ブラック・プレジデント

キャスト

三田村幸雄(沢村一樹):社長
冴島真理(国仲涼子):秘書
明智志郎(永井大):専務
吉岡医師(壇蜜):医師
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秋山杏子(黒木メイサ):講師
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岡島百合(門脇麦):サークル部員
工藤亮介(永瀬匡):サークル部員
前川健太(高田翔):サークル部員
松村夏美(高月彩良):サークル部員

1話:自分の値段を考えろ:57m:2014/04/08

三田村幸雄(沢村一樹)は、アパレル会社「トレスフィールズインターナショナル」の社長で、会社経営が安定し仕事に余裕ができて、経営学を本格的に学ぼうと城東大学の社会人入学試験を受け面接で大学の実態も知りたいと言った。
三田村はカリスマ性のワンマン経営者で、三田村に合格通知が届き、秘書・冴島真理(国仲涼子)はスケジュールがブロックされ、専務・明智志郎(永井大)は驚いた。
通学初日に三田村は経営学の新米講師・秋山杏子(黒木メイサ)の講義で最前列で聞き、社会人・三田村が気になり、三田村が大企業の社長と知り、講義に文句を言うのではないかと警戒した。
三田村は岡島百合(門脇麦)から勧誘のチラシを受け取り、食堂の安さに驚き、映画サークルに行くと、工藤亮介(永瀬匡)・前川健太(高田翔)・松村夏美(高月彩良)らが迎え廊下で無断撮影し、三田村は夜に吉岡医師(壇蜜)の健康診断を受け、真理からスケジュール連絡を受け、役員会で実行を要求しネット販売会社の買収の話しがでた。
銀座店の抜き打ち視察をし店内配置がえを指示し、新店舗も同様だった。
三田村の家で母(白川由美)と妹(青木さやか)がひとりを心配した。
サークルが上映会会場から、15万円の使用料を要求されサークルOBの杏子に相談したが、解決策はなく、会社でも買収企業が、売却額を15億円に上げ、役員や株主を納得させる理由がいると明智に言われた。
三田村はサークルの金の問題を杏子に何のための学問かと言い杏子と口論になり、亮介らが邪道な解決策を聞き、会社の15億円問題のアイデアを思いついた。
三田村の会社が、過剰労働を強いるブラック企業だと社員から訴えられ、各部門に対策を指示し、サークルは上映会を断念し百合からデートを断ったせいと聞いた。
三田村はコンペで上映会中止で費用を出そうとするが反対する亮介らに説教を始め価値をプレゼンする能力だと言ったが止め、杏子と口論になった。


脚本:尾崎将也
監督:三宅善重

2話:サビ残は預金だ

三田村(沢村一樹)の会社がサービス残業を2社員に訴えられ、弁護士・美穂(田中美奈子)が来て、三田村は納得いかず対立したが「ブラック企業」非難を心配な明智(永井大)や真理(国仲涼子)の説得で和解案と謝罪文の発表を受け入れた。
三田村は大学で杏子(黒木メイサ)の授業でリスクマネジメント授業を受けブラック企業に付いて話し三田村は納得行かず、映画サークルで学生らに言いたい放題で亮介(永瀬匡)や健太(高田翔)らは迷惑で、杏子が何で大学に来ているかと聞くと答えなかった。
三田村は弁護士も謝罪文要求に不満だが明智と真理に説得された。
健太が監督の映画撮影で、主演・百合(門脇麦)がミニスカートの衣装に人権研究サークルの学生が抗議してきたが、三田村はファッションの自由を語りクレームを取り下げさせ、しかし健太と百合は意見が異なり気まずくなり、三田村は杏子に仕事ストレス発散に大学に来ていると言われた。
真理は謝罪文に悩み、三田村はブラック企業の評判に不満で、杏子は三田村の取材と研究を勧められ、三田村は杏子から健太が百合が好きと聞き、デートをさせるが会話が進まず三田村が準備とばれ、三田村は杏子と意見が対立した。
三田村は真理の謝罪文に不満で、杏子は三田村の経歴をネットで調べ、三田村は杏子を父の店の跡地に連れ学生が楽しく見えたが落ちてデザイン学校に行き、同級生が女生と歩くのがうらやましく大学に来たと言った。
三田村は謝罪文を撤回し、持論を言った。


脚本:尾崎将也
監督:三宅善重

3話:ブラックVSホワイト

三田村(沢村一樹)は会社会議で明智(永井大)と真理(国仲涼子)らから、ブラック企業と風評が広がらない様に発言に注意を言われた。
杏子(黒木メイサ)は三田村をブラック社長とする告発本を書いているが、ブライダル会社社長・篠崎佳代子(萬田久子)を大学に招きそのインタビュアーを頼まれ、ブラックVSホワイトを企み、杏子の特別講義にゲストと招き、佳代子はブラック企業を批判した。
三田村は時間の無駄と言い、佳代子が三田村の会社を訪問することになり、明智は会社のイメージアップの為に三田村との対談を決め、三田村の正体が映画サークルの者にばれ健太(高田翔)らにブラック社長だと言われサークルを止めた。
翌日に佳代子と杏子が三田村の会社に来るが、会社を訴えた2人の社員が訪ねてきて佳代子は自分が呼んだと言い、2人の社員は店長のノルマのとばっちりだと言い、三田村は心にもない事を言った。
佳代子が杏子に三田村はしっかり社長しているとのべ最近疲れたと言い、真理も悩み疲れ杏子に三田村が大学を止める様に頼むが断られ、三田村は佳代子の会社を調査し、大学で百合(門脇麦)からサークルを止めない様に言われた。
佳代子が杏子と三田村に会いに来て、福利施設を見せたが、三田村は佳代子の会社が経営破綻すると言い売り上げが減っても対応出来ず、社員に迷惑かけたと言い、三田村は会社は継続が必要と述べ失敗しても復活するのが本当の経営者だと言った。
三田村が佳代子の会社の再建に乗り出しその真意は・・・・・。


脚本:尾崎将也
監督:白木啓一郎

4話:ムリは負け犬の言葉だ!

三田村(沢村一樹)は大学の学園祭に映画サークルで模擬店を提案するが反対され、先輩の杏子(黒木メイサ)はゆとりを優先と言い、三田村は健太(高田翔)と亮介(永瀬匡)らを口説いて模擬店を行う事にし、映画サークルのメンバーは杏子に模擬店の実施を言い、杏子はいやな予感がした。
三田村の会社で発注ミスで特注商品が返品され真理(国仲涼子)に極秘と言い、明智(永井大)が困っていた。
映画サークルで焼きそばの準備をしていると、三田村が来て試食しネットのレシピを使い原価率と利益30万円が目標で、エプロンを三田村の会社で作る事にした。
会社で三田村に明智とデザイン部員が集まり真理に内緒で、杏子は真理にアルバイトの採用を頼み、真理は学園祭の事は知らなく秘密プロジェクトとの関係を疑った。
真理は三田村からデザイン部員に学園祭用の模擬店とエプロン作りをしていると聞き、真理は学園祭に行くと言った。
学園祭の準備を進める三田村と学生たちで、手伝わされた杏子が模擬店を徹夜で作り、翌朝に開店を待つと、学園祭の実行委員がきて品目が異なると文句を言い、三田村は品目を変更すると言い、百合(門脇麦)が可能だと言いオムそばを売り実行委員に認めさせた。真理がエプロンを可愛いと言い販売も行い売れて、利益は32万円だったが、皆が楽しむが簡単に会社ができると言うと三田村はデザイン請求書を出し毎日頑張りが持続出来ないと言い、エプロンも売れ筋になった。


脚本:尾崎将也
監督:小松隆志

5話: セクハラ根絶 毒舌男まさかの改心

三田村(沢村一樹)の会社がセクハラ防止で意識調査を行い、コンプライアンス部長・坂田玲子(金谷真由美)は社長が問題だというが三田村は反省しなく必要性を言うが明智(永井大)や真理(国仲涼子)が信用せず、三田村は任せた。
三田村は映画サークルらと杏子(黒木メイサ)と居酒屋で飲むがセクハラ発言ばかりで、三田村に恋人を聞かれた百合(門脇麦)が黙り店を出た。
翌日に百合は大学を休み、健太(高田翔)に責められ、杏子に説教され、三田村は珍しく落ち込み会社のセクハラ対策に熱心になり、明智や真理や坂田を驚かせた。
三田村に、大学の女性人権サークルからシンポジウムで講演依頼が来て、テーマはセクハラ防止で、明智は話せると説得した。
杏子の研究室に百合が現れ、携帯電話を店に忘れ祖母の法事に言っており、三田村が自分に関心を持った事がうれしかったと言い、三田村が好きだったかも知れないと言った。
杏子は本当の事を三田村に言わない様に言い、杏子は真理に三田村の勘違いと言い本当の事はシンポジウムに後にしようと言った。
百合はサークルメンバーに三田村の言葉に痛められていないと言い、シンポジウムでセクハラ禁止を講演し、三田村が百合の事件の本当の事を聞き、討論になり三田村は意見が変わり、自身の主張を述べた。


脚本:尾崎将也
監督:三宅善重

6話:ブラック誕生日

三田村(沢村一樹)に業者が100万円の高級ワインを持ち込み三田村は購入した。
ボーナスアップの要求に対し、三田村は明智(永井大)らに経費削減で財源確保が必要と言い、明智と真理(国仲涼子)らに冷房経費削減を言った。
金欠の学生は、アパートの更新料10万円が払えない百合(門脇麦)を亮介(永瀬匡)や健太(高田翔)らは助けられず、三田村は金もうけの極意を話し、百合は10万円を稼ぐ方法を思いついた。
杏子(黒木メイサ)は三田村の会社にアルバイトで送り込んだ増山(澤部佑)から経費削減で従業員がこき使われていると聞き、告発本のネタ探しに杏子は喜び、真理に経費削減の内容を聞いた。
商売相手とキャバクラに行った三田村は新人のキャバクラ嬢が百合で驚くが合理的と感心し、次の日も店に明智(永井大)を送り百合を指名して売り上げアップに協力し、翌日に百合が三田村に会いに来て明智に指示したと言って金を返し援助交際と同じでいやと言った、真理が百合と話し三田村は不器用と言った。
三田村が杏子に百合の事を相談し、金は使わないと景気が良くならないと言い、肉体労働した亮介や健太は疲れ果て、真理が杏子に吉岡(壇蜜)を紹介し、望む男が異なった。
三田村は商売相手が若者を貶すと、席を外し100万円の高級ワインを持ち帰り、真理らは明智から連絡を受け、杏子が三田村をサークルのパーティに呼び、百合は三田村は独りぼっちと言い、皆で誕生パーティの準備をした。
皆に祝われ、三田村らは驚き喜び高級ワインを飲んだ。


脚本:尾崎将也
監督:白木啓一郎

7話:小悪魔女子、社長を落とす!?

三田村(沢村一樹)は新ブランド立ち上げに疑問で、明智(永井大)は三田村に若い女性の気持ちが判るか聞いた。
三田村は大学で経営学部4年・高岡まゆみ(足立梨花)に声をかけられトレスフィールズの社長と知り話を聞きたいと言い三田村に共感し卒論に書きたいと言い、急接近の2人に百合(門脇麦)は気にかけ、杏子(黒木メイサ)はサークル男性から聞いて気に掛け、百合の気持ちを知っている杏子は三田村に意見するが、社長として市場調査をしているだけと言った。
明智は真理(国仲涼子)に三田村の様子が変と言い、三田村はデザインを一部変更で新ブランドを進め、真理は杏子から女子大生との関係を聞き、吉岡(壇蜜)はストレスが大きいから後から心配すれば良いと答えた。
三田村がまゆみを会社に連れてきて、その様子に社員は2人の関係を怪しみ、三田村はデザインを見せたが、明智は心配したが話しを合わせた。
増山(澤部佑)は杏子に仕事が楽しくなったと言い、三田村は百合とデートする健太に発破をかけアドバイスし、杏子は女子学生と女子会を開くが百合は消極的で失恋の傷が残りそうと言い、その夜食事で三田村とまゆみが話し、健太は百合に後向きと言われ、まゆみが三田村の家に行きたいと言うが家族を思い出し断った。
ブラック企業告発本のネタを探す杏子は、まゆみが三田村に近づく本当の理由に気付きトレスフィールズを辞めた兄との関係を聞くと、近づくと三田村が思っていたと違ったと言った。
三田村はまゆみを家に連れ卒論のネタを提供と言い入社後の脱落者の話をすると、まゆみは帰り、杏子に連絡した。


脚本:尾崎将也
監督:小松隆志

8話:社長、女性の活用を考える!?

秘書の真理(国仲涼子)は優秀だが多忙で、社長・三田村(沢村一樹)に振り回されその割りにはセクハラまがいでねぎらいもなく、杏子(黒木メイサ)は原稿が進まず困り増山(澤部佑)に文句を言った。
三田村の都合に切れた真理は、ついに不満をぶつけてたまった有給休暇を4日まとめて取り、明智(永井大)も驚き、真理は杏子と吉岡(壇蜜)に話した。
三田村は映画サークルに行くが映画出演を百合(門脇麦)がボイコットして、外部から出演をスカウトと言うが健太(高田翔)は怒り、百合は杏子に相談し恋愛経験を聞いた。
強気の三田村だが、有能な真理がいなく仕事は滞り、明智が「我が社の女性活用」をテーマに依頼されていた寄稿文の締め切りが明後日に迫り、会社の信用問題で原稿はいつも真理に頼んでいた三田村は杏子に頼むが断られた。
女性活用ランキングで最下位になり重要性が高くなり、三田村は自分で書くことにし、真理は休みは取ったが会社のことが気になり大学に行き原稿が書いていた事を思いだし三田村に渡そうとするが杏子が条件をつけた。
健太らは主演女優募集に応募があり、真理が杏子と来て三田村が大学でも同じと知り、三田村の性格は入社後に知り人の付き合いは難しいと言った。
明智は三田村から締め切り日の朝に風邪で休み百合が聞き、真理は原稿を杏子に預けたが、百合が見舞いに来て、次に杏子が来て、なんとか出来た原稿を百合がパソコンの操作を誤り消してしまった。
三田村は怒らず、女子社員に感謝がなかったと反省し原稿にしたと言い書き始めようとすると杏子が真理が書いた原稿を渡し、心から感謝したが会話を聞いた百合から聞いた三田村がした芝居だった。


脚本:尾崎将也
監督:三宅善重

9話:ブラック社長流就職活動!

三田村(沢村一樹)は会社の社長面接内容で明智(永井大)から注意されマニュアル化にいやになり、真理(国仲涼子)がネットの噂を集めて来てブラックと言われていると言った。
杏子(黒木メイサ)はブラック企業の原稿を催促され困り、三田村はサークルで先輩・中西が就職活動でが内定を貰えず悩むと就活が来年の百合(門脇麦)や亮介(永瀬匡)らサークルの面々に言い皆が不安になりブラック企業に注意と言った。
杏子は大学の講師リストラのウワサを聞き、三田村の告発本を出版を急かされるが一向に進まず、ゼミの同級生・田島洋一(大東駿介)と再会し田島は就活支援サービスの会社を立ち上げ情報提供していた。
三田村が百合とサークルに行くと田島がおり、杏子は田島をサークルメンバーに紹介のアドバイスをもらうが、三田村は助言が気にいらずついつい暴言を言うが、百合は三田村の言葉が予想出来た。
杏子と真理と吉岡(壇蜜)が話し、田島と三田村は互いの会社を調べ、田島の会社が運営就活サイトの掲示板にトレスフィールズの悪評が投稿され、三田村は就活ビジネスを利用し企業の弱みにつけこみ利益をあげる田島の裏の顔に気づいた。
田島は杏子に学生時代の好意を告白し、自社で働かないかと持ちかけ、三田村は明智と真理に田島へ金を払う指示をした。
三田村は中西が内定を得た会社を調べ、杏子とサークルの面々は田島の会社の就活セミナーに行き実際の就活を想定し田島が面接官を務める模擬面接を受けたいと三田村が申し出た。
三田村は田島の会社がブラック企業に社員を送り込む展開と言い、終わりというと先日の商談を止めると言い時間が面倒だけだが学生を騙すのは見逃せないと言った。
田島は本音を話し始め汚い事も必要と言い、皆が去り・・・。


脚本:尾崎将也
監督:白木啓一郎

10話:ブラック社長、人生を悟る!?

三田村(沢村一樹)は明智(永井大)や真理(国仲涼子)と会社の社内婚を聞き、杏子(黒木メイサ)から暴露本に協力を急がされ親から結婚をいわれ仕事が忙しいと見せようとし、三田村が酔った杏子を家に送り届ける所を百合(門脇麦)が見て、部屋に杏子の母・彩子(戸田恵子)がいた。
杏子は新潟の寺のひとり娘で養子を迎え寺を継がせたい彩子が見合いをさせようときたが、彩子は誤解がちで、三田村は寺の経営に興味を持った。
吉岡(壇蜜)が三田村に健康診断を勧め、三田村は彩子に会い寺の経営に税金がかからずビジネスモデルを語り、杏子に跡継ぎを薦め、彩子は仏教の教えを語り平行線だった。
三田村は検査の結果を聞きに病院を訪れ問題は無いが、次第に無理が出来ない年になると言われ、仏教の本を購入した。
彩子の勧めで見合いをした杏子は相手に何故大学教員になったか聞かれた、杏子は百合に三田村との間の事を聞くと本を出すと言い、三田村を呼び出し暴露本の構成を見せると仏教に答えを求め始め意見が変わり、結婚もしないと判らないと言い、杏子も結婚に傾き始めた。
三田村は明智の仕事ミスを聞くと間違いは起こると語り明智や真理を驚かせ、杏子と真理と吉岡が飲み結婚について話し、杏子は暴露本の原稿を三田村に送り読んだ三田村は見合いの返事の場所に行き、結婚の為に手を抜いたのかと聞き、仕事が好きだと感じたと言った。
杏子は三田村が好きだからと結婚を断り、後で芝居と言った。


脚本:尾崎将也
監督:小松隆志

11話【最終話】:成功も失敗も、自分でしろ!

杏子(黒木メイサ)が書いた三田村(沢村一樹)の暴露本が出版され売れ行きは好調だが、出版社が杏子と三田村の共著から三田村のみ著者に変えていて、杏子は怒るが三田村は高笑いで周囲の皆が読んでいて、ビジネスはそんな物と言い、百合(門脇麦)は杏子に酷い事をするかと言った。
三田村の会社にアメリカの企業との提携話が持ち上がるが、真理(国仲涼子)が急に先方の条件がニューヨークに新設する合弁会社の社長として三田村がアメリカに5年間赴任することだと伝えた。
三田村は相手の目的を推察して乗り気になるが、専務・明智(永井大)は会社が潰れると猛反対し、行くのなら辞表を提出すると言い、三田村と明智が言い合うのは初めてで、困り果てる真理だが、三田村が英会話の勉強を始めた。
杏子と真理と吉岡(壇蜜)が女子会を開き真理がこぼすと、杏子は三田村が簡単に諦めないと言い、三田村を呼び出し自分勝手な行動が周囲を傷つけていると糾弾し、アメリカ行きを諦めたような三田村だがサークルの男子から映画のロケが難しいが百合が納得しないと相談されて時間も買えるとも聞いた。
数日後、アメリカの企業との契約交渉の席で、三田村は就任条件のアメリカ赴任を承諾して、辞表を出す明智を三田村は引き留めて社長代行にさせると頼み、明智は自分のやり方でやると答えた。
杏子は学部長から准教授に推薦され、真理は三田村はアメリカに行くと言い細部は考えないと答え、三田村はサークルの面々にアメリカ行きを言い百合をはじめ激励され、送別会を開き三田村は大学入学と渡米の気持と感謝を言い去った。
三田村はニューヨークでも独自の手腕で成功し、早く1年後に日本に戻り変わった会社で入社面接を行い、百合がいて自分の価値が知りたいと言った。
三田村は准教授を辞退した杏子に会い、他のサークルメンバーの様子を聞き、杏子が本を出すというと・・・・。


脚本:尾崎将也
監督:三宅善重

感想:

ビジネスドラマと学園ドラマを融合させた。
双方のギャップを描くと共に、双方の良さも描く。
根底には同じ大事な事があると主張する。

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