警視庁捜査一課長

警視庁捜査一課長~ヒラから成り上がった最強の刑事!

大岩純一(内藤剛志)は警視庁捜査一課長で20年前に娘・大岩春奈(本田望結)を病気で亡くし、妻・大岩小春(床嶋佳子)と2人暮らしだ。
多摩の火災現場でホステス・白石佳澄(桜川博子)の遺体が発見、絞殺後火災らしいが遺体に焼け跡が少なく、庶務担当管理官・小山田大介(金田明夫)と現場資料班主任・平井真琴(斉藤由貴)の連絡で運転手・天笠一馬(鈴木裕樹)と臨場した大岩は遺体右手の薄紅色布の燃えカスに気つき刑事部長・笹川健志(本田博太郎)に連絡し多摩東署に捜査本部を設置した。
野口秋代係長(未来貴子)と担当が佳澄が前夜アパレルメーカー「サイオンデザイン」専務・高近義英(梨本謙次郎)と口論し死亡推定時刻の夜10時頃、現場から逃げた男と高近が似ている目撃証言もあるが連絡が取れなかった。
お台場海岸でジャーナリスト・黒木政也(若林久弥)の遺体が発見、交番巡査は夜10時すぎに女性から110番通報があり証言した男の服装は遺体と酷似し、女性は高近の娘・高近樹里(小野真弓)で父・義英同様連絡が取れなく、父娘が同日の夜10時に別々の事件関係者で行方不明で大岩は父娘の身柄確保を命じた。
大岩は高近親子と面識があり、8年前大岩が所轄の頃サイオンデザイン社長・西園寺和則(山本紀彦)が1億円の資産と失踪し、高近の和則殺害疑惑があったが西園寺の行方不明で迷宮で高近の妻は心労で病死し、数年後高近は秘書・高近瑤子(高橋ひとみ)と再婚した。
中根穂高刑事(池田政則)から黒木が樹里のストーカーで佳澄と樹里がデザイン学校の同級生で、大岩はサイオンデザインへ行き娘で社長・西園寺幸恵(秋本奈緒美)や企画室勤務・廣田瑞季(中島ひろ子)から佳澄が出入りと聞き大島の椿油ネクタイは少数のみ知り、幸恵は昨日大島に行っており、黒木の解剖死因から台場署に捜査本部を設置し盗撮写真が別の目的と思え、笹川から高近事件は政府の関わる問題と指摘された。
高近義英が見つかり、現場で遺体が見えたが逃げたと言い後は黙秘で大岩は釈放し、義英は樹里と会い、樹里に事情聴取して逃げただけで佳澄を紹介したが幸恵の扱いは酷く、樹里のブローチは佳澄から貰っていた。
高近義英が姿を消し、大岩は2つの捜査本部から人数を集め大島に向かい、酒巻大島署長の案内で「サイオンデザイン」の工場用地の発掘調査をし白骨遺体を見つけ、捜査を島全体に広げ高近義英が襲われ重傷だった。
<以下、隠し字>
遺体は西園寺和則で、義英を聴取し、樹里から真琴はブローチを預かり、天笠が和則の記事を黒木が書いていると調べ、真琴はブローチの刻印から幸恵へ誕生日に贈られ、廣田瑞季は1週間前に幸恵がバッグを一時失い佳澄が居たと言った。
野口が高近瑤子が荷物を降ろすのを目撃し、黒木殺害を自供した。
真琴は大岩と小山田に、犯人が佳澄を殺し氷をかけた後に放火したがタイミングで遺体が焼けなく、氷が溶けると発火する時限装置を使い時間に義英を呼び出したと解いた。
幸恵のアリバイは無意味だが動機が不明でブローチを調べ、野口らは和則が作り佳澄に脅され黒木に樹里を狙わせたらしいがアリバイを主張した。
幸恵が佳澄殺しのパソコン遺書で自殺し、大岩は西園寺和則事件の調書を調べ、2本部の捜査員を集め背部の富士山から親子の写真の場所を探させ、大岩は廣田瑞季に写真と写るブローチを見せ幸恵の妹で和則が会社を譲ろうとしたが、反対した幸恵が殺したと言った。
大岩は自筆の遺書を見せ、和則の真実の気持を明かし偽の遺書がある・・。
瑤子は樹里を守ろうとしたと自供するが、樹里は・・・・。


監督:猪原達三
脚本:石原武龍・早野円
出演者:内藤剛志・斉藤由貴・床嶋佳子・金田明夫・本田博太郎・高橋ひとみ・中島ひろ子・秋本奈緒美・小野真弓・梨本謙次郎・本田望結・桜川博子・若林久弥・山本紀彦・鈴木裕樹・未来貴子・池田政則
製作年:2013年


感想: 同時に複数の捜査本部を指揮する警視庁捜査一課長とその手足の捜査員を描く。
2つの本部事件に繋がりが見つかった。
所轄同士の競争や上司の指示との兼ね合いと制約も多い。

警視庁捜査一課長2

エリート社員・篠崎(須賀貴匡)と派遣社員・稲葉由香利(宮本真希)の結婚式に新郎が現われず秘書課・蝶野里沙(筒井真理子)が篠崎の羽田のマンションで、キッチンドリーム・遠藤社長(中丸新将)の娘・桃花(菅原禄弥)の遺体を見つけ、警視庁捜査1課長・大岩純一(内藤剛志)は娘を亡くし妻・小春(床嶋佳子)と2人暮らしで都内凶悪事件全ての捜査本部の指揮を執り、小山田(金田明夫)管理官の連絡で現場に来て、里沙は篠崎と桃花の付合噂があり篠崎が由香利を選んだ不審がられていたと言った。
現場資料班主任・平井真琴(斉藤由貴)は桃花の化粧乱れに違和感を持ち、大岩は捜査本部設置し刑事部長・笹川(本田博太郎)に連絡し、遺体の爪の採取DNAは篠崎で、平井は由香利の事情聴取で篠崎と桃花の関係を聞き、生花店店長・田島三津子(中原果南)から篠崎依頼の恋人宛フラワーアレンジメントがどちらの部屋でもなく、桃花の部屋から篠崎の指紋も毛髪も検出されず2人の交際噂は疑問だった。
奥多摩山中で白骨死体が発見され平井と大岩はキーホルダーから身元確認を指示し、大岩に立川中央署刑事・上原(モロ師岡)が来て大岩の同期で、身元が6年前の殺人事件容疑者・阿部祥平(松本実)で、元銀行マンの阿部は預金横領と企業恐喝容疑があった。
遠藤が篠崎の有力情報に1億円の報奨金を発表し、大岩は遠藤から入社時に篠崎が桃花に厳しく接したと聞き、常務・松島(太川陽介)とすれ違い里沙から会社は立川金属加工が5年前キッチンドリームを買収したと聞き、小山田は上原から拘る事情が大岩の娘の死と聞き、大岩は阿部の恐喝先に立川金属加工があり、調査指示した。
篠崎から電話を受けた由香利は松島と会い、訪ねた篠崎は由香利の連絡で逮捕され小山田と野口(未来貴子)が取調べ、立川金属加工が不良問題で負債を出し総務担当・松島が隠し、篠崎は恐喝を否定し、大岩は松島と桃花事件の関連を言い、桃花と篠崎の口論内容が判り松島が立川金属加工恐喝と桃花殺害の可能性が出て、平井は見つかったフラワーアレンジメントに疑問があった。
<以下、隠し字>
松島が由香利を呼び出し殺害しようとするが撒かれたガソリンで焼死し、大岩は刑事らに責任は犯人逮捕と言い由香利に同行を求めるが拒否され、平井は由香利が冤罪被害者の会にいたと言い、フラワーアレンジメントの蜂の人形から企業恐喝資料を見つけた。
大岩に平井は阿部のキーホルダーの鍵の1つが未使用と言い、上原と小山田は松島と親しかった女・里沙から松島から阿部が女に殺されたと聞いたと証言を聞き、大岩は7月生まれで50台の立川周辺の女性発見を指示し捜査員全員で調べた。
大岩は300名に絞った平井の名簿から鍵の調査を指示し、由香利に辿りつき三津子と知り合いで、阿部は由香利のストーカーで奥多摩で迫られ2人で殺害し以降他人になったが、三津子が松島に恐喝され、再会後に篠崎に感謝されたが松島がまた恐喝し・・・。


監督:濱龍也
脚本:石原武龍・小澤俊介
出演者:内藤剛志・斉藤由貴・床嶋佳子・金田明夫・本田博太郎・宮本真希・中原果南・筒井真理子・太川陽介・モロ師岡・中丸新将・菅原禄弥・須賀貴匡・松本実・未来貴子 制作年:2014年


感想: 地道な警察捜査を描く。
上に行くほど責任と権限を持つ組織の正常な姿だ。
その権限を使った捜査方法も登場する。

警視庁捜査一課長4

高科幸一(草薙仁)が車で連れ去られ、現場資料班主任・平井真琴(斉藤由貴)と管理官・小山田大介(金田明夫)が、警視庁捜査1課長・大岩純一(内藤剛志)に連絡し臨場し、妻・彩香(西尾まり)と娘・果歩(甲斐恵美利)の目前で行われ、事件発生直後に居た水嶋沙織(星野真里)に真琴らが事情聴取するが拒否し、大岩は刑事部長・笹川(本田博太郎)の許可で捜査本部を開いた。
真琴は高科が果歩は連れ子で後妻・彩香と再婚と知り、社長・三村(相島一之)の秘書・佐々木美樹(大河内奈々子)に高科の誘拐犯から電話があり、翌朝に高科は絞殺遺体で発見され、高科に彩香受取の1億円の生命保険が3日前に結ばれ、保険会社担当は沙織で真琴が事情を聞き、大岩は5年前の宝石強盗事件で沙織は重要証言者で、沙織が男と2人組の覆面強盗と遭遇し、大岩の説得で財務官僚・結城(安藤彰則)といたと証言し、結城の証言で逃走犯・井川(有薗芳記)が逮捕され、主犯は不明だが懲役5年の有罪判決後に先日出所した。
大岩は美樹の母・佐々木静子(赤座美代子)と三村と秘書・美樹に会うと電話内容は意味不明と言い、美樹は結城の妻で証言した結城は財務省を辞め自殺し、高科誘拐殺害事件と5年前の宝石強盗の繋がりを直感した大岩は井川の捜査を指示し、大岩は自宅で妻・小春(床嶋佳子)と亡き娘の命日を話し本部に戻り、小山田が井川を取調るが答えず尾行すると三村と会い、三村は井川を知らないと言い美樹も警察への協力を拒否し静子が庇い、沙織が彩香と保険を話し真琴が訪ね彩香がサインせず、真琴が沙織に果歩を見る為に通勤ルートを遠回りと言い、手塚刑事が三村の疑問を掴むが5年前は海外にいて、翌日に三村が遺体で見つかり大岩は捜査本部を設置した。
小山田が合同捜査を言い、野口刑事(未来貴子)が指示し、井川と高科の交遊が判り、真琴は当時の沙織の証言を疑い、沙織と井川の接触が判り、大岩は沙織の証言で潰れた店の弁償を沙織に借りさせたと聞き、沙織が美樹を訪ね話し帰り大岩が来て謝るが何も答えず、翌日に大岩は井川の逮捕状を取り家宅捜査を命じ証拠が見つかり、沙織は電話で呼ばれたが真琴が来て、沙織は果歩が高科を選んだというと真琴は母を気遣ったと言い景品のコンパクトを見て、料理を手伝うと沙織は姿を消した。
<以下、隠し字>
井川の遺体と女性が目撃され、大岩は沙織の取調を認めず捜査に行き、小山田が目撃された青のカーディガンを探させ見つけたが大岩と連絡が取れず、真琴は大森海岸通りと気づき井川の第1現場探しに行き他の捜査員も探し、大岩は宮城夏子(はるな愛)から結城の自殺と沙織が女性と自殺に来たと聞き、小山田らが井川の第1現場を見つけた。
大岩と真琴は、沙織に高科が宝石処分を三村に頼むと値段を叩かれ、知った井川が三村を脅迫し殺害し、沙織は大岩に本当の事を望まれると美樹が来て5年前に沙織を殺しに行くと沙織の自害を見つけ夏子に止められコンパクトを貰い、井川が美樹を脅し殺されたと大岩が言い、直前に沙織に連絡し目撃し死体移動したと証言を求め、沙織は美樹の殺害を証言した。


監督:濱龍也
脚本:石原武龍・小澤俊介
出演者:内藤剛志・斉藤由貴・床嶋佳子・金田明夫・星野真里・本田博太郎・西尾まり・大河内奈々子・赤座美代子・草薙仁・甲斐恵美利・安藤彰則・有薗芳記・相島一之・はるな愛・未来貴子
製作年:2015年


感想: 警察協力者が不幸になると聞いた刑事は悩む。
証言被害者は誰か、そして再度の生活は・・・。
任務の重さに耐える刑事と証言者を描く。

警視庁捜査一課長(5)

警視庁捜査1課長・大岩純一(内藤剛志)は管理官・小山田大介(金田明夫)と平井真琴(斉藤由貴)らとアパレルメーカー社長秘書・東条沙知絵(岩田さゆり)の刺殺現場に行き、沙知絵の恋人・宇佐美(竹財輝之助)と社長・志村尚美(有森也実)は身代わりと言い、会社のインターネット掲示板に尚美の殺害予告が書き込まれ平井は不審で、尚美は対策を講じない警察を責めた。
水越絹香(黒谷友香)は大岩をにらみ、絹香は2年前に師・東条克典(金山一彦)殺害容疑逮捕の過去があり、刑事部長・笹川(本田博太郎)に大岩は所轄が予告に対応したが事件が起きたと答え、タクシー運転手・河原(宮川一郎太)が絹香を訪れ、夜に犯人が検問から逃走し、絹香は娘・奈々(矢崎由紗)と浴衣美人コンテストに行き、小山田らは紛れ込んだ犯人を捜すと会場で火災騒ぎが起き絹香が行方不明になり、元刑事の夫・水越和行(デビット伊東)が来て、男と絹香が車で去る目撃と放火の疑いが出て、河原は絹香の前の恋人以外は和行は答え無かった。
大岩は小山田と平井に、2年前の服飾デザイナー・東条殺害で絹香はデザインを学び特別な関係を噂されたが、刑事・和行だけは絹香の無実を主張し、証拠不十分で釈放の絹香は3月後に刑事を辞めた和行と結婚し未だ犯人は捕まらず、関係者絡みの事件が起きたと話し、平井は絹香を調べ、大岩は帰り妻・小春(床嶋佳子)が迎えた、埠頭で絹香は河原から全て判ったと言われ、翌日に平井は和行を訪ねると絹香が帰り、管理官・野口秋代(未来貴子)から刺殺被害者が川原だと聞いた大岩は捜査本部を設置し、絹香は和行に何も言わず平井が川原の死を伝えると車から離れた間に殺されていたと答え、釈放されても殺人犯と見られていると言った。
河原の借金と金の入手予定が判り、大岩は沙知絵殺害と河原殺害の合同捜査本部を設置し笹川から部下を信じ過ぎと言われ、平井は絹香から和行に同情されたと聞き同じ境遇で追い詰められた2人が結ばれたと考え、大岩は平井から聞き和行を訪ね2年前の取調で娘に言わない約束で娘の傘を万引きしたと聞き、雑貨店員(大島蓉子)から目撃者の購入物は取り寄せで夜に再度来たと聞き、施設員・中津川(小林きな子)から奈々が傘を持つ絵を見せられ昼と聞いた。
<以下、隠し字>
大岩は絹香に絵を見せ昼に万引きし夜のアリバイを偽証と聞くと、犯人でないが信じられず行ったと言われ、天竺刑事(鈴木裕樹)が宇佐美が犯人の靴を履く写真を見つけ、大岩は家宅捜査令状で調べ靴を見つけた、宇佐美が刺殺されたが靴から沙知絵の血痕と河原の指紋とガソリンが見つかり、平井は絹香から宇佐美に呼び出されたと聞き、大岩は小春から尚美の店の服を見せられ、小山田は河原と沙知絵が共同でデザインを行ったと知り、平井は沙知絵を狙ったと予告が掲示板に書かれた理由が判り、2年前の見落としを東条の靴から死体移動と考え東条邸へ行くが取り壊され、和行が現れ証拠が消されたと言い、大岩は捜査員を集め謝罪し東条邸に有った家具を探させ、和行も調べた。
和行が刺され大岩が絹香に気持を伝えると、絹香は河原に呼び出され尚美に殺害予告を送った人物と聞き、小山田が尚美に沙知絵に殺害現場を壊させ絨毯を買い戻したが尚美の車から血痕付きの破片を見つけ、尚美が東条殺害し、宇佐美に沙知絵と河原を殺させ脅した宇佐美を尚美が殺害したと告げて自供すると逮捕した。


監督:猪原達三
脚本:石原武龍
出演者:内藤剛志・斉藤由貴・床嶋佳子・金田明夫・本田博太郎・黒谷友香・有森也実・デビット伊東・岩田さゆり・竹財輝之助・金山一彦・矢崎由紗・宮川一郎太・未来貴子・小林きな子・大島蓉子・鈴木裕樹
製作年:2015年


感想: 2年前の無解決事件の関係者が連続に殺された。
全てに繋がりを見つけた課長は合同捜査とした。
真犯人逮捕までは、警察で容疑者でも、世間は犯人と見る。

このページの先頭へ