逃げる女

西脇梨江子（水野美紀）：児童養護施設の元職員。
谷口美緒（仲里依紗）：梨江子の前にふらりと現れた謎の女。
佐久間学（遠藤憲一）：児童殺人事件を担当した刑事。
安藤純也（賀来賢人）：佐久間の後輩刑事。
川瀬あずみ（田畑智子）：児童養護施設の同僚。
斉藤浩一（高橋克典）：児童養護施設の先輩職員
天野直将（加藤雅也）：刑事課長。
柏木健作（でんでん）：佐久間の先輩刑事。
香村綾乃（原田美枝子）：梨江子が立ち寄った、海辺のカフェの店主。
深見元（高橋努）：梨江子とあずみを知る、中学・高校時代の友人。
西脇喬雄（古谷一行）：梨江子の父
松尾結花（水崎綾女）：梨江子の妹。

演出：黒崎博・中島由貴
原作・脚本：鎌田敏夫

西脇梨江子（水野美紀）はえん罪で女子刑務所で暮らし、釈放で8年ぶりに出所し弁護士・矢島（諏訪太朗）が言い訳し、取調べを行った刑事・佐久間学（遠藤憲一）が見守り償いを言うが死ねと言われ刑事・安藤純也（賀来賢人）に忘れられないと言い、10年前に児童養護施設殺人事件犯人とされた梨江子は再審が認められと言った。
谷口美緒（仲里依紗）が男と遊び、梨江子は養護施設で同僚・川瀬あずみ（田畑智子）を探すがいなく恨むなと言われ、家が無くなり夜逃げと言われ、佐久間が気にかけるが無視し、先輩刑事・柏木健作（でんでん）が佐久間を諭し、佐久間が安藤に梨江子の事件を話し前夜に男の子・達矢と揉め翌日に死んで見つかり発見者・梨江子が疑われ、同僚に梨江子は嫌われ、梨江子はあずみと駅で会ったと言うがあずみは否定しそれ以後疑いが集まり、佐久間が度々の捜査で梨江子を追い込み、10年後に養護施設の子が犯行を自供し、あずみの証言は不明だが梨江子は釈放された。
美緒が基地を見て注意され、梨江子は飯坂八重（安藤玉枝）を訪ねると退職・結婚してあずみの行方は知らず去ると、達矢の叔母・大友季佐（あめくみちこ）が人殺しと責め、騒ぎを佐久間が聞き大友を訪ねると梨江子が殺したと言ったと告げ、裁判でのあずみの証言を思い出し弁護士は反対せず、佐久間は人を信じる事は何かを考えた。
佐久間は梨江子を守ろうとすると、事件で現場へ行き女の毛髪が有り刑事課長・天野直将（加藤雅也）が挨拶し、梨江子に美緒が来て殺した眼だと言った。

演出：黒崎博
原作・脚本：鎌田敏夫

梨江子（水野美紀）は自分をえん罪にしたたあずみ（田畑智子）を探し勤めていたカフェに着き女主人・香村綾乃（原田美枝子）に尋ねると、あずみは昨年引き抜かれ辞め、結婚して新婚旅行中と言われた。
梨江子は結婚相手の実家で様子を聞き、あずみを待つ間に綾乃に働きたいと告げパン作り作業と配達を手伝い働く事になり、綾乃にネットの中傷を聞かれ全て嘘だと答え、あずみが嘘の証言で刑務所に入り理由を聞きたいと言った。
安藤（賀来賢人）は課長・天野（加藤雅也）を尾行し見つかり課題を言われ、嵐の夜にカフェで綾乃の身の上を聞くと、美緒（仲里依紗）が突然来て梨江子は戸惑い嵐中に男とドライブし逃げたと言うが綾乃は全て嘘と梨江子に言った。
刑事がカフェに来て、近くの車で男が死んでいると綾乃に言い、綾乃は綾乃に出て行けと言うと勝手にしろと言い追いだすが戻り騒ぎ、佐久間（遠藤憲一）と安藤は殺人事件を調べ多数の女の毛髪があり、梨江子は店であずみと田島真司（竹井亮介）と会った。

演出：黒崎博
原作・脚本：鎌田敏夫

佐久間（遠藤憲一）と安藤（賀来賢人）は殺人事件を写真館で調べ、柏木（でんでん）から電話を受け、梨江子（水野美紀）は綾乃（原田美枝子）の店で裏切ったあずみ（田畑智子）と田島（竹井亮介）に会い船乗り場で待ち合わすがあずみは現れなかった。
梨江子は綾乃の店を離れ、あずみを探しに出て対岸に向かい船に乗った、佐久間と安藤もあずみの失踪と梨江子が追ったと知り、梨江子に美緒（仲里依紗）が付きまとい、あずみの家が火事に遇ったと知り、梨江子は近くの友人・宮尾華江（西尾まり）から昔の事を聞き美緒が付きまとい、
佐久間と安藤は暴力団幹部にあいタクシー会社を調べ梨江子に美緒が付きまとうとしり、梨江子を襲った男を美緒が追い荷物を取り返した。
梨江子は美緒と食事し恩を言われ話し、梨江子は造船所に高校時代の友人・深見元（高橋努）を訪ねあずみにもくっつけられて居たと聞き、2年あずみと暮らし会ったのも別れたのも梨江子が原因と言われ、あずみは梨江子が好きだったと言われ、バイクで深見に連れられた。
美緒は佐久間の梨江子への電話に妹と名乗り、学生に消されたメールを復元して貰い見て、梨江子は深見から妹・松尾結花（水崎綾女）とキャバレーで会ったと聞き両親の偽装離婚を聞き、結花と会い家に案内され父・西脇喬雄（古谷一行）ら家族に再会し、結花が梨江子逮捕時の騒ぎ言い何故していない事を自供したた責め、喬雄はなだめ母・松尾幸子（田島令子）が健忘症だと言われた。

演出：中島由貴
原作・脚本：鎌田敏夫

梨江子（水野美紀）は母・松尾幸子（田島令子）が健忘症で父・西脇喬雄（古谷一行）から家族は思い出だけと言われ、佐久間（遠藤憲一）と安藤（賀来賢人）は連続殺人を追い梨江子美緒（仲里依紗）の周囲と聞き驚きながら追い、梨江子は佐久間に電話で疑っていたかと聞いたが美緒が携帯を取りあげ捨てた。
梨江子はあずみ（田畑智子）の両親に会うが結婚も知らず、佐久間に見つかるが美緒は巧みに梨江子を逃がし絡む男らから助け、佐久間と安藤は深見（高橋努）に居所を尋ね強い反感を受け、妹・松尾結花（水崎綾女）に会うが何も聞けず、父・喬雄も何も答えず傷の深さを知った。
梨江子は児童養護施設先輩職員・斉藤（高橋克典）を探し会い、離婚し退職を知り、警察のやり方を話し出所努力を知り、あずみの姉に連れられ3日前に連絡が有ったと聞き、斉藤は仕事に帰り、梨江子はあずみが来るのをまった。
佐久間は安藤から美緒の過去の事件を聞き、梨江子は美緒の荷物に銃を見つけた。

演出：中島由貴
原作・脚本：鎌田敏夫

訪ねた千夏（黒沢あすか）が不在の間に、梨江子（水野美紀）が美緒（仲里依紗）と暮らし鞄の中を尋ねるとモデルガンと聞き、佐久間（遠藤憲一）はからあずみ（田畑智子）らしい水死体を聞き出かけ、安藤（賀来賢人）は10年前の事件の拘留者を接見し坂崎香織当時5才が生きていると考え、隣人から夫婦が子供を虐待したと聞き込んだ。
梨江子は美緒と過ごし、人も嫌がる事をすると言い、行き当たりばったりの旅は面白かったと言い、冤罪で失った物が大きいと言うと美緒がそう言われ殴られて来たと告げ泣き去り、梨江子は美緒を探した。
佐久間は結花（水崎綾女）や斉藤（高橋克典）を訪ね警察の発表を皆が信じてしまったと聞き、梨江子が上昇指向であずみは家庭が揉め子供が懐いていたが煩わしく優しさが足りなかったと聞いた、佐久間は水死体があずみだと鑑定結果を聞いた。
梨江子は帰ってきた美緒を見つけると、佐久間らが来るのをみて逃げ出した。

演出：黒崎博
原作・脚本：鎌田敏夫

追ってきた佐久間（遠藤憲一）と安藤（賀来賢人）を見て、梨江子（水野美紀）と美緒（仲里依紗）は逃げて逃亡の旅に出た、佐久間らは千夏（黒沢あすか）に2人の逃亡を話しあずみが死んだと告げた。
安藤は2人の手配を言うが、佐久間は犯罪の確証がないと止め、柏木（でんでん）が課長・天野（加藤雅也）を告発して脅し同類と言い、宿の梨江子に美緒が物を持ち帰り金を得る手段を告げ、翌日梨江子は美緒と出かけモーテルの仕事に連れられ美緒の仲間になり、梨江子はあずみの水死と2人を手配するテレビを見て、美緒を問い詰めた。
梨江子は責めたが美緒に自分を撃ち殺せと言われ留まり、佐久間は梨江子の家族を説得するが無視され、梨江子は妹・松尾結花（水崎綾女）に助けを求めるが断られ、梨江子は美緒に自首を求めるが聞かず、梨江子は結花に会いに行くと佐久間らが尾行してきた。
美緒は梨江子を連れ逃げ、家族を批判し列車で逃亡し、佐久間は千夏から梨江子の携帯番号を聞き追い、梨江子は刑務所の知り合いに会いに行くが居なく佐久間を待つが美緒は気づき来た佐久間を拳銃で撃ち梨江子と揉み合った。
美緒は梨江子は警察に連れられ、重傷の佐久間は梨江子の為に美緒が撃ったと証言するため生きたいと考え、梨江子は安藤から坂崎香織の裁判を出席を求められ、香村綾乃（原田美枝子）のカフェを訪れ会った。

演出：黒崎博
原作・脚本：鎌田敏夫

謎から始まり、謎で終わる。
状況証拠と証言と自白だけで始まり、同様に終わった。
真相は不明のままだ。