聖女

キャスト

肘井基子(広末涼子)
緖沢まりあ(広末涼子)
中村晴樹(永山絢斗)
本宮泉美(連佛美沙子)
前原光郎(岸部一徳)
黒坂京子(田畑智子)
小池賢治(田中要次)
阿川博之(浜野健太)
坂東幸雄(森岡豊)
千倉泰蔵(大谷亮介)
千倉文江(中田喜子)
中村百合子(筒井真理子)
中村克樹(青柳翔)
肘井雅恵(安藤玉恵)

スタッフ

作:大森美香

第1話:運命の再会:2014年8月19日:47m

肘井基子(広末涼子)こと緒沢まりあ(広末涼子=2役)が詐欺容疑で逮捕され連続殺人の疑いもあった。
9年前に中村晴樹(永山絢斗)は母・中村百合子(筒井真理子)から家庭教師・内藤(広末涼子)が突然になり、内藤は晴樹が内藤自身に興味を持つが激励し、百合子は兄・中村克樹(青柳翔)に話し、晴樹は内藤と親しくなった。
晴樹は足を挫いた内藤を抱え運ぼうとし、内藤は友人で代理し緖沢まりあ(広末涼子)と言い以降も続け成績が上がり、まりあと長くいたいと考え好きになりまりあも受け入れ、まりあは晴樹を好きと答えそれが晴樹がまりあに会った最後になった。
晴樹は内藤あかね(上野なつひ)に聞くが緖沢を探していて、東大に合格し弁護士になり、恋人・本宮泉美(連佛美沙子)が訪れ、前原光郎(岸部一徳)弁護士事務所に田中みはる(清水富美加)が手伝いに来て黒坂京子(田畑智子)と小池賢治(田中要次)と晴樹を紹介した。
晴樹らは基子のニュースを見て、泉美との結婚を前原に伝え、看護師の泉美は同僚や患者・千倉泰蔵(大谷亮介)の付き添い千倉文江(中田喜子)から声をかけられた。
基子の殺人容疑は1人目の阿川博之(浜野健太)殺害で2人目は坂東幸雄(森岡豊)殺害で3人目は千倉泰蔵で重傷入院中で、基子が弁護団を解任しボス・前原が弁護団に名乗りを上げようと晴樹を連れ拘置所の基子を訪ね、晴樹と基子は運命の再会をし、基子は死刑を避けたく自分が信用できるか聞いた。


脚本:大森美香
監督:日比野朗

第2話:愛を乞う女:2014年8月26日:48m

詐欺・連続殺人容疑者・基子(広末涼子)が弁護を晴樹(永山絢斗)の事務所の前原(岸部一徳)と黒坂(田畑智子)に依頼し、晴樹は泉美(連佛美沙子)と会った。
晴樹は前原と黒坂から基子は幾度も晴樹の事を聞き、黒坂が基子への差し入れを晴樹に依頼し、基子は晴樹が弁護士になっていたと驚き成長を喜び会いたかったと言い、晴樹は全て偽りのままで姿を消したと言うと、晴樹は何も自分を知らず殺人は犯していないと訴えた。
晴樹は基子が取り乱したと知り、事務所で前原と黒坂と小池(田中要次)らに過去に自分の家庭教師だったと打ち明け、黒坂は晴樹と基子の関係が疑問だが、前原は事件の担当に加え、泉美は晴樹から予定がキャンセルになり、母・百合子(筒井真理子)から高校時代の家庭教師の事を聞き、引きこもりの克樹(青柳翔)がその話を聞いた。
基子は黒坂に気持が顔に出やすいと言い、晴樹が過去の知り合いと言い、前原の質問に貧乏で男に嘘を言って金銭を援助して貰った事は認めたが、殺人は無関係と言った。
基子は1人だけ愛してしまった事があったが事件と無関係で自分から別れたと言い、愛と欲は対価と考えると述べ、前原と黒坂は基子の意見のまま殺人と生き方を切り離す戦略を決めて、ルーツの九州から調べる事にした。
前原と晴樹は千倉泰蔵(大谷亮介)の病院を訪れ泉美に会い、晴樹は泉美と意見は対立し黒坂と晴樹は九州へ向かった。


脚本:大森美香
監督:日比野朗

第3話:プライド:2014年9月2日:48m

北九州で晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷の家を訪ねると売春宿のようで、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが誰も関わらず、隣人・白井(笠原秀幸)が美人の噂で注目したが叔父は基子に優しいだけでなく叔母に言わないと強請られいると聞いた。
同級生は基子は成績が良く、プライドが高かったと言い、極貧親子の金と欲とプライドがらみの噂しか得られなく、晴樹は教会で神父(牧村泉三郎)から基子が中学の頃に来て画集を持ち神を信じないと言ったが、以降に来るようになり、次第に祈る様になった、10年前に来て大人で願った女性になったと言うと道を間違ったと言い洗礼を受けて二度と来ないと言って去ったと聞いた。
東京に戻った晴樹と黒坂は基子から北九州での話しを聞き生まれかわる為に町を出たと言い、晴樹は事件弁護で忙しく婚約者・泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなり、母から兄が時々部屋から出ると聞かされた。
所長の前原(岸部一徳)は黒坂と晴樹と事件を検討し疑問を出して行き、厳しい裁判を覚悟した検察官・千葉と会い、公判前手続きが行われ内容を変更した。
前原は病院で泉美と会うと、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、前原と黒坂と晴樹に基子を助けて欲しいと言い、基子は優しく悪女でないと言った。
文江(中田喜子)は泉美に夫婦とは何かを問いかけ、前原は千倉の証人申請を行い、晴樹は裁判前日に基子に会い弁護士でなく、過去に全て嘘と言った事を謝り、基子は晴樹だけを愛していたと言った。


脚本:大森美香
監督:水村秀雄

第4話:裁かれる女:2014年9月9日:48m

基子(広末涼子)の裁判が始まり、公判で検事の千葉(池田成志)が容疑を述べ殺人等を求め、基子は全て否認した。
前原(岸部一徳)と晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)ら弁護団は、複数事件に対し検察証拠に反証を重ねて裁判員に基子の無実を述べた。
泉美(蓮佛美沙子)は弁護士が千倉(大谷亮介)を裁判証人に呼び出し、文江(中田喜子)が悩むのが気になり、被告への嫉妬かと疑問に思った。
晴樹は法廷の合間に基子に話しかけ、基子が人の本性が見られると言い、前原は晴樹に家庭教師と生徒以外の事を疑われるなと言い、晴樹に証言しようとする千倉と会っていると文江は絶対に離婚しないと言い泉美は文江を励ました。
阿川(浜野謙太)殺害に関して内藤ゆかりが証言し数年前に会った時死にたいと言ったと述べ、殺人未遂事件被害者とされた千倉が出廷し自身の過失を認め保険も自分で掛け基子の無実を証言した。
検察は懲役刑を求刑し、晴樹は最終弁論を行い殺人は行わず基子は正直に金と代替え行動をのべただけと言い、基子は正しいと信じていたが裁判で間違った事をしていたと気づいたが誰も殺していないと述べた。
裁判の判決で無罪になり、検察は控訴を謀り、基子は晴樹に自由に会えると言った。
晴樹は家で母・百合子(筒井真理子)から兄・克樹(青柳翔)が裁判を見に来て検察に会い証人を求められ、阿川殺害に関してと晴樹と基子の仲を証言すると知った。
晴樹は千倉から思いだしたと聞き・・・・・。


脚本:大森美香
監督:日比野朗

第5話:最後のキス:2014年9月16日:48m

一審無罪となった基子(広末涼子)は黒坂(田畑智子)と前原(岸部一徳)からアドバイスを受けて記者会見に臨み、晴樹(永山絢斗)は千倉(大谷亮介)が打ち明けた事を泉美(蓮佛美沙子)に口止めした。
記者会見では、基子は複数の男性と金銭目当ての交際の過去を追及されたが、前原は愛を美化しすぎ、それが幸福を約束しないと言った。
千倉は基子に連絡をとろうとするが取れず、妻・文江(中田喜子)は気にし、克樹(青柳翔)は基子を訪ね本音で話せる相手と言い晴樹との今後を聞いた。
泉美は百合子(筒井真理子)から予定を聞かれ、無罪を祝う会で前原は控訴に対しても支持を求め、黒坂と小池(田中要次)と田中みはる(清水富美加)は基子が不気味だと話し、泉美が前原の招待で参加して対面した基子は晴樹の婚約者と紹介されてショックを受けた。
基子は千倉の電話を受けるが突き放す返事をして聞いた千倉はショックを受け、晴樹を訪ねた泉美は克樹に会い、みはるは前原に基子が晴樹が好きに見えると言い、晴樹は黒坂から基子がいなくなったと連絡を受けた。
泉美は克樹から基子が晴樹の初恋の相手だと聞き相手は始めて聞いたと答え、克樹は基子は泉美が嫌いで、自分も同じだと話し控訴審で晴樹の全てを暴くと言った。
晴樹と黒坂は海を見ていた基子を見つけ、そこを泉美が見て、その夜に千倉も病室を抜け出した。
基子は晴樹を呼び出し家庭教師時代の事を話し部屋に行くのを泉美は目撃し、晴樹は基子の千倉への殺意を訪ね、千倉は屋上から飛び降りた。


脚本:大森美香
監督:水村秀樹

第6話:愛が壊れるとき:2014年9月30日:48m

晴樹(永山絢斗)は千倉(大谷亮介)が屋上から飛び降りたと知り、基子(広末涼子)の千倉の家への放火を問うが基子は認めないが晴樹は信じられなく殺意を疑い、基子は可能性を認めた。
晴樹は基子が殺人未遂を犯した可能性を前原(岸部一徳)に報告したが、前原は依頼人の希望を優先するべきで証明が出来ないと言い、隠せないという晴樹を基子の弁護団から外すと言った。
晴樹は泉美(蓮佛美沙子)に基子との関係を話すと、基子の密会現場を目撃した泉美に証言確認に言ったがキスだけはしたと告白すると、泉美は晴樹を怒り、晴樹は好きだったが今は怖くなったと答えた。
前原と黒坂(田畑智子)が病院に来ると、妻の文江(中田喜子)は基子が病院の屋上から夫を突き落としたと騒ぎ出し、小池(田中要次)と田中みはる(清水富美加)らも取材に追われ、前原と黒坂は基子に報道の露出は避けると言い晴樹が外れると伝えた。
晴樹は泉美に誕生日を祝われ許すと言われた。
基子を不動産屋が訪ね、住む場所を紹介すると家族ですむ場所を求めた。
晴樹は泉美と中村百合子(筒井真理子)と過ごし、克樹(青柳翔)が泉美を脅すが、泉美は克樹も晴樹も可哀相だと言い、克樹は誰かにに学生時代の写真を渡した。
黒坂が新しい家に基子を訪ね、晴樹の結婚も近いと言い、ニュースで意識不明の千倉が死亡したと報じ、葬儀の文江に泉美と晴樹が訪れた。
前原と黒坂は基子に検察の自信の姿勢と言い、帰った晴樹は生活を話す基子にもう恋愛は考えられないと伝えた。


脚本:大森美香
監督:水村秀樹

第7話:最終話:この愛の果て:2014年10月07日:47m

晴樹(永山絢斗)から拒絶された基子(広末涼子)は、過去を振り返り男に利用されても愛がある事にすればと考え今の自分を作った事を考え、晴樹との終わりを信じたくなく、夫を亡くした文江(中田喜子)は検察に裁判で基子の罪状を証言すると言い死刑に出来ると考えるが答えが無かった。
晴樹は泉美(蓮佛美沙子)と結婚準備するが、基子が来て晴樹をゆずれと迫るが晴樹と友人が来て泉美に近づかない様に謝り、記者が写真に撮り兄・克樹(青柳翔)に連絡すると基子が見て自分で話し週刊誌に暴露した。
泉美は親にに止められず、克樹は百合子(筒井真理子)に驚かれ、基子は前原(岸部一徳)と黒坂(田畑智子)から控訴審が難しくなると言われた。
結婚式を延期せざるを得ない晴樹と泉美は婚姻届を出そうし、基子に克樹が会い似た者同士と言い情報を伝え、晴樹は前原に伝え退職届きを出すが責任を取るには働けと言われ、泉美と親の了解も得て区役所に行くと基子が現れるが、背後から基子を死刑にできないと聞いた文江が刺した。
黒坂は前原と小池(田中要次)に警察で千倉(大谷亮介)に頼まれ突き落としたのは文江と言い、基子は後頭部を打ち失明し、泉美が聞く中で基子は前原に晴樹だけには自分をコントロール出来なく後悔し泉美のようなら女でも幸せになれるかも知れなく、晴樹と泉美の幸せを願い、基子は自分にも他人の幸せを願う気持があったと言った。
晴樹は克樹の行動を知り百合子に止められたが批判し、基子は家に戻り、晴樹が訪れ自殺を謀る基子を見つけ追うが止められ無かった。
その後に控訴審は棄却され、晴樹と泉美は結婚し・・・・。


脚本:大森美香
監督:日比野朗

感想:

刑事犯罪をイメージで見るあるいは悪意で見る。
そして、悪意で操作する者がいる、あるときだけ。
それに打ち勝つ事は難しい。

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