をやらせ、登は藤吉に相談し直蔵からおみつが仙太に惚れられ伊四郎の告げ口で判ったと聞き、登は伊四郎と仲間から襲われたが10両を取るが浪人・市村半之丞(入江毅)に襲われ柔術で倒した。
登はおみつを訪ねると伊四郎と居た女で10両を勝蔵に頼まれたと渡し証文を書かせ、伊四郎とは長く付き合い勝蔵に言わないと頼まれ勝蔵に証文だけ渡し礼を言われた、登と藤吉と直蔵は勝蔵らの島流しを見送り、登は見送るおみつを見た。


監督:山下智彦
脚本:古田求
原作:藤沢周平

第2回「善人長屋」2016年5月20日

吉兵衛(河相我聞)が小伝馬町牢屋敷に3日前に入れられ、夜の見回りの牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)に助けを求め下男・万平(みのすけ)が調べの時に言えと答え、牢医者・立花登(溝端淳平)も無実と訴えら小牧玄庵(古谷一行)から気にするなと言われ、書物を買う金が不足と言うが叔母・松江(宮崎美子)には言えず掃除を命じられ見た女中・きよ(鷲尾真知子)が同情したが、玄庵の娘・ちえ(平祐奈)が友人・みき(眞木めい)を送れと言われた。
登は吉兵衛の話を聞き人を殺めたが嵌められ盲目の娘が気がかりと聞き、牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)から事情を聞き、岡っ引き・清助(鷲生功)を訪ね大工見習い・益三に襲われ吉兵衛が刺し、源六(荒谷清水)と与五郎が匕首を吉兵衛が持ち歩くと証言し同じ長屋で「善人長屋」と呼ばれ確かと聞き、登は長屋に吉兵衛の娘・おみよ(荒川ちか)を訪ねた。
登はおみよから長屋は善人ばかりと聞き、おもと(山本裕子)も源六も親切で、帰る登は襲われ殴り、藤吉(石黒賢)に話すと源六と与五郎を疑い、直蔵(波岡一喜)が登を訪ね「善人長屋」が嘘つきだらけで源六と与五郎は素性が判らなく、2人と吉兵衛が「帰って来る」と話したとおみよが聞いたと言い、直蔵は大工・佐吉から益三が親の仇が見つかった聞き、藤吉が調べ4年前に益三の母の三河屋の後家が50両奪われ首を吊り、直蔵と藤吉は源六と与五郎を捕らえた、登は聞き吉兵衛を嵌めた理由が疑問と考えるが、おみよに知らせると源六と与五郎が良い人と聞き「帰って来る」奴を尋ねた。
登はちえから栄吉に文を渡せと命じられ松江から付け文と取りあげられ、藤吉が「源六と与五郎が12年前の大店に4人で押し入り殺害し700両奪った」と白状し、「吉兵衛と博打打ち・弥太が仲間で、弥太が金を隠したまま島流しになり、3人は弥太の子を引き取り吉兵衛の子として育て人質にした」と言い、弥太は不明で吉兵衛の解き放ちを言った。
吉兵衛がおもとからおみよの居場所を聞き出し、登は同輩・新谷弥助(高畑裕太)と隠れ家で会い待ち伏せ、夜に吉兵衛が来て登が争い捕らえ、弥太の病死が判りおみよがおもとと長屋に戻った。


監督:山下智彦
脚本:田村恵
原作:藤沢周平

第3回「女牢(おんなろう)」2016年5月27日

牢医者・立花登(溝端淳平)は牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)と牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)らと牢を見回り、女牢の中に見知ったおしの(前田亜季)を見つけ、小牧玄庵(古谷一行)が家で診察し叔母・松江(宮崎美子)は留守で登は女中・きよ(鷲尾真知子)と食事し玄庵の娘・ちえ(平祐奈)が友人・みき(眞木めい)と酒に誘った。
登は玄庵におしのを聞くが憶えておらず、長屋に行くと荒れ「3年前に登が玄庵の代わりに亭主・時次郎(山根和馬)を度々診察を重ねた」、登は平塚からおしのは亭主を殺しで入牢で、藤吉(石黒賢)から直蔵(波岡一喜)と殺しを本人から聞くが理由は言わないと聞いた。
登は往診後に送ったおしのと話した事を思い出し、柔術稽古で新谷弥助(高畑裕太)にわざと投げられると言われ、帰ると直蔵が時次郎を話し怠け者でおしのがは働き詰めで、事件の前に争う声が聞こえと聞いた。
登は牢名主(明星真由美)からおしのの相談を受け急ぐと言われ、直蔵と瓦職人・参吉(兼松若人)から時次郎が女房・おしのを博打の借金で能登屋(南条好輝)に売ったと聞き、時次郎と参吉が帰り大きな態度を取るとおしのが時次郎を刺し殺したと聞いた、登は藤吉から亭主殺しは重罪で覚悟が出来ていて、何かうれしいことがあったかもしれないと聞いた。
登は処刑の前日に牢に入り、おしのと抱きあい過ごした、翌日におしのは作法通り送りだされ登が見守る前で笑ってつぶやき処刑され、登は能登屋を呼び出し問うがおしのを忘れており、能登屋と用心棒らを殴り倒した。


監督:服部大二
脚本:古田求
原作:藤沢周平

第4回「返り花」2016年6月3日

牢内の食事は朝と晩だが差し入れが許されて居た、汚職嫌疑で牢屋敷に留置されていた勘定吟味役人・小沼庄五郎(伊庭剛)が妻の差し入れの饅頭を食べて死にかけ牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)が来て、下男・甚助(水澤紳吾)は饅頭を見て、土橋は牢医者・立花登(溝端淳平)に事故を話し、饅頭が消えたと言った。
登は藤吉(石黒賢)に話すが御家人は手が出せず、鴨井道場同輩・新谷弥助(高畑裕太)が小牧玄庵(古谷一行)と叔母・松江(宮崎美子)と娘・ちえ(平祐奈)と女中・きよ(鷲尾真知子)に会い、登に小沼と妻・登和(マイコ)と娘・千加(柴田杏花)とが後添いと告げ、登和は浪人・井崎勝之進(比留間由哲)に相談し上司・松波の面目が立たぬが毒をいれたか聞けず、甚助が持ってきて買い取った饅頭を渡し松波への確認を頼んだ。
登は新谷から千加を紹介され「登和が7年前後添いになり頑張り小沼は無口だが思いやりがあり、登和が甚助に毒饅頭で脅されたが信じらない」と聞き、甚助は井崎に斬り殺され、藤吉と直蔵(波岡一喜)が調べ牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)が悪者で牢屋敷で弔うと言い、登は直蔵から登和の昔の知合い浪人と最近会っていると聞いた。
吟味方改役・松波佐十郎(梨本謙次郎)に井崎が毒饅頭を売りに来て不正と始末を訴えると脅し、登と直蔵は、井崎が船宿で登和に会い松波と話しが付き甚助殺害を告げたが登和が否定し、井崎が松波が罪を被せ殺害を図ったと言い逃亡に誘うと登和が断るのを聞き、登と直蔵と藤吉は井崎を松波が襲い殺すのを見て、登が松波と争い怪我したが殴り倒し、新谷は千加を連れ、登と藤吉は登和に真相を伝え小沼の疑いが晴れ井崎が松波に斬られ元の暮らしに戻れると告げた。


監督:服部大二
脚本:古田求
原作:藤沢周平

第5回「老賊」2016年6月10日

牢医者・立花登(溝端淳平)は老囚・捨蔵(寺田農)を診断し、牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)に重病と告げ極悪人の顔と聞き、叔母・松江(宮崎美子)から用事を言われるが小牧玄庵(古谷一行)が出かけ登も出かけ鴨井道場同輩・新谷弥助(高畑裕太)と稽古し牢屋敷で牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)と引き継ぎ、登は捨蔵から娘・おちかと孫を探して欲しいと頼まれた。
登はおちかを長屋で探し、おとよ(ふせえり)とはな(円城寺あや)から行く先は告げなく亭主を亡くし以前に男がおちかを探していたと聞き、おちかを探す登の後を男が尾行し、捨蔵は重病人の牢・溜まりに移り、牢名主・長右衛門(六平直政)から捨蔵が多額の金を渡し無宿者でなく名を隠し、新入りが捨蔵と話し牢を出たが守宮の助五郎(温水洋一)と思い出し、悪党だが捕まった事が無いと聞いた。
登は岡っ引き・藤吉(石黒賢)に話しおちかが追われて居ると考え直蔵(波岡一喜)に探させ、家に帰り女中・きよ(鷲尾真知子)と会い娘・ちえ(平祐奈)が出かけ、10日後に登は直蔵からおちかの住まいを見つけたと聞き行くと助五郎を見かけ、おちか(野村佑香)を訪ねると父は居らず捨蔵は新兵衛で人殺しで、3年前の強盗2人を目撃し1人が新兵衛で翌朝黙っていろと脅され引っ越すが誰かに見張られていたと聞いた。
登は捨蔵が探させ助五郎が尾行したと考え、おちかの家に戻り襲う助五郎と闘い捕らえ藤吉と直蔵に引き渡した、登は捨蔵におちかを見つけ助五郎を捕らえたと話すが答えず死んだ。


監督:真鍋斎
脚本:小林政広
原作:藤沢周平

第6回「風の道」2016年6月17日

牢医者・立花登(溝端淳平)は牢屋敷で拷問で責められた罪人・鶴吉(林泰文)を見、牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)と牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)が主犯の相棒の名前を明かさぬと話し、帰り登は女中・きよ(鷲尾真知子)から居候扱いで人が良さ過ぎると言われ、叔母・松江(宮崎美子)から娘・ちえ(平祐奈)が男と夜遊びで酒を飲み帰り、相手の男・薬種問屋息子・義次郎に会って止めさせて欲しいと頼まれた。
登がなぜ口を割らないのか鶴吉を問い詰めると、相棒に女房を殺されると聞き女房を守って欲しいと頼まれ、自身は牢内に差し向けられた男に殺されると聞き、平塚に告げて、鶴吉の女房・おなか(星野真里)を訪ね事情を話すが知らず引っ越せないと言われた。
小牧玄庵(古谷一行)が登に金が無くなりちえだと思うが問い詰められず、登は鴨井道場同輩・新谷弥助(高畑裕太)にちえの行状調べを頼み、登は鶴吉の死を聞き調べ殺害と知り平塚に伝え、牢で罪人・為蔵(岡部たかし)から目撃し辰五郎(隅部洋平)と聞き岡っ引き・藤吉(石黒賢)に話し牢を出て雇い主に会い同時に捕らえるしかないと聞いた。
辰五郎は牢を出て直蔵(波岡一喜)と登が尾行し家に戻り、登は新谷からちえが中村菊之丞に入れ込むと聞き連れ戻し、張り込む直蔵に行き翌日辰五郎は出かけ古手屋に行き利兵衛に会い、おなかは出かけ辰五郎が狙うと登が助け捕らえ、登に鶴吉の死は聞いていたが自分だけが生きた証だと言われ、利兵衛が盗賊元締めとして捕らえられた。 松江が玄庵が紛失した金は自分が使ったと言った。


監督:真鍋斎
脚本:田村恵
原作:藤沢周平

第7回「落葉降る」2016年6月24日

牢医者・立花登(溝端淳平)は非番で夜は医学書を写し、小牧玄庵(古谷一行)が叔母・松江(宮崎美子)があき(木下美咲)を問い詰めちえ(平祐奈)とおせん(園英子)と3人と言うが女中・きよ(鷲尾真知子)が嘘だと言い、松江が登に飲みすぎたちえを迎えに行かせ、帰る途中に登は鋳物屋の平助(徳井優)に会った。
翌日の夕方に登が牢屋敷に行くと平助が捕まり、牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)から落ちた財布を盗んだと聞き、平助を諭し娘・おしん(大後寿々花)が飾り職人・清吉(山口翔悟)との祝言を控え嵌められたと聞き、登がおしんと話し最近清吉と会っていないと聞き、時々夜遅くまで働き今日は女将・お島(中島ひろ子)が送ると聞いた。
鴨井道場で鴨井の弟弟子・溝口孫蔵(松澤一之)と新谷弥助(高畑裕太)と登は稽古し、鴨井左仲(峰蘭太郎)と娘・園井(石志望)らと飲み、おしんがお島が忙しく1人で帰り襲われ、登は帰った玄庵から傷物にされたと聞き、訪ね励ましたが清吉に会えないと聞き、翌日に聞き岡っ引き・藤吉(石黒賢)と下っ引き・直蔵(波岡一喜)に話した。
直蔵は銀平(丸川敬之)に平助に落とした財布を取られたと言ったが待ち伏せを目撃されていると問うと、おりき(西原亜希)に連れられ清吉の正体を問い「女を平気で騙すが町の評判を良くしようとする」と聞き、おしんは4日後から店に出ると清吉が来て身を案じると言うとおりきが来てまた騙すと言い親方の娘との祝言でおしんから別れさせる様に仕組んだと言った。
お島が登と直蔵におしんが清吉を刺したと告げ、登は祝言の席で捕らわれたおしんを見て清吉を手術した、平助が解き放たれ登は清吉が助かるとおしんが打ち首にならなくなり助けたと言った。


監督:前原康貴
脚本:古田求
原作:藤沢周平

最終・8回「牢(ろう)破り」2016年7月1日

新助(大高雄一郎)が小牧玄庵(古谷一行)の娘・ちえ(平祐奈)と祭りで遊び、牢医者・立花登(溝端淳平)は蕎麦屋で芳次郎(橋爪遼)から登がちえの許嫁と言われ好いていたが諦めたが、櫛作り職人・新助に入り浸りで新助は悪党だと聞いた。
登は叔母・松江(宮崎美子)から、ちえの夜遊びの相手の説教を頼まれたが、芳次郎から新助に乗り変えたと言うと今日も帰らないと言われ、女中・きよ(鷲尾真知子)が聞き、登は留八(神尾佑)らに牢内の囚人・金蔵(松本実)に牢破りの鋸を渡せと求められ、断るとちえを誘拐したと簪を見せた。
登は牢医者・土橋桂順(正名僕蔵)に外出を告げ、ちえが帰宅しないと聞き松江に簪を見せ誘拐を告げ、夜に登は牢で病人・金蔵を聞き下男・多十(上杉祥三)と牢屋同心・平塚平志郎(マキタスポーツ)と会うが渡さず控えで脅迫状を読み、登はみき(眞木めい)とあき(木下美咲)を訪ねちえが新助を怖がって居て、登が冷たいと言われた。
登は岡っ引き・藤吉(石黒賢)と下っ引き・直蔵(波岡一喜)に話し、多数の仲間がいて金蔵が軽い罪で牢に入り牢破りの大罪を疑い、外との繋がり捜査で鋸を渡して欲しいと言われ、登は牢で平塚に相談するが断られたが頼み金蔵を診て鋸を渡し、多十が外の留八に投げ文し留八を直蔵が尾行し、登は多十を目撃した。
登は薬屋に化けた直蔵から隠れ家と仲間5人と聞き、留八らが計画と牢破り後にちえ殺害を話し、登は親友・新谷(高畑裕太)に助けを求め、玄庵を松江が止め登に頼み、藤吉と直蔵から木綿問屋の押し入り犯と言い捕らわれた金蔵を慌てて牢破りさせ、登に目をつけちえを攫ったと聞き、平塚らが多十と金蔵を捕らえた。
登は新谷と藤吉と直蔵らと隠れ家に押し込み盗賊一味を捕らえ、ちえを助けた、数日後に登はきよと食事し、松江らの扱いは変わらず、玄庵とちえは少し変わった。


監督:山下智彦
脚本:古田求
原作:藤沢周平

感想:

感想: 医術を志し、柔術にも勝れる主人公を描く。
若さ故に一本気で、世間知らずだが周囲に仲間がいる。
女性は苦手だが、漸くそれも少し前進したようだ。

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