定年女子

キャスト

深山麻子(南果歩)角倉商事CSR部・部長>退職>再就職
藤原丈太郎(山口祐一郎)大手広告代理店「新光エージェンシー」>退職
黒田時子(草刈民代)麻子の大学時代の友人。CA>カフェ
小川多江(清水ミチコ)麻子の大学時代の友人。小学教師
寺内真紀(石野真子)麻子の大学時代の友人。中小企業事務
溝口洋介(町田啓太)角倉商事・食品事業部係長
深山葵(山下リオ)麻子の娘>結婚・森葵。

深山聡(寺脇康文)麻子の元夫。
深山登美子(草笛光子)麻子の元しゅうとめ
森雅人(長田成哉)葵の夫
岡崎公恵(茅島成美)実母
岡崎達也(金山一彦)弟
岡崎忍(大路恵美)達也の妻

谷口芳恵(ふせえり)ハローワークで職員
星野千鶴(高野志穂)角倉商事・後任CSR部部長
竹下由美(菊池桃子)専業主婦。葵の親友の母親。
林田克子(藤真利子)麻子のかつての上司。
石原奈美恵(南野陽子)東西セレモニー職員

森山良子:語り

スタッフ

脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:塚本連平・猪原達三

第1話:2017年7月9日:50m

53歳の角倉商事CSR部部長・深山麻子(南果歩)は営業統括部・星野千鶴(高野志穂)の意見に反論し、総務部・林田克子(藤真利子)から仕事が面白く無く定年は直ぐ来ると言われた、麻子は娘・深山葵(山下リオ)と銀行退職を話し夫の浮気で離婚と呆れられ、専務・今川(升毅)から敷島物産との企業合併で導入される役職定年で食品事業部への異動を宣告された。
麻子は大学時代の友人のワールドエアー・チーフC.A.・黒田時子(草刈民代)と平川建機管理部・寺内真紀(石野真子)と堀北第2小学校教頭・小川多江(清水ミチコ)を集めて、役職定年でローンと娘の留学資金の借金が残るとぼやき、親の遺産がある時子と公務員の多江を辞めると言い、真紀は自分と同じと言い、新光エージェンシー・藤原丈太郎(山口祐一郎)に泥酔して絡んだ。
葵は親友の母・竹下由美(菊池桃子)と結婚式を打ち合わせ、二日酔いの麻子の家に義母・深山登美子(草笛光子)が来て言い荒らした、元夫・深山聡(寺脇康文)が来て海外での家具買い付けから帰国したと言った。
月曜日に麻子は心機一転頑張ると決めて、千鶴から後任CSR部長と聞き、食品事業部に異動し課長・長谷部忠夫(佐戸井けんた)から現場の応援を命じられ、客の質問に困ると食品事業部係長・溝口洋介(町田啓太)が答えた、藤原が角倉商事に麻子の忘れ物を届けに来て異動と聞いた。
麻子は翌日に忘れ物と藤原も土産を受け取り、克子の仕事を見た。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:塚本連平

第2話:2017年7月16日:46m

深山麻子(南果歩)は食品事業部で情報機器の操作に失敗し、C.A.・黒田時子(草刈民代)は後輩からの悪口を聞いた、麻子は無理に会議に参加し、林田克子(藤真利子)から退職を勧められたが企画公募企画案を作った。
麻子は元夫・深山聡(寺脇康文)と娘・深山葵(山下リオ)の結婚式で揉め、深山登美子(草笛光子)が口を出した、麻子は大学時代の友人・小川多江(清水ミチコ)と寺内真紀(石野真子)と時子から心配され藤原丈太郎(山口祐一郎)らから同席をされた。
麻子は真紀から藤原の電話番号を聞き会い、イタリア産の食材を聞きお茶に誘われ、職場変更を心配され友人になれと誘われた、麻子は課長・長谷部(佐戸井けんた)に企画案を提出したが1週後に溝口洋介(町田啓太)のIT化の企画が採用され、麻子の案の材料は生産量が少ないと言われた。
麻子は課長や同僚達からお荷物だと陰口を聞き、後任CSR部部長・星野千鶴(高野志穂)から引き継ぎ内容を聞かれ会社の方針に従うのかと言われた、葵からやりたくない仕事をしていると言われ、時子に呼び出されて自分で決めて退職すると聞いた。
麻子は早く出勤して専務・今川(升毅)に退職を告げ、時子も退職届けを出し、多江は校長昇進を目指し、真紀は新人に仕事を教えた。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:塚本連平

第3話:2017年7月23日

深山麻子(南果歩)は早期退職制度を使用し、かつての上司・林田克子(藤真利子)は祝うが自分は無理と言い、課長・長谷部忠夫(佐戸井けんた)は残念と言い、係長・溝口洋介(町田啓太)ら課員に挨拶し、CSR部部長・星野千鶴(高野志穂)は決断を支持した。
麻子の娘・深山葵(山下リオ)が迎えた、葵の親友の母・竹下由美(菊池桃子)と麻子の元夫・深山聡(寺脇康文)が呆れた、麻子は葵とゆっくり過ごすと夜に婚約者・森雅人(長田成哉)が押し掛け酔った聡を連れて来た。
翌日の結婚式に麻子の母・岡崎公恵(茅島成美)と弟・岡崎達也(金山一彦)と忍(大路恵美)夫婦が来て元しゅうとめ・深山登美子(草笛光子)も来た、麻子の友人・黒田時子(草刈民代)と小川多江(清水ミチコ)と寺内真紀(石野真子)が来た、式で麻子は未練がましい聡に葵とバージンロードを歩かせ、由美が麻子が退社したと紹介した。
麻子は1人の家に帰り日常生活がはじまり、真紀に心配されてハローワークで雇用保険を職員・谷口芳恵(ふせえり)に申請し、就職の意志を聞かれ、過去のプライドを捨てられ無いと仕事は無いと言われた。
麻子は芳恵が無理と言われたが就職試験を受け、最初は自信を持つが次々に落ち、芳恵から条件を下げ年齡の数だけ履歴書を書くことを要求された、藤原丈太郎(山口祐一郎)からお茶に誘われ就職は高齢者は無理と言われ女性差別と騒いだ。
麻子は溝口から仕事の相談を受けて自信を持ち、合格通知で葬儀屋へ行き東西セレモニー職員・石原奈美恵(南野陽子)から同行して仕事を憶えろと、笑わない様に言われた。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:猪原達三

第4話:2017年7月30日

深山麻子(南果歩)は再就職先の葬儀屋・東西セレモニーで黒いスーツを着て葬儀プランを説明し通夜や葬儀を執り行った、通夜で酒を振る舞われ、火葬で技師・坂東(佐藤蛾次郎)と揉め、遺影の写真を間違えて石原奈美恵(南野陽子)から注意された。
麻子は黒田時子(草刈民代)と小川多江(清水ミチコ)と寺内真紀(石野真子)と藤原丈太郎(山口祐一郎)に失敗を話し深刻な雰囲気が辛いと飲み騒いだ、藤原が妻が悪い連絡で帰り多江も母の介護で帰った、麻子は帰宅し電話で森雅人(長田成哉)と葵(山下リオ)宅に元夫・深山聡(寺脇康文)と元しゅうと・深山登美子(草笛光子)が押し掛けていると知った。
麻子は葬儀の企画を考え奈美恵に提案したが否定され、丈太郎の死んだ妻・冴子の葬儀担当を依頼され丈太郎と娘・かおり(菊池美香)に会い、通夜で悲嘆にくれる丈太郎から妻が好きだった赤いバラを飾りたいと聞き、麻子は赤いバラを買い集め祭壇に飾った。
麻子は奈美恵から赤いバラと知り合いの葬儀は駄目で感情を持つと駄目と言われた、麻子は時子を訪ねて「必要とされない辛い」と聞き、かっての部下・溝口洋介(町田啓太)から呼び出され「仕事の相談は言い訳で顔が見たかった」と告白された。
麻子は会社から呼び出され、子・吉岡亮の死を受け入れない母(高橋かおり)と父に会い葬儀を行い自分も悲しみ泣いた、麻子は奈美恵に葬儀屋の仕事は無理で厳しい葬儀では企画は意味が無いと言い辞表を出し、奈美恵から女性は他人に共感し過ぎだが良い仕事も出来ると言われた。
麻子はハローワークで職員・谷口芳恵(ふせえり)に再就職を頼んだ。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:猪原達三

第5話:2017年8月6日

深山麻子(南果歩)はハローワーク職員・谷口芳恵(ふせえり)の勧めで就活講習を受けた、友人・黒田時子(草刈民代)と小川多江(清水ミチコ)と寺内真紀(石野真子)から追いつめられていると言われた、麻子は気になり藤原丈太郎(山口祐一郎)を訪ね、妻を亡くした藤原は憔悴し妹・かおり(菊池美香)から妻が生前書いた離婚届が見つかったと聞いた。
麻子を森雅人(長田成哉)が葵(山下リオ)を預けたが、元夫・深山聡(寺脇康文)と元しゅうとめ・深山登美子(草笛光子)が来た、麻子は電話で溝口洋介(町田啓太)から呼び出されて交際を告白された、友人3人に話し23歳下の男と驚かれたが時子から付き合えと言われた。
麻子は藤原から呼び出されて妻の定年離婚準備を聞き付き合いを誘われた、麻子はハローワークで他の女性に機器の操作を教え仕事探しを手伝うと就職が決まり喜んだ、仕事を探せと騒ぐ佐野の仕事探しを手伝った。
麻子は時子からカフェを開くと聞き準備を手伝い、23歳下の男との付き合いを勧められ、葵にも勧められて、3月のお試し期間の条件付きで付き合い始めた、麻子は谷口にパートでも人を笑顔にする仕事がしたいと言うとハローワークでの仕事を持ち掛けられた。
麻子は友人3人とハローワークへの再再就職を話し、時子がカフェを始め、多江は校長になり、麻子はハローワークで退職した藤原に会った。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:猪原達三

第6話:2017年8月13日:49m

ハローワークで深山麻子(南果歩)は職員・谷口芳恵(ふせえり)と藤原丈太郎(山口祐一郎)の求職に同席し雇用保険は下りないと言い、数日後に介護中女性に感情移入して注意され、娘・森葵(山下リオ)の陣痛を助けて孫・まどかが産まれた。
麻子はハローワークでかっての上司・林田克子(藤真利子)と求職し、藤原に望みが高すぎと言い、佐野を励ました、帰宅すると黒田時子(草刈民代)と小川多江(清水ミチコ)と寺内真紀(石野真子)と竹下由美(菊池桃子)が来て話すと元夫・深山聡(寺脇康文)が来た、真紀があと2週間で溝口洋介(町田啓太)とのお試し期間が終わると言った。
麻子は溝口にまどかの写真を自慢すると元夫・聡が写り離婚原因を聞かれ浮気が許せないと言い、葵とまどかが去り、麻子は谷口と若者の就職セミナーを開くと問題人がいて、麻子は時子と真紀にぼやいた。
麻子らは時子がカフェに呼んだ溝口と藤原に会った、多江は認知症の母(大方斐紗子)を世話した、麻子は溝口に送られ迫られて動揺した、麻子はハローワークで落語マニアの関口武からいじめのトラウマを聞き、吉井悟から先天的脳機能障害で同時に沢山の事が出来ずに頸になったと聞き、野崎りかから親と5年アメリカに居て親を許せないと聞いた。
麻子は溝口に返事しようとしてキスをされ、「別れた主人が赦せず男とつきあえない」と言われ、時子と藤原に話した、麻子は帰宅してまどかを連れた葵が来てから夫・森雅人(長田成哉)が浮気したと聞き、真紀が来て夫の行動が耐えられないと聞き、多江の電話で行くと母が暴れていた。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:塚本連平

第7話:2017年8月20日:49m

深山麻子(南果歩)は娘・葵(山下リオ)が孫・まどかと実家に戻りその夫・森雅人(長田成哉)の浮気を聞き、元夫・深山聡(寺脇康文)は怒り狂うが、麻子は葵に雅人と話し合うように伝えた。
寺内真紀(石野真子)は小川多江(清水ミチコ)とその認知症の母(大方斐紗子)を介護ホームに見舞い、多江は黒田時子(草刈民代)と麻子と真紀と竹下由美(菊池桃子)と藤原丈太郎(山口祐一郎)に母を預けて安心した自分が許せなかったと言い、藤原は妻が子を産み母になると女に見えなくなったと言った。
翌日に麻子はハローワークで谷口芳恵(ふせえり)に8人が希望通り採用になったと告げ、残りの関口武と吉井悟と野崎りかに別の仕事を勧め、帰宅して葵から育児の不安を聞き、弟・岡崎達也(金山一彦)と忍(大路恵美)夫婦から麻子の母・岡崎公恵(茅島成美)が脳梗塞で倒れと聞き、真紀に葵の付き添いを頼み、達也夫婦から同居して公恵を介護すると聞いた。
麻子は葵にまどかを預けて仕事を探せと勧め、仕事を辞めると言う多江み麻子は介護で辞めると苦労と反対し、麻子は聡から元義母・登美子(草笛光子)が骨折し頼まれ藤原に送って貰い世話をする事になり、子育てと介護と仕事に忙しくなった。
麻子は時子と多江と真紀から介護は無理だと忠告され、登美子は病院担当者(鳥居かほり)に「国の世話にはならない」と意地を張り介護保険を拒否し、麻子は聡が帰るまで引き取ると言うと工事が必要と言われた。
登美子は麻子の家に退院し、麻子は由美らから無理と言われ、麻子は溝口洋介(町田啓太)の電話に出ないと星野千鶴(高野志穂)が来てはっきりさせたいと言われ登美子を同居介護し償いの気持と言った、麻子は帰宅すると登美子と葵が対立し、登美子とヘルパーと手すり設置で言い合うと過労で倒れ病院に運ばれ、麻子は藤原に言い過ぎたと後悔し、2人で帰宅する聡が海外から戻りそこに溝口が来た。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:塚本連平

第8話(最終話):2017年8月27日

深山麻子(南果歩)の家で、元夫・深山聡(寺脇康文)と藤原丈太郎(山口祐一郎)と溝口洋介(町田啓太)が飲み話し、麻子は娘・葵(山下リオ)と聡と元しゅうとめ・深山登美子(草笛光子)が介護保険を使わないと相談し、登美子が保険を受けて鎌倉で暮らすと言うと麻子は歩けるまで世話をすると言った。
数日後に麻子と登美子は介護認定を受け、数日後に麻子は友人・黒田時子(草刈民代)と小川多江(清水ミチコ)と寺内真紀(石野真子)に介護1でリハビリし藤原が手助けする言い、数日後に麻子はハローワークで林田克子(藤真利子)と藤原に会い、登美子は歩けるようになった。
麻子は登美子から「聡は女性と付き合うが麻子にきがね」「自分の無様な姿を見せる事が若い世代の考えるきっかえ」と言い、麻子は伝える為に「生前葬」をやろうと考え、東西セレモニー・石原奈美恵(南野陽子)に頼み、竹下由美(菊池桃子)が幹事となり時子らと準備し、麻子は案内を送り聡と言い合い、麻子は葵に夫と話し合えと言った。
当日に関口武と吉井悟と野崎りかをアルバイトで呼び、溝口と星野千鶴(高野志穂)と葵の夫・森雅人(長田成哉)らも集め、喪主・麻子が進行役となり、最後の友人・藤原が献杯挨拶し、来賓挨拶後に食事し関口と多江が余興し、故人・登美子が出会いを喜び全員に遺言を伝え「麻子は離婚後に慰謝料を受け取らなく嫁から同士になった、人は老いるのでそれまでの過ごし方が大事だ」と言った。
麻子は登美子に感謝し生きて学べると言い、溝口がオーストラリアに転勤になり「また会いに来る」と言い時子ら4人が麻子に代わって礼を言った、雅人は葵に謝り、聡は麻子に浮気したけど好きだと言った。
登美子は鎌倉に帰りヘルパーを雇い、時子ら4人と藤原は麻子と老いの過ごし方を話し、麻子は介護施設を作り色々したいと言い出し、1週後に葵は夫に戻り、関口らの仕事が決まり麻子は就活セミナーを行った。


脚本:田渕久美子
原案:岸本裕紀子
演出:塚本連平

感想:

50歳を過ぎるとそれまでと同じが難しくなる。
それは、何かが駄目になる事と別の事が必要になる事を含む。
その時に何が必要かを、考える事になる。

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