「八百八町夢日記1」

キャスト

北町奉行・榊原主計頭忠之(里見浩太朗):浪人・榊夢之助
鼠小僧(次郎吉)(風間杜夫)
与力・観音寺伝蔵(長門裕之)
同心・八田真四郎(船越栄一郎)
次郎吉の恋女房・お初(未來貴子)
小料理屋の女将・おりん(中原理恵)
元盗賊・平吉(森川正太)
お松(立原ちえみ)
林備前守(佐藤慶)

第25話:5月22日:しのぶ恋、忘れ貝

若年寄・朝尾定次(土屋嘉男)が三好小平太(辰巳琢郎)が江戸に逃げ藩と秋山(遠藤征慈)が狙うが邪魔が入ったと言い、次郎吉(風間杜夫)が助け榊(里見浩太朗)はおりん(中原理恵)と会った。
藩主・牧野(西山辰夫)は朝尾が小平太に罪をかぶせる積もりで、側室・お汲(神保美喜)と小平太は深い仲と知り、小平太はお汲に文を届ける事をおりんに頼み渡し、本当の事は呼び出し会えば判ると言った。
小平太は自分は濡れ衣で秋山の殺害をきせられお汲に会い、公儀に届け出ると言うがおりんは罠と言い、次郎吉と小平太はお汲に会いに潜入するがばれてお汲と次郎吉は小平太を逃がし、次郎吉はつかまるがお汲に助けられ藩主が小平太事件で朝尾に脅され公儀の取り潰しから藩をすくう事を頼まれ、自分は親の病気の世話で側室になったと言った。
藩主・牧野も次郎吉に助けを求め、お汲にひまを出し、皆で小平太を説得するが聞かず秋山の裏切りで罠に気づいた。
奉行は朝尾と秋山を斬り捕らえた。


脚本:小川英・山田貴美子
監督:金鐘守

第26話:5月29日:夢之介が殺した女

榊(里見浩太朗)は襲われ腕を見ていたお絹(三原じゅん子)に用心棒を頼まれ詳しく聞く前に殺された。
次郎吉(風間杜夫)は榊に手を折られた定次(結城市朗)からお絹は元芸者で、火消し・弥五郎(江並隆)が仲が良いが3月前の火事で死に、榊は2カ所で起き付け火の疑いが有ると言、芸者・そめか(杉山紗月)からお絹の客で火事の一番纏におくれ2番めの火事で死んだと言い、秋田屋(小沢象)の名を聞いていた。
おりん(中原理恵)がお絹の妹を名乗り、喜助(草見潤平)が秋田屋に伝え、おりんは秋田屋が火事で材木で儲け喜助の羽振りが変わったと言い秋田屋が襲うが助け捕らえた。
榊はお救い小屋で火事で焼け出された加納屋(中嶋俊一)と娘・お稲(久仁亮子)に会いお絹が下手人に思い当たりが有るらしかったと聞き、喜助は秋田屋の指示で2度目の火付けと弥五郎殺しを言った。
そめかが榊に客は作事奉行・神谷政孝(高桐真)だと言い、次郎吉とおりんは秋田屋に2千両を強請り八田(船越栄一郎)と観音寺(長門裕之)の手伝いもありお救い小屋に寄附した。
神谷や秋田屋に奉行は来て暴き斬り捕らえた。


脚本:小川英・中野顕彰
監督:上杉尚棋

第27話:6月12日:次郎吉捨身の反撃

盗賊が武蔵屋に入り怪我をした錠前師・利助が仲間に殺され、榊(里見浩太朗)は次郎吉(風間杜夫)とおりん(中原理恵)に代わりの錠前師を探すと言い、次郎吉がなりすます事になった。
兵頭修理亮(川合伸旺)は盗賊頭・音蔵(伊藤高)に早まったと言い、音蔵は次郎吉に目をつけ、実家に帰る妻・お初(未來貴子)を拐かし次郎吉に仲間入りを共用した。
平吉(森川正太)が兵頭と利助が会っていたと知り、おりんは兵頭は次の奉行職を狙い借財返済を急ぎ盗賊利用と考え、八田(船越栄一郎)と観音寺(長門裕之)の芝居で榊が兵頭に近づき兵頭と音蔵の繋がりを知った。
おりんはお初の拐かしを知り榊に伝え、次郎吉は押し入りの下見をしてお初と交換に一味と押し入るが空だが、お初も命を狙われたがおりんが助け、互いに裏切っていた。
兵頭と音蔵一味に奉行が来て悪事を暴き斬り捕らえた。


脚本:小川英・胡桃哲
監督:金鐘守

第28話:6月19日:片思い恋の絵草紙

お初(未來貴子)の前で絵草紙作者・観月が殺され犯人として与力・矢沢と岡っ引き・哲次に捕らえられ、観月と仲の良い少年・源(保坂尚輝)が見ていて、観音寺(長門裕之)は月番の北町でお初を引き取った。
付け火の火事で版元・一観屋一体が全焼し、観月は元武士で幸助(益富信彦)が直前に出たばかりの観月の絵草紙を買い占め、榊(里見浩太朗)は次郎吉(風間杜夫)とおりん(中原理恵)に火事と観月殺しの関連調査を言った。
お初は源に命を狙われ濡れ絹と説得し、榊は源から観月の事を聞き、次郎吉とおりんは小松屋五兵衛(森幹太)と番頭が観月の絵草紙を買い占めたと知り内容を知る為に探すが版元の火事で見つからず目的と考え、お初は源に仇討ちを止めるように諭し、観月原本を持っていて借りた。
米倉織部正(西沢利明)が小松屋といると、骨董屋に化けた榊が観月の下書きを見せ襲われ逃げ、源は幸助といる与力・矢沢と岡っ引き・哲次を襲い哲次と相討ちになり、榊が来て矢沢を斬るが、源はお初に簪を渡し好きだと言って死んだ。
米倉と小松屋一味に奉行が来て悪事を暴き斬り捕らえた。


脚本:鈴木生朗
監督:金鐘守

第29話:7月3日:次郎吉花火

次郎吉(風間杜夫)は兄の花火師・三次(塩谷俊)が作った花火をおとせ(浅野愛子)と楽しみ、町では黄羽織組があばれていて、旗本中心で被害者が訴えず、奉行は八田(船越栄一郎)と観音寺(長門裕之)の捕らえろと命じた。
黄羽織組がおとせに絡み、次郎吉が助け、榊(里見浩太朗)は同じ服装で黄羽織組に入りたいと頭目・柏木定九郎(伊藤敏八)に言うが奉行に不満があるか聞かれ断った。
三次は特殊な花火制作を禁止されていたが次郎吉が諭し働き始め、黄羽織組に一度誘われており、花火師・吉松が爆死し、奉行が望月大学(深江章喜)の代わる噂があった。
榊と次郎吉に、おりん(中原理恵)が黄羽織組が吉松に火薬を作らせていたと言い、榊は黄羽織組に火薬の腕をはなし望月大学と会い去った。
黄羽織組はおとせを攫い、三次に火薬を作らせようとし三次が行き、知った次郎吉も行くが三次は斬られ死んだ。
望月大学と黄羽織組に奉行が来て悪事を暴き斬り捕らえた。


脚本:佐藤五月
監督:上杉尚棋

第30話:7月10日:生き別れ、思いの糸

次郎吉(風間杜夫)とおりん(中原理恵)は山城屋の葬儀でお吟(白都真理)と美濃屋万吉を見かけたが、後に万吉が殺され武士の切り口だった。
おりんと平吉(森川正太)は山城屋番頭(須永克彦)がお吟から金を強請り、次郎吉はお吟を見張り、おりんと平吉はお吟の過去を調べ、お吟は志摩屋の内儀になり加賀爪外記(高城淳一)と会い秀次(速水亮)に仲買を頼んだ。
次郎吉と八田(船越栄一郎)は盗賊・流れ星とお吟が同じ店を狙っていると考え、八田の芝居で榊(里見浩太朗)はお吟に近づき、秀次を尾行中に誰かに次郎吉は襲われた。
おりんと平吉はお吟に兄がいると知り、次郎吉は秀次から仕事を持ちかけられ志摩屋の図面を見、秀次が志摩屋に仲買の目処を言うがお吟を見かけ驚き次郎吉に中止を言い、榊と次郎吉とおりんは兄妹が互いの悪事を知らず、加賀爪が金集めに使い、お吟が毒で山城屋を殺したと考え、秀次は加賀爪からお吟を抜け出さそうとするがお吟が斬られ死んだ。
加賀爪一味に奉行が来て悪事を暴き斬り捕らえ、秀次は島送りになった。


脚本:和久田正明
監督:金鐘守

第31話:7月24日:夏の嵐

榊(里見浩太朗)は八田(船越栄一郎)から知り合いの米(日下由美)と男が襲われ殺された知らせが有り、顔が潰されているが深谷路利(大出俊)と思った。
榊が姿を消し、極楽亭の暗闇の源太郎(三角八朗)一味に殺しの件を聞き話すまで居座り誰も外に出さなく、斬り掛かったのは熊木半兵衛だが誰か別に殺されたと言い、場所は源太郎が質入れした刀で知ったと榊は言った。
おりん(中原理恵)は学問所の坂井から深谷の事を聞き、親友の榊から深谷が米を望み一緒になったが結果は逆になり、深谷は米をいじめ出世に賄賂を使ったが失敗したと聞かされ、次郎吉(風間杜夫)と深谷の評判が悪いと知り、屋敷に忍びこみ地下で新式銃を作っていると掴んだ。
榊は殺害は熊木以外で、深谷が生きていると知り会い次郎吉から聞いた新式銃を話し、源太郎一味が移動させたが、奉行が来て一味と首領・深谷を斬り捕らえた。


脚本:小川英・中野顕彰
監督:斎藤光正

第32話:8月14日:信玄谷の忍び花

八田(船越栄一郎)と万七(蛍雪次朗)は島田屋から逃げる盗賊を見つけ、榊(里見浩太朗)が捕らえると女賊で、八田は奉行に持っていた金延棒を知らせた。
女賊が牢で自決の振りで逃げると、武士の集団が襲うが空で、奉行はくノ一と考え八田と万七に口止めし、八田は島田屋利兵衛(長谷川明男)から泥棒は入っていないと言い、帰った後に陣場多聞(内田勝正)は島田屋に美女谷の金は見つかっておらず、川津能登守(田口計)は多聞に残りは無事か聞いた。
島田屋は八王子に旅に行き、女賊が尾行し、川津の中間から聞いた榊と次郎吉(風間杜夫)も行き宿で女賊と島田屋を呼び、女賊を捕らえると島田屋は3人を多聞の屋敷に連れて行き武家が言い訳をするが、女賊は武田ゆかりで家康から送られ50本ほど残った金延棒が奪われたと言い、榊と次郎吉と女賊は逃げた。
榊に美女谷で女賊は茜(黒田福美)と名乗り千代姫(麻倉みぐみ)が攫われ金延棒を奪われ多聞が島田屋に見本として見せたものを奪ったと言い、江戸に戻り川津屋敷に荷が運ばれたと聞き、次郎吉と茜は屋敷から千代姫を助け、奉行は島田屋に乗り込み川津・多聞・島田屋一味を斬り捕らえた。


脚本:鈴木生朗
監督:小澤啓一

第33話:9月11日:次郎吉に惚れた男

榊(里見浩太朗)は僧・利一(中山昭二)から名茶器が盗まれ3日後に必要と次郎吉(風間杜夫)とおりん(中原理恵)に伝え、次郎吉は材木問屋・越後屋清兵衛(江見俊太郎)宅の茶室で猫足の文造(藤木悠)と出会い茶器の場所を聞いたが次郎吉が弟子になるまで教えないとつきまとわれた。
おりんは弟子・石州(山内健太郎)を疑い利一宅に女中に入り失敗し、石州に越後屋を紹介され行き、次郎吉から利一の座を狙う村井宗山(西田健)が来ていて勘定奉行・河原政孝(中野誠也)を調べろと言われ、榊は茶人に化け越後屋に茶器を見たいと言い、取りにいったおりんは鍵を入れ替え忍びこみ探す名茶器はなく見つかり逃げた。
文造と次郎吉は河原屋敷へ忍び、越後屋と河原が宗山に石州を殺さす話しを聞き、蔵から茶器を盗み逃げる途中で次郎吉は八田(船越栄一郎)に捕まった。
次郎吉と八田は奉行に茶器を渡し、石州に行くと殺されていて、奉行は河原と宗山と越後屋一味に乗り込み斬り捕らえ、ぎりぎりで茶器を利一に帰し、おりんやは文造に次郎吉は猫足の文造で死罪になったと伝えた。


脚本:小川英・中野顕彰
監督:

第34話:9月18日:参上!女目付

普請奉行・渡辺外記(波田久夫)に老中お墨付きを持つ目付の片倉ひづる(北原佐和子)と小池(佐久田修)が来て不正を取締、観音寺(長門裕之)は内容が曖昧と言われた。
父・片倉監物(滝田裕介)は娘・ひづるに止める様に言うが恨みも買うが気にせず進め、ならず者に襲われたが次郎吉(風間杜夫)が助け、榊(里見浩太朗)やおりん(中原理恵)に会い気に入るが裏の姿と思った。
八田(船越栄一郎)と観音寺は与力・竜崎左内(和崎俊哉)の行状に困り、おりんはひづるを襲った藤松から知らない女に頼まれたと聞き平吉(森川正太)に筑前屋女将(鈴鹿景子)と言い、小池が撃たれ医師に運ばれ弾が特殊で新式銃と判った。
おりんに頼まれた藤松が筑前屋女将を脅すと榊が助け、筑前屋(福山升三)に連れていかれ腕を試された、八田と観音寺は竜崎を疑い、ひづるとおりんは医師の家からの武家の後姿を見て中で医師と小池が殺害されているのを見た、ひづるは家に戻り父の部屋で新式銃を見つけた。
筑前屋と竜崎は銃を運び、ひづるはかげ腹をして榊に父の罪を書いた書状を渡し死に、筑前屋・竜崎・片倉監物一味に奉行が来て、斬り捕らえた。


脚本:和久田正明
監督:斎藤光正

SP4(最終話):10月2日:おりん無惨!今蘇る関が原の戦い


脚本:小川英・山田貴美子
監督:金鐘守

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