そしてユリコは一人になった
- キャスト
-
嶋倉美月(玉城ティナ)
矢坂百合子(岡本夏美)
由利小太郎(小越勇輝)
浅香樹里(紺野彩夏)
岼子美咲(柴田杏花)
光野沙良(森迫永依)
筒見友里子(天野はな)
西島揺子(大原梓)
岸ゆり子(中尾有伽)
高見沢友利夫(平岡祐太)
松沢佑璃子(村山優香)
- スタッフ
-
監督:下山天・杉山嘉一
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第1話:2020/3月5日:24m
-
百合ヶ原高校は元女子校で男子生徒が少なく、矢坂百合子(岡本夏美)は同じ中学出身の嶋倉美月(玉城ティナ)と通った。
1年4組の百合子はクラスメイト達から酷いいじめに遭っていた、1年生合同発表会の実行委員にさせられ、美月に3組の実行委員になって欲しいと頼んだ。
百合子は美月から学校に代々伝わる「ユリコ様伝説」があり『ユリコが呪い飛び降り自殺して、以降はユリコという名を持つ生徒は「ユリコ様」として絶対的な権力を持ち、彼女に逆らう者には必ず不幸が訪れる。しかし「ユリコ様」になれるのは一人だけで、ユリコが複数人いた場合は退学や転校などで一人に淘汰される』、百合子は美月から「ユリコ様になってみる?」と聞かれた。
1年1組・岸ゆり子(中尾有伽)、1年2組・西島揺子(大原梓)、1年4組・矢坂百合子、1年5組・松沢佑璃子(村山優香)、と2年連続の3年2組・筒見友里子(天野はな)が白百合の会・ユリコ様候補で、会長・由利小太郎(小越勇輝)は見守るしか出来ないと告げた。
教師・高見沢(平岡祐太)は教師・東谷に百合子の様子を問いいじめは無いと否定され、美月は百合子を虐めた生徒に警告し、実行委員で演劇に決まり美月は脚本・演出担当で「ユリコ様伝説」を素材にしたいと告げた。
百合子は美月から演劇部の先輩・木下を紹介され、3年生・浅香樹里(紺野彩夏)は友里子と口論し、5人のユリコが偶然に出会った。
英語教師の授業中に樹里が飛び降り自殺を図り、助かったが教師は事故の可能性もあると告げ、遺書が見つかり「百合子を守れなかった」とあり友里子が偶然と告げた。
監督:下山天
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第2話:2020/3月12日:24m
-
自殺を図った浅香樹里(紺野彩夏)の遺書に「百合子」と書かれ、矢坂百合子(岡本夏美)へのイジメは激化し、ストーカー被害に悩まされた。
百合子は嶋倉美月(玉城ティナ)に相談し、筒見友里子(天野はな)からユリコ様には無理と言われ、高見沢(平岡祐太)は百合子の様子を見た。
西島揺子(大原梓)は友里子に秘訣を問い選ばれるだけと言われ取り巻きに退けられ、百合子と美月は化学準備室の「白百合の会」本部で、代表・由利小太郎(小越勇輝)と岼子美咲(柴田杏花)に会い、会は名に「ゆり」が含まれるので美月は去れと言われた。
揺子も本部に来て伝説を調べ、百合子と揺子は渡された資料に「事故」や「転校」などの文字を見た驚くが命は落とさないと言われた。
百合子は美月に内容を告げ、松沢佑璃子(村山優香)が転落して死に、友里子は「ユリコ様に選ばれなかった」と告げた。
監督:下山天
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第3話:3月19日:24m
-
松沢佑璃子(村山優香)の転落死でユリコ様候補は4人になり、矢坂百合子(岡本夏美)は嶋倉美月(玉城ティナ)と何でも話すと約束した。
佑璃子は自殺で処理され、百合子は真帆の自転車へ細工したとして虐めを受けた、筒見友里子(天野はな)は校長に嘆願書を出し一年生発表会は高見沢友利夫(平岡祐太)らの動きもあり続行になった。
百合子は美月に虐めを知られ、「白百合の会」本部で由利小太郎(小越勇輝)と岼子美咲(柴田杏花)と西島揺子と事件目撃者・岸ゆり子を疑い、美月は友里子に松沢の自殺に疑問を告げたが否定された
ゆり子は友里子に謝りユリコ様候補から外れたいと告げたが無理と言われた、不安な百合子は由利から姉の事故死を聞き、ユリコ様候補を抜ける方法があると改名を聞いた。
百合子は美月に改名を話し、男子と仲良くするなと言われ、翌日に百合子は美月の提案で三つ編みに赤いスカーフ姿の格好で登校し、友里子から覚悟が必要と言われた。
百合子は光野沙良(森迫永依)に襲われた。
監督:下山天
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第4話:3月26日:24m
-
矢坂百合子(岡本夏美)は三つ編みに赤いスカーフ姿というユリコ様スタイルで登校して、光野沙良(森迫永依)に襲われたが、嶋倉美月(玉城ティナ)とその取り巻きに助けられた。
ある日、百合子は刑事・里中と半藤から聴取され沙良が殺され疑われ、美月はアリバイを聞かれてユリコ様伝説を告げた、百合子は高見沢友利夫(平岡祐太)と話した。
百合子と美月はクラス生徒らからユリコ様と恐れられ、ユリコ様スタイルした百合子の隔離を求められた。
百合子と美月は用務員室に隔離され事件を考え、「白百合の会」本部で由利小太郎(小越勇輝)は悩みに岼子美咲(柴田杏花)に慰められ、刑事は筒見友里子(天野はな)を問いただし「全てはユリコ様の思し召し」と聞いた。
ある日に岸ゆり子(中尾有伽)が何者かに襲われ階段から転落し、病院で自殺した。
監督:杉山嘉一
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第5話:4月02日:24m
-
嶋倉美月(玉城ティナ)と矢坂百合子(岡本夏美)は高見沢友利夫(平岡祐太)から、岸ゆり子(中尾有伽)が病院で自殺したと聞き、筒見友里子(天野はな)は心が弱すぎたと告げた。
日常生活に戻るが百合子は美月から皆がユリコ様候補に対する恐怖心が増えて伝説から目を背けていて、友里子と西島揺子(大原梓)と百合子に逆らう者は学校にいないと聞いた。
百合子は美月から初代ユリコ様のことを詳しく調べてほしいと頼まれ、放課後に白百合の会事務室に行き高見沢から会に名を貸したと聞き、初代ユリコ様の自殺は虐めでなく失恋が原因で「聖典」と呼ばれる初代ユリコ様の日記の存在を聞いた。
高見沢と由利小太郎(小越勇輝)は百合子に特別扱いで日記を読みカメラで写すことを許した、白百合の会メンバーの岼子美咲(柴田杏花)は百合子を快く思わず友里子に由利が騙されていると訴えた、百合子は男子生徒に尾行され、百合子は美月に日記を読ませた。翌日に百合子と美月は、浅香樹里(紺野彩夏)が友里子と化学準備室の事故で言い争い、友里子を襲った揺子が屋上からの落石で死亡した。
監督:杉山嘉一
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第6話:4月09日:24m
-
西島揺子(大原梓)が死亡して、ユリコ様候補は矢坂百合子(岡本夏美)と筒見友里子(天野はな)だけとなった。
刑事らと校長らに高見沢友利夫(平岡祐太)と友里子が一年生発表会開催を強く望んでこの状況下でも開催されることが決まった。
嶋倉美月(玉城ティナ)が脚本・演出を担当した「ユリコ様伝説」演劇の稽古が行われた、白百合の会メンバーの由利小太郎(小越勇輝)と岼子美咲(柴田杏花)と高見沢らが見学して、高見沢は完成度の高さを称賛し、百合子は稽古で生き生きと初代ユリコ様を演じた。
百合子は役作りの為に「聖典」を読み、由利から姉の思い出を聞いた、友里子は美月に事実を変更しない方が良よと告げて「天罰はどちらでも良かった」と言われ追い詰められ、動揺した。
百合子は先輩・木下から花言葉を聞き気づき美月は調べて貰うと答え、百合子は初代ユリコ様役に入りこみ、友里子は岼子に舞台で使うナイフのすり替えを命じた。
美月と百合子は刑事・里中から調査内容を聞き、浅香樹里(紺野彩夏)から水島ゆり子の事件を聞いた、高見沢は稽古を見て美月と百合子を褒めた。
友里子が行方不明になり、美月と百合子はやると決めた、岼子は高見沢から由利の欠席を聞き、演劇のリハーサルが体育館で始まった。
監督:杉山嘉一
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第7話:4月16日:24m
-
「ユリコ様伝説」演劇のリハーサルが体育館で行われ、嶋倉美月(玉城ティナ)と高見沢友利夫(平岡祐太)ら教師たちと白百合の会の岼子美咲(柴田杏花)らが見守り、矢坂百合子(岡本夏美)らが劇を行った。
由利小太郎(小越勇輝)は化学準備室に運んできたスーツケースの中から拘束した筒見友里子(天野はな)を出した、劇のユリコ様役が突然に男の進藤に変わり、高見沢が劇を止めると、美月は脚本を変えて真実を見せると答えた。
劇は進むが高見沢はまた止めさせ、美月は「ユリコ様の日記を書いたのは男性で、飛び降りた生徒も男性・友利夫で死ななかった」と告げ、由利は友里子に「ユリコ様は存在しなかった」と告げた、そこに百合子が来て由利に罪を重ねるなと止めると、由利は自分が女装して彼女らを殺したと告げた。
美月は「光野沙良(森迫永依)殺害は高見沢で由利と高見沢は恋人同士だ」と告げ、百合子は「由利は初代ユリコと同様に虐められていた百合子をユリコ様にしようとした」と告げた。
高見沢は認め「由利とユリコ様選びを派手にしようとした」と告げ、百合子は「事故の水島は由利の姉で無視した高見沢と「ユリコ様伝説」を恨んだ」と告げた。
由利は高見沢に運命の相手でないと告げナイフで刺し、友里子と百合子を刺そうとしたが美月と取り巻きの男が防いだ。
友里子は真実を認められず自殺し、美月は浅香樹里(紺野彩夏)に協力されて上手くいったと告げナイフで刺した。
監督:下山天
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」
- 第8(e)話:4月23日:24m
-
嶋倉美月(玉城ティナ)が女尊男卑の学校に通う理由は矢坂百合子(岡本夏美)の存在だったが、おとなしい性格から虐めに合っていた。
美月はユリコ様伝説を利用して百合子を唯一無二の存在にすると考え、演劇部の男子生徒に百合子を尾行させ、白百合の会を知った。
美月は浅香樹里(紺野彩夏)に近づき筒見友里子(天野はな)と高見沢友利夫(平岡祐太)への復讐を誘い、松沢佑璃子(村山優香)が転落死し、美月は百合子を傷つけた者を許せず、守る為に隔離されるようにした。
美月は樹里に自殺を図らせ次ぎに友里子を非難させて、男子生徒に友里子を監視させ、劇の練習が始まり百合子にユリコ様を演じさせ、百合子に僅かずつ真実を判らせた。
美月と百合子はユリコ様伝説の真実を皆に明かし、由利小太郎(小越勇輝)が高見沢を刺し捕まり、友里子が自殺して死に、「そして、ユリコは一人になった」。
日常が戻り美月は百合子をユリコ様と呼んだ。
監督:下山天
脚本:杉山嘉一
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」