逃亡花

キャスト

小園井咲子(蒼井そら)
伊崎(永澤俊矢)刑事
竹田修二(大浦龍宇一)
黒木早苗(冨田恵子)華道家
黒木あおい(荻野友里)早苗の娘
五所川原一子(青木和代)女医
小園井綱男(生島勇輝)咲子の夫
小堺高三(三上市朗)国選弁護人

市川(福澤重文)
みどり(もたい陽子)
万時山瞬(川野直輝)

賀川大次郎(賀集利樹)議員
十五図あきら(山口祥行)十五図組組長

スタッフ

脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第1話「無実の女」2018年4月14日:23m

小園井咲子(蒼井そら)は町で男を探しホテルに連れて背中を見たいと告げ、刺青を探して殺すと告げた。
2年目の雨の夜に、小園井咲子(蒼井そら)が小園井造園の自宅に帰ると夫・綱男(生島勇輝)が殺害されていて、警察官が駆けつけて咲子を疑うが何者かに殺害され、駆け付けた警察官に咲子は逮捕された。
咲子は帰りに背中に刺青の入った不審な男を見かけていて真犯人と主張するが留置され、弁護士は罪を認めろと求めたが無実を訴え別の弁護士に換わり、裁判は判決の日を迎えて咲子は真犯人を見つけ復讐を誓い裁判所から逃走した。
咲子は衣服を着替えて裁判所に向かい、傍聴していた黒いシャツの男(大浦龍宇一)が「刺青の男」と考えて探し尾行した、刑事・伊崎(永澤俊矢)は衣服を着替えた咲子を見ぬき尾行した、咲子は伊崎の目の前で黒いシャツの男が停めたタクシーに飛び乗り、男にナイフを突き付けた。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第2話「あがく女」2018年4月21日

小園井咲子(蒼井そら)は黒いシャツの男から人違いでフリーライター・竹田修二(大浦龍宇一)と聞きそのマンションを訪れたが刺青は無く、取材を持ち掛けられた、刑事・伊崎(永澤俊矢)は上司から面子を言われ担当になった。
咲子は竹田にユニットバスに監禁され売り渡すと言われた、咲子は窓から川に飛び込み逃げると告げて竹田を誘い込み、室内に水を張りドライヤーで感電死させると脅した、傍聴の目的を問い詰め、頼まれてその手下らが来ると聞いた。
咲子は服を川に投げて逃げ出したと竹田に思いこませ追わせて、男の服を盗み逃げて結婚前に家政婦として働いた華道家・黒木早苗(冨田恵子)を訪ねた。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第3話「春を売る女」2018年4月28日:24m

小園井咲子(蒼井そら)は結婚前に家政婦として働いていた華道家・黒木早苗(冨田恵子)を訪ね謝り、5年前に小園井綱男(生島勇輝)と知り合いと話し、香苗から金銭面の支援を申し出された。
咲子は金を使えず、刑事・伊崎(永澤俊矢)が尾行し、咲子は誘われた市役所の戸籍係と名乗る市川(福澤重文)とホテルに行き、背中に刺青のある男を探すと告げ、咲子は市川と風呂に入り、市川と寝ようとした時に咲子は突然に吐き気に襲われた。
咲子は妊娠していると気づき、外に伊崎を見つけ市川を囮にして逃げた、咲子は五所川原診療所で女医・一子(青木和代)に会い事件の直前に出来た子だと知った。
1年2月後に咲子はみどり(もたい陽子)と客を誘い、二人で刺青のある男を探した。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第4話「凶器の女」2018年5月5日:23m

1年2か月後に刑事・伊崎(永澤俊矢)は小園井咲子(蒼井そら)を追い続けた、咲子はスタンガンを購入し、フリーライター・竹田修二(大浦龍宇一)を訪れた。
マンションの管理人は「竹田は引越したが特別に調べる」と告げ竹田に電話した、竹田はマンションで待ち伏せると咲子から電話で「翌日行く」と伝えた。
竹田は帰宅し尾行した咲子に自宅に押し入られた、咲子は脅して<刺青の男>の雇い主が『カナリア商会』の山元だと聞きだした。
咲子は傘を武器にして『カナリア商会』に乗り込んだ、男を襲い捕らえて<刺青の男>を問うと背後から山元(波岡一樹)に銃を突きつけられ、「通話状態の竹田の携帯電話で知った」「咲子が一度会った相手に頼まれた」と聞いた。
竹田が来て咲子を助け山元に銃を突きつけ金を要求し、山元は取引を咲子に持ち掛けると、竹田が山元を撃ち殺した、咲子は闇組織の男たちから竹田を助け逃げた。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第5話「本物の女」2018年5月19日:23m

小園井咲子(蒼井そら)は撃たれた竹田修二(大浦龍宇一)を自宅へ連れ帰り治療し、山元(波岡一樹)から聞いた「刺青の男の依頼主と会っている」事を考えるが判らず、咲子は刺青の男を探す為に夜の世界で身体を売り続けていると告げ、咲子はみどり(もたい陽子)と客を探し、本物だから仲間らが助けて探していると告げ。
刑事・伊崎(永澤俊矢)は山元殺害現場の『カナリア商会』を調べ咲子の指紋を見つけ、病院で山元の部下を調べ、咲子がスタンガンを購入したガンショップを聞き出し、店主から咲子のファンサイトを見せられ、市役所の戸籍係のハンドルネームを見つけた。
伊崎は市川(福澤重文)に会い、1年前に咲子の客になった男・市川のもとを訪ね、逮捕して欲しいと言われ、夜の街に立つと聞き、伊崎は市川を尾行した。
市川は夜の街で咲子に話しかけホテルに連れ、刺青の男探しを手伝いたいと告げ、好きになり結婚したいと申し込み、咲子は復讐が目的だと断った、そこに伊崎が来て、市川は伊崎に咲子を逮捕させた。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第6話「尾けられる女」2018年5月26日

市川(福澤重文)は小園井咲子(蒼井そら)を刑事・伊崎(永澤俊矢)に逮捕させて、危険な復讐は自分が行うと告げ、咲子は苦労しても決して諦めないと告げ、市川は自分の誤りを認め、伊崎は彼女の覚悟を試して、手錠を外した。
伊崎と市川は咲子に惹かれ協力すると告げ、竹田修二(大浦龍宇一)と合流して奇妙な共同生活を始めた。
伊崎は上司に単独行動を見つかり銃を取りあげられた、4人は手元に残った銃と弾を数えたが少なく、咲子は市川とガンショップで弾薬を調達し、市川は偶然発見器を購入し、それで部屋に盗聴器が仕掛けられていたと判った、4人が互いに仕掛けたのか疑いあった。
咲子は出かけ市川は尾行し、伊崎は上司に残業を言われそこで盗聴器を仕掛けたのが公安だと思い浮かび市川に「4人の行動は警察に筒抜けで全員逮捕される」と電話した。
咲子はみどりの通報で<刺青の男>に向かい、伊崎は上司に見つかり、竹田は公安に踏み込まれ、咲子と市川は公安に尾行された。


脚本:三浦駿斗
演出:八十島美也子
原作:香川まさひと

第7話「逆襲する女」2018年6月2日:23m

刑事・伊崎(永澤俊矢)は上司達に捕まりスマホを水に捨て、竹田修二(大浦龍宇一)は逮捕され、小園井咲子(蒼井そら)は伊崎と連絡が取れず市川(福澤重文)から逃げろと言われ、市川も警察に逮捕され、咲子がみどり(もたい陽子)のホテルの部屋に行くと、怪我したみどりがいて<刺青の男>は去っていた。
伊崎は取り調べで答えず、市川は取り調べで咲子はつかまらないと告げ、竹田は取り調べで黙秘した、咲子は3人の仲間と真犯人の手掛かりを失い落ち込み、元家具職人のホームレスの声を掛けられ一緒に過ごし励まされ、ラジオニュースで拘置所へ移される竹田が報道陣に向かい「コサカイ」と話すのを聞いた。
咲子は闇ブローカー・山元(波岡一樹)が告げた「1度会ったことがある男」と竹田の「コサカイ」の言葉を考え、国選弁護人・小堺高三(三上市朗)を思い出した、咲子は中央地裁に行きトイレで待ち伏せスタンガンで脅して弁護士バッジを取った。
小堺は見張りに口封じで殺され「ケンギヤツ」のメッセージを書き残し、咲子は読み消して去った。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第8話「騙された女」2018年6月9日:23m

小園井咲子(蒼井そら)は小堺高三(三上市朗)が残したメッセージ「ケンギヤツ」から県会議員の『ヤツ』を探すが特定することは出来なかった。
咲子はネカフェ難民・万時山瞬(川野直輝)と知り合い、尾行する男から救われた、咲子は偽装して接近した万時山を信用して行くが、万時山は十五図組組長・十五図あきら(山口祥行)の指示で近づいていた。
伊崎(永澤俊矢)は喫茶店で店員(橋爪もも)と竹田修二(大浦龍宇一)の使い・矢口(益山寛司)と会い「元瀬電気を調べろ」と聞き、咲子はメッセージが『ヤツ』ではなく『カ川』を示すと気付き、県議・賀川大次郎(賀集利樹)をターゲットに絞り万時山と見張り、育った養護施設に行き身の上を話し、恩師・加東(佐藤正宏)と会うが自身への嫌がらせの落書きを見た。
万時山は十五図から計画を聞き、咲子をコールガールとして賀川が出席するパーティに連れ出し、咲子は伊崎に出会い「万時山に騙されている」と言われた。
万時山は伊崎を刺した。


脚本:三浦駿斗
演出:八十島美也子
原作:香川まさひと

第9話「全裸の女」2018年6月16日:23m

伊崎(永澤俊矢)を刺した万時山瞬(川野直輝)は反撃され刺された、万時山は県議・賀川大次郎(賀集利樹)と十五図組組長・十五図あきら(山口祥行)に会いスマホで小園井咲子(蒼井そら)に連絡し、咲子はホテルのロビーで負傷した伊崎から腹の傷と防犯カメラの映像を見せられ万時山が敵だと聞き、罠がと理解した咲子は伊崎と逃走した。
万時山は咲子をコールガールとして賀川にあてがう計画だが現れず追いホテルの外へ出た、咲子と伊崎は裏をかき客室に隠くれ、咲子は伊崎の協力を感謝すると、伊崎はコールガールとして賀川と接触し復讐した後を問うた。
伊崎は咲子を愛し体を見たいと告げ、咲子は全裸になり「復讐した後は自首する」と告げ、伊崎は咲子を失いたくないと唇を重ね「おまえを変える」と告げた。
賀川は帰り十五図は怒り、万時山は責められ、咲子は伊崎とホテルを出て万時山に銃を突きつけられ、万時山はナイフで伊崎と争い、咲子は銃を向けた。


脚本:三浦駿斗
演出:八十島美也子
原作:香川まさひと

第10話「奪われた女」2018年6月23日:23m

小園井咲子(蒼井そら)は伊崎(永澤俊矢)を襲う万時山瞬(川野直輝)に銃を向けたが撃てず、騙した理由を問うが許した、咲子は伊崎と去ろうとし、十五図組組員が妨害したが万時山は咲子達に加勢し逃した。
咲子と伊崎は女医・五所川原一子(青木和代)に治療を受け、伊崎の怪我を癒すために一緒に生活し、次第に情は移った。
咲子は援助してくれていた黒木早苗(冨田恵子)が病に倒れたと知り、早苗は娘・黒木あおい(荻野友里)に咲子を匿っている事を伝えて自分が死んだ後の咲子を頼んだ、一子は香苗を見舞い、咲子も訪ねて窓越しに頭を下げて感謝を伝えた。
十五図組組長・十五図あきら(山口祥行)は<刺青の男>岡崎に咲子殺害を求め、咲子は復讐の為に伊崎から去ろうとし、一子は咲子の息子・一樹が誘拐されたと知り、咲子は山荘へ呼び出され伊崎と向かった。


脚本:三浦駿斗
演出:岸川正史
原作:香川まさひと

第11話「地獄に堕ちた女」2018年6月30日:23m

一人息子・一樹を誘拐された小園井咲子(蒼井そら)は伊崎(永澤俊矢)と山荘へ呼び出され、県議・賀川大次郎(賀集利樹)が待ち構えて咲子1人とだけ話すことを要求した。
万時山瞬(川野直輝)は指を詰めて十五図組組長・十五図あきら(山口祥行)らに差し出し、一樹殺害を要求された、賀川は咲子に一樹の命と引き換えに冤罪のまま自首を迫り、夫・小園井綱男(生島勇輝)は賀川らの密談を聞いた為に殺された真相を告げ、咲子は怒り賀川に銃を突きつけた。
万時山は一樹を受取り、土産に仕掛けた爆弾のリモコンで脅し、十五図は見破るが万時山は逃げた、咲子は賀川に脅され銃を渡すと万時山から一樹が無事な電話を受け、別のスマホで会話を録音したと告げ自首を求めた。
咲子は賀川から「<刺青の男>は刺された綱男の警察通報を見ていて、通報が咲子の証拠に利用された」と告げられた。
咲子は伊崎に賀川は銃で自害したから出頭すると告げた、そこに<刺青の男>・岡崎(川村進)が現れた。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

第12(e)話「母になる女」2018年7月7日:23m

<刺青の男>・岡崎(川村進)は小園井咲子(蒼井そら)に刺青を見せた、咲子はあの雨の日に見た能面と違うと知り、岡崎は「咲子に心を奪われて、咲子をイメージする椿の花を彫った」と告げた、伊崎(永澤俊矢)は銃を向けたが、咲子は殺人犯となり息子・一樹に会えなくなるが復讐を果たすと告げた。
一瞬の隙に岡崎は隠し持つ銃を出して伊崎を撃ち、咲子に一緒に暮らそうと迫り、瀕死の伊崎が岡崎を撃ち咲子への思いを告げて死んだ。
万時山瞬(川野直輝)は一樹を十五図から救出して、女医・五所川原一子(青木和代)に連れ、万時山と一子は一樹の体から一片の青い花びらを見つけ、咲子は伊崎を弔い一子に電話して真相を聞いた。
咲子は喪服を着て、黒木早苗(冨田恵子)を弔う早苗の娘・黒木あおい(荻野友里)に行き、一子があおいが好きな青い花びらを見つけたと告げ小園井綱男(生島勇輝)殺害理由を問い、一樹の居場所は咲子と一子と早苗だけが知り、早苗が後を託したあおいが十五図に知らせたと知った。
あおいは「綱男と過去に関係を持つが家柄違いで進まず、咲子と綱男が結ばれてから羨ましくなり殺した」と告げ、「関係した賀川大次郎(賀集利樹)と十五図を利用した」と告げ、咲子はあおいに銃を向けたが撃てなかった。
咲子は出頭して、裁判で懲役3年執行猶予5年が確定した。


脚本:三浦駿斗
演出:佐藤源太
原作:香川まさひと

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