やまとなでしこ

キャスト

神野桜子(松嶋菜々子)
中原欧介(堤真一)
塩田若葉(矢田亜希子)
奥山なみ(須藤理彩)
粕屋紳一郎(筧利夫)
武藤操(今井陽子)
東十条司(東幹久)
佐久間真理子(森口瑶子)
佐久間為久(西村雅彦)
中原富士子(市毛良枝)

スタッフ

2000年12月18日放送終了

第1回:「ずっと探してた人」:43m

スチュワーデス・神野桜子(松嶋菜々子)はフライトで乗客を品定めし、空港に戻ると留守番電話を調べ合コンへ向かい、同僚・奥山なみ(須藤理彩)や塩田若菜(矢田亜希子)や武藤操(今井陽子)も行き、レストランで男たちと会話し男らの腕時計やアクセサリーをチェックした。
店の厨房で中原欧介(堤真一)が学生時代の悪友・佐久間為久(西村雅彦)と妻・真理子(森口瑤子)を訪れ、粕屋紳一郎(筧利夫)と合コンに誘われ、医者の佐久間は出張の機内でスチュワーデスと話をつけたが、欧介は乗り気でなかった。
桜子は合コンで合った男に送られ帰り、オープンカーで大病院の息子・東十条司(東幹久)が来て桜子にはただのひとりで、入院中の母・富士子(市毛良枝)は欧介ボストンで数学を勉強したが父の死後に魚屋を継ぎ、欧介の独身に心を痛め、富士子の勧めで合コンに出かけた欧介は、割烹で落ち着かず席を立つが、桜子が来て以前愛した女性に似ていた。桜子も欧介の胸の馬主のピンを見つけ大金持ちと思い桜子は欧介に近づき、無理に送ると欧介は生蛎の中毒と聞いた豪邸に行き間違いと聞き馬主のピンを返そうとしたが預けられ、東十条が桜子に結婚を申し込み、桜子が欧介に電話で待ち合わせ為久と粕屋が止め真理子は勧め、欧介は由紀子に似ると言った。
桜子は勘違いで乗り気だがバスで来た欧介が不思議で、欧介は桜子を漁船に誘われグルメと間違い魚釣りし、欧介は本当の事を言おうとするが誤解した桜子と話しが合わず鯛が釣れ、桜子は東十条の電話に断りを言い、欧介は桜子を魚屋に誘うが桜子が貧乏が嫌いと言い金持ちの医師と勘違いしキスをし、欧介は本当の事を言えなかった。


脚本:中園ミホ
監督:若松節朗

第2回:「恋を失うとき」:43m

桜子(松嶋菜々子)にキスをされ欧介(堤真一)は本当の事を打ち明けられず、東十条(東幹久)が来て別れ、スタッフルームでスチュワーデスたちはデート相手さがしし、桜子は欧介と約束を取り付け次はプロポーズと若菜(矢田亜希子)ら後輩に言い、欧介から報告を受けた佐久間(西村雅彦)と妻・真理子(森口瑤子)らは欧介をけしかけた。
桜子は高級品を買い帰国して欧介との待ち合わせ、桜子の行きつけの高級レストランは欧介のお得意さんで店の人間から魚屋と声をかけられ、店で東十条も病院関係者といた。
佐久間と粕屋(筧利夫)らは若菜となみ(須藤理彩)から、桜子の事を聞き欧介が貧乏な魚屋さんとばれたら大変なと心配し、佐久間は2人を家に呼び初めて招かれた桜子と欧介や友人達との楽しく過ごし、欧介と桜子は豪邸の庭に忍びこみボートにのり池に落ちキスをし、明け方近く帰宅し別れた。
アパートの部屋に戻った桜子は、留守電の東十条からのメッセージで呼ばれ、若菜が欧介の店を訪ね話し、桜子は東十条から欧介が魚屋だと聞くが信じていると言うと、魚春で確かめろと言われ電話し魚屋の欧介を見て嘘と知り、欧介は嘘だと言えなかったと謝るが桜子は嫌いになったと別れた。
桜子は東十条から電話で衝動的にプロポーズを受け結婚すると言った。


脚本:中園ミホ
監督:若松節朗

第3回:「二人きりの夜」:43m

桜子(松嶋菜々子)は衝動的に婚約した東十条(東幹久)の両親に紹介され、誠実な所に惹かれたと言い、欧介(堤真一)は佐久間(西村雅彦)と真理子(森口瑤子)と粕屋(筧利夫)ら悪友たちから励まされていた
東十条は桜子と共に、若菜(矢田亜希子)となみ(須藤理彩)らに報告し去り、桜子はすぐに皆を誘い合コンへ出かけ前向きにお金持ちを捜す桜子に皆はあきれ、桜子が以前に振った男に襲われると、偶然欧介が通り桜子は欧介を婚約者と紹介し、居なくなると別れ桜子はデートは男を査定すると言い、欧介は別の世界と思った。
富士子(市毛良枝)が退院し、欧介が帰宅しスチュワーデスが来ていると言われ部屋に行くと若菜で、若菜は数学の本に驚き留学を聞き、欧介を振った桜子に似た女性の写真を見た、なみは粕屋(筧利夫)と花房(押尾学)を両天秤にした。
桜子と東十条との婚約を祝うパーティの会場は魚春の卸し先のレストランで、配達に来た欧介を東十条は見つけ欧介を招いた、帰りに欧介はストーカー男を見つけ注意すると殴られ、桜子が帰宅し男は姿を消し欧介に二度と現れないでと言った。
桜子は突然倒れ欧介は佐久間の病院に運ぶと過労で、欧介は真理子に治療を受け、なみは粕屋と食事しすぐに別れ花房を誘い、欧介は真理子から自分からは何もしないと言われ桜子に付き添い、佐久間は若菜に告げると若菜ががぶ飲みし思い詰めるタイプで危険と言われた。
東十条が桜子の部屋に来て欧介は帰り桜子は目覚め、欧介は出直すと言い・・・。


脚本:中園ミホ
監督:平野眞

第4回:「ラブホテル事件」:43m

なみ(須藤理彩)と若葉(矢田亜希子)が桜子(松嶋菜々子)の見舞い来ると桜子(松嶋菜々子)は携帯電話のメッセージチェックをして平然とデートの約束し、欧介(堤真一)に佐久間(西村雅彦)と粕屋(筧利夫)はナースと合コンいい、桜子は東十条(東幹久)が一晩中手を握っていたと言った、本当は欧介だった。
佐久間と粕屋と欧介らがナースと合コンしていると、桜子が歩きまわり東十条と夕食の約束して、病院を抜けた桜子はデート相手2人を同じレストランでダブルブッキングデートをしていたが、桜子を見つけた欧介は大はしゃぎで酒を多く飲んだ。
桜子は披露宴は成婚率高い合コンと言い、欧介は配達先で桜子と会うが誤解されストーカーと思われていた、同僚の結婚披露宴になみと若葉らと出席した桜子は花婿招待客のテーブルへ紛れると花婿の親友の欧介が現れた。
欧介はケーキを切り分け配り、トイレで桜子は若葉となみから看病が欧介だったと聞き驚き、欧介が挨拶で巡り会いと運命を言い若葉となみが話した、欧介はラブホテルで眼を覚ますと若葉がいたが何も憶えていなく、若葉は何も無かったとは言わないと述べ、欧介はラブホテルから出る所を桜子が見つけ若葉が来て、桜子が突然に怒り出した。


脚本:中園ミホ
監督:平野眞

第5回:「恋と洋服」:43m

若葉(矢田亜希子)とラブホテルを出た欧介(堤真一)は出会った桜子(松嶋菜々子)に誤解され、欧介は佐久間(西村雅彦)や粕屋(筧利夫)や真理子(森口瑤子)らからラブホテルで何もしないと責められ、海外から帰った桜子は空港で同級生に会い同窓会に誘われ同窓会も成婚率の高い合コンと決めた。
若葉は桜子に欧介への誤解を言うが無視し、なみ(須藤理彩)は花房(押尾学)と会い、なみが桜子に服を借りに来て狭いアパートに服が一杯で桜子は一度着たものは着ないと言い、欧介が魚春に帰ると富士子(市毛良枝)と若葉が働き、同窓会に桜子が行くと子供時代を知る者は美しい桜子に驚き中学時代に皆の憧れの宮脇(浜田学)が来て有名ブランド服仕事の社長と聞き桜子は宮脇に近づくとワインをこぼされ女を引っかける手で、ホテルで何もなかったと若葉から聞き安心した欧介だった。
欧介が宮脇のブランド服店に入ると桜子と会い厭味を言われ、宮脇の手口を店員の陰口で知り、桜子の家が漏電で火事になり、桜子は服を取りに戻ろうとし欧介が通りかかり、アパートに驚くが、炎のなかに欧介は桜子の服を取りに入り消防隊に助けられ、桜子は少なくがっかりした。
桜子を連れ欧介が佐久間家に行き、真理子から欧介の前の彼女・由紀子に似ていると話し馴れ初めを話し、翌日に桜子はパーティに出かけ、欧介は桜子の服の多さを見た。


脚本:相沢友子
監督:若松節朗

第6回:「顔以外愛せない」:43m

桜子(松嶋菜々子)にファーストクラスの機内見学に招待され佐久間(西村雅彦)と欧介(堤真一)と粕屋(筧利夫)と花房(押尾学)はスッチィーの制服姿のなみ(須藤理彩)や若葉(矢田亜希子)らを見て興奮するが強盗が来て騒ぐが単なる救難訓練だった。
帰宅した佐久間たちは居候の桜子の評判は悪く、桜子が帰り東十条(東幹久)が追って来て誤魔化し、欧介は桜子の笑顔に何も言えなく、粕屋のなみへの電話は花房と付き合い中で切られた。
魚春に地上げ屋が来て無理と言う富士子(市毛良枝)だがやりとりを若葉が聞き、服が焼けて落ち込む桜子に若葉が欧介が借金で困っていると話すが桜子は気にならなく、欧介が佐久間家に売れ残った魚を持っていくと料理させ、真理子(森口瑤子)は外で食事すると出かけ粕屋となみを見つけた。
ヒラメの刺身を欧介と桜子が食事するが気まずく、数学を途中で止めた事で意見が別れ桜子は意気地無しと厳しく欧介もやり返すと険悪になった、佐久間と真理子が帰ると欧介が落ち込み酷い事を言い桜子が出て行ったと話した。
桜子は東十条から電話を受け、欧介が店に帰ると富士子が借金で悩み、地上げ屋が欧介に借金を要求し、粕屋が佐久間にそれを知らせ、手伝いに来た若葉も知り、桜子は東十条から病院建設を聞き、粕屋が地上げ屋目的が東十条病院と伝えた。


脚本:中園ミホ
監督:平野眞

第7回:「素直になれなくて」:43m

欧介(堤真一)を見て桜子(松嶋菜々子)は貧しい子供時代を思い浮かべ、スチュワーデスは魚春の立ち退き問題と原因が桜子の婚約者・東十条(東幹久)の新病院の為と知るが桜子は気にせず、東十条とニューヨークでウエディングドレスを選び結婚へ向かった。
欧介は金融機関を回るが貸してくれる金融機関はなく、佐久間(西村雅彦)と粕屋(筧利夫)は何も出来ず真理子(森口瑤子)はまだ時間があると言い、欧介はお得意の壇六助(西村淳二)の馬が6割勝つ筈が一度も勝っていないと聞き、次レースでの勝率が高いと数論で解くと欧介の計算通りその馬が勝ち六助は50万円を渡し、六助は次のレースの馬主席に欧介を招待し、欧介は競馬で必死に数式を解いた。
桜子はニューヨークで東十条の婚約者を演じ帰国し、より金持ちを考えるマリッジブルーと言い、若葉(矢田亜希子)が欧介に行くと競馬の計算の最中に没頭し一筋の光と佐久間らに伝えるとギャンブルで夢見る事を心配し、佐久間は桜子に新病院建設中止を頼むが桜子は無関心だった。
桜子は佐久間から欧介が馬主席に招待を聞きレース当日に競馬場に現れ馬主席との合コンとなみ(須藤理彩)と若葉に言い、欧介が魚春の運命をかけたレースが始まり皆が熱中し勝が審議になり失格し、欧介は富士子(市毛良枝)が倒れた連絡で病院に見舞い、東十条に母が直るまで魚春の立ち退き延期を頼むが、数学の才能を生かす事と自分には気持は判らないと言われた。
桜子は病院で欧介が富士子の前で呟く事を聞き、富士子は桜子を由紀子と呼び店が潰れ心配だが由紀子が居れば安心と呟き、たった1つの大事なものは教えなく、桜子は東十条に場所がいやで病院建設か結婚を白紙にするか頼み、病院建設が白紙になった。


脚本:中園ミホ
監督:若松節朗

第8回:「やさしいウソ」:43m

桜子(松嶋菜々子)と東十条(東幹久)は結婚式場や旅行会社を回り結婚式やハネムーンをスケールアップし、東十条は病院建設の白紙が欧介(堤真一)かと気にかけ聞くと関係ないと桜子は言った。
富士子(市毛良枝)は欧介に若葉(矢田亜希子)の噂をし、東十条が欧介を訪ね病院建設場所の変更を言い欧介が何も知らないと知り、粕屋(筧利夫)は東十条の婚約者が建設取りやめを頼み建設が中止と佐久間(西村雅彦)と真理子(森口瑤子)と欧介に話すと逆の何が狙いか疑った。
なみ(須藤理彩)と若葉が病院の富士子を訪ね、なみが花房(押尾学)を病院で探し、粕屋も富士子の見舞い来ると佐久間からなみもいると聞いた粕屋はなみと花房がキスし目撃した粕屋は花房に掴みかかった。
欧介は立ち退き中止が桜子のおかげと礼を言うと桜子は素っ気ないが、富士子の言葉が気なり「あなたの良く行くところに連れて」と言い欧介は河岸の寿司屋へ連れメニューに無い賄い丼を注文し、「大事な物」を聞き次にパチンコ店へ連れると桜子の台が大当たりして景品の包みを抱え次にバッティングセンターに行き楽しい時間を過ごした。
桜子のアパートに戻ると東十条が待ち、東十条は桜子が質素なアパート暮らしと突き止めて騙されと言うと欧介が病院に来て母に頼まれた為で、今日は礼で誘い嘘は相手を思う為と言った。
桜子となみが考え込み、若葉は恋が大事と言い桜子は一時の事と答え、富士子の退院パーティを開き真理子が呼んだ桜子が来て富士子に由紀子でないと言い、直ぐに帰ると欧介が送ると言うと、桜子は東十条と仲直り出来たと礼を言った。
桜子は東十条と仲人に会い、欧介は若葉を空港に送り帰国後に食事に誘いキスした。


脚本:相沢友子
監督:平野眞

第9回:「彼女が泣いた夜」:43m

桜子(松嶋菜々子)と東十条(東幹久)は結婚式の準備を進め、桜子の悩みは父に会いたいと言う東十条家の申し出で、桜子の父・勝(小野武彦)は故郷の貧しい漁師でが外国航路の船長で日本に帰れないと言い繕ろうが言い逃れはできない。
若葉(矢田亜希子)らは空港で桜子の父を欧介(堤真一)の車に乗せ桜子のアパートへ連れたが不在で、魚春に連れ富士子(市毛良枝)と会い若葉と勝も手伝うと黒河教授(柴俊夫)が来て数学に戻る事を勧め、桜子は馬主との合コンに最後と行くと東十条と会ってしまうが同僚が助けた。
翌朝に勝は自分の様な父親を人前に出したくないと言うと桜子が来た、欧介は佐久間(西村雅彦)と真理子(森口瑤子)と粕屋(筧利夫)に若菜とデートと言い、粕屋はなみ(須藤理彩)に振られ落ち込み花房(押尾学)に当たり、桜子は勝を外国航路の船長に仕立てるためにマナー・教養マニュアルを作り覚えろと迫った。
若葉と別れた欧介はやり会う桜子父娘と会い、怒鳴る勝に桜子は父親も取り替えがきくと良いと言い聞いた欧介は桜子の頬を打ち、欧介は勝と佐久間の家に行きそこに粕屋を訪ね花房となみが来て、勝が佐久間に欧介の事を聞き盛り上がった。
桜子は東十条に父が病気で来れないと言うが勝が来て芝居をした、忙しいと帰り長い旅で結婚式に出席出来ないと謝り、欧介が迎えバス停で送ると桜子が追って来て謝り、欧介にもう引き返せないと言った。


脚本:中園ミホ
監督:若松節朗

第10回:「逃げだした花嫁」:43m

空港のスタッフルームは桜子(松嶋菜々子)の結婚式の話題で盛り上がり、なみ(須藤理彩)は落ち込み、若葉(矢田亜希子)は父親を欧介(堤真一)と桜子が送った事を隠しているのが気になり、黒河教授(柴俊夫)が欧介を研究室に呼ばれた。
欧介と若葉が佐久間(西村雅彦)と真理子(森口瑤子)夫妻の家に行くと桜子と東十条(東幹久)が結婚式の招待状を届け、花房(押尾学)と粕屋(筧利夫)がなみのことでもめ、佐久間と真理子の結婚の話で盛り上がり、佐久間の一番大切なものが何かは難しいと言った。
欧介に若葉が大切なものが何かを聞くと判らないと答え、なみは酔って粕屋を呼び出しラブホテルに行き花房の事を話すと粕屋はカラオケに誘い、欧介は黒河教授の部屋で論文を読み、佐久間と真理子と粕屋をやりたいと相談し、真理子から自分で止めてしまうと言われた。
桜子は「これでいいか」と聞かれた夢を見たが思い直し、結婚式の日がきて周囲から祝福され、東十条も満足そうでバージンロードを歩き出すが、佐久間がボヤーとして頭を打った欧介の容体が悪化したと帰り、桜子も追った。
佐久間が桜子に欧介の容体悪化は粕屋の誤報だと告げ、佐久間は桜子は大切なものに気づいたが遅く教会に戻れと言うと居なくなり、欧介と若葉が話し翌朝に桜子が店に訪ねてきてとんずらし教会へ行った事は記憶になく欧介が自分の中にいたと言ったが、欧介は否定した。


脚本:中園ミホ
監督:平野眞

第11回(最終回):「いつか王子様が」:60m

桜子(松嶋菜々子)は大切なものを失ったショックで東十条(東幹久)とその両親に平謝りしたが、東十条はいつものと違うと感じ、佐久間(西村雅彦)と真理子(森口瑤子)と花房(押尾学)と粕屋(筧利夫)は欧介(堤真一)にあれこれ言った。
なみ(須藤理彩)や若葉(矢田亜希子)は桜子を合コンに誘うがうわの空で、若葉は欧介から桜子と会った事を聞き誰を傷つけたくないかを聞き、欧介は黒河(柴俊夫)の薦めで数学の研究を始め、若葉は数学に没頭する欧介が遠い存在と感じ、スチュワーデス仲間が桜子の行き先を心配し留守電に合コンの予定を入れて置くと当日に桜子が現れ、中に実業家を見つけアプローチする桜子に皆は安心した。
帰り道で桜子は欧介に出会い数学を始めたと聞くが関係ないと答え、欧介の論文がアメリカの大学に認められ非常勤講師で渡米することになり、若葉に伝える、桜子も聞き、壮行会が佐久間の家で開かれてなみや若葉らと桜子も来て行われ酒で盛り上がり、桜子は酔っぱらい今度は逃げるなと欧介を怒鳴りつけ欧介が挨拶し、寝た桜子を背負い欧介が若葉と話しながら帰り若葉は別れ、欧介が桜子を部屋につれて寝かせ、翌日欧介はアメリカに旅立った。
佐久間と真理子は欧介から住所の手紙を受け取り、桜子は東十条と会い金目当てで結婚式から逃げたのは欧介の為で愛してなかったと打ち明け謝ると東十条ははっきり振ってくれたと去り、桜子は佐久間夫妻に誕生日を祝われゼロになったと言うと、真理子は桜子と欧介は何も始まっていないと言い、住所を教えた。
桜子は東十条に送られ空港に行きアメリカに向かい、欧介を訪ね仕事が終わるまで待ち、欧介が桜子を見つけ会うだけでうれしいと言い去るのを止めて好きと言い、桜子は一緒にいると幸せと言った。 2人は結婚し仲間らに祝福された。


脚本:中園ミホ
監督:若松節朗

感想:

古くからのメロドラマの現代版。
気持がひたすら擦れ違う。
悪人がいないのが落ち着かせる。

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